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ボクについて
組織壊滅編1
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──記憶の改竄。忘却。移植。剥奪。
──君達がやって来た事を、ボクはやっているだけですよ。
〖 ENEMY……コードODYSSEY発令中。各員は、速やかに退避して下さい。繰り返す。ENEMY反応。コードODYSSEY。各員は速やかに……〗
見覚えはあるが名前の知らない研究員の男……。
ボクは眉根を寄せながらAMNESIAを撃ち込んだ。
部分健忘を引き起こすショック銃。なに死にはしない。
ただ前述通り記憶を少し失うだけだ。
「人を殺すことは極力避けたいんでね」
「うっ……」
「私が優しい男で良かったな。この頭の悪い出来損ないめ」
人間なら当たれば直ぐに意識を失う。
元々これは実験体に施す薬物の名だ。
数ミリも投与されればこれまでの事も、お前らの200も満たない知能指数も少し低下する。
でもそれくらいで済んで良かったと思え。
ボク達は人殺しではない。
害悪でもない。
ただこれからは……。
〖ENEMY……ENEMY……コードODYSSEY発令中。警戒レベル臨界点を突破します。本System、排除MODEに移行します〗
普通に。
家族のように。
幸せに。
陽の光を浴びて暮らしたいと。
そう強く思っただけなのだ。
〖 EMERGENCY。衛生軌道光熱源砲の誤差を修正します。完了まで約5分……〗
それにしても煩いな。この警報システム。
ボク達を丸ごと潰そうとするか……。
「蘭さん……暗部のAlphaチームが屋上から俺達を無力化しに来てる。ENCOUNTまであと2分20秒ってところだ。どうする?」
「エィ……Alphaを制圧しろ。 Lost of fighting spirit。決して殺すな」
「了解」
「キィはHackingに注力したままでいい。本部のデータごと全て吹きとばせ」
「……うん、今やってる。でもこんな簡単でいいの?」
エィもキィもまるでつまらなそうに言ってくれる。
ボクはここで、生きるか死ぬかの瀬戸際だってのにな。
──蘭さんが望めば、全てを簡単に終わらせられるのに。
「2人してボクの脳内に介入するな。しかも同じ言葉で」
本当に、人類最強兵器ってのは恐ろしいものだ。
きっとボク達と敵対した組織は後悔しているはずだ。
四肢を動かせなければ人間は何もできない。
「ぎゃぁぁー!」
「クソッ!このバケモノがっ!」
虫の方が、よほど賢い進化をとげているよ……。
「怯むな、GO!GO!GO!弾を込めろ!撃ちきれ!」
「で、でも、隊長……アイツ……!!」
人は恐れると自己防衛の為に敵を殺す。
自身が死ぬ、そうなる前に進化の過程で得たありったけの弾丸を撃ち込む。
でも、それで、脅威を払えなかったらどうする?
「全然……動いてもないですよ……」
キミらが手を焼く虫は、何せ最強だ。
ボクとしてはまだ進化の途中段階……だったんだけどね。
「ランチャーもマグナムも効いてない」
「……本当に……バケモノだ……」
エィは交わすこともせずそれらを無効化する。
手榴弾でも核ミサイルでも当たらなければどうということはないからね。
「つまんねぇな……。俺って破壊する為に産み出されたのに」
ボクの脳内に直接語りかけるエィは本当にくそつまらなそうに言った。
遊んでいるのが手に取るように分かるが、その感情をこれからは持たなくていいのだと伝えたら彼は素直に笑った。
「蘭さんのことは信頼してる」
そして、少し照れくさそうに。
人の心に介入出来るのもエィに施された心理分析プログラムの賜物だ。
彼は元々、気の優しい、良い子なのだ。
「あれを、解き放つのか……アノバケモノを……」
ある日、心を頑なに閉ざしていた彼が、もうこれ以上ボクのクローンを殺したくないと号泣し……。
「そんな事をしたら、この世界が……」
「死にたくないよ……母さん!!」
ゲロを吐いた彼を、ボクは守りたいと心底思っただけだ。
……そして、ここまでだいたい2分20秒か。
「パパ!Hacking終わったよ!次は何すればいい?」
無邪気に笑ったもう1人の天使はデータ化された7色の羽を幾枚も広げてボクに抱きついた。
「さすがだね。キィ。じゃあこのままエィのバックアップと……残存している研究員全てにAMNESIAを投与してくれ。今この組織は、もうキミの手中にある」
「うん!」
頭をなでると、彼女の目の色が嬉しそうに金色に輝き、星がキラキラと瞬いた。
美しいシルクのような長い髪も同じように変化する。
それはエィも同じだ。
いわゆる光学迷彩の組織化……その為の初段階を踏んでいた。
