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賢者様~~~~~~~~~~~~~~~!!
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私は急に態度が変わった受付嬢を殺してやりたいと思ったがここは我慢してこの場を乗り切る
「ビゼンさん聞いて下さい…私……
実は気が動転してて……私の村…トアルなの!
トアルの村に住んでいたけどいきなり見た事がない魔物が現れて村人は皆……皆…
私の目の前で殺されてしまったのよ…
私の家族も殺されてしまって…ううっ
それでいつかその魔物を倒したい!
なんとしてでも倒したい!
倒したいと思い冒険者になって強くなりたいと思った
家族の仇を取りたい…それが冒険者になりたい本当の理由よ1人で生き残るにはまずお金でしょ?
違いますか?うううっ」
『流石です!嘘くさい”名演技“です!』
「ううううっ失礼しましたそんな事があったんですね…だからあまり言いたく無かったのですね…
ひどい事思い出させてごめんなさい…
もしかしてあの噂は本当だったのですね…」
『何と!騙せましたね!』
「あの噂?噂って何?」
「ええ!いきなり現れた魔物がトアルの森とトアルの村が壊滅したと今人々は騒然としております…
あなたは唯一の生き残りだったのですね」
「そ…そうよ必死だったそんな事がもうここまで届いていたのね…
信じる信じないはあなた次第よ」
「信じますよ!
あの村は田舎ですもの字が書けなくて当然です
字が書けないのは唯一あの村だけですから
あの村だけですから…あの村だけ……」
「絶対バカにしてるよね?やっぱり殺すか?」
『ええ殺しましょう!』
「何か言いましたか?」
「いいえ気にしなくて良いのよ」
「それでは私が代筆致します」
紙を書き終え無事冒険者として登録は済ませた
「これで大丈夫です!」
「これで登録は終わり?」
「登録は完了しました!これからランクを決める為の試験をやってもらいます」
「試験?え~めんどくさい
最低ランクからスタートでいいよ」
「欲が無いのですね!
高ランクだと得られる報酬も変わります試験と言ってもこの水晶に手をかざすだけで良いですよ!」
「そうなの?」
私の前に水晶が置かれた
『賢者様これは異世界転生ではありきたりで
ど定番の展開です!』
「そうなのね!やってみるわ!」
「この水晶に魔力を送り込んでみてくださいすると水晶が光ります【青色】【黄色】【緑色】【赤色】【レインボー】の順で激アツです」
「激アツって沖スロハナハナか!!」
余談ですが私の趣味は沖ハナをする事だった
よく研究がうまくいかない時は良く沖スロをしてって話がそれてしまったそんな話はどうでも良い
いかんいかん!
「それでは手をかざしてみるね」
私は水晶に手を当て魔力を送り込んでみた
“シーン”
あたりは静まり返った水晶に何一つ光らなかった
「光らない…月子様の魔力がゼロ!?」
「あの~これ何?何この状況?!」
『賢者様!大変です!賢者様の魔力が尽き果てる寸前です』
「なんで?」
『各地でばら撒いたコピーした賢者様を常に放出しているのが原因です』
「え~魔力が尽きるってあるの?」
『そうですねこの急激な減り方は異常です
もしかしたら推測ですが何者かがコピーした賢者様を殺しまくっているのでしょう!
消滅したら魔力が減ります現在8割は壊滅状態ですそれからまたコピーし続けているのですからこのまま減るとやばいです
いつ魔力が尽きてもおかしくない現状です』
「やばいってどうやばいのよ?」
『気絶します!
いつ目を覚ますか分かりません!
魔力が最大になるまで起きませんよ!』
「それ早く言ってよここで気絶したらやばいじゃん!おかしいと思ったのよクラゲなのに空腹を感じるなんてこれも魔力と関係が?」
『そうですねあると思われます』
「月子様?さっきから独り言言って大丈夫ですか?」
「ええ大丈夫…まだ村での出来事がトラウマで少々頭にダメージが…」
その時店内に居た男が私に絡んできた
「何だ嬢ちゃん色も光らねーで最低ランクのFランクすらももらえないんじゃないか?」
「は?何こいつ殺すぞ!」
『これもど定番の展開です!
なぜか冒険者ギルドで主人公に対してほぼ絡んでくるキャラが現れるんです大抵弱いです!』
「そうか死にたく無かったら雑魚は引っ込んでろよ!」
「言うね!嬢ちゃん後悔するなよ」
「相当死にたいらしいな!」
男は私の頭に刀剣を振りかざした!
「ふっ止まって見えるよ」
(スキル瞬間移動!)
私はスキルを使い男が振りかざした刀剣を避けた
と同時に私は気絶した
「俺の刀剣をモロに喰らったな!
やっぱり弱いじゃーねか!見かけ通りだな」
『賢者様~~~~~~~~~~~~~~~!!』
「ビゼンさん聞いて下さい…私……
実は気が動転してて……私の村…トアルなの!
トアルの村に住んでいたけどいきなり見た事がない魔物が現れて村人は皆……皆…
私の目の前で殺されてしまったのよ…
私の家族も殺されてしまって…ううっ
それでいつかその魔物を倒したい!
なんとしてでも倒したい!
倒したいと思い冒険者になって強くなりたいと思った
家族の仇を取りたい…それが冒険者になりたい本当の理由よ1人で生き残るにはまずお金でしょ?
違いますか?うううっ」
『流石です!嘘くさい”名演技“です!』
「ううううっ失礼しましたそんな事があったんですね…だからあまり言いたく無かったのですね…
ひどい事思い出させてごめんなさい…
もしかしてあの噂は本当だったのですね…」
『何と!騙せましたね!』
「あの噂?噂って何?」
「ええ!いきなり現れた魔物がトアルの森とトアルの村が壊滅したと今人々は騒然としております…
あなたは唯一の生き残りだったのですね」
「そ…そうよ必死だったそんな事がもうここまで届いていたのね…
信じる信じないはあなた次第よ」
「信じますよ!
あの村は田舎ですもの字が書けなくて当然です
字が書けないのは唯一あの村だけですから
あの村だけですから…あの村だけ……」
「絶対バカにしてるよね?やっぱり殺すか?」
『ええ殺しましょう!』
「何か言いましたか?」
「いいえ気にしなくて良いのよ」
「それでは私が代筆致します」
紙を書き終え無事冒険者として登録は済ませた
「これで大丈夫です!」
「これで登録は終わり?」
「登録は完了しました!これからランクを決める為の試験をやってもらいます」
「試験?え~めんどくさい
最低ランクからスタートでいいよ」
「欲が無いのですね!
高ランクだと得られる報酬も変わります試験と言ってもこの水晶に手をかざすだけで良いですよ!」
「そうなの?」
私の前に水晶が置かれた
『賢者様これは異世界転生ではありきたりで
ど定番の展開です!』
「そうなのね!やってみるわ!」
「この水晶に魔力を送り込んでみてくださいすると水晶が光ります【青色】【黄色】【緑色】【赤色】【レインボー】の順で激アツです」
「激アツって沖スロハナハナか!!」
余談ですが私の趣味は沖ハナをする事だった
よく研究がうまくいかない時は良く沖スロをしてって話がそれてしまったそんな話はどうでも良い
いかんいかん!
「それでは手をかざしてみるね」
私は水晶に手を当て魔力を送り込んでみた
“シーン”
あたりは静まり返った水晶に何一つ光らなかった
「光らない…月子様の魔力がゼロ!?」
「あの~これ何?何この状況?!」
『賢者様!大変です!賢者様の魔力が尽き果てる寸前です』
「なんで?」
『各地でばら撒いたコピーした賢者様を常に放出しているのが原因です』
「え~魔力が尽きるってあるの?」
『そうですねこの急激な減り方は異常です
もしかしたら推測ですが何者かがコピーした賢者様を殺しまくっているのでしょう!
消滅したら魔力が減ります現在8割は壊滅状態ですそれからまたコピーし続けているのですからこのまま減るとやばいです
いつ魔力が尽きてもおかしくない現状です』
「やばいってどうやばいのよ?」
『気絶します!
いつ目を覚ますか分かりません!
魔力が最大になるまで起きませんよ!』
「それ早く言ってよここで気絶したらやばいじゃん!おかしいと思ったのよクラゲなのに空腹を感じるなんてこれも魔力と関係が?」
『そうですねあると思われます』
「月子様?さっきから独り言言って大丈夫ですか?」
「ええ大丈夫…まだ村での出来事がトラウマで少々頭にダメージが…」
その時店内に居た男が私に絡んできた
「何だ嬢ちゃん色も光らねーで最低ランクのFランクすらももらえないんじゃないか?」
「は?何こいつ殺すぞ!」
『これもど定番の展開です!
なぜか冒険者ギルドで主人公に対してほぼ絡んでくるキャラが現れるんです大抵弱いです!』
「そうか死にたく無かったら雑魚は引っ込んでろよ!」
「言うね!嬢ちゃん後悔するなよ」
「相当死にたいらしいな!」
男は私の頭に刀剣を振りかざした!
「ふっ止まって見えるよ」
(スキル瞬間移動!)
私はスキルを使い男が振りかざした刀剣を避けた
と同時に私は気絶した
「俺の刀剣をモロに喰らったな!
やっぱり弱いじゃーねか!見かけ通りだな」
『賢者様~~~~~~~~~~~~~~~!!』
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