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魔物国レグレスト②ミミック
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「ん?何か言ったかジェフティ?」
「いえ僕は何も言ってないですよ!」
いきなり俺の脳裏に声が聞こえた?何だ??
《聞こえているようですね》
「うわぁ!」
まただまた声が聞こえる!
「どうしたんですか?エリシア様?」
「いや俺の脳裏に声が聞こえる!女性の声が聞こえるんだよ!
またハルピュイアの類いか?これは魔物の幻聴魔法かもしれない!」
「え?それはありませんよ!幻聴魔法とか幻覚魔法使う魔物なんて存在しませんよ!」
「そうなのか…」
あ!そうか俺はここに来てずっと戦ってるストレスに違いない…
《違います!ストレスではありません!一定のレベルまで達したので私の声が聞こえるようになったのです!》
はぁ…落ち着け……とりあえず話を合わせてみるか
「分かった!それで?レベルは今どれくらいだ?お前は何者だ?」
《今レベル10になります》
「エリシア様?何をぶつぶつと1人で?気でも狂ったのですか?大丈夫ですか?まさか…」
心配そうにジェフティが見ている
《ププ!バカ丸出しですね!周りからは私の声は聞こえませんよ!頭がイカれた人にしか見えませんね!声を出さずに問いかけてもあなたの声は私に聞こえてますよ!》
「いや…大丈夫だ……ちょっと考え事しててつい!」
それを早く言え!!
お前は誰なんだ!
《私は何者でもございませんよ!》
「いやいや!」
《気にしないでください!》
「いやいや気になるだろ!!」
俺は思わず大きな声を出してしまった
「びっくりさせないでくださいエリシア様!何が気になるんですか?もしかして…エリシア様!」
「あ…ごめんイヤなんでもない!大丈夫!」
「大丈夫じゃありません!
少し休みましょうか!高度な治癒魔法使ったばかりで魔力が枯渇しかけてるのでしょう!まさか僕も見たことがない治癒魔法使えるなんてさすがエリシア様!」
「ん?治癒魔法?俺治癒魔法なんて使えないぞ?」
「またまたご謙遜を!腕が元に戻ったじゃないですか!!腕を失っても元に戻るなんて見たことがありませんよ!」
「あ!それはだな…」
説明が難しい…めんどいし…
「まぁそうだな魔力の減りが激しいから一度しか使えないんだ!少し休みたい…」
「そうでしたか遠慮しなくていいのですよ!エリシア様!魔力回復の為洞窟で休みましょう!」
《ププ!ご謙遜を!!》
黙れ!!
それから俺とジェフティは洞窟を探し休むことにした
※※※
「ジェフティ!先に休んでいいぞ!見張は俺がする!」
「いえいえ見張りなんて必要ないですよ!」
そう言うとジェフティは入り口に結界魔法を使った
「これで外からは洞窟ではなくただの岩にしか見えません!」
「おお~すごいな!」
「ではもう夜も遅いですし寝ましょう!」
数分後
「話したいことが山ほどある!」
俺は小さい声で話しかけた
《ジェフティとやらはもう寝ちゃいましたよ!もう辺りは暗闇ですし!》
「お前にだよ!」
あ…まずい…
そーとジェフティを見たがぐっすり寝ている
「お前は誰なんだ!なぜ現れた?目的は?」
《…》
ん?さっきまで話しかけたら返事してたのにダンマリか?
なぁ!!
《あ!!私に話しかけてるんですか?》
当たり前だろ他に居ないだろ!
《また同じ質問ですか?あなたはバカなのですか?言ったではありませんか!私は一定のレベルに達すると現れ会話ができます!何者でもありません!目的もありませんよ!》
そんなわけあるか!
《強いて言えばあなたのサポートいたしますステータスオープンと言ってください》
おお~そう言う事かそれだよそれ!最初からサポート役って言え!!
やっとステータスが見れるようになったか!
じゃ“元々”あるスキルも使えるようになって見れるんだな
ステータスオープン!!
これこれ!異世界といえばこれがしたかったんだ!ホログラムが出て…
《名前:エリシア…》
いやお前が喋るんかーい!
待て待て待て!アニメぽく3Dホログラム映像が出るんじゃないのかよ!
《何言ってるんですか!でませんよ!私の仕事を途中で止めないでください!》
マジか…
《名前:【エリシア】レベル:【10 】所持魔法:【身体強化】【雷】以上です》
は?それだけか?
《それだけです何か?》
いや!いや!一定のレベル達したからこう元々エリシアとしての魔法があるはずだろ?エリシアはすごいやつだと聞いていたが!
《“今は”使えません》
“今は”ってどう言う意味だよ!
《今は言えませんまだ一定のレベルに達していませんのでお答えできません!
段階っていうものをご存知ないみたいですね!》
出た…一定レベル…
それで?今レベル10で出来ることは?
