15 / 29
魔王国ネクロポリス
しおりを挟む
魔王城ではイフィスフィナがビヌスに捕らえられ投獄されていた
イフィスフィナの両手両足には鎖がされていた
「イフィスフィナ!良い加減これを飲め!これを飲めば今よりも強くなれる!仲間になれ!」
「結構よ!私はまだ人間の姿でいたいので…」
ガシャ!!
ビヌスは牢屋を蹴る
「は?俺がバケモノだと?」
「いいえ…別に……気にしないで!」
「魔力が込められたあの六芒星の術式はどこにある?あの術式は素晴らしい!完全に完璧な状態で死者の蘇りができる!
あの術式があれば誰でも使える代物
お前の事だ術式を誰に渡した?ん?」
「ははは!術式があれば誰でも?
あの術式はあなたに扱えないわ!100%無理よ!
あれは治癒魔法の部類!人を殺すことしか考えないあなたの魔法とは違う!手に入れたところで扱えないわ!」
「ふっせっかく俺がエリシアを殺したのにまさかあの術式で蘇るとは余計な事をしてくれた
じゃ今ここでその術式を教えろ発動条件なんだ!」
「教えない!よく実の弟を殺せるわね!
きっとエリシアはここに来るあなたを倒す!」
「ははは!面白い冗談だ…あの無能がか?
この俺を倒す?!俺に破れ一度死んでる奴だまぁ楽しみだよ!今のエリシアは以前の時より魔力が微量になっているが?倒せるか?」
その言葉にイフィスフィナはビヌスに向けてツバを吐いた
ツバはビヌスの顔につく
「……」
ビヌスは無言でツバを拭った
イフィスフィナを睨む
そしてビヌスはイフィスフィナに手を伸ばし魔法を放つ!
「बर्फाची जादू:बर्फाचा बाण!」
鋭く尖った氷の矢がイフィスフィナの左目を撃ち抜く
イフィスフィナは悶絶したイフィスフィナの左目から大量の血が流れる
「得意の治癒魔法とやらで治せばいい!あ!無理か両手は塞がっているからな!
言っておくが俺はいつでも貴様を殺せる!それを忘れるな!」
「くっ…」
「さぁもう一度言う長い話は嫌いだ術式は誰が持っている?エリシアか?それともティフネスか?まぁどっちでもいい事だな2人を殺せば済む事!
痛そうだな!右目も潰されたいか?
気が変わったら教えてくれ今ここで貴様が教えれば2人の命は助けてやるよ!」
「死ね!誰が教えるか!」
「うん!うん!気が変わらないようだな!
じゃ望み通りबर्फाची जादू:बर्फाचा बाण!」
「ビヌス様!これ以上は本当に死んでしまいます!」
「は?ジェフティ!誰に口聞いてるんだ?俺に意見する気か?」
ビヌスの魔法を止めたのは“鳥の姿”をした魔物ジェフティだった
「ええ!そうです!言わせてもらいます!
この者が死ねばもう術式は2度と扱えないのでは?もしあの術式を手に入れても発動しなかった場合この者を生かしておいた方が賢明かと!あの術式は特殊でこの者の魔力を込めれば発動できる魔法かと思われます!」
「ほう面白い!ではイフィスフィナしか使えない魔法だと言うのか?」
「ええ!そうです!!絶対使えないと断言したこの者の発言が物語っているかと!発動条件も分かってない今殺すのは惜しいです」
「はぁ…ジェフティ貴様は天才だ!俺は今まであらゆる魔法を手に入れ例外なく使いこなしてきた!まさか本人にしか使えない魔法なんて聞いた事がない!その発想は無かったよ!さすがだ!」
「いえ…可能性の話をしたまでです…この者が開発したオリジナル魔法であれば尚更生かしておくべきです!」
「そうかまぁいい!今までお前の発言には間違った事は無かったからな!まぁいいさ!」
「ありがとうございます!無礼な発言お許しください!エリシアが現れた時にエリシアの前でこの者を殺すのも悪くないかと!」
「それは良い!エリシアの泣き叫ぶ顔が目に浮かぶ!」
「ええそうですね!」
「じゃ俺は少し寝る!何か進展があれば報告しろ!良かったなイフィスフィナ!命拾いしたぞ!ジェフティにお礼を言え!!ジェフティは優しいだろ?」
「…」
イフィスフィナは俯いたまま動かない
「気絶したか?それとも死んだ?
