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2話
しおりを挟む私はフォルス
スキル魔法を使い勇者が多く滞在する町に居た
私は勇者に問いかけていた私の目的は勇者を早く最強の勇者にする事
運命を書き換えて自称勇者様は下僕になった
いや下僕にさせてあげた
<冒険者の町>
「どうした?さぁ選べ最強の勇者になるか?無様に死ぬか?とぼけた面してこの“下僕”」
「え?どうゆう事?ここは?時間が戻ってる…
腹の傷無くなってる…全部夢だったのか?もしくは幻覚魔法で操られた?だったらどこからどこまで幻覚に陥ったんだ?」
「きもっなに1人でブツブツ言って“下僕”ここはお前が泊まっていた民宿と言う場所」
「下僕?俺が?そうか夢を見てたんだここから俺はレベル上をしようと森に行って」
「殺される!盗賊に出会し腹を切り裂かれて
“死ぬ運命”だった
死ぬ間際私がお前を“下僕になる運命”として書き換えた”それしか道はない“まず礼を言え
死ぬ所を助けてやった有り難く思いなさい」
「そんなハズはない幻覚だ!そうだ!」
勇者は今の状況が信じられなくて外へ飛び出した
「どこへ行く?」
「鎮守の森に行く自分の目で確かめる」
「はぁ…懲りない奴だ
“せっかく無かった事”にしてあげたのに」
「スキル“フォルトゥナの瞳”
ふむふむやはり
待て!森に行っても”何も変わらないよ“」
「何?
黙れ俺は自分の目で確かめる」
「頭もポンコツだったか…
まだ理解してないのね…」
フォルスの言葉を無視し勇者は急いで森へ向かった
そこには再びナイフで刺してきた3人組の盗賊が居た
小さい女の子とその子のおじいちゃんが絡まれていた
<鎮守の森>
「うひゃー可愛い女の子がいるな」
「おいお前ら!時間がないんだ出すもんだしな!」
「荷物全部置いてけ“その子“も置いてけ高く売れるそうだそれで勘弁してやっから」
「助けて…誰か…おじいちゃんが…」
「ワシの孫だけは助けてくれんか?」
「嫌だね殺すぞ?テメェに選択肢はねぇ!
その子は奴隷として売る!」
勇者とフォルスは近くで身を隠し様子を見ていた
運命を書き換えた事によって状況が変わっていた
その光景に勇者はまだ飲み込めず半信半疑のままでいる
「あいつら俺を殺した奴ら!」
何で女の子とおじいちゃんが捕まってるんだ?俺だったはず」
「ちゃんとあれを見てみろ下僕!
運命は書き換えられた
お前が助かった代わりに”あの女の子“が死ぬ運命になった」
「何だって?」
「あの子はおじいちゃんが刺される瞬間おじいちゃんを庇って死ぬのさ
盗賊達は逃げる
それが私が書き換えた”新しい運命“」
「やっぱり間違いないお前は国王が言ってた”魔王“だ女神に扮した魔王め!」
「何言ってる私は天のユーノ様にハメられた可哀想な可愛い可愛い運命の女神様
それはそうとそこから一歩も動くな貴様が助けても”また自分の運命に戻る“」
「何だあるじゃねぇか助ける方法
”自分の運命“それは俺が死ぬ運命!!」
「こら待て!最後まで話を聞け!
ポンコツ君疲れる奴め」
勇者は無我夢中で女の子とおじいちゃんを助けようと盗賊の前に飛び出した
「おじいちゃん私怖い
おじいちゃん危ない!」
”ドシュ“
刺されたのは勇者だった自分の命と引き換えに勇者が庇ったのだった
「うぐっ痛い…
これで良かったんだ結局俺は死ぬ運命
血ってこんなに出るもんなんだな…はぁ死んだ…」
「誰だこいついきなり現れやがってお前ら逃げるぞあいつがくる前に急げ」
「女の子はどうする?」
「ほっとけ!時間がない捕まったら俺らの命が無い」
盗賊は後ろを気にしていた誰かに追われているみたいだった
<冒険者の町>
「私の可愛い下僕起きた?」
「え?ここはまさか…また戻ってる…もう何が何だか訳わかんねぇ…」
勇者は頭が混乱し精神的に疲れ果て気絶した
「あら?また寝るの?」
私の可愛い下僕の勇者様は目が覚めるなり気絶した
まぁ気絶してた方が好都合
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