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15話
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私はフォルス、この異世界に来て1ヶ月が経った
準備は万全、町を豊かにし人々を幸せにしてやった
楽園の町となったこの町は帝都からも上級冒険者が
移住するようになり、その剣士団、魔法軍、その他戦える奴は全て私の配下にした
グラディアートル様の加護で冒険者共を最強にし
1万人の大規模なパーティができた。
そしていよいよ魔王討伐に向けて動き出す
<冒険者の町>
【中央広場】
「よし!みんな鍛錬から戻って来たわね
これにより魔王を倒しに行ってこい!」
「「「「「おおおおおお~」」」」」
「魔王は意外な所に潜んでたとの情報が入った
場所はこの町から近い洞窟ダンジョンだ!
その奥に隠しダンジョンがあり
そこを破壊して!そこに魔王がいる!
周りの魔物は勇者様が殲滅してるから魔王との戦いに集中できるはずだ!」
「「「「「おおおおおおおお~」」」」」
「誰と組むかで世界は変わる!
魔王を倒したものには金貨8万枚だ!
早い者勝ちよ!」
「「「「「おお~フォルス様~~」」」」」
「相変わらずフォルス様の信者はスゲェな!その為に金貨を貯めてたのか?」
「勇者様!信者ではなく配下だ!
転移魔法で洞窟ダンジョンに送る!
行け~
スキル:転移魔法
一の暗闇。
二の明光。
三の願望と。
四に死に繋がる。
尊き相克。
日は満ち、やがて沈む。
繰り返される命の営み。
連綿と続く命に。
揺るぎない生きる証明を
今ここに誓う。
過去を悔いている者よ……」
「ストップ!ストップ!詠唱長いよ!」
「何よここが私の見せ場よ!なに魔法発動の最中に止めるのよ!前代未聞よ!詠唱中に止めるとか!」
「もっとシンプルにできないのか?」
「できないわよ!
私はこの詠唱を唱えないとこの大掛かりな転移魔法一万人の冒険者を転移出来ない
グラディアートル様は一瞬で転移させたけど
化け物じみた魔法使うから
私と比べないで!」
「悪かったよもう止めないよ!」
「詠唱中は絶対黙ってて!私の見せ場なんだから」
「分かったよなるべく早口で頼む」
「では改めて
スキル:転移魔法
一の暗闇。
二の明光。
三の願望と。
四に死に繋がる。
尊き相克。
日は満ち、やがて沈む。
繰り返される命の営み。
連綿と続く命に。
揺るぎない生きる証明を。
今ここに誓う。
過去を悔いている者よ。
麗しき日々の残響はなく。
深き溝の暗闇に。
その身を浸ひたした血は。
黄昏の下に立ちつくし。
癒えぬ忘却に苛まる。
来たれ、豊かな時を欲する者よ。
愚かなその眼を幸福で満たせ。
聖なる御手が祝福する。
勇ましき歩みに、運命の加護を
世界よ。変われ。集え。集え。兵と化せ。挑まず。統べよ。向かえ。果てまで。聖なる女神と共に戦る…」
「なぁフォルスまだ続くか?」
「止めるなと言ったろ!後10分で終わる」
「なげぇよ!もうフォルスの配下達みんな自分で転移魔法使って行ってしまったぞ…
しかもグラディアートル様と同じ転移魔法を無詠唱で!」
「なにぃ?私の見せ場が…もうない…うううっ
で?なんで勇者様はまだいるの?」
「なんでって転移魔法使えないから
俺魔力なぜか1のままだし!
俺を転移魔法で送ってくれ!」
「ハイハイ!転移魔法:ゆけ~~」
“ぴかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん”
「できるじゃねぇか無詠唱で!」
「さてと私はパナケアちゃんと宴の準備でもしようかな!」
<洞窟隠しダンジョン>
「ここが隠しダンジョン
え?なんだよ…これ…嘘だろ…どうした…
みんな?
洞窟が真っ赤に染まってる…これは血?
誰か生きてる者は居ないのか?
なんで…バラバラ…オェ…」
「「「「「「「…」」」」」」」
「オェェ!地獄だ…
俺に治癒魔法ができてたら…」
「「「「「「「…」」」」」」」
「最強配下じゃ無かったのかよ
まだ時間経ってないのに…フォルスの配下が全滅…
まさか……くっ!」
「“グゥおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおうぅぅぅぅ~”」
「うわぁ耳が…なんだこの雄叫びは…
クソ今ので耳が…なにも……
「“グゥおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおうぅぅぅぅ~”」
「うわぁ~化け…化け物…
デケェ…デカすぎる…
殺される…逃げなきゃ!