まぁいいさ!」
ビヌスは転移魔法を使いその場から消える
「…」
イフィスフィナとジェフティの2人だけになる
ジェフティは擬人化して人間の姿に変えた
いや
”元の姿に戻った”
「うん!うまくいった!」
ジェフティは無言で牢屋を開けイフィスフィナに近づいた
「…」
イフィスフィナはピクリとも動かない
ジェフティは息をしているか確認をした
「よし!まだ生きてる!気絶してるだけ!
早くしないと本当に死んじゃう…」
そう言ってジェフティはイフィスフィナの左目を押さえた
「बरे करणारी जादूची जीर्णोद्धार!」
押さえていたジェフティの手から光が差しイフィスフィナの潰れた左目は綺麗に元に戻った
イフィスフィナの意識が戻る
「あなたは…誰?どこから……こんな高度な魔法………なぜ使える…………」
そう言って再び気絶してしまった
「…」
ジェフティはイフィスフィナを無言で抱き抱える
「もう少し…もう少しの辛抱です……イフィスフィナ様!」
イフィスフィナの両手両足には鎖がされていた
「イフィスフィナ!良い加減これを飲め!これを飲めば今よりも強くなれる!仲間になれ!」
「結構よ!私はまだ人間の姿でいたいので…」
ガシャ!!
ビヌスは牢屋を蹴る
「は?俺がバケモノだと?」
「いいえ…別に……気にしないで!」
「魔力が込められたあの六芒星の術式はどこにある?あの術式は素晴らしい!完全に完璧な状態で死者の蘇りができる!
あの術式があれば誰でも使える代物
お前の事だ術式を誰に渡した?ん?」
「ははは!術式があれば誰でも?
あの術式はあなたに扱えないわ!100%無理よ!
あれは治癒魔法の部類!人を殺すことしか考えないあなたの魔法とは違う!手に入れたところで扱えないわ!」
「ふっせっかく俺がエリシアを殺したのにまさかあの術式で蘇るとは余計な事をしてくれた
じゃ今ここでその術式を教えろ発動条件なんだ!」
「教えない!よく実の弟を殺せるわね!
きっとエリシアはここに来るあなたを倒す!」
「ははは!面白い冗談だ…あの無能がか?
この俺を倒す?!俺に破れ一度死んでる奴だまぁ楽しみだよ!今のエリシアは以前の時より魔力が微量になっているが?倒せるか?」
その言葉にイフィスフィナはビヌスに向けてツバを吐いた
ツバはビヌスの顔につく
「……」
ビヌスは無言でツバを拭った
イフィスフィナを睨む
そしてビヌスはイフィスフィナに手を伸ばし魔法を放つ!
「बर्फाची जादू:बर्फाचा बाण!」
鋭く尖った氷の矢がイフィスフィナの左目を撃ち抜く
イフィスフィナは悶絶したイフィスフィナの左目から大量の血が流れる
「得意の治癒魔法とやらで治せばいい!あ!無理か両手は塞がっているからな!
言っておくが俺はいつでも貴様を殺せる!それを忘れるな!」
「くっ…」
「さぁもう一度言う長い話は嫌いだ術式は誰が持っている?エリシアか?それともティフネスか?まぁどっちでもいい事だな2人を殺せば済む事!
痛そうだな!右目も潰されたいか?
気が変わったら教えてくれ今ここで貴様が教えれば2人の命は助けてやるよ!」
「死ね!誰が教えるか!」
「うん!うん!気が変わらないようだな!
