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『ZEI銀泥棒粛清作戦・第二段階ズェイガズヴォゴジュギュウジャ殲滅作戦』その8
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『ZEI銀泥棒粛清作戦・第二段階ズェイガズヴォゴジュギュウジャ殲滅作戦』その8 自分の努力が思った通りに報われないとバカみたいに怒って泣き始める女は冷凍食品を電子レンジで解凍せずに食べろ!
俺は出絵羅宇時ガフ(コードネーム・ファントム)の死体を担いでTHE翼の基地に帰還した。
「闇崎ムツト!」
「ああ、コマンダーか、この死体は見てのとおり、ファントムだ、どうやら本名は出絵羅宇時ガフって言うらしいけどな」
「ファントムを殺したのはゼェイジグゥアーとデエンノヴォーの命令で動いた刑察や軍隊か?それとも、また同伊図業具愛か?」
「いや、俺だよ」
「なんだと!」
「俺が出絵羅宇時ガフ(コードネーム・ファントム)を殺したんだ...!」
「仲間を殺したのか?」
「ああ、出絵羅宇時ガフには実は子供がいたんだ、でもその子供の母親・ミユキは『ズェイガズヴォゴジュギュウジャ』だった...!」
「そんなことがありえるのか!」
「ああ、出絵羅宇時ガフは色々あってその事実を最近知ったそうだ」
「それで、出絵羅宇時ガフはミユキの味方をしたのか?」
「その通りだ、出絵羅宇時ガフは俺たちTHE翼が本来抹殺すべき『ズェイガズヴォゴジュギュウジャ』であるミユキと子供を守る為に、俺を殺そうとした」
「なるほどな...それでお前は出絵羅宇時ガフを殺すしかなかったのか...!」
「ああ、俺はちゃんと手加減したし、THE翼に戻ってくるように説得もした。でも出絵羅宇時ガフはそれを断り、俺の体内に『我羅阿毛軍』を何度も増量してきた」
「『我羅阿毛軍』を増量...?」
「そして『順亜異完禁』を発動して異空間そのものになった出絵羅宇時ガフは断罪王オルトロスに変神した俺の体内に何度も『我羅阿毛軍』を増量してきた」
「出絵羅宇時ガフが...『順亜異完禁』を発動して...『我羅阿毛軍』を増量してきた...?」
「結果、俺は出絵羅宇時ガフに完全勝利した」
「そっか、なにがあったのか、よくわからんが、とりあえずお疲れさま」
「ああ、そういえば国内の『ズェイガズヴォゴジュギュウジャ』はあと、どれくらいいるんだ?」
「もう、ほとんどの『ズェイガズヴォゴジュギュウジャ』が賞金目当ての納ZEI者に殺され、多くのズェイガズヴォゴジュギュウジャがTHE翼と納ZEI者に殺されるのが嫌でズェイガズヴォゴの受給をやめた。国内にはまだあと一人、ズェイガズヴォゴジュギュウジャいる、名前はミユキだ。さっき聞いた話にも同じ名前の女がいたな」
「ああ、そいつはそのままでいいよ、そのミユキはさっき俺の話に出てきたミユキと同一人物だ。俺が日本刀で両手両足を切り裂いて、道に放置してきた」
「しかし、それでもその女は『ズェイガズヴォゴジュギュウジャ』だ!お前は!俺たちTHE翼は!この国の『ズェイガズヴォゴジュギュウジャ』を皆殺しにするんじゃなかったのか?」
「今ミユキを殺せば、ミユキはあの世で俺に殺された子供と出絵羅宇時ガフと再会することになってしまう。それはミユキにとって救済になってしまう。だからこそ、俺をさんざんバカにしてくれたミユキには両手両足を失ったまま一生、生き地獄を味わってもらうのさ...!」
「お前がそれでいいなら俺は別に構わんが...そのミユキという『ズェイガズヴォゴジュギュウジャ』の女はいつか必ずお前に復讐しに来るぞ...!」
「ククク...あの体でいったい何ができると言うんだ」
「では、とりあえず、国内の『ズェイガズヴォゴジュギュウジャ』はこれで全員いなくなったと思っていいんだな?」
「ああ、俺はこの後、動画配信で『ZEI銀泥棒粛清作戦・第二段階ズェイガズヴォゴジュギュウジャ殲滅作戦』の成功と、作戦の終了を世間に向けて発表する。そしてそれと同時に『ZEI銀泥棒粛清作戦・第三段階グゥナァヴィッチョオ殲滅作戦』の開始を発表する!」
「とうとう来たな、この時が!」
「ああ、ZEI銀泥棒デエンノヴォーを管理・守護すると同時に国民が納めたZEI銀の一部を搾取する悪魔の防衛隊グゥナァヴィッチョオを皆殺しにする!そしてデエンノヴォーを守護するグゥナァヴィッチョオが壊滅すれば、デエンノヴォーは自らを守る盾を失うことになる!そして盾を失ったデエンノヴォーなど、もはやただのゴミ同然!」
「俺たちはとうとうここまで来たんだな!」
「ああ、この国から『ロヴォズィンホームの利用者』と『ズェイガズヴォゴジュギュウジャ』を根絶やしにすることができた俺たちTHE翼なら、今度の作戦も必ずうまくいくはずだ!」
THE翼によるグゥナァヴィッチョオへの宣戦布告を目的とした、闇崎ムツトの生配信が始まろうとしていた。
次回予告 『ZEI銀泥棒粛清作戦・第三段階グゥナァヴィッチョオ殲滅作戦』専業主婦のくせに人の職業をバカにする女は自動車に乗って反対車線を逆走しろ!