まさかステータスオープンだけって言うなよ
《ご名答!!》
ステータスオープンしてねぇけどな!はぁ…じゃ俺の魔法具体的に教えてくれ
《身体強化:初級魔法で身体が強化されます上級魔法になれば物・あらゆる生物を自由に動きを止めたり動かしたりできます!
なぜレベル10のあなたが上級魔法使えるのか不思議です!まぁいいでしょう!
雷:体に雷が纏う事ができます防御にもなります触れれば感電死間違いありません!
身体強化魔法に雷を纏わすことができます身体強化魔法の上級魔法にも纏わす事ができますその時あらゆる生物の動きを止めて遠隔で雷を流し入れる事ができます!》
なるほど!じゃハルピュイアと戦った時遠隔で動きを止め雷を流せばもっと楽に倒せたって事か!
《ですがそれを使っていたら魔力が枯渇して気絶していた事でしょう!》
マジか?
《マジです!ただでさえ違う魔法を二重に発動させるなんて不可能に近い事です!》
そうなのか?普通に使えたぞ?身体強化発動させそれを維持し教わったやり方で雷を出したら出たぞ??エルフをそれで倒した!枯渇なんてしなかったぞ?
《なんと!枯渇しなかった?信じられません!
他の者も使えるには使えるのですがやらないんです!》
なぜだ?
《違う種類の魔法二重魔法を発動させようとすると魔力切れを起こし気絶します!それだけじゃありません身体の神経が切れて2度と魔法は使えなくなります!そうなれば魔物に殺されますし!命にも関わる問題ですだからしないんです誰も!》
ほう!じゃ俺はなぜ使えるんだ?!
《…》
ん?どうした?
急に黙り込んでしまった
口を開いたと思ったら
《あ!はい…それは説明してもいいんですか?まだレベル10ですが?はい…かしこまりました…そうおっしゃるなら仕方ないです》
何やら俺以外の“誰か”と喋ってるなこいつ
お前今誰と喋ってた??
《レベル10でもこれは教えてもいいみたいです!許可が降りました!》
許可取り必要ねぇだろ!!
で?何で俺は普通に使えるの?
その時洞窟の奥からドゴン!と音が響き渡った
地響きと共に洞窟が今にも崩れそうになる
「うわぁ!何事ですか?」
ガバっとジェフティが起き上がる
「分からんあの奥から聞こえてきたが…」
奥から姿を見せたのは
「ありえない…なぜ?ここに?」
ジェフティが困惑していた
「どうした?ジェフティ?」
「1番敵にしたくない相手です!ドワーフです!」
「いえ僕は何も言ってないですよ!」
いきなり俺の脳裏に声が聞こえた?何だ??
《聞こえているようですね》
「うわぁ!」
まただまた声が聞こえる!
「どうしたんですか?エリシア様?」
「いや俺の脳裏に声が聞こえる!女性の声が聞こえるんだよ!
またハルピュイアの類いか?これは魔物の幻聴魔法かもしれない!」
「え?それはありませんよ!幻聴魔法とか幻覚魔法使う魔物なんて存在しませんよ!」
「そうなのか…」
あ!そうか俺はここに来てずっと戦ってるストレスに違いない…
《違います!ストレスではありません!一定のレベルまで達したので私の声が聞こえるようになったのです!》
はぁ…落ち着け……とりあえず話を合わせてみるか
「分かった!それで?レベルは今どれくらいだ?お前は何者だ?」
《今レベル10になります》
「エリシア様?何をぶつぶつと1人で?気でも狂ったのですか?大丈夫ですか?まさか…」
心配そうにジェフティが見ている
《ププ!バカ丸出しですね!周りからは私の声は聞こえませんよ!頭がイカれた人にしか見えませんね!声を出さずに問いかけてもあなたの声は私に聞こえてますよ!》
「いや…大丈夫だ……ちょっと考え事しててつい!」
それを早く言え!!
お前は誰なんだ!
《私は何者でもございませんよ!》
「いやいや!」
《気にしないでください!》
「いやいや気になるだろ!!」
俺は思わず大きな声を出してしまった
「びっくりさせないでくださいエリシア様!何が気になるんですか?もしかして…エリシア様!」
「あ…ごめんイヤなんでもない!大丈夫!」
「大丈夫じゃありません!
少し休みましょうか!高度な治癒魔法使ったばかりで魔力が枯渇しかけてるのでしょう!まさか僕も見たことがない治癒魔法使えるなんてさすがエリシア様!」
「ん?治癒魔法?俺治癒魔法なんて使えないぞ?」
「またまたご謙遜を!腕が元に戻ったじゃないですか!!腕を失っても元に戻るなんて見たことがありませんよ!」
「あ!それはだな…」
説明が難しい…めんどいし…
「まぁそうだな魔力の減りが激しいから一度しか使えないんだ!少し休みたい…」
「そうでしたか遠慮しなくていいのですよ!エリシア様!魔力回復の為洞窟で休みましょう!」
《ププ!ご謙遜を!!》
黙れ!!
