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第八十一話 働いている奴らは偉くもねぇしかっこよくもねぇよ!働かないといけないのは金をがねぇからだ!金ねぇやつが偉くてかっこいいわけねぇよ
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第八十一話 断罪王Z 対 断罪神P〈パーフェクト〉!いいか?真面目に働いている奴らは偉くもねぇし、かっこよくもねぇんだよ!だってそうだろぉ?真面目に働かないといけないのは金をがねぇからだ!金ねぇやつが偉くてかっこいいわけねぇだろぉがぁぁぁぁぁぁッ!」
白いローブを身にまとった美少女が俺の前に現れた。
「私の名はメルナ!お前、六人目の至極神だな?」
「なんだ、またゴミクズみたいなザコが俺に殺されに来たのか!」
「私は『完全』を司る断罪王!断罪神〈パーフェクト〉!私はお前を殺して、完全なる神になってみせる!」
「お前も『神の種』で断罪王から断罪神にパワーアップしたのか...お前みたいなバカを相手にするのはもう飽きた、とっとと死んでくれ...」
俺はメルナに向かって右てのひらをかざして、狂気の波動を放つ。
『鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤
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「なるほど...それがお前の必殺技なのか...『完全』にコピーさせてもらうぞ!」
メルナが俺の放った狂気の波動に向かって右手のひらをかざす。
『鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤
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「なるほど、今度は俺の攻撃を完全にコピーしたというわけか...」
「今度?」
「ああ、前回は過去の俺から俺の力を奪われたのさ」
「言っている意味がわからない...死んでください」
俺の放った狂気の波動とメルナの放った狂気の波動(コピー)が激突する。
二つの狂気の波動が一つになり、巨大な閃光が俺とメルナを包む。
「うあああああああああああああああッ!またこのパターンかぁぁッ!」
「なにコレ...!一体何が始まるというの?」
気がつくと、俺は道を歩いていた。
「なんだよ!俺はまたわけのわからん精神世界に拉致されたのか!つーかこのパターン 何度目だ!」
俺は近くにあったラーメンの屋台に腰を下ろす。
「おっさん、俺、しょうゆラーメンね」
俺は頼んですぐに、目の前に出来立てのしょうゆラーメンが置かれる。
「へい、お待ち」
「いただきます」
俺は割りばしを二つに分けて、麺をすする。
俺は席から立ちあがってまだ一口しか食べてないしょうゆラーメンをどんぶりごと地面に向けてぶん投げる。
パリーン!
しょうゆラーメンの入ったどんぶりがコンクリートの地面と衝突して、粉々に割れる。
コンクリートの地面にはしょうゆラーメンの黄色い面が大量のみみずみたいにぶちまけられている。
「お客さん!いくらんでもそりゃないんじゃねぇの?」
屋台のおっさんが悲しそうに俺にガチギレしてくる。
「うるせぇよ!お前のラーメン、麺がパサパサしてて、まずいんだよ!死ね!」
「だからって地面に落っことすことねぇだろ!」
「だいたいなんだよこのチャーシューは?なんだこの生肉みたいな色は?おめえ、ほんとにチャーシューに火を通したのかよ?」
「そのチャーシューは最近、流行している低温調理チャーシューだよ!」
「おめぇ、親に豚はちゃんと火を通せって教わってねぇのか、このボケェッ!原始人でも生肉に火は通すぜ!おめぇの脳みそは原始人以下だ!ラーメン屋辞めるついでに現生人類やめちまえ!」
「とにかく、金はちゃんと払ってもらいますよ」
ラーメン屋のおっさんが、ほうきとちりとりで、俺が地面にぶちまけたラーメンとどんぶりの破片を集め始める。
「こんな殺人ラーメンに金なんて払うわけねぇだろぉッ!このボケカスぐぅあッ!死ねぇぇぇッ!」
俺はおっさんからちりとりを奪い取ると、ちりとりにたまった割れたどんぶりの破片を屋台の鍋に入っている特製スープの中にぶち込んでやった。
「ちょっと!お客さん!なんてことしてくれるんだ!」