俺は出絵羅宇時ガフ(コードネーム・ファントム)の死体を担いでTHE翼の基地に帰還した。
「闇崎ムツト!」
「ああ、コマンダーか、この死体は見てのとおり、ファントムだ、どうやら本名は出絵羅宇時ガフって言うらしいけどな」
「ファントムを殺したのはゼェイジグゥアーとデエンノヴォーの命令で動いた刑察や軍隊か?それとも、また同伊図業具愛か?」
「いや、俺だよ」
「なんだと!」
「俺が出絵羅宇時ガフ(コードネーム・ファントム)を殺したんだ...!」
「仲間を殺したのか?」
「ああ、出絵羅宇時ガフには実は子供がいたんだ、でもその子供の母親・ミユキは『ズェイガズヴォゴジュギュウジャ』だった...!」
「そんなことがありえるのか!」
「ああ、出絵羅宇時ガフは色々あってその事実を最近知ったそうだ」
「それで、出絵羅宇時ガフはミユキの味方をしたのか?」
「その通りだ、出絵羅宇時ガフは俺たちTHE翼が本来抹殺すべき『ズェイガズヴォゴジュギュウジャ』であるミユキと子供を守る為に、俺を殺そうとした」
「なるほどな...それでお前は出絵羅宇時ガフを殺すしかなかったのか...!」
「ああ、俺はちゃんと手加減したし、THE翼に戻ってくるように説得もした。でも出絵羅宇時ガフはそれを断り、俺の体内に『我羅阿毛軍』を何度も増量してきた」
「『我羅阿毛軍』を増量...?」
「そして『順亜異完禁』を発動して異空間そのものになった出絵羅宇時ガフは断罪王オルトロスに変神した俺の体内に何度も『我羅阿毛軍』を増量してきた」
「出絵羅宇時ガフが...『順亜異完禁』を発動して...『我羅阿毛軍』を増量してきた...?」
「結果、俺は出絵羅宇時ガフに完全勝利した」
「そっか、なにがあったのか、よくわからんが、とりあえずお疲れさま」
「ああ、そういえば国内の『ズェイガズヴォゴジュギュウジャ』はあと、どれくらいいるんだ?」
「もう、ほとんどの『ズェイガズヴォゴジュギュウジャ』が賞金目当ての納ZEI者に殺され、多くのズェイガズヴォゴジュギュウジャがTHE翼と納ZEI者に殺されるのが嫌でズェイガズヴォゴの受給をやめた。国内にはまだあと一人、ズェイガズヴォゴジュギュウジャいる、名前はミユキだ。さっき聞いた話にも同じ名前の女がいたな」
「ああ、そいつはそのままでいいよ、そのミユキはさっき俺の話に出てきたミユキと同一人物だ。俺が日本刀で両手両足を切り裂いて、道に放置してきた」
「しかし、それでもその女は『ズェイガズヴォゴジュギュウジャ』だ!お前は!俺たちTHE翼は!この国の『ズェイガズヴォゴジュギュウジャ』を皆殺しにするんじゃなかったのか?」
「今ミユキを殺せば、ミユキはあの世で俺に殺された子供と出絵羅宇時ガフと再会することになってしまう。それはミユキにとって救済になってしまう。だからこそ、俺をさんざんバカにしてくれたミユキには両手両足を失ったまま一生、生き地獄を味わってもらうのさ...!」
「お前がそれでいいなら俺は別に構わんが...そのミユキという『ズェイガズヴォゴジュギュウジャ』の女はいつか必ずお前に復讐しに来るぞ...!」
「ククク...あの体でいったい何ができると言うんだ」
「では、とりあえず、国内の『ズェイガズヴォゴジュギュウジャ』はこれで全員いなくなったと思っていいんだな?」
「ああ、俺はこの後、動画配信で『ZEI銀泥棒粛清作戦・第二段階ズェイガズヴォゴジュギュウジャ殲滅作戦』の成功と、作戦の終了を世間に向けて発表する。そしてそれと同時に『ZEI銀泥棒粛清作戦・第三段階グゥナァヴィッチョオ殲滅作戦』の開始を発表する!」
「とうとう来たな、この時が!」
「ああ、ZEI銀泥棒デエンノヴォーを管理・守護すると同時に国民が納めたZEI銀の一部を搾取する悪魔の防衛隊グゥナァヴィッチョオを皆殺しにする!そしてデエンノヴォーを守護するグゥナァヴィッチョオが壊滅すれば、デエンノヴォーは自らを守る盾を失うことになる!そして盾を失ったデエンノヴォーなど、もはやただのゴミ同然!」
「俺たちはとうとうここまで来たんだな!」
「ああ、この国から『ロヴォズィンホームの利用者』と『ズェイガズヴォゴジュギュウジャ』を根絶やしにすることができた俺たちTHE翼なら、今度の作戦も必ずうまくいくはずだ!」
THE翼によるグゥナァヴィッチョオへの宣戦布告を目的とした、闇崎ムツトの生配信が始まろうとしていた。
次回予告 『ZEI銀泥棒粛清作戦・第三段階グゥナァヴィッチョオ殲滅作戦』専業主婦のくせに人の職業をバカにする女は自動車に乗って反対車線を逆走しろ!
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