じゃ望み通りबर्फाची जादू:बर्फाचा बाण!」
「ビヌス様!これ以上は本当に死んでしまいます!」
「は?ジェフティ!誰に口聞いてるんだ?俺に意見する気か?」
ビヌスの魔法を止めたのは“鳥の姿”をした魔物ジェフティだった
「ええ!そうです!言わせてもらいます!
この者が死ねばもう術式は2度と扱えないのでは?もしあの術式を手に入れても発動しなかった場合この者を生かしておいた方が賢明かと!あの術式は特殊でこの者の魔力を込めれば発動できる魔法かと思われます!」
「ほう面白い!ではイフィスフィナしか使えない魔法だと言うのか?」
「ええ!そうです!!絶対使えないと断言したこの者の発言が物語っているかと!発動条件も分かってない今殺すのは惜しいです」
「はぁ…ジェフティ貴様は天才だ!俺は今まであらゆる魔法を手に入れ例外なく使いこなしてきた!まさか本人にしか使えない魔法なんて聞いた事がない!その発想は無かったよ!さすがだ!」
「いえ…可能性の話をしたまでです…この者が開発したオリジナル魔法であれば尚更生かしておくべきです!」
「そうかまぁいい!今までお前の発言には間違った事は無かったからな!まぁいいさ!」
「ありがとうございます!無礼な発言お許しください!エリシアが現れた時にエリシアの前でこの者を殺すのも悪くないかと!」
「それは良い!エリシアの泣き叫ぶ顔が目に浮かぶ!」
「ええそうですね!」
「じゃ俺は少し寝る!何か進展があれば報告しろ!良かったなイフィスフィナ!命拾いしたぞ!ジェフティにお礼を言え!!ジェフティは優しいだろ?」
「…」
イフィスフィナは俯いたまま動かない
「気絶したか?それとも死んだ?
まぁいいさ!」
ビヌスは転移魔法を使いその場から消える
「…」
イフィスフィナとジェフティの2人だけになる
ジェフティは擬人化して人間の姿に変えた
いや
”元の姿に戻った”
「うん!うまくいった!」
ジェフティは無言で牢屋を開けイフィスフィナに近づいた
「…」
イフィスフィナはピクリとも動かない
ジェフティは息をしているか確認をした
「よし!まだ生きてる!気絶してるだけ!
早くしないと本当に死んじゃう…」
そう言ってジェフティはイフィスフィナの左目を押さえた
「बरे करणारी जादूची जीर्णोद्धार!」
押さえていたジェフティの手から光が差しイフィスフィナの潰れた左目は綺麗に元に戻った
イフィスフィナの意識が戻る
「あなたは…誰?どこから……こんな高度な魔法………なぜ使える…………」
そう言って再び気絶してしまった
「…」
ジェフティはイフィスフィナを無言で抱き抱える
「もう少し…もう少しの辛抱です……イフィスフィナ様!」
0
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説

【完結】初級魔法しか使えない低ランク冒険者の少年は、今日も依頼を達成して家に帰る。
アノマロカリス
ファンタジー
少年テッドには、両親がいない。
両親は低ランク冒険者で、依頼の途中で魔物に殺されたのだ。
両親の少ない保険でやり繰りしていたが、もう金が尽きかけようとしていた。
テッドには、妹が3人いる。
両親から「妹達を頼む!」…と出掛ける前からいつも約束していた。
このままでは家族が離れ離れになると思ったテッドは、冒険者になって金を稼ぐ道を選んだ。
そんな少年テッドだが、パーティーには加入せずにソロ活動していた。
その理由は、パーティーに参加するとその日に家に帰れなくなるからだ。
両親は、小さいながらも持ち家を持っていてそこに住んでいる。
両親が生きている頃は、父親の部屋と母親の部屋、子供部屋には兄妹4人で暮らしていたが…
両親が死んでからは、父親の部屋はテッドが…
母親の部屋は、長女のリットが、子供部屋には、次女のルットと三女のロットになっている。
今日も依頼をこなして、家に帰るんだ!
