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29話
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私パナケア、絶対にもう逃げない守られてばかりではいられない。
サラ師匠が私は強くなったって言ってくれた
剣術はパナケアお姉ちゃんに教えてもらった魔法だってサラ師匠に教わった後は出し切るだけ!
魔王と比べたらこんな魔物怖くないって言ったら嘘になる…やっぱり怖いぃ…
「はぁはぁ…倒す…」
『ちょこまかと動き回りやがって!
逃げてばかりでは勝てぬぞ!ふん!こんな小さい短剣で何ができる?』
「バカにしないでこれは勇者様の聖剣!これであなたを倒す」
(かわすだけなら何とか…速さだけなら私が早い!避けきる!)
“ドシュ”
「うぐっわぁーーーぐっいっ!意識が…」
『ふははは腹を突き刺してやったぞ!もう終いだ』
「まだよ…かはぁっ…」
(長い爪がうっとうしい腕を破壊する!)
「大丈夫ですか?パナケア様!早く手当を!
もう大丈夫!頑張りましたねわたくしが殺します」
「…ディナ…お姉ちゃん…」
(助けられる…いやだ…自分の力で倒すんだ…
こんな魔物に負けたくない…もう弱いのは嫌だ…ここで倒さないと高みを目指さないと…)
“ぷわーーーーーーーーーーーーーーーーーーん”
『何!無詠唱で自動回復だと?!』
「私はあなたを倒すまで死なない!」
(燃やしてやる!)
「すごいのだ!すごいのだ!傷が塞いだのだ!」
「おい!サラ!お前何やってるんだよ!パナケアを殺す気か?」
「ピグミドには関係ないのだ!黙って見てるのだ!」
「パナケア様もう下がって下さい十分戦いました」
「ディナお姉ちゃんありがとう…
来てくれたんだね私が最後まで戦う!」
『仲間がうじゃうじゃと!
うっとうしいなぁ!』
「…………………………?」
「シル様…助けたくてもパナケア様の意思に従います…様子を見ましょ!危険だと判断したら即わたくしが殲滅します!」
「お前たちさっきからうるさいのだ!
パナケアちゃんが負ける前提で喋るななのだ
パナケアちゃんは負けないのだ!
よく見てるのだ!」
「わぁぁぁぁぁ!くらえ!劫火大玉ヒマリ!」
(燃えろ!燃えろ!燃えろ!燃えろ!燃えろ!)
『何度やっても同じだ!』
“プシュ~”
「かき消せられた…くっ!」
(燃やす!燃やす!燃やす!燃やす!)
『今度は腹じゃなく心臓目掛けて突き刺してやる』
“キン”
“キン”
“キン”
“キーン”
“キン”
“キン”
“キンキン”
「すごいですわパナケア様がこんなに早いなんて…」
「確かにすごいな!相手の攻撃を防いでる」
「でも攻めきれていません…このままでは…」
「殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!
焼き尽くしてやる!」
(絶対燃やしてやる!)
『やってみろよ!俺様の攻撃をかわし受けきれてるのは褒めてやるだがそれまで
俺様は全然ダメージを負ってないぞ!』
「パナケア様?何か雰囲気が魔力の質が変わった?あんな可愛いパナケア様が…まるで別人…
何か怖いです…」
「おいおい!何なんだパナケアのあの魔力量は!
あの魔力あの聖剣から溢れ出てるぞ!」
「……………………!!」
「そうなのだ!お前たちやっと気づいたのだ!」
「どうゆう事ですか?サラ様」
「パナケアと修行してる時もずっとあの聖剣はパナケアの魔力を吸い取っていたのだ!
いや修行してる時以外でもパナケアはずっとあの聖剣をずっと肩身離さず持っていたのだその時パナケアの魔力はずっと吸い取られていたのだ!
見てたら普通分かるのだ!
あれは聖剣と言っていたが魔剣なのだ!火の聖剣は赤なのだ!あれは黒い!闇属性の剣なのだ!
