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18話
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私はフォルス、女神パナケアと魔王がいた隠し洞窟ダンジョンに向かった。
魔王の情報がない今魔王の痕跡を探し少しでも情報が欲しかった。
<隠し洞窟ダンジョン>
「ここが魔王がいたダンジョン…」
「お姉ちゃん…ここに何か落ちてるよ」
「え?これは…三日月形の刀!剣勇者様の…
銀弓まで…」
「お姉ちゃん!
こっちには短い剣と盾が落ちてる…真っ赤な剣」
「それは炎聖剣と盾炎だわ
どれも刃こぼれひとつもついてない…
戦うまでもなくやられてしまったんだね…
勇者様……」
「この剣短いね!」
「ダメ!持っちゃうと魔力が吸い取られる!」
「…え?なに?お姉ちゃん?何も起きないよ?」
「あれ?勇者様が持ったら気絶したのに?
パナケアちゃん何ともないの?」
「うん!」
“ぽぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーん”
「お姉ちゃん!見てみてすごい綺麗
真っ赤な剣が黒色に変化したよ」
「うそ…黒炎の聖剣に変化した何で…」
「黒炎?なんか体が軽い!」
「私も詳しくはよくわからないけど…」
「やった~お姉ちゃん私がこの剣使ってもいい?」
「そうね…」
「お兄ちゃんの大切な形見大切にするね」
「そうだパナケアちゃん冒険者ギルドに行ってみましょ!ギルドカードがどうなってるかステータスみてみましょ!」
「うん!
あれ?ここにも何か落ちてる…羽?…」
「ちょっと見せて!
うそ…嘘だ!これってティフォン様…」
「ティフォン?」
「最大最強の怪物で神とも怪物ともいわれる巨人…ユピテル様を破った唯一の存在よ…」
「ユピテルってフォルスお姉ちゃんの世界の神様?」
「そうよ!
全知全能の神が唯一敗れた怪物テュポン!
くっ…通りで勇者様がやられるわけね…
雄叫び聞いた時は半信半疑だった…
でもこれで確信した魔王はテュポンよ!」
「ちょっと待って…
話聞いていたら怖くなっちゃった…もう帰ろう」
「そうね…帰りましょ…」
「“グゥおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおうぅぅぅぅ~”」
「まさか…っっっっ耳が…やばい」
「お姉ちゃん…怖い…」
「“グゥおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおうぅぅぅぅ~”」
「キャァッ~お姉ちゃんなにこの化け物…」
“ぴかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん”
「くっ…想像以上にデカい!
ちょっと!パナケア危ない!」
“ドシュボトッ”
「うううっお姉ちゃんごめんなさい…」
「これくらい大丈夫…泣くな泣くのは後だ!」
「でも腕が…腕が…」
「なに腕の一本くらい…平気だ………………」
「え?どうしたの?
お姉ちゃん?お姉ちゃん!起きて!起きてよ!」
「うわぁぁぁよくもお姉ちゃんを!
私逃げない…私にはこのお兄ちゃんの聖剣がある
これでもくらえ
【魔法】
火の壁:カシヘキ!」
“ゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ”
「やった出た!炎の壁!今のうちに…お姉ちゃん起きて起きてよ!」
「うーん…は!
ごめん一瞬気絶した」
“ゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ”
「ええええ?パナケアちゃん何なのこの炎は?
四方に…ティフォンが炎に…包まれてる…」
「後で説明するからお姉ちゃんの転移魔法で逃げよ!」
「分かった!」
「お姉ちゃん切り落とされた腕忘れないで!」
「治せるの?」
「治せる!治してみせる」
「転移魔法!」
魔王の情報がない今魔王の痕跡を探し少しでも情報が欲しかった。
<隠し洞窟ダンジョン>
「ここが魔王がいたダンジョン…」
「お姉ちゃん…ここに何か落ちてるよ」
「え?これは…三日月形の刀!剣勇者様の…
銀弓まで…」
「お姉ちゃん!
こっちには短い剣と盾が落ちてる…真っ赤な剣」
「それは炎聖剣と盾炎だわ
どれも刃こぼれひとつもついてない…
戦うまでもなくやられてしまったんだね…
勇者様……」
「この剣短いね!」
「ダメ!持っちゃうと魔力が吸い取られる!」
「…え?なに?お姉ちゃん?何も起きないよ?」
「あれ?勇者様が持ったら気絶したのに?
パナケアちゃん何ともないの?」
「うん!」
“ぽぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーん”
「お姉ちゃん!見てみてすごい綺麗
真っ赤な剣が黒色に変化したよ」
「うそ…黒炎の聖剣に変化した何で…」
「黒炎?なんか体が軽い!」
「私も詳しくはよくわからないけど…」
「やった~お姉ちゃん私がこの剣使ってもいい?」
「そうね…」
「お兄ちゃんの大切な形見大切にするね」
「そうだパナケアちゃん冒険者ギルドに行ってみましょ!ギルドカードがどうなってるかステータスみてみましょ!」
「うん!
あれ?ここにも何か落ちてる…羽?…」
「ちょっと見せて!
うそ…嘘だ!これってティフォン様…」
「ティフォン?」
「最大最強の怪物で神とも怪物ともいわれる巨人…ユピテル様を破った唯一の存在よ…」
「ユピテルってフォルスお姉ちゃんの世界の神様?」
「そうよ!
全知全能の神が唯一敗れた怪物テュポン!
くっ…通りで勇者様がやられるわけね…
雄叫び聞いた時は半信半疑だった…
でもこれで確信した魔王はテュポンよ!」
「ちょっと待って…
話聞いていたら怖くなっちゃった…もう帰ろう」
「そうね…帰りましょ…」
「“グゥおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおうぅぅぅぅ~”」
「まさか…っっっっ耳が…やばい」
「お姉ちゃん…怖い…」
「“グゥおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおうぅぅぅぅ~”」
「キャァッ~お姉ちゃんなにこの化け物…」
“ぴかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん”
「くっ…想像以上にデカい!
ちょっと!パナケア危ない!」
“ドシュボトッ”
「うううっお姉ちゃんごめんなさい…」
「これくらい大丈夫…泣くな泣くのは後だ!」
「でも腕が…腕が…」
「なに腕の一本くらい…平気だ………………」
「え?どうしたの?
お姉ちゃん?お姉ちゃん!起きて!起きてよ!」
「うわぁぁぁよくもお姉ちゃんを!
私逃げない…私にはこのお兄ちゃんの聖剣がある
これでもくらえ
【魔法】
火の壁:カシヘキ!」
“ゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ”
「やった出た!炎の壁!今のうちに…お姉ちゃん起きて起きてよ!」
「うーん…は!
ごめん一瞬気絶した」
“ゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ”
「ええええ?パナケアちゃん何なのこの炎は?
四方に…ティフォンが炎に…包まれてる…」
「後で説明するからお姉ちゃんの転移魔法で逃げよ!」
「分かった!」
「お姉ちゃん切り落とされた腕忘れないで!」
「治せるの?」
「治せる!治してみせる」
「転移魔法!」
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