異世界転生!異世界転生!!異世界転生!!!異世界転生ぇ!!!!異世界異世界異世界異世界ってタイトルまで繰り返してんじゃね〜ぇ勘弁してくれ!!

ムロヒ

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魔王国ネクロポリス

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魔王城ではイフィスフィナがビヌスに捕らえられ投獄されていた
イフィスフィナの両手両足には鎖がされていた

「イフィスフィナ!良い加減これを飲め!これを飲めば今よりも強くなれる!仲間になれ!」

「結構よ!私はまだ人間の姿でいたいので…」

ガシャ!!
ビヌスは牢屋を蹴る

「は?俺がバケモノだと?」

「いいえ…別に……気にしないで!」

「魔力が込められたあの六芒星の術式はどこにある?あの術式は素晴らしい!完全に完璧な状態で死者の蘇りができる!
あの術式があれば誰でも使える代物
お前の事だ術式を誰に渡した?ん?」

「ははは!術式があれば誰でも?
あの術式はあなたに扱えないわ!100%無理よ!
あれは治癒魔法の部類!人を殺すことしか考えないあなたの魔法とは違う!手に入れたところで扱えないわ!」

「ふっせっかく俺がエリシアを殺したのにまさかあの術式で蘇るとは余計な事をしてくれた
じゃ今ここでその術式を教えろ発動条件なんだ!」

「教えない!よく実の弟を殺せるわね!
きっとエリシアはここに来るあなたを倒す!」

「ははは!面白い冗談だ…あの無能がか?
この俺を倒す?!俺に破れ一度死んでる奴だまぁ楽しみだよ!今のエリシアは以前の時より魔力が微量になっているが?倒せるか?」

その言葉にイフィスフィナはビヌスに向けてツバを吐いた
ツバはビヌスの顔につく

「……」

ビヌスは無言でツバを拭った
イフィスフィナを睨む
そしてビヌスはイフィスフィナに手を伸ばし魔法を放つ!

「बर्फाची जादू:बर्फाचा बाण!」

鋭く尖った氷の矢がイフィスフィナの左目を撃ち抜く
イフィスフィナは悶絶したイフィスフィナの左目から大量の血が流れる

「得意の治癒魔法とやらで治せばいい!あ!無理か両手は塞がっているからな!
言っておくが俺はいつでも貴様を殺せる!それを忘れるな!」

「くっ…」

「さぁもう一度言う長い話は嫌いだ術式は誰が持っている?エリシアか?それともティフネスか?まぁどっちでもいい事だな2人を殺せば済む事!
痛そうだな!右目も潰されたいか?
気が変わったら教えてくれ今ここで貴様が教えれば2人の命は助けてやるよ!」

「死ね!誰が教えるか!」

「うん!うん!気が変わらないようだな!
じゃ望み通りबर्फाची जादू:बर्फाचा बाण!」

「ビヌス様!これ以上は本当に死んでしまいます!」

「は?ジェフティ!誰に口聞いてるんだ?俺に意見する気か?」

ビヌスの魔法を止めたのは“鳥の姿”をした魔物ジェフティだった

「ええ!そうです!言わせてもらいます!
この者が死ねばもう術式は2度と扱えないのでは?もしあの術式を手に入れても発動しなかった場合この者を生かしておいた方が賢明かと!あの術式は特殊でこの者の魔力を込めれば発動できる魔法かと思われます!」

「ほう面白い!ではイフィスフィナしか使えない魔法だと言うのか?」

「ええ!そうです!!絶対使えないと断言したこの者の発言が物語っているかと!発動条件も分かってない今殺すのは惜しいです」

「はぁ…ジェフティ貴様は天才だ!俺は今まであらゆる魔法を手に入れ例外なく使いこなしてきた!まさか本人にしか使えない魔法なんて聞いた事がない!その発想は無かったよ!さすがだ!」

「いえ…可能性の話をしたまでです…この者が開発したオリジナル魔法であれば尚更生かしておくべきです!」

「そうかまぁいい!今までお前の発言には間違った事は無かったからな!まぁいいさ!」

「ありがとうございます!無礼な発言お許しください!エリシアが現れた時にエリシアの前でこの者を殺すのも悪くないかと!」

「それは良い!エリシアの泣き叫ぶ顔が目に浮かぶ!」

「ええそうですね!」

「じゃ俺は少し寝る!何か進展があれば報告しろ!良かったなイフィスフィナ!命拾いしたぞ!ジェフティにお礼を言え!!ジェフティは優しいだろ?」

「…」

イフィスフィナは俯いたまま動かない

「気絶したか?それとも死んだ?
まぁいいさ!」

ビヌスは転移魔法を使いその場から消える

「…」

イフィスフィナとジェフティの2人だけになる

ジェフティは擬人化して人間の姿に変えた
いや
”元の姿に戻った”

「うん!うまくいった!」

ジェフティは無言で牢屋を開けイフィスフィナに近づいた

「…」

イフィスフィナはピクリとも動かない
ジェフティは息をしているか確認をした

「よし!まだ生きてる!気絶してるだけ!
早くしないと本当に死んじゃう…」

そう言ってジェフティはイフィスフィナの左目を押さえた

「बरे करणारी जादूची जीर्णोद्धार!」

押さえていたジェフティの手から光が差しイフィスフィナの潰れた左目は綺麗に元に戻った
イフィスフィナの意識が戻る

「あなたは…誰?どこから……こんな高度な魔法………なぜ使える…………」
そう言って再び気絶してしまった

「…」

ジェフティはイフィスフィナを無言で抱き抱える

「もう少し…もう少しの辛抱です……イフィスフィナ様!」


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