上 下
25 / 29

魔族ハルピュイア⑩決着!

しおりを挟む
まさか序盤で苦戦するとは思わなかったオークにエルフまさか四天王のハルピュイアまで現れるとは

四天王ハルピュイア終盤のはずだろ?

俺はエリシアとしてこの異世界に転生された
ハルピュイアを倒し俺は魔王国を目指す

雷…初級とはいえかなり使える魔法だ
まだ特急魔法は発動できないがいずれ俺の物にしてみせる!

ホロスが言っていた初級魔法でも使い方次第で破壊的な武器に変わると
それが俺のもう一つの魔法身体強化!魔力を纏わす事で自分の身体能力を上げることができあらゆる物を動かせ動きを止める事ができるジェフティの魔法だ

そして翼の音と共にハルピュイアが現れた

「ジェフティお前は下がってろ奴の狙いは俺だ!」

「ですが!」

「あら?こんな所にいたのね!ここがあなたの死に場所?あら?裏切り者のジェフティもいるじゃない!」

「はは!一つ言わせてくれ」

「あら?何かしら?」

「いやあとで言う」

「もう死ぬのに?」

“バリバリ”“バリバリ”

俺は二つの魔法を同時に発動させたジェフティの魔法とホロスの雷魔法

ジェフティの魔法を纏い更にホロスの雷魔法も纏わせた

「す 凄い…同時に二重魔法なんて初めてみます」

俺は足に雷を集中させ纏わす

“バリバリ”

「一つアドバイスをやろう!」

「あら?何かしら優しいのね!」

「瞬き厳禁だ」

“バリバリ”“バリバリ”

「じゃ言うぞ」

“バチン!シュッインッ”

「なぁ?!消えた??」

「ここがお前の死に場所だ!」

「いつの間に私の後ろに?」

「これなーんだ!汚ねぇ心臓だ黒コゲだぞ?」

「私の…私の心臓!!」

「見えなかったのか?だから瞬き厳禁だと言ったんだが」

俺はハルピュイアの心臓を握りつぶした

「グはぁ」

※※※

その頃
魔王国ネクロポリスにて

「はぁはぁはぁはぁ!何よあいつ…
くそ!油断した…」

「どうした?白きハルピュイアよ!」

「はぁはぁ私の魔力が大幅に減った…ビヌス様私の子が死んだ…」

「何ぃ!戦ったのか?戦わずにここに連れてくる計画だ!何余計なことを!奴は俺が殺す!俺の目の前に連れて来いと言ったではないか!それに貴様の分身とはいえ負けてどうするんだ!もういい!ロー!今度はお前がいけ!決して殺すな!俺の前に連れて来い!」

「ふふふ私の出番ね!不甲斐ないわよ姉さん」

「待って私自ら行くわ!」

「ふふふ大人しく見てなさい魔力の減った姉さんではもう無理よ!回復するまで休んでおくのね!」

「くそ!気をつけなロー!油断するとあなたも痛い目にみるわよ!」

「ご忠告ありがとう!」

「所でローよイフィスフィナの遺体は見つかったのか?」

「いえ…まだ捜索中です」

「忌々しい裏切り者ジェフティめ!俺の邪魔をしやがって!ジェフティもここへ連れて来い!」

※※※

「やりましたね!エリシア様!凄いですよ!」

「ああ!死んだ甲斐があった」

「死んだ?」

「言ってなかったな俺はイフィスフィナの魔法で死に戻りになるんだ!その副作用かただ失敗したか俺は死んだらまたこの同じ日を繰り返す!」

「そんな…」

「ジェフティの魔法のおかげだ!そういえばこれの属性は何だ?」

「僕の属性は無属性の部類です!」

「おお~なんかかっこいいなそれ!俺が見たアニメの主人公も無属性だったぞ!」

「へ?アニメ?」

「わりぃ言っても分かんねぇよな!
よし!今から魔王国へ急ごう!ここからイフィスフィナがいつ殺されるか分からん!
ジェフティ!お前なら魔王国の場所知ってるんだろ?」

「ええ!ですが魔王国は広いです魔王城が同じ場所にとどまらず移動を繰り返しています!きっと今も…」

「そうか…動く魔王城ってか…
例え魔王国に入れたとしても魔王城の場所はわからない…」

「ええ!魔王国に入りそこから探すしかありません!」

「分かったとりあえずジェフティの転移魔法で魔王国まで移動できるか?」

「できます!では行きましょう!!」

俺はやっとの思いで白いハルピュイアを倒す事ができた自信にもなった
もう俺は死なずに魔王ビヌスまでたどり着く!

「それではいきます…」

「…」

「…」

「…」

ん?景色変わってないぞ?