この魔王をフォルスに伝えなきゃ
聞いてた情報と違い過ぎる…
次元が…違いすぎる…
足が震えて…動け…」
「“グゥおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおうぅぅぅぅ~”」
“ぴかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん”
「やばい…避け…ぐはっ…」
“グシャゴトン”
準備は万全、町を豊かにし人々を幸せにしてやった
楽園の町となったこの町は帝都からも上級冒険者が
移住するようになり、その剣士団、魔法軍、その他戦える奴は全て私の配下にした
グラディアートル様の加護で冒険者共を最強にし
1万人の大規模なパーティができた。
そしていよいよ魔王討伐に向けて動き出す
<冒険者の町>
【中央広場】
「よし!みんな鍛錬から戻って来たわね
これにより魔王を倒しに行ってこい!」
「「「「「おおおおおお~」」」」」
「魔王は意外な所に潜んでたとの情報が入った
場所はこの町から近い洞窟ダンジョンだ!
その奥に隠しダンジョンがあり
そこを破壊して!そこに魔王がいる!
周りの魔物は勇者様が殲滅してるから魔王との戦いに集中できるはずだ!」
「「「「「おおおおおおおお~」」」」」
「誰と組むかで世界は変わる!
魔王を倒したものには金貨8万枚だ!
早い者勝ちよ!」
「「「「「おお~フォルス様~~」」」」」
「相変わらずフォルス様の信者はスゲェな!その為に金貨を貯めてたのか?」
「勇者様!信者ではなく配下だ!
転移魔法で洞窟ダンジョンに送る!
行け~
スキル:転移魔法
一の暗闇。
二の明光。
三の願望と。
四に死に繋がる。
尊き相克。
日は満ち、やがて沈む。
繰り返される命の営み。
連綿と続く命に。
揺るぎない生きる証明を
今ここに誓う。
過去を悔いている者よ……」
「ストップ!ストップ!詠唱長いよ!」
「何よここが私の見せ場よ!なに魔法発動の最中に止めるのよ!前代未聞よ!詠唱中に止めるとか!」
「もっとシンプルにできないのか?」
「できないわよ!
私はこの詠唱を唱えないとこの大掛かりな転移魔法一万人の冒険者を転移出来ない
グラディアートル様は一瞬で転移させたけど
化け物じみた魔法使うから
私と比べないで!」
「悪かったよもう止めないよ!」
「詠唱中は絶対黙ってて!私の見せ場なんだから」
「分かったよなるべく早口で頼む」
「では改めて
スキル:転移魔法
一の暗闇。
二の明光。
三の願望と。
四に死に繋がる。
尊き相克。
日は満ち、やがて沈む。
繰り返される命の営み。
連綿と続く命に。
揺るぎない生きる証明を。
今ここに誓う。
過去を悔いている者よ。
麗しき日々の残響はなく。
深き溝の暗闇に。
その身を浸ひたした血は。
黄昏の下に立ちつくし。
癒えぬ忘却に苛まる。
来たれ、豊かな時を欲する者よ。
愚かなその眼を幸福で満たせ。
聖なる御手が祝福する。
勇ましき歩みに、運命の加護を
世界よ。変われ。集え。集え。兵と化せ。挑まず。統べよ。向かえ。果てまで。聖なる女神と共に戦る…」
「なぁフォルスまだ続くか?」
「止めるなと言ったろ!後10分で終わる」
「なげぇよ!もうフォルスの配下達みんな自分で転移魔法使って行ってしまったぞ…
しかもグラディアートル様と同じ転移魔法を無詠唱で!」
「なにぃ?私の見せ場が…もうない…うううっ
で?なんで勇者様はまだいるの?」
「なんでって転移魔法使えないから
俺魔力なぜか1のままだし!
俺を転移魔法で送ってくれ!」
「ハイハイ!転移魔法:ゆけ~~」
“ぴかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん”
「できるじゃねぇか無詠唱で!」
「さてと私はパナケアちゃんと宴の準備でもしようかな!」
<洞窟隠しダンジョン>
「ここが隠しダンジョン
え?なんだよ…これ…嘘だろ…どうした…
みんな?
洞窟が真っ赤に染まってる…これは血?
誰か生きてる者は居ないのか?
なんで…バラバラ…オェ…」
「「「「「「「…」」」」」」」
「オェェ!地獄だ…
俺に治癒魔法ができてたら…」
「「「「「「「…」」」」」」」
「最強配下じゃ無かったのかよ
まだ時間経ってないのに…フォルスの配下が全滅…
まさか……くっ!」
「“グゥおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおうぅぅぅぅ~”」
「うわぁ耳が…なんだこの雄叫びは…
クソ今ので耳が…なにも……
「“グゥおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおうぅぅぅぅ~”」
「うわぁ~化け…化け物…
デケェ…デカすぎる…
殺される…逃げなきゃ!
この魔王をフォルスに伝えなきゃ
聞いてた情報と違い過ぎる…
次元が…違いすぎる…
足が震えて…動け…」
「“グゥおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおうぅぅぅぅ~”」
“ぴかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん”
「やばい…避け…ぐはっ…」
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