この少年テッドは…いや、この先は本編で語ろう。
お楽しみくださいね!
HOTランキング20位になりました。
皆さん、有り難う御座います。

器用貧乏の底辺冒険者~俺だけ使える『ステータスボード』で最強になる!~
夢・風魔
ファンタジー
*タイトル少し変更しました。
全ての能力が平均的で、これと言って突出したところもない主人公。
適正職も見つからず、未だに見習いから職業を決められずにいる。
パーティーでは荷物持ち兼、交代要員。
全ての見習い職業の「初期スキル」を使えるがそれだけ。
ある日、新しく発見されたダンジョンにパーティーメンバーと潜るとモンスターハウスに遭遇してパーティー決壊の危機に。
パーティーリーダーの裏切りによって囮にされたロイドは、仲間たちにも見捨てられひとりダンジョン内を必死に逃げ惑う。
突然地面が陥没し、そこでロイドは『ステータスボード』を手に入れた。
ロイドのステータスはオール25。
彼にはユニークスキルが備わっていた。
ステータスが強制的に平均化される、ユニークスキルが……。
ステータスボードを手に入れてからロイドの人生は一変する。
LVUPで付与されるポイントを使ってステータスUP、スキル獲得。
不器用大富豪と蔑まれてきたロイドは、ひとりで前衛後衛支援の全てをこなす
最強の冒険者として称えられるようになる・・・かも?
【過度なざまぁはありませんが、結果的にはそうなる・・みたいな?】
スキルが【アイテムボックス】だけってどうなのよ?
山ノ内虎之助
ファンタジー
高校生宮原幸也は転生者である。
2度目の人生を目立たぬよう生きてきた幸也だが、ある日クラスメイト15人と一緒に異世界に転移されてしまう。
異世界で与えられたスキルは【アイテムボックス】のみ。
唯一のスキルを創意工夫しながら異世界を生き抜いていく。
休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。
ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。
剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。
しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。
休憩を使う事でスキルを強化、更に新スキルを獲得できてしまう…
そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。
ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。
その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった…
それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく…
※小説家になろう、カクヨムでも掲載しております。
実はスライムって最強なんだよ?初期ステータスが低すぎてレベルアップが出来ないだけ…
小桃
ファンタジー
商業高校へ通う女子高校生一条 遥は通学時に仔犬が車に轢かれそうになった所を助けようとして車に轢かれ死亡する。この行動に獣の神は心を打たれ、彼女を転生させようとする。遥は獣の神より転生を打診され5つの希望を叶えると言われたので、希望を伝える。
1.最強になれる種族
2.無限収納
3.変幻自在
4.並列思考
5.スキルコピー
5つの希望を叶えられ遥は新たな世界へ転生する、その姿はスライムだった…最強になる種族で転生したはずなのにスライムに…遥はスライムとしてどう生きていくのか?スライムに転生した少女の物語が始まるのであった。
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
*****************************
***毎日更新しています。よろしくお願いいたします。***
*****************************
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。

これダメなクラス召喚だわ!物を掌握するチートスキルで自由気ままな異世界旅
聖斗煉
ファンタジー
クラス全体で異世界に呼び出された高校生の主人公が魔王軍と戦うように懇願される。しかし、主人公にはしょっぱい能力しか与えられなかった。ところがである。実は能力は騙されて弱いものと思い込まされていた。ダンジョンに閉じ込められて死にかけたときに、本当は物を掌握するスキルだったことを知るーー。

異世界でリサイクルショップ!俺の高価買取り!
理太郎
ファンタジー
坂木 新はリサイクルショップの店員だ。
ある日、買い取りで査定に不満を持った客に恨みを持たれてしまう。
仕事帰りに襲われて、気が付くと見知らぬ世界のベッドの上だった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる