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”ドックン“”ドクン“”ドックン“”ドクン“ トクン…
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ドラゴン王国での戦闘はやがて空は曇りぽつぽつと雨が降り始めた
雨粒が地面や建物に落ちる音が鈍くリズミカルに響く
湿った土や草の匂いが雨と混ざり合って漂っている
雨は段々と激しくなってきた雨粒が光を反射し周囲の光景をぼやけたように映し出す
時間が止まっていた時とはまるで違う木々の葉が風に揺れる音や小鳥のさえずりが響く
そして私は上空に姿を現した
この雨で私は歓喜した
「雨か…素晴らしい!最高のシュチュエーションだ!天は私に味方した!!!」
私は瞬間移動でシルバの元へ
「シルバ!まだ意識はあるか?」
「その姿は?アウリタ様なのですか?
はい……ですが体が動きません…」
「じゃこれを飲め!回復ポーションだ!」
『賢者様?回復ポーションなんて持っていましたか?』
「シルバよ何があっても私についてくると言ったなだったら助けてやる!」
「ありがとうございます…ここまできたらついて行きます…助けて下さい……このまま死にたくない」
「そうか良かろう」
シルバに私の血を飲ませた
「あがgぁぁxががががっがgぁぁx」
”ドックン“”ドクン“”ドックン“”ドクン“トクン…
シルバの心臓が大きく響き渡るそして…
「これは!?」
「どうだ?清々しいだろ!これでお前はここにいる奴らより強くなった!」
「力がみなぎってくる!すごい!体が軽いこのポーションすごいですよ!!」
「何の為にお前に魔法を付与したと思っている?
ちゃんと使いこなせ!!さぁ私の為に戦え!と言いたいがお前は少し休め私がこいつらを殺す!」
「はい!!」
「おいおい!嘘だろ?とうとう本当の姿を現しやがった!
まずいぞなんだこの魔力は!!
以前の魔力量と違いすぎる!
間違いないあれが奴の姿だ!
ネクロ!バケモノは倒したんじゃ無かったのか!」
「すまないハルト…不覚……」
「地面が揺れている…あれが真の姿だと!?
ネクロ様!ハルト!3人で倒すぞ!!!」
「あはっ面白い奴だシユミと言ったな3人で倒す?誰を?」
「「「お前だ!!」」」
3人は私に襲いかかった
「止まれ!動くな!!!」
体に違和感を覚えた
「な!?体が動かん…」
「…??お前らどうした???……」
「これは?動けん!!」
「あはっ!もうお前達は詰んだ!」
「くっ何をした?」
「特別に教えてやろう!私のスキル魅了だ!
こんな使い方もあるんだよ!知らなかったのか?
お前達に魅了をかけた!気づけよ!!」
私はルナの元へと近づいた
「さてと1番厄介な奴を殺すか!
あはっ!さっきから大人しいと思ったらまさかの魔力切れとは気絶してやがる!!」
ルナの魔力はドラゴンに一発この私に不発ではあったが魔力を最大限引き出していた為尽きていた
「それはそうだろこの私が一撃で死ぬほどの威力
魔力切れ起こして当然だ!
だが所詮子供!子供の魔力はたかがしれている
どおりで龍王に勝てなかった訳だ!この状態ではな!」
「おい!バケモノめ!この魅了を解け!」
まずいぞ…この魔法……
「あはっ!解いてやろうか?」
「いや!別に解かなくても良いぞ?
私1人で十分だ!!」
なにが起きた?私の体が…ネクロだと?なぜ?
貴様動ける??
気づいた時には私は魔王ネクロにバラバラにされた
「お前こそ気づけよ!
私は貴様の魅了に掛かってないぞ?」
「クソ!魔王ネクロ!!”2度”もこの私をバラバラにしやがって!」
「あいにく私は女だ!かかるわけないだろ?
貴様の魅了なんて所詮そんなもんだ!」
「面白い!お前から死にたいらしい!!」
シルバは間髪いれず刃を手に取りハルト目がけ切りつけた
「ちょっと待てシルバ!
お前は休めといったろ?!」
「よくも!よくも!!やってくれたな!!!」
シルバは一心不乱にハルトを切りつけた
「うぉぉぉぉぉー」
「あはっシルバの奴急に何するかと思えばまぁこれはこれで良いか!!
良いぞ良いぞ!このままハルトの首を掻っ切れ!」
ハルトは魅了のせいで動けない
「効かねなぁテメェの攻撃は効かねぇだがな!
魅了だと?このふざけた魔法を解け!!
ふざけるなぁ動け!動け!!俺の体ぁ!!!
ふざけた魔法をかけやがって!!
ふざけるなぁふざけるなぁぁふざけるんじゃねぇぇ
俺は勇者ハルトだぞぉ!シルバ!調子に乗るな!
お前をまた切り刻んでやる!!」
ハルトは力尽くで魅了を解いた
そのまま聖剣でシルバの両腕を切り落とす
「痛っ!!って痛くない??」
シルバの腕はすぐに再生した
「これは?」
シルバは私が飲ませた液体はポーションだと思い込んでいるようだ!だが
「シルバ!こちらの世界へようこそ!!
