超地球救済戦記 真ダンザイオーΩ〈オメガ〉戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!愚かな人類は身長170cm以下の無職童貞ニートの俺が滅亡させる

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伊倉アキオ その2

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伊倉アキオ その2

とある学校で起きた大量殺人事件。
リンクセンター石間を訪ねてきた男は、その大量殺人犯の伊倉アキオだった。
そして、アキオが帰った後にリンクセンター石間を訪ねてきた女刑事・新田みくから、石間コウイチと助手の奈良見ルナは、先程、訪ねてきたアキオが連続殺人犯であることを知らされた。
「さっきの男が連続殺人犯だと?」
「ええ、その通りよ。名前は伊倉アキオ。それで伊倉アキオはここに何をしにきたの?」「何をって、なんか自分は断罪者か、どうか確かめてくれって頼まれたから...」
断罪者とは、断罪王現象により、ある日突然、社会不適合者になってしまった人々の名称である。
「頼まれたから?」
「はい、コレ」
石間コウイチは女刑事・新田みくにアキオが白紙に書いたイラスト↓をに手渡す。
『鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤
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「あんた達、見事にやられたわね...それで石間君は伊倉アキオになんて言ったの?」
「多分、断罪者なんじゃねって言った」
「あーあ!ボイスレコーダーにその音声録音されてたら、もう、伊倉アキオは死刑にできないわよ!」
「そんなこと言われったって、奈良見が断罪者かどうか確認しろ...って言うからさ」
「ちょっとまってくださいよ、私は本当ならもう退社してるはずなんですよ!それを石間さんがババ抜きで俺に負けるまで残業しろって言うから...!」
「はいはい、今更そんなこと言ってもなんの解決にもならないわ、こうなった以上、アンタたちにも捜査に加わってもらうわよ!」
「でも、このイラストを見る限り、音声証拠がなくても、アキオはどうみても断罪者だぜ、それをお前さん、どうしてそこまでアキオを死刑にしたがるんだ?」
「今日、アキオに殺された被害者の中に私の弟がいたのよ」
「なるほど、それで一人でここに来たってわけか」
「上に捜査に個人的な感情を持ち込まれては困るって言われてね、捜査を外されたのよ」
「え!それってもしかしてみくちゃん違法捜査じゃないですかー」
「とにかく!私の捜査に協力しなさい!」
「ダメだ」
「どうして?」
「お前、断罪者が死刑にできねぇからって、アキオを殺して、殺された弟の仇を取るつもりだろ?」
「そんなことしないわ、できれば、断罪者である事実をなかったことにして犯罪者として法で裁いて死刑にしたかっただけよ」
「殺意は認めるんだな?」
「そりゃ、そうでしょ、家族を殺されたのよ。でも、別に私の手で殺そうとかは考えてないわよ、そう!考えてない...わよ...」
「わかった、俺はお前の言葉を信じる、だからお前も俺と奈良見を絶対に裏切るな」
「え!私もですか?」
「あったりめぇだろ!おめぇも俺と一緒にアキオを探すんだよぉ!」
「ありがとう、頼りにしてるわよ二人とも」
俺と奈良見は新田みくの運転する車に乗って移動を開始した。

次回予告  伊倉アキオ その3
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