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魔族ハルピュイア③
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ん?この声はセネ?
そうかセネか!すっかり忘れてたな!
俺にとってはかなり久しぶりだ!
俺達はセネの元へ
セネ…うーんどうしたものか本当の事言うべきか…
「あなた達大丈夫?」
「大丈夫!怪我はしてない!」
「びっくりしたよ!建物が吹き飛ぶんだもん
これもあなたが?エルフがめり込んでる…」
「これは…まぁちょっとね…色々とね」
俺は言葉濁した
それから俺は包み隠さず今までの事を説明した方がいいか迷った…
いや…ここは説明する必要ないだろう
きっとイフィスフィナの事言ったら今すぐにでも魔王国に乗り込むだろう
セネには悪いが関わらせないほうがいいな
「ねぇあなた達誰?」
「僕はジェフティ!」
「えーと俺は弥生だ」
思わず前世の名前を言ってしまった
「弥生?変な名前ね!」
こそっとジェフティが耳打ちをした
「エリシア様どうして?嘘を?」
「シッ!俺がエリシアだとバレたくない!エリシアではなくこれから人前では弥生と呼んでくれ!それにイフィスフィナの事も言わないでくれよ!」
「なにコソコソ話してるの?」
セネがめっちゃ怪しい目で俺を見ているが…
早くここから離れよう…
今はジェフティに魔法を教えてもらう方が優先ここで話してる時間なんてない
「あなた達イフィスフィナ様知らないかしら?」
「知らない…」
答えるのに少し間が空いてしまった
俺はついイフィスフィナが死んだと聞かされていた事もあってか暗い表情を見せてしまった
どうしてもイフィスフィナが死んだ事受け入れられない
「ん?どうしたの?」
「じゃ俺達は行くよ!
急いでるからまたな“セネ!”」
「うん!またね」
俺達はセネと別れた
「さっきのあいつの表情あいつ怪しい…ってか私名前名乗ってないのに何で私の事知っているの?」
セネと別れた俺達は早速ハルピュイアが現れるまでジェフティに魔法を教えてもらった
どれくらい経ったどろうかあたりは暗くなり始めていた
「凄いですよ!エリシア様!!初日から岩が動くなんて!」
「はぁはぁ少し揺れた程度だろ!それに俺にとっては2日だ!後いくら2人っきりでもエリシアと呼ぶな!」
「そうでしたね!ん?エリシア様!いや弥生様!ここから離れましょう強い魔力を感じます!」
もう?!そうかもうハルピュイアが現れるのかもう少し練習したかったが…
「ですがこの魔力弥生様が言っていたハルピュイアとは少し違う感じの魔力ですハルピュイアの魔力はもっとこう…」
「あ~ここで何してるのますます怪しいわねそれにあなたの事エリシアって言ってた!どうゆう事かしら?」
姿をを現したのはセネだった
はぁ聞かれていたか…
まさかこっそり隠れて着いて来ていたとは
はぁまずいな…
「説明してくれない?」
「いや…その」
“ブワァバサバサ”
羽がはばたく音が聞こえた
「おや?強い魔力を感じると思ったら3人もいたのね!」
ハルピュイアだ
はぁ…最悪だ……ん?待てよこいつをここで倒すことができたら…流石にまた四天王が現れるわけないよな
いっそ倒して様子を見るのも悪くない!死に戻りするよりこいつを倒してレベル上げた方がいいのではないだろうか?こっちは3人勝てるかも
「ハルピュイア?!」
セネは驚きを隠せない
「セネ!ジェフティ!!こいつを倒すぞ」
「はい!エリシア様3人なら何とかなります」
「あ~またエリシアって言ってる」
「バカジェフティ!」
「すみません…つい」
「セネ話は後だ!巻き込んですまない!こいつは俺が目当てなんだ!」
「バカ!すまないで済まされないわよ!ハルピュイアが相手なんて勝てないわよ!」
「やってみないとわかんねぇだろ!」
俺は自身の足に魔力を纏わせ地面を蹴り上げハルピュイアに飛びかかった
「ほう!素晴らしい身体強化魔法か!だが遅い!」
俺が飛び出したことでジェフティは焦った
「バカなのですか?エリシア様!突っ込むなんて作戦練ってから」
そう言ってハルピュイアに向かってジェフティは手をかざした
「な?!体が動かない??」
「よし!ジェフティナイスだ!」
俺は懐に潜り込み手に魔力を纏わせたそしてハルピュイアを殴る!
殴る!
殴る!!
ひたすら殴る!!!
これでもかってくらい殴った
顔!
腹!!
全身を殴りつけた
そしてトドメの1発俺は地面に叩きつけた
土埃が舞い上がる
「ふぅ近くで見ると意外とでかいなこいつ」
「やりましたね!エリシア様!」
「ちょっと!私の出番無かった!」
「すまない!まぁ出番ない方が良いじゃないか!」
そう言って視線をセネに向けた瞬間
「かはッ!なにィ!!」
「私から視線を逸らすなんて舐められたもんだな!」
俺の口の中は生暖かい血で溢れ出した
ハルピュイアの手が俺の胸を貫いていたのだ
「お前の魔法は素晴らしい!魔法を解いたらダメじゃないか!ジェフティ!!私があの程度で死んだと思ったか?」
「エリシア様!!」
「エリシア!!」
ジェフティとセネが俺の名を叫ぶ声が聞こえた視界がボヤける
俺はその場で崩れ落ちた
うっすらと視界がボヤける中で俺は2人が殺されるのを見た
セネ…ジェフティ…すまない…………………
そして俺は死んだ
そうかセネか!すっかり忘れてたな!