パナケアが魔法が出せなかったのは魔力を完全に吸い取られていたからなのだ!」
「でも何で?黒に?」
「知らないのだ作った奴に聞かないといけないのだ!」
「でも…パナケア様の魔力が無くなったら気絶するんじゃありませんか?
パナケア様本人はまるで気づいていません」
「さすが最強の治癒の女神様なのだ!
魔力量は半端ないのだ!
フォルス様より魔力量は多いのだ!
しかも自動治癒魔法で魔力は回復していたのだ!
だから気絶しないのだ!
聞け!パナケア!!魔剣に蓄積した魔力を解き放つのだ!全部の魔力を圧縮して解き放つのだ!
魔法はイメージなのだ!焼き尽くせなのだ!」
「わかりましたサラ師匠!
燃えろ!燃えろ!燃えろぉぉ!」
(燃やしてやる!)
『いくらやってもかき消す!同じことだ!
ちょっと遊びすぎたかなこれで終だ!』
「私の全部の魔力を注ぎ込む解き放て
くらえぇぇ
黒炎:刻々カコクジュ!」
”ボゥ“
『グぉぉぉぉぉーっくぅなんだこの黒い炎は…
熱い…消えない…クソっぐはっ!腕が…』
「おいおいおい!何だよあれは!燃えながら魔物が切り刻まれてるぞ!腕を切り落とした」
「恐ろしい魔法ですわ…燃えながら切り刻まれていきますわ…」
「………………………!」
「そうですわね…」
「当然の結果なのだ!足もちぎれてるのだ!ズタボロなのだ!終なのだ!」
「へへへへへへへへへへへへへへへへへへへhっじぇhwh!
まだまだ!殺す殺す殺す殺す!殺すぅぅぅ!
最上級魔法:暗黒炎:κόλαση!」
「やばいのだ!その魔法は使ったらダメなのだ!
こっちまで死ぬのだ!
正気を失ってるのだ発動したら全滅なのだ
誰か止めるのだ!」
「スキル:月の瞳」
サラ師匠が私は強くなったって言ってくれた
剣術はパナケアお姉ちゃんに教えてもらった魔法だってサラ師匠に教わった後は出し切るだけ!
魔王と比べたらこんな魔物怖くないって言ったら嘘になる…やっぱり怖いぃ…
「はぁはぁ…倒す…」
『ちょこまかと動き回りやがって!
逃げてばかりでは勝てぬぞ!ふん!こんな小さい短剣で何ができる?』
「バカにしないでこれは勇者様の聖剣!これであなたを倒す」
(かわすだけなら何とか…速さだけなら私が早い!避けきる!)
“ドシュ”
「うぐっわぁーーーぐっいっ!意識が…」
『ふははは腹を突き刺してやったぞ!もう終いだ』
「まだよ…かはぁっ…」
(長い爪がうっとうしい腕を破壊する!)
「大丈夫ですか?パナケア様!早く手当を!
もう大丈夫!頑張りましたねわたくしが殺します」
「…ディナ…お姉ちゃん…」
(助けられる…いやだ…自分の力で倒すんだ…
こんな魔物に負けたくない…もう弱いのは嫌だ…ここで倒さないと高みを目指さないと…)
“ぷわーーーーーーーーーーーーーーーーーーん”
『何!無詠唱で自動回復だと?!』
「私はあなたを倒すまで死なない!」
(燃やしてやる!)
「すごいのだ!すごいのだ!傷が塞いだのだ!」
「おい!サラ!お前何やってるんだよ!パナケアを殺す気か?」
「ピグミドには関係ないのだ!黙って見てるのだ!」
「パナケア様もう下がって下さい十分戦いました」
「ディナお姉ちゃんありがとう…
来てくれたんだね私が最後まで戦う!」
『仲間がうじゃうじゃと!
うっとうしいなぁ!』
「…………………………?」
「シル様…助けたくてもパナケア様の意思に従います…様子を見ましょ!危険だと判断したら即わたくしが殲滅します!」
「お前たちさっきからうるさいのだ!
