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第六十九話 断罪王Z 体 竜‼人の悪口ばかり言っているパートのババアは産業廃棄物焼却施設で全身にダイオキシンを浴びながら石油を飲め
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第六十九話 断罪王Z 体 竜‼人の悪口ばかり言っているパートのババアは産業廃棄物焼却施設で全身にダイオキシンを浴びながら石油を飲め!
俺は黒衣を纏った状態で見知らぬ荒野に立っていた。
「なんだここは?それにこの格好は...!メシアは?至極神はいったいどうなったんだ?」
荒野の先にみえる町から炎が上がっている。
「とにかく今は情報を集めるしかないな!」
俺は荒野を走って町にたどり着いた。
町では巨大な竜がそこに住む、人々や建物を破壊し尽くしていた。
「うそだろ?これじゃあまるで漫画やゲームだぜ!」
疑問を振り払うように俺は本能の赴くままに右掌を竜にかざした。
「死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッ!」
『鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤‼』
竜の脳内に脳を破壊する波動を直撃する。
俺の掌から放たれた黒い波動が竜を一瞬で消滅させる。
町の人々が竜を殺した俺に賞賛の言葉を送る。
「すげぇぞアイツ!竜を一撃で殺しやがった!」
「本当に人間なのか?」
「でもすごいわ!魔法使いなんて私初めて見たわ!」
俺は賞賛の言葉もお構いなしに近くにいたジジイの胸倉をつかむ。
「おいジジイ!ここは一体どこだ!どうしてあんなバケモノがいるんだ!」
「こ、ここはラジエル大陸だよ、さっきみたいな化け物がこの町に来たのは今日がはじめてだよ...」
「死ね!」
俺はジジィに暴言を吐いて地面に思いっきり叩きつけた。
俺の暴行を見た周りの人々がさっきとは一転、恐怖の眼差しを俺に向けて、立ち去っていく。
「チッ!どうやらここは本当に俺の知らない世界みたいだ...あの時、俺が至極神に放った攻撃が原因でこんな意味不明な世界に来てしまったのだろうか?」
武装をした連中が馬に乗って俺を取り囲む。
「なんだてめぇら!」
「我々はラジエル城から参ったラジエル騎士団だ!お前だな!竜を魔法で殺し、市民に暴行したのは!」
「別にいいだろ!俺がいなきゃあ、今頃お前ら全員、あの竜に殺されていたかもしれないんだぜ?」
「くっ...!まぁ、いい、国王様がお呼びだ、我々についてこい」
「けっ、おめぇらの言うこと聞いて俺が何を得するんだ?」
「至極神...!」
「お前らがどうしてその名前を!」
「我々もよくわからん、しかし、竜を黒い波動で一瞬で殺したお前のことを聞いた国王様がお前にその言葉を言えば、我々についてくるとおっしゃっていた」
「なるほど、すこしは話がわかるやつがいたもんだ」
俺はラジエル騎士団の後ろについてラジエル城に入った。
ラジエル城のお国は国王と思われる美少女が大きな椅子に座っていた。
「ふん、どっちかっていうと王女様の間違いじゃねぇかこれは」
「待っていたぞ、至極神よ、私の名はライザ」
「ふざけんな!俺はその至極神っていう名前が嫌いなんだ!それより、お前、どうして至極神を知っているんだ?」
「私の持っている古い本に書いてある言い伝えによれば、今から数千年前、至極神と呼ばれる六体の神々の内の一人が他の至極神を裏切り、その戦いのせいで裏切りの至極神が放った黒い波動がこの世界を作り上げたそうだ」
「なるほど、それで俺が至極神だと思ったのか...ということはやはり、俺のせいでこの世界が生まれたのか!」
俺の言葉に城内の貴族たちが一斉にざわつきだす。
「やはり、お前は至極神だったのか...!しかし、なぜ人の姿をしているのだ?」
「とにかく、今後、俺のことはリキって呼んでくれ、その至極神っている名前は嫌いなんだよ」
「わ、わかった...!お前は、いやリキはこれから一体どうするつもりなんだ?」
「俺の目的はただ一つ、残りの至極神五体を全員殺すことだ!」
「神でありながら神を殺すのか?」
「ああ、それが親友との約束なんだ」
「親友...?約束...?お前、神なのか?それとも人間なのか?」
「両方だ。前は人間だったんだけどな、ある日突然、神にされてしまった」
「そうか...!では今日からお前はラジエル騎士団の一員になってもらう!」
「フン...!俺を神と知りながら上から命令するとはな」
「周りの目がある、それにお前と戦ったところで我々に勝ち目はない、礼儀作法など気にするだけ無駄だ」
「わかった、とりあえず俺も住処と情報があったほうが便利だからな、しばらくこの城に住んでやるよ」
「助かる!それでは今日から頼むぞリキ!」
俺はライザと握手を交わした。
次回予告 第七十話 断罪王Z 体 断罪王M〈ミラクル〉!フリーターや引きこもりを見下しているろくにバイトもしない家事しかできない専業主婦は高齢者が運転する自動車に自宅を破壊されろ!
俺は黒衣を纏った状態で見知らぬ荒野に立っていた。
「なんだここは?それにこの格好は...!メシアは?至極神はいったいどうなったんだ?」
荒野の先にみえる町から炎が上がっている。
「とにかく今は情報を集めるしかないな!」
俺は荒野を走って町にたどり着いた。
町では巨大な竜がそこに住む、人々や建物を破壊し尽くしていた。
「うそだろ?これじゃあまるで漫画やゲームだぜ!」
疑問を振り払うように俺は本能の赴くままに右掌を竜にかざした。
「死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッ!」
『鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤‼』
竜の脳内に脳を破壊する波動を直撃する。
俺の掌から放たれた黒い波動が竜を一瞬で消滅させる。
町の人々が竜を殺した俺に賞賛の言葉を送る。
「すげぇぞアイツ!竜を一撃で殺しやがった!」
「本当に人間なのか?」
「でもすごいわ!魔法使いなんて私初めて見たわ!」
俺は賞賛の言葉もお構いなしに近くにいたジジイの胸倉をつかむ。
「おいジジイ!ここは一体どこだ!どうしてあんなバケモノがいるんだ!」
「こ、ここはラジエル大陸だよ、さっきみたいな化け物がこの町に来たのは今日がはじめてだよ...」
「死ね!」
俺はジジィに暴言を吐いて地面に思いっきり叩きつけた。
俺の暴行を見た周りの人々がさっきとは一転、恐怖の眼差しを俺に向けて、立ち去っていく。
「チッ!どうやらここは本当に俺の知らない世界みたいだ...あの時、俺が至極神に放った攻撃が原因でこんな意味不明な世界に来てしまったのだろうか?」
武装をした連中が馬に乗って俺を取り囲む。
「なんだてめぇら!」
「我々はラジエル城から参ったラジエル騎士団だ!お前だな!竜を魔法で殺し、市民に暴行したのは!」
「別にいいだろ!俺がいなきゃあ、今頃お前ら全員、あの竜に殺されていたかもしれないんだぜ?」
「くっ...!まぁ、いい、国王様がお呼びだ、我々についてこい」
「けっ、おめぇらの言うこと聞いて俺が何を得するんだ?」
「至極神...!」
「お前らがどうしてその名前を!」
「我々もよくわからん、しかし、竜を黒い波動で一瞬で殺したお前のことを聞いた国王様がお前にその言葉を言えば、我々についてくるとおっしゃっていた」
「なるほど、すこしは話がわかるやつがいたもんだ」
俺はラジエル騎士団の後ろについてラジエル城に入った。
ラジエル城のお国は国王と思われる美少女が大きな椅子に座っていた。
「ふん、どっちかっていうと王女様の間違いじゃねぇかこれは」
「待っていたぞ、至極神よ、私の名はライザ」
「ふざけんな!俺はその至極神っていう名前が嫌いなんだ!それより、お前、どうして至極神を知っているんだ?」
「私の持っている古い本に書いてある言い伝えによれば、今から数千年前、至極神と呼ばれる六体の神々の内の一人が他の至極神を裏切り、その戦いのせいで裏切りの至極神が放った黒い波動がこの世界を作り上げたそうだ」
「なるほど、それで俺が至極神だと思ったのか...ということはやはり、俺のせいでこの世界が生まれたのか!」
俺の言葉に城内の貴族たちが一斉にざわつきだす。
「やはり、お前は至極神だったのか...!しかし、なぜ人の姿をしているのだ?」
「とにかく、今後、俺のことはリキって呼んでくれ、その至極神っている名前は嫌いなんだよ」
「わ、わかった...!お前は、いやリキはこれから一体どうするつもりなんだ?」
「俺の目的はただ一つ、残りの至極神五体を全員殺すことだ!」
「神でありながら神を殺すのか?」
「ああ、それが親友との約束なんだ」
「親友...?約束...?お前、神なのか?それとも人間なのか?」
「両方だ。前は人間だったんだけどな、ある日突然、神にされてしまった」
「そうか...!では今日からお前はラジエル騎士団の一員になってもらう!」
「フン...!俺を神と知りながら上から命令するとはな」
「周りの目がある、それにお前と戦ったところで我々に勝ち目はない、礼儀作法など気にするだけ無駄だ」
「わかった、とりあえず俺も住処と情報があったほうが便利だからな、しばらくこの城に住んでやるよ」
「助かる!それでは今日から頼むぞリキ!」
俺はライザと握手を交わした。
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