「うるせェ!ちゃんと火が通ってねぇチャーシュー客に食わせようとするおめぇが悪いんだ!死ね!」
「スープにこんなことされちゃあ...今日はこれ以上は営業できないぜ...!」
「とにかく俺は金は払わないからな」
俺はラーメン屋の屋台に腰を下ろした。
「お客さん、ラーメンを食べる気がないならとっとと帰ってくれ!今日はもう、どっちにしろ商売になんないんだから!」
「ああ、だからだよ!俺はラーメンも食べない、金を払わない、でもここから退くつもりはない!」
「どういうことだ?」
「要するに単なる嫌がらせだ!俺はこのラーメン屋の屋台に用がないのに、ここに存在し続ける。なぜかって?俺はお前が絶望で苦しんでいる姿を見たいんだよ」
「お客さん...いいかげんにしねぇと警察に通報するぜ?」
「やってみろよ!そうすればおめぇがチャーシューにちゃんと火を通さずに客にラーメン提供して商売してたことも警察にバレるんだぜ!それでもいいならとっとと呼べよ!バァーカッ!死ねェッ!」
ラーメン屋台のおっさんが警察に通報するために携帯の操作を始める。
しかし、次の瞬間、おっさんは胸に違和感を感じる。
おっさんが違和感を感じた胸に視線を下げる。
おっさんの目に映っていたのは自分の胸から包丁の先端が突き出ている光景だった。
自分が後ろから包丁で刺されたことを確信したおっさんは激痛に耐えながら背後に首を動かす。
そう、おっさんを背後から包丁で突き刺していたのは、なんと俺だった。
「ど、どうして...俺がこんな目に遭わなくちゃいけないんだ...!」
「言っただろうが...死ねってよぉ...!」
おっさんが口から大量の血を流して倒れる。
俺はラーメンの屋台にある調理器具や食材をすべて床にぶちまける。
そして最後にラーメンの屋台そのものを足で横に蹴り倒す。
「いいか!ジジィッ!俺はお前を殺してお前の汗と努力に結晶であるこの屋台をぶっ壊すことで、お前が客によかれと思って提供するちゃんと火の通ってない低温調理チャーシューが入ったラーメンから、なんの罪もない客を守ったんだ!そうだ...俺は...俺は悪くないんだぁぁぁぁぁぁぁぁ‼うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!」
急に大雨が降ってきた。
俺は言いたいことを言い終えると、大雨の中、ボロボロになったラーメンの屋台とおっさんの死体からダッシュで逃げていった。
俺は雨宿りのために河川敷の橋の下に避難する。
そして、河川敷の橋の下にはホームレスと化したメルナが地面に敷いたブルーシートの上で体育座りをしていた。
次回予告 第八十二話 断罪王Z 対 断罪神P〈パーフェクト〉!いいか?働いたり金持ちに嫁いで大金持ちになれば幸せになれると思ってんならそりゃあ、大間違いだぜ!この世の中にはどんなに金があってもできることとできないことがあるんだよ‼
白いローブを身にまとった美少女が俺の前に現れた。
「私の名はメルナ!お前、六人目の至極神だな?」
「なんだ、またゴミクズみたいなザコが俺に殺されに来たのか!」
「私は『完全』を司る断罪王!断罪神〈パーフェクト〉!私はお前を殺して、完全なる神になってみせる!」
「お前も『神の種』で断罪王から断罪神にパワーアップしたのか...お前みたいなバカを相手にするのはもう飽きた、とっとと死んでくれ...」
俺はメルナに向かって右てのひらをかざして、狂気の波動を放つ。
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俺の放った狂気の波動とメルナの放った狂気の波動(コピー)が激突する。
二つの狂気の波動が一つになり、巨大な閃光が俺とメルナを包む。
「うあああああああああああああああッ!またこのパターンかぁぁッ!」
「なにコレ...!一体何が始まるというの?」
気がつくと、俺は道を歩いていた。
「なんだよ!俺はまたわけのわからん精神世界に拉致されたのか!つーかこのパターン 何度目だ!」
俺は近くにあったラーメンの屋台に腰を下ろす。
「おっさん、俺、しょうゆラーメンね」
俺は頼んですぐに、目の前に出来立てのしょうゆラーメンが置かれる。
「へい、お待ち」
「いただきます」
俺は割りばしを二つに分けて、麺をすする。
俺は席から立ちあがってまだ一口しか食べてないしょうゆラーメンをどんぶりごと地面に向けてぶん投げる。
パリーン!