パナケアちゃんが負ける前提で喋るななのだ
パナケアちゃんは負けないのだ!
よく見てるのだ!」
「わぁぁぁぁぁ!くらえ!劫火大玉ヒマリ!」
(燃えろ!燃えろ!燃えろ!燃えろ!燃えろ!)
『何度やっても同じだ!』
“プシュ~”
「かき消せられた…くっ!」
(燃やす!燃やす!燃やす!燃やす!)
『今度は腹じゃなく心臓目掛けて突き刺してやる』
“キン”
“キン”
“キン”
“キーン”
“キン”
“キン”
“キンキン”
「すごいですわパナケア様がこんなに早いなんて…」
「確かにすごいな!相手の攻撃を防いでる」
「でも攻めきれていません…このままでは…」
「殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!
焼き尽くしてやる!」
(絶対燃やしてやる!)
『やってみろよ!俺様の攻撃をかわし受けきれてるのは褒めてやるだがそれまで
俺様は全然ダメージを負ってないぞ!』
「パナケア様?何か雰囲気が魔力の質が変わった?あんな可愛いパナケア様が…まるで別人…
何か怖いです…」
「おいおい!何なんだパナケアのあの魔力量は!
あの魔力あの聖剣から溢れ出てるぞ!」
「……………………!!」
「そうなのだ!お前たちやっと気づいたのだ!」
「どうゆう事ですか?サラ様」
「パナケアと修行してる時もずっとあの聖剣はパナケアの魔力を吸い取っていたのだ!
いや修行してる時以外でもパナケアはずっとあの聖剣をずっと肩身離さず持っていたのだその時パナケアの魔力はずっと吸い取られていたのだ!
見てたら普通分かるのだ!
あれは聖剣と言っていたが魔剣なのだ!火の聖剣は赤なのだ!あれは黒い!闇属性の剣なのだ!
パナケアが魔法が出せなかったのは魔力を完全に吸い取られていたからなのだ!」
「でも何で?黒に?」
「知らないのだ作った奴に聞かないといけないのだ!」
「でも…パナケア様の魔力が無くなったら気絶するんじゃありませんか?
パナケア様本人はまるで気づいていません」
「さすが最強の治癒の女神様なのだ!
魔力量は半端ないのだ!
フォルス様より魔力量は多いのだ!
しかも自動治癒魔法で魔力は回復していたのだ!
だから気絶しないのだ!
聞け!パナケア!!魔剣に蓄積した魔力を解き放つのだ!全部の魔力を圧縮して解き放つのだ!
魔法はイメージなのだ!焼き尽くせなのだ!」
「わかりましたサラ師匠!
燃えろ!燃えろ!燃えろぉぉ!」
(燃やしてやる!)
『いくらやってもかき消す!同じことだ!
ちょっと遊びすぎたかなこれで終だ!』
「私の全部の魔力を注ぎ込む解き放て
くらえぇぇ
黒炎:刻々カコクジュ!」
”ボゥ“
『グぉぉぉぉぉーっくぅなんだこの黒い炎は…
熱い…消えない…クソっぐはっ!腕が…』
「おいおいおい!何だよあれは!燃えながら魔物が切り刻まれてるぞ!腕を切り落とした」
「恐ろしい魔法ですわ…燃えながら切り刻まれていきますわ…」
「………………………!」
「そうですわね…」
「当然の結果なのだ!足もちぎれてるのだ!ズタボロなのだ!終なのだ!」
「へへへへへへへへへへへへへへへへへへへhっじぇhwh!
まだまだ!殺す殺す殺す殺す!殺すぅぅぅ!
最上級魔法:暗黒炎:κόλαση!」
「やばいのだ!その魔法は使ったらダメなのだ!
こっちまで死ぬのだ!
正気を失ってるのだ発動したら全滅なのだ
誰か止めるのだ!」
「スキル:月の瞳」
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