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第七十話 断罪王Z 体 断罪王M〈ミラクル〉ろくにバイトもしない家事しかできない専業主婦は高齢者が運転する自動車に自宅を破壊されろ
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第七十話 断罪王Z 体 断罪王M〈ミラクル〉!フリーターや引きこもりを見下しているろくにバイトもしない家事しかできない専業主婦は高齢者が運転する自動車に自宅を破壊されろ!
ラジエル国王のライザに呼び出された俺を待っていたのは衝撃の真実だった。
「さきほど、偵察隊から報告があった。どうやらこのラジエル大陸に新たな町が突然、転移してきたらしい」
「町が転移だと?」
「ああ、これは偵察隊が絵に書き起こしたものだ」
ライザから渡された紙にはビルや住宅が書かれていた。
「こ、これは俺がぶっ壊す前の世界の町だ...!」
「ほう、ではお前の壊した世界に存在していた町がこの世界に転移してきたということか、昨日お前から聞いた話が正しければ、お前がこの世界で自分の存在を認識した日に竜が我が国を襲い、その次の日には町がまるごと転移してきた、これは果たして偶然といえるのだろうか?」
「なんだと!全部、俺のせいだといいたいのか?」
「そうだ、であるからにして、お前にはちゃんと世界を滅茶苦茶にした罪を償ってもらわなければならい」
「ふざけんな!そもそもメシアが俺に終末黙示録を渡さなければこんなことにはならなかったんだ!」
「メシア...」
「ああ、昨日話した、俺や社会不適合者たちに、断罪王の力を与えて殺し合わせた女だ」
「なるほど、また謎が増えたな。昨日のお前が話してくれた情報によれば、そのメシアという女は六人目の至極神を選ぶために社会不適合者?達を戦わせたのだろう?」
「ああ、そうだ、それで最後に生き残った俺が至極神になって他の至極神にケンカを売ったらこのありさまだ!」
「とにかく、今日、突然転移してきた街に偵察に行ってきてくれないか?」
「ああ、わかってる。ここに至極神の居場所を探す手がかりがあるかもしれないからな!」
俺はラジエル騎士団・団長のラーフと共に馬に乗って、今日ラジエル大陸に突然転移してきた街に向かった。
「なんだよ、お前もついていくのか?」
「ああ、姫様、いや国王様の命令だ。お前、どうやら今から行く町は初めてじゃないらしいな」
「いや、元々俺が住んでいた世界の町にそっくりってだけだ。本当に俺がいた世界の町かどうかはわからない」
謎の町の近くについた俺とラーフの目の前に一台のパトカー止まる。
パトカーから降りてきた警官たちは俺と甲冑を身にまとったラーフを見て驚いている。
「お、お前たち、何者だ!」
「やはり日本人か!」
「に、ニホンジン?」
「ああ、日本は俺が以前、暮らしていた国の名前だ」
「お、おいお前ら、いったい何者なんだ!」
「我々はラジエル騎士団だ、お前たちは自分たちがラジエル大陸に転移してきた自覚をあるのか?」
「そうか、ここはラジエル大陸というのか!今すぐ、上層部に連絡するんだ!」
「おい警官、それより今日の日付を教えてくれ」
「今日の日付?ああ、今日は20××年の八月だ」
「20××年の八月だと!」
それじゃあ、ここは俺が至極神になる前の日本。ということは...まだ断罪王同士の戦いの最中じゃないか!
「おい、そこの君、勝手に町に入るな!」
「うるさい、我々はラジエル国王の命令でここを偵察するだけだ、そもそも国王に許可なくラジエル国の領土を勝手に支配したのは君たちの方なんだぞ!」
馬に乗った俺はラーフに続いて、日本の町に入る。
「間違いない、ここは日本だ!」
「二ホン、細長い建物が沢山あるな」
「ああ、あれはビルって言うんだ」
日本の町に住む人々が俺達を見て驚くと同時に携帯で写真を撮ってくる。
「ま、まぶしい!なんだあれは!威嚇なのか?」
「違う、あれは写真を撮っているんだ、日本じゃ、俺たちの格好は珍しいんだよ」
「ふむ、シャシンとは?」
「わかりやすく言えば、写真は絵だな、あの手に持っている機械で俺達を撮ると、俺たちの絵があの機会に保存ざれる」
「ふむふむ、わかるような、わからないような」
「勝手にしろ...それより、断罪王同士の戦いの最中ならお前は城に戻ったほうがいいかもしれない」
そう、試しに終末黙示録を開いてみると、そこには近くに断罪王M〈ミラクル〉が存在すると警告文書が記されていた。
「断罪王M〈ミラクル〉、おそらく崩壊前の世界で俺以外の断罪王に殺された断罪王に違いない」
「断罪王?」
「ラーフ、お前は死にたくなかった今すぐ、城に戻ってここで見たことをライザに知らせるんだ、いいな」
「わ、わかった!」
俺は足手まといを城に返して、町の探索に向かう。
背後から女の声が聞こえてくる。
「見つけた、お前は断罪王Z...いや、裏切りの至極神だな?」
「お前、なぜこの時間軸で俺が至極神と敵対していることを知っているんだ?」
「知っているから知っているだけだ、とにかく、お前を殺せば、私は六人目の至極神になれる!」
「なるほど、そうきたか...!」
次回予告 第七十一話 断罪王Z 体 断罪王M〈ミラクル〉!無職や引きこもりの両親をバカにしてくるパートのババアはめっちゃ汚ぇ牛丼屋でめっちゃ汚ぇ客に囲まれながら牛丼食ってテンション下がれ!
ラジエル国王のライザに呼び出された俺を待っていたのは衝撃の真実だった。
「さきほど、偵察隊から報告があった。どうやらこのラジエル大陸に新たな町が突然、転移してきたらしい」
「町が転移だと?」
「ああ、これは偵察隊が絵に書き起こしたものだ」
ライザから渡された紙にはビルや住宅が書かれていた。
「こ、これは俺がぶっ壊す前の世界の町だ...!」
「ほう、ではお前の壊した世界に存在していた町がこの世界に転移してきたということか、昨日お前から聞いた話が正しければ、お前がこの世界で自分の存在を認識した日に竜が我が国を襲い、その次の日には町がまるごと転移してきた、これは果たして偶然といえるのだろうか?」
「なんだと!全部、俺のせいだといいたいのか?」
「そうだ、であるからにして、お前にはちゃんと世界を滅茶苦茶にした罪を償ってもらわなければならい」
「ふざけんな!そもそもメシアが俺に終末黙示録を渡さなければこんなことにはならなかったんだ!」
「メシア...」
「ああ、昨日話した、俺や社会不適合者たちに、断罪王の力を与えて殺し合わせた女だ」
「なるほど、また謎が増えたな。昨日のお前が話してくれた情報によれば、そのメシアという女は六人目の至極神を選ぶために社会不適合者?達を戦わせたのだろう?」
「ああ、そうだ、それで最後に生き残った俺が至極神になって他の至極神にケンカを売ったらこのありさまだ!」
「とにかく、今日、突然転移してきた街に偵察に行ってきてくれないか?」
「ああ、わかってる。ここに至極神の居場所を探す手がかりがあるかもしれないからな!」
俺はラジエル騎士団・団長のラーフと共に馬に乗って、今日ラジエル大陸に突然転移してきた街に向かった。
「なんだよ、お前もついていくのか?」
「ああ、姫様、いや国王様の命令だ。お前、どうやら今から行く町は初めてじゃないらしいな」
「いや、元々俺が住んでいた世界の町にそっくりってだけだ。本当に俺がいた世界の町かどうかはわからない」
謎の町の近くについた俺とラーフの目の前に一台のパトカー止まる。
パトカーから降りてきた警官たちは俺と甲冑を身にまとったラーフを見て驚いている。
「お、お前たち、何者だ!」
「やはり日本人か!」
「に、ニホンジン?」
「ああ、日本は俺が以前、暮らしていた国の名前だ」
「お、おいお前ら、いったい何者なんだ!」
「我々はラジエル騎士団だ、お前たちは自分たちがラジエル大陸に転移してきた自覚をあるのか?」
「そうか、ここはラジエル大陸というのか!今すぐ、上層部に連絡するんだ!」
「おい警官、それより今日の日付を教えてくれ」
「今日の日付?ああ、今日は20××年の八月だ」
「20××年の八月だと!」
それじゃあ、ここは俺が至極神になる前の日本。ということは...まだ断罪王同士の戦いの最中じゃないか!
「おい、そこの君、勝手に町に入るな!」
「うるさい、我々はラジエル国王の命令でここを偵察するだけだ、そもそも国王に許可なくラジエル国の領土を勝手に支配したのは君たちの方なんだぞ!」
馬に乗った俺はラーフに続いて、日本の町に入る。
「間違いない、ここは日本だ!」
「二ホン、細長い建物が沢山あるな」
「ああ、あれはビルって言うんだ」
日本の町に住む人々が俺達を見て驚くと同時に携帯で写真を撮ってくる。
「ま、まぶしい!なんだあれは!威嚇なのか?」
「違う、あれは写真を撮っているんだ、日本じゃ、俺たちの格好は珍しいんだよ」
「ふむ、シャシンとは?」
「わかりやすく言えば、写真は絵だな、あの手に持っている機械で俺達を撮ると、俺たちの絵があの機会に保存ざれる」
「ふむふむ、わかるような、わからないような」
「勝手にしろ...それより、断罪王同士の戦いの最中ならお前は城に戻ったほうがいいかもしれない」
そう、試しに終末黙示録を開いてみると、そこには近くに断罪王M〈ミラクル〉が存在すると警告文書が記されていた。
「断罪王M〈ミラクル〉、おそらく崩壊前の世界で俺以外の断罪王に殺された断罪王に違いない」
「断罪王?」
「ラーフ、お前は死にたくなかった今すぐ、城に戻ってここで見たことをライザに知らせるんだ、いいな」
「わ、わかった!」
俺は足手まといを城に返して、町の探索に向かう。
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「なるほど、そうきたか...!」
次回予告 第七十一話 断罪王Z 体 断罪王M〈ミラクル〉!無職や引きこもりの両親をバカにしてくるパートのババアはめっちゃ汚ぇ牛丼屋でめっちゃ汚ぇ客に囲まれながら牛丼食ってテンション下がれ!
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