しょうゆラーメンの入ったどんぶりがコンクリートの地面と衝突して、粉々に割れる。
コンクリートの地面にはしょうゆラーメンの黄色い面が大量のみみずみたいにぶちまけられている。
「お客さん!いくらんでもそりゃないんじゃねぇの?」
屋台のおっさんが悲しそうに俺にガチギレしてくる。
「うるせぇよ!お前のラーメン、麺がパサパサしてて、まずいんだよ!死ね!」
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「だいたいなんだよこのチャーシューは?なんだこの生肉みたいな色は?おめえ、ほんとにチャーシューに火を通したのかよ?」
「そのチャーシューは最近、流行している低温調理チャーシューだよ!」
「おめぇ、親に豚はちゃんと火を通せって教わってねぇのか、このボケェッ!原始人でも生肉に火は通すぜ!おめぇの脳みそは原始人以下だ!ラーメン屋辞めるついでに現生人類やめちまえ!」
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「とにかく俺は金は払わないからな」
俺はラーメン屋の屋台に腰を下ろした。
「お客さん、ラーメンを食べる気がないならとっとと帰ってくれ!今日はもう、どっちにしろ商売になんないんだから!」
「ああ、だからだよ!俺はラーメンも食べない、金を払わない、でもここから退くつもりはない!」
「どういうことだ?」
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「お客さん...いいかげんにしねぇと警察に通報するぜ?」
「やってみろよ!そうすればおめぇがチャーシューにちゃんと火を通さずに客にラーメン提供して商売してたことも警察にバレるんだぜ!それでもいいならとっとと呼べよ!バァーカッ!死ねェッ!」
ラーメン屋台のおっさんが警察に通報するために携帯の操作を始める。
しかし、次の瞬間、おっさんは胸に違和感を感じる。
おっさんが違和感を感じた胸に視線を下げる。
おっさんの目に映っていたのは自分の胸から包丁の先端が突き出ている光景だった。
自分が後ろから包丁で刺されたことを確信したおっさんは激痛に耐えながら背後に首を動かす。
そう、おっさんを背後から包丁で突き刺していたのは、なんと俺だった。
「ど、どうして...俺がこんな目に遭わなくちゃいけないんだ...!」
「言っただろうが...死ねってよぉ...!」
おっさんが口から大量の血を流して倒れる。
俺はラーメンの屋台にある調理器具や食材をすべて床にぶちまける。
そして最後にラーメンの屋台そのものを足で横に蹴り倒す。
「いいか!ジジィッ!俺はお前を殺してお前の汗と努力に結晶であるこの屋台をぶっ壊すことで、お前が客によかれと思って提供するちゃんと火の通ってない低温調理チャーシューが入ったラーメンから、なんの罪もない客を守ったんだ!そうだ...俺は...俺は悪くないんだぁぁぁぁぁぁぁぁ‼うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!」
急に大雨が降ってきた。
俺は言いたいことを言い終えると、大雨の中、ボロボロになったラーメンの屋台とおっさんの死体からダッシュで逃げていった。
俺は雨宿りのために河川敷の橋の下に避難する。
そして、河川敷の橋の下にはホームレスと化したメルナが地面に敷いたブルーシートの上で体育座りをしていた。
次回予告 第八十二話 断罪王Z 対 断罪神P〈パーフェクト〉!いいか?働いたり金持ちに嫁いで大金持ちになれば幸せになれると思ってんならそりゃあ、大間違いだぜ!この世の中にはどんなに金があってもできることとできないことがあるんだよ‼
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いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
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※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
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