これで晴れてお前もバケモノだ!」
「え?私が飲んだのは回復ポーションでは?」
「勘違いも甚だしい!お前が飲んだのは私の血だ!喜べ人間卒業だ!さぁ勇者ハルトを殺せ」
「はい……私はあなたに…ついて行きます!!」
雨粒が地面や建物に落ちる音が鈍くリズミカルに響く
湿った土や草の匂いが雨と混ざり合って漂っている
雨は段々と激しくなってきた雨粒が光を反射し周囲の光景をぼやけたように映し出す
時間が止まっていた時とはまるで違う木々の葉が風に揺れる音や小鳥のさえずりが響く
そして私は上空に姿を現した
この雨で私は歓喜した
「雨か…素晴らしい!最高のシュチュエーションだ!天は私に味方した!!!」
私は瞬間移動でシルバの元へ
「シルバ!まだ意識はあるか?」
「その姿は?アウリタ様なのですか?
はい……ですが体が動きません…」
「じゃこれを飲め!回復ポーションだ!」
『賢者様?回復ポーションなんて持っていましたか?』
「シルバよ何があっても私についてくると言ったなだったら助けてやる!」
「ありがとうございます…ここまできたらついて行きます…助けて下さい……このまま死にたくない」
「そうか良かろう」
シルバに私の血を飲ませた
「あがgぁぁxががががっがgぁぁx」
”ドックン“”ドクン“”ドックン“”ドクン“トクン…
シルバの心臓が大きく響き渡るそして…
「これは!?」
「どうだ?清々しいだろ!これでお前はここにいる奴らより強くなった!」
「力がみなぎってくる!すごい!体が軽いこのポーションすごいですよ!!」
「何の為にお前に魔法を付与したと思っている?
ちゃんと使いこなせ!!さぁ私の為に戦え!と言いたいがお前は少し休め私がこいつらを殺す!」
「はい!!」
「おいおい!嘘だろ?とうとう本当の姿を現しやがった!
まずいぞなんだこの魔力は!!
以前の魔力量と違いすぎる!
間違いないあれが奴の姿だ!
ネクロ!バケモノは倒したんじゃ無かったのか!」
「すまないハルト…不覚……」
「地面が揺れている…あれが真の姿だと!?
ネクロ様!ハルト!3人で倒すぞ!!!」
「あはっ面白い奴だシユミと言ったな3人で倒す?誰を?」
「「「お前だ!!」」」
3人は私に襲いかかった
「止まれ!動くな!!!」
体に違和感を覚えた
「な!?体が動かん…」
「…??お前らどうした???……」
「これは?動けん!!」
「あはっ!もうお前達は詰んだ!」
「くっ何をした?」
「特別に教えてやろう!私のスキル魅了だ!
こんな使い方もあるんだよ!知らなかったのか?
お前達に魅了をかけた!気づけよ!!」
私はルナの元へと近づいた
「さてと1番厄介な奴を殺すか!
あはっ!さっきから大人しいと思ったらまさかの魔力切れとは気絶してやがる!!」
ルナの魔力はドラゴンに一発この私に不発ではあったが魔力を最大限引き出していた為尽きていた
「それはそうだろこの私が一撃で死ぬほどの威力
魔力切れ起こして当然だ!
だが所詮子供!子供の魔力はたかがしれている
どおりで龍王に勝てなかった訳だ!この状態ではな!」
「おい!バケモノめ!この魅了を解け!」
まずいぞ…この魔法……
「あはっ!解いてやろうか?」
「いや!別に解かなくても良いぞ?
私1人で十分だ!!」
なにが起きた?私の体が…ネクロだと?なぜ?
貴様動ける??
気づいた時には私は魔王ネクロにバラバラにされた
「お前こそ気づけよ!
私は貴様の魅了に掛かってないぞ?」
「クソ!魔王ネクロ!!”2度”もこの私をバラバラにしやがって!」
「あいにく私は女だ!かかるわけないだろ?
貴様の魅了なんて所詮そんなもんだ!」
「面白い!お前から死にたいらしい!!」
シルバは間髪いれず刃を手に取りハルト目がけ切りつけた
「ちょっと待てシルバ!
お前は休めといったろ?!」
「よくも!よくも!!やってくれたな!!!」
シルバは一心不乱にハルトを切りつけた
「うぉぉぉぉぉー」
「あはっシルバの奴急に何するかと思えばまぁこれはこれで良いか!!
良いぞ良いぞ!このままハルトの首を掻っ切れ!」
ハルトは魅了のせいで動けない
「効かねなぁテメェの攻撃は効かねぇだがな!
魅了だと?このふざけた魔法を解け!!
ふざけるなぁ動け!動け!!俺の体ぁ!!!
ふざけた魔法をかけやがって!!
ふざけるなぁふざけるなぁぁふざけるんじゃねぇぇ
俺は勇者ハルトだぞぉ!シルバ!調子に乗るな!
お前をまた切り刻んでやる!!」
ハルトは力尽くで魅了を解いた
そのまま聖剣でシルバの両腕を切り落とす
「痛っ!!って痛くない??」
シルバの腕はすぐに再生した
「これは?」
シルバは私が飲ませた液体はポーションだと思い込んでいるようだ!だが
「シルバ!こちらの世界へようこそ!!
これで晴れてお前もバケモノだ!」
「え?私が飲んだのは回復ポーションでは?」
「勘違いも甚だしい!お前が飲んだのは私の血だ!喜べ人間卒業だ!さぁ勇者ハルトを殺せ」
「はい……私はあなたに…ついて行きます!!」
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