「どうしたジェフティ?」

「おかしいです…転移ができない!一度行った事ある場所には転移可能なはず?まさか!」

「何だ?」

「結界です!」

「結界?」

「そうです結界が張られ入れません」

「何ぃ!結界を破る方法は?」

「魔王国の結界の核を破るしかありません!魔王国の近くまで行き核を探すしか方法はないですよ!」

「はぁ…まさか魔王国まで歩くって言うなよ」

「隣接する国までは転移を使いましょう!」

「隣接する国はどんな国なんだ?」

「魔王国を中心に東に【魔物国】西に【ドラゴン国】南に【亜人国】北に【神聖国】があります」

「はぁどれも嫌な国だな…魔物国って魔物は魔王国の中にいるんじゃないのか?」

「いえ違います!いませんよ!魔王国は魔族がいるんです!」

「ん~?ん?」

俺は首を傾げた

「魔物と魔族は全然違う生態です!違う生き物なんですよ!例えばスライムが魔物の部類です!」

「おお~スライム!この世界にもスライムがいるのか?!」

「ご存知でしたか!亜人国は基本的な外形が人間と同じで人間でない身体的特徴のある種族が亜人族です!例えば今朝倒したエルフが亜人の部類になります!あのオークも亜人族の部類に入ります」

「は?あのブタも魔物ではなく亜人族なのか?」

「ええ!これは帝国我々人間が勝手ながら定義を決めたわけです区別できるようにと!ですがここ最近では他の学者達はオークを魔物と言う方もいて最近曖昧になっているんです!」

「うーん難しいな!まぁ俺にとっては人間以外は魔物だな!じゃスライムが魔物って事は1番弱そうな国だ!魔物国にしよう!そこから魔王国を目指す!」

「分かりましたでは魔物国【レグレスト】へ行きましょう!」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった

なるとし
ファンタジー
 鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。  特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。  武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。  だけど、その母と娘二人は、    とおおおおんでもないヤンデレだった…… 第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

異世界トレイン ~通勤電車が未知の世界に転移した!2500人の乗客と異世界サバイバル~

武蔵野純平
ファンタジー
アルバイト社員として毎日汗をかいて雑用をこなす弾光広(ミッツ)は、朝の通勤電車の乗客とともに異世界に転移してしまった。だが、転移先は無人だった。 異世界は、ステータス、ジョブ、スキル、魔法があるファンタジーなゲームのような世界で、ミッツは巨大な魔物を倒すチート能力を得て大いに活躍する。前向きで気は良いけれど、ちょっとおバカなミッツは、三人の仲間とともに町を探す旅に出る。2023/3/19 タイトル変更しました『アルバイト社員!異世界チートで大暴れ!』

実はスライムって最強なんだよ?初期ステータスが低すぎてレベルアップが出来ないだけ…

小桃
ファンタジー
 商業高校へ通う女子高校生一条 遥は通学時に仔犬が車に轢かれそうになった所を助けようとして車に轢かれ死亡する。この行動に獣の神は心を打たれ、彼女を転生させようとする。遥は獣の神より転生を打診され5つの希望を叶えると言われたので、希望を伝える。 1.最強になれる種族 2.無限収納 3.変幻自在 4.並列思考 5.スキルコピー  5つの希望を叶えられ遥は新たな世界へ転生する、その姿はスライムだった…最強になる種族で転生したはずなのにスライムに…遥はスライムとしてどう生きていくのか?スライムに転生した少女の物語が始まるのであった。

テンプレな異世界を楽しんでね♪~元おっさんの異世界生活~【加筆修正版】

永倉伊織
ファンタジー
神の力によって異世界に転生した長倉真八(39歳)、転生した世界は彼のよく知る「異世界小説」のような世界だった。 転生した彼の身体は20歳の若者になったが、精神は何故か39歳のおっさんのままだった。 こうして元おっさんとして第2の人生を歩む事になった彼は異世界小説でよくある展開、いわゆるテンプレな出来事に巻き込まれながらも、出逢いや別れ、時には仲間とゆる~い冒険の旅に出たり 授かった能力を使いつつも普通に生きていこうとする、おっさんの物語である。 ◇ ◇ ◇ 本作は主人公が異世界で「生活」していく事がメインのお話しなので、派手な出来事は起こりません。 序盤は1話あたりの文字数が少なめですが 全体的には1話2000文字前後でサクッと読める内容を目指してます。

貞操逆転世界に無職20歳男で転生したので自由に生きます!

やまいし
ファンタジー
自分が書きたいことを詰めこみました。掲示板あり 目覚めると20歳無職だった主人公。 転生したのは男女の貞操観念が逆転&男女比が1:100の可笑しな世界だった。 ”好きなことをしよう”と思ったは良いものの無一文。 これではまともな生活ができない。 ――そうだ!えちえち自撮りでお金を稼ごう! こうして彼の転生生活が幕を開けた。

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します

ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!! カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。

異世界でネットショッピングをして商いをしました。

ss
ファンタジー
異世界に飛ばされた主人公、アキラが使えたスキルは「ネットショッピング」だった。 それは、地球の物を買えるというスキルだった。アキラはこれを駆使して異世界で荒稼ぎする。 これはそんなアキラの爽快で時には苦難ありの異世界生活の一端である。(ハーレムはないよ) よければお気に入り、感想よろしくお願いしますm(_ _)m hotランキング23位(18日11時時点) 本当にありがとうございます 誤字指摘などありがとうございます!スキルの「作者の権限」で直していこうと思いますが、発動条件がたくさんあるので直すのに時間がかかりますので気長にお待ちください。

処理中です...