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初めての魔法
しおりを挟む「ほぼクラゲじゃないぃ!はぁもう諦める!
案内人さんそれにしてもお腹空いた色々ありすぎて空腹よ!」
『そこまでは私に聞かれても困ります
そこまでサポート致しません』
「役立たず!じゃなんのサポートをするのよ!」
『この異世界の事をお聞きになりたいのであればなんでもお答え致します
あなた様はこの異世界はご存知ありませんとお見受けしました
それとスキルの使い方のご説明も可能です』
【スキル】
『熱変動耐性』
『刺突耐性』
『物理攻撃無効化』
『毒無効化』
『痛覚無効化』
『空間感知散在魔力感知を獲得』
『麻痺無効化』
『賢者』
『鑑定』
『コピー能力』
そういうと再び私の目の前にディスプレイが表示された
『あなた様はこの世界で生き抜かねければなりませんこの状況で今使用すると良いおすすめのスキルは空間感知と魔力感知がいいと思いますそのスキルを使い獲物を確保して食べればいいと思われます』
「分かったわスキルを使う前にこの異世界の事聞かせて聞くの忘れてた」
『かしこまりました
ここは最強種ドラゴンと魔法が飛び交う世界でございます』
「へ?ド…ドラゴン?
って何?」
『ハハご冗談を!』
「冗談じゃねぇーなんなのよドラゴンて聞いた事がないわ!」
『ドラゴンはよくゲーム出てくる魔物ですよRPGゲームを知らないのでしょうか?
今流行りのMMORPGを今流行っているからこのファンタジー世界に飛ばしてあげたのですが…』
「MMOなんたらゲームやるわけないじゃない!
クラゲ一筋よ他の事なんて興味がないわ
テレビも見ないしアニメも見ないわ見るのはクラゲだけよ!それに魔法って何よ!」
『なんと魔法もご存じない?』
「クラゲ一筋…」
『魔法に関しては実際に使った方がいいでしょう』
「私にも使えるの?」
『使えます今使える魔法は先ほども言いました空間感知魔法と魔力感知魔法です
まずはそれを使って獲物を捕まえてください』
「分かったわ」
私は獲物を狩るという空腹を満たす目的の為にスキルを使ってみることにする
うまくすれば周囲の状況を認識できる
さっそく使ってみる
「え~と」
(――空間感知!)
空間感知を発動すると強く念じれば、自然と発動できたのが分かった
私の体の内側から熱い何かが引き出されるような不思議な感覚の後意識に大量の情報が流れ込んで来たぁぁぁ!
(おおおっ!? 分かる分かる!!けど
情報が多すぎて眩暈が…)
途端に広がる世界
「私を中心としてかなり広範囲の空間を球状に認識してできる様ね」
『これが魔法です』
「肉眼で見るより知覚範囲と精度がかなり知覚ができるのね」
『おめでとうございます初めての魔法でございます』
「この数字は何?
私の意識に数字が見えるわ」
『これは現在の水深の数値です』
「え?じゃ今900mって事?」
『そうです!100mは浮上しております』
「いつの間にか浮上していたのね」
この目測がどこまで正しいのかどうかは分からない
私の感覚として全然動いている感覚は無かった
かなり驚いたのが空間感知では海面が見えるほどの範囲で見えているゆっくりと波打っているのが分かる
そして海底では珊瑚らしきものが繁殖しそこをこの異世界の生物と思われる小さい生き物達が棲み処にしているのが見える
「素晴らしい能力ね」
(かなり凄いぞこの魔法)
『気に入りましたか?』
「ええ!とても気に入ったわここまで広範囲で見ることができると思わなかったから
これですぐ獲物を捕まえる事ができるわ!」
目で見るよりも遥かに見える
全て認識しているから死角というものがない360°全てが見える。
最初は空間魔法という割には地味だとか思っていたがとんでもないわね敬意を込めて空間感知魔法様様ね!
『ご自身の姿も見ることができます念じてみてください』
「それはいいね一度見たかったの!」
さらに俯瞰で私自身も見ることができた
(うむ……やはり…
しっかりとシンカイウリクラゲの姿ね…
これが今の私かぁ……可愛いぃぃうん!
良い!)
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