それから俺とジェフティは洞窟を探し休むことにした
※※※
「ジェフティ!先に休んでいいぞ!見張は俺がする!」
「いえいえ見張りなんて必要ないですよ!」
そう言うとジェフティは入り口に結界魔法を使った
「これで外からは洞窟ではなくただの岩にしか見えません!」
「おお~すごいな!」
「ではもう夜も遅いですし寝ましょう!」
数分後
「話したいことが山ほどある!」
俺は小さい声で話しかけた
《ジェフティとやらはもう寝ちゃいましたよ!もう辺りは暗闇ですし!》
「お前にだよ!」
あ…まずい…
そーとジェフティを見たがぐっすり寝ている
「お前は誰なんだ!なぜ現れた?目的は?」
《…》
ん?さっきまで話しかけたら返事してたのにダンマリか?
なぁ!!
《あ!!私に話しかけてるんですか?》
当たり前だろ他に居ないだろ!
《また同じ質問ですか?あなたはバカなのですか?言ったではありませんか!私は一定のレベルに達すると現れ会話ができます!何者でもありません!目的もありませんよ!》
そんなわけあるか!
《強いて言えばあなたのサポートいたしますステータスオープンと言ってください》
おお~そう言う事かそれだよそれ!最初からサポート役って言え!!
やっとステータスが見れるようになったか!
じゃ“元々”あるスキルも使えるようになって見れるんだな
ステータスオープン!!
これこれ!異世界といえばこれがしたかったんだ!ホログラムが出て…
《名前:エリシア…》
いやお前が喋るんかーい!
待て待て待て!アニメぽく3Dホログラム映像が出るんじゃないのかよ!
《何言ってるんですか!でませんよ!私の仕事を途中で止めないでください!》
マジか…
《名前:【エリシア】レベル:【10 】所持魔法:【身体強化】【雷】以上です》
は?それだけか?
《それだけです何か?》
いや!いや!一定のレベル達したからこう元々エリシアとしての魔法があるはずだろ?エリシアはすごいやつだと聞いていたが!
《“今は”使えません》
“今は”ってどう言う意味だよ!
《今は言えませんまだ一定のレベルに達していませんのでお答えできません!
段階っていうものをご存知ないみたいですね!》
出た…一定レベル…
それで?今レベル10で出来ることは?
まさかステータスオープンだけって言うなよ
《ご名答!!》
ステータスオープンしてねぇけどな!はぁ…じゃ俺の魔法具体的に教えてくれ
《身体強化:初級魔法で身体が強化されます上級魔法になれば物・あらゆる生物を自由に動きを止めたり動かしたりできます!
なぜレベル10のあなたが上級魔法使えるのか不思議です!まぁいいでしょう!
雷:体に雷が纏う事ができます防御にもなります触れれば感電死間違いありません!
身体強化魔法に雷を纏わすことができます身体強化魔法の上級魔法にも纏わす事ができますその時あらゆる生物の動きを止めて遠隔で雷を流し入れる事ができます!》
なるほど!じゃハルピュイアと戦った時遠隔で動きを止め雷を流せばもっと楽に倒せたって事か!
《ですがそれを使っていたら魔力が枯渇して気絶していた事でしょう!》
マジか?
《マジです!ただでさえ違う魔法を二重に発動させるなんて不可能に近い事です!》
そうなのか?普通に使えたぞ?身体強化発動させそれを維持し教わったやり方で雷を出したら出たぞ??エルフをそれで倒した!枯渇なんてしなかったぞ?
《なんと!枯渇しなかった?信じられません!
他の者も使えるには使えるのですがやらないんです!》
なぜだ?
《違う種類の魔法二重魔法を発動させようとすると魔力切れを起こし気絶します!それだけじゃありません身体の神経が切れて2度と魔法は使えなくなります!そうなれば魔物に殺されますし!命にも関わる問題ですだからしないんです誰も!》
ほう!じゃ俺はなぜ使えるんだ?!
《…》
ん?どうした?
急に黙り込んでしまった
口を開いたと思ったら
《あ!はい…それは説明してもいいんですか?まだレベル10ですが?はい…かしこまりました…そうおっしゃるなら仕方ないです》
何やら俺以外の“誰か”と喋ってるなこいつ
お前今誰と喋ってた??
《レベル10でもこれは教えてもいいみたいです!許可が降りました!》
許可取り必要ねぇだろ!!
で?何で俺は普通に使えるの?
その時洞窟の奥からドゴン!と音が響き渡った
地響きと共に洞窟が今にも崩れそうになる
「うわぁ!何事ですか?」
ガバっとジェフティが起き上がる
「分からんあの奥から聞こえてきたが…」
奥から姿を見せたのは
「ありえない…なぜ?ここに?」
ジェフティが困惑していた
「どうした?ジェフティ?」
「1番敵にしたくない相手です!ドワーフです!」
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