俺にとってはかなり久しぶりだ!
俺達はセネの元へ
セネ…うーんどうしたものか本当の事言うべきか…
「あなた達大丈夫?」
「大丈夫!怪我はしてない!」
「びっくりしたよ!建物が吹き飛ぶんだもん
これもあなたが?エルフがめり込んでる…」
「これは…まぁちょっとね…色々とね」
俺は言葉濁した
それから俺は包み隠さず今までの事を説明した方がいいか迷った…
いや…ここは説明する必要ないだろう
きっとイフィスフィナの事言ったら今すぐにでも魔王国に乗り込むだろう
セネには悪いが関わらせないほうがいいな
「ねぇあなた達誰?」
「僕はジェフティ!」
「えーと俺は弥生だ」
思わず前世の名前を言ってしまった
「弥生?変な名前ね!」
こそっとジェフティが耳打ちをした
「エリシア様どうして?嘘を?」
「シッ!俺がエリシアだとバレたくない!エリシアではなくこれから人前では弥生と呼んでくれ!それにイフィスフィナの事も言わないでくれよ!」
「なにコソコソ話してるの?」
セネがめっちゃ怪しい目で俺を見ているが…
早くここから離れよう…
今はジェフティに魔法を教えてもらう方が優先ここで話してる時間なんてない
「あなた達イフィスフィナ様知らないかしら?」
「知らない…」
答えるのに少し間が空いてしまった
俺はついイフィスフィナが死んだと聞かされていた事もあってか暗い表情を見せてしまった
どうしてもイフィスフィナが死んだ事受け入れられない
「ん?どうしたの?」
「じゃ俺達は行くよ!
急いでるからまたな“セネ!”」
「うん!またね」
俺達はセネと別れた
「さっきのあいつの表情あいつ怪しい…ってか私名前名乗ってないのに何で私の事知っているの?」
セネと別れた俺達は早速ハルピュイアが現れるまでジェフティに魔法を教えてもらった
どれくらい経ったどろうかあたりは暗くなり始めていた
「凄いですよ!エリシア様!!初日から岩が動くなんて!」
「はぁはぁ少し揺れた程度だろ!それに俺にとっては2日だ!後いくら2人っきりでもエリシアと呼ぶな!」
「そうでしたね!ん?エリシア様!いや弥生様!ここから離れましょう強い魔力を感じます!」
もう?!そうかもうハルピュイアが現れるのかもう少し練習したかったが…
「ですがこの魔力弥生様が言っていたハルピュイアとは少し違う感じの魔力ですハルピュイアの魔力はもっとこう…」
「あ~ここで何してるのますます怪しいわねそれにあなたの事エリシアって言ってた!どうゆう事かしら?」
姿をを現したのはセネだった
はぁ聞かれていたか…
まさかこっそり隠れて着いて来ていたとは
はぁまずいな…
「説明してくれない?」
「いや…その」
“ブワァバサバサ”
羽がはばたく音が聞こえた
「おや?強い魔力を感じると思ったら3人もいたのね!」
ハルピュイアだ
はぁ…最悪だ……ん?待てよこいつをここで倒すことができたら…流石にまた四天王が現れるわけないよな
いっそ倒して様子を見るのも悪くない!死に戻りするよりこいつを倒してレベル上げた方がいいのではないだろうか?こっちは3人勝てるかも
「ハルピュイア?!」
セネは驚きを隠せない
「セネ!ジェフティ!!こいつを倒すぞ」
「はい!エリシア様3人なら何とかなります」
「あ~またエリシアって言ってる」
「バカジェフティ!」
「すみません…つい」
「セネ話は後だ!巻き込んですまない!こいつは俺が目当てなんだ!」
「バカ!すまないで済まされないわよ!ハルピュイアが相手なんて勝てないわよ!」
「やってみないとわかんねぇだろ!」
俺は自身の足に魔力を纏わせ地面を蹴り上げハルピュイアに飛びかかった
「ほう!素晴らしい身体強化魔法か!だが遅い!」
俺が飛び出したことでジェフティは焦った
「バカなのですか?エリシア様!突っ込むなんて作戦練ってから」
そう言ってハルピュイアに向かってジェフティは手をかざした
「な?!体が動かない??」
「よし!ジェフティナイスだ!」
俺は懐に潜り込み手に魔力を纏わせたそしてハルピュイアを殴る!
殴る!
殴る!!
ひたすら殴る!!!
これでもかってくらい殴った
顔!
腹!!
全身を殴りつけた
そしてトドメの1発俺は地面に叩きつけた
土埃が舞い上がる
「ふぅ近くで見ると意外とでかいなこいつ」
「やりましたね!エリシア様!」
「ちょっと!私の出番無かった!」
「すまない!まぁ出番ない方が良いじゃないか!」
そう言って視線をセネに向けた瞬間
「かはッ!なにィ!!」
「私から視線を逸らすなんて舐められたもんだな!」
俺の口の中は生暖かい血で溢れ出した
ハルピュイアの手が俺の胸を貫いていたのだ
「お前の魔法は素晴らしい!魔法を解いたらダメじゃないか!ジェフティ!!私があの程度で死んだと思ったか?」
「エリシア様!!」
「エリシア!!」
ジェフティとセネが俺の名を叫ぶ声が聞こえた視界がボヤける
俺はその場で崩れ落ちた
うっすらと視界がボヤける中で俺は2人が殺されるのを見た
セネ…ジェフティ…すまない…………………
そして俺は死んだ
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