なんて話はもうどうでもいいか。
ボク達はそれらを破棄した。
この地獄のような実験施設を破壊したいだけなのだから。
「お兄ちゃんにランチャーを撃ち込んでくれたお影で、今スプリンクラーが発動してるよね。その中にAMNESIAを混ぜれば嫌でも摂取することになると思う。ん~、量は調整出来ないけど……」
「それは、仕方ないか。死ぬよりマシだろうと想って欲しいくらいだし」
「うん。蘭さんがそういうからアイツらは皆、絶対殺さないよ」
「そうだね……。誰しも、生きる権利はあるし、奪うことは許されないんだ」
「うん!」
そうして頷いて明るく笑った彼女は残った組織の連中にAMNESIAをばら蒔いた。
これで全て終わる。
組織のデータも全て、持ち出された物も、保管されている全てを、キィが抹消してくれた。
まさか組織の連中も飼い犬に手を噛まれる等思ってもなかっただろうが。
特に社畜のボクにね……。
「あの男……ドクターRは何を考えている!」
「あんな物を玩具にして扱うなんてイカれてやがる!」
……ボクは、奴らのやり方が間違っていると気づいたし、子供達にもう苦しい思いをさせたくない……。
キミ達と触れ合う中で唇を噛み締めただけなんだ。
せめてキミ達を幸せにしたい。
それがボクの……せめてもの償いだ。
「ドクターRを殺せ!この世界が……終わる前に!」
レポートNo.1。以上。脱走、組織の壊滅について。RAN
追記:これまでの経緯を捨て、新たな第1歩として、このレポートを1とする。
人類最強兵器としての自覚を、2人が失くすその時まで……。
──君達がやって来た事を、ボクはやっているだけですよ。
〖 ENEMY……コードODYSSEY発令中。各員は、速やかに退避して下さい。繰り返す。ENEMY反応。コードODYSSEY。各員は速やかに……〗
見覚えはあるが名前の知らない研究員の男……。
ボクは眉根を寄せながらAMNESIAを撃ち込んだ。
部分健忘を引き起こすショック銃。なに死にはしない。
ただ前述通り記憶を少し失うだけだ。
「人を殺すことは極力避けたいんでね」
「うっ……」
「私が優しい男で良かったな。この頭の悪い出来損ないめ」
人間なら当たれば直ぐに意識を失う。
元々これは実験体に施す薬物の名だ。
数ミリも投与されればこれまでの事も、お前らの200も満たない知能指数も少し低下する。
でもそれくらいで済んで良かったと思え。
ボク達は人殺しではない。
害悪でもない。
ただこれからは……。
〖ENEMY……ENEMY……コードODYSSEY発令中。警戒レベル臨界点を突破します。本System、排除MODEに移行します〗
普通に。
家族のように。
幸せに。
陽の光を浴びて暮らしたいと。
そう強く思っただけなのだ。
〖 EMERGENCY。衛生軌道光熱源砲の誤差を修正します。完了まで約5分……〗
それにしても煩いな。この警報システム。
ボク達を丸ごと潰そうとするか……。
「蘭さん……暗部のAlphaチームが屋上から俺達を無力化しに来てる。ENCOUNTまであと2分20秒ってところだ。どうする?」
「エィ……Alphaを制圧しろ。 Lost of fighting spirit。決して殺すな」
「了解」
「キィはHackingに注力したままでいい。本部のデータごと全て吹きとばせ」
「……うん、今やってる。でもこんな簡単でいいの?」
エィもキィもまるでつまらなそうに言ってくれる。
ボクはここで、生きるか死ぬかの瀬戸際だってのにな。
──蘭さんが望めば、全てを簡単に終わらせられるのに。
「2人してボクの脳内に介入するな。しかも同じ言葉で」
本当に、人類最強兵器ってのは恐ろしいものだ。
きっとボク達と敵対した組織は後悔しているはずだ。
四肢を動かせなければ人間は何もできない。
「ぎゃぁぁー!」
「クソッ!このバケモノがっ!」
虫の方が、よほど賢い進化をとげているよ……。
「怯むな、GO!GO!GO!弾を込めろ!撃ちきれ!」
「で、でも、隊長……アイツ……!!」
人は恐れると自己防衛の為に敵を殺す。
自身が死ぬ、そうなる前に進化の過程で得たありったけの弾丸を撃ち込む。
でも、それで、脅威を払えなかったらどうする?
「全然……動いてもないですよ……」
キミらが手を焼く虫は、何せ最強だ。
ボクとしてはまだ進化の途中段階……だったんだけどね。
「ランチャーもマグナムも効いてない」
「……本当に……バケモノだ……」
エィは交わすこともせずそれらを無効化する。
手榴弾でも核ミサイルでも当たらなければどうということはないからね。
「つまんねぇな……。俺って破壊する為に産み出されたのに」
ボクの脳内に直接語りかけるエィは本当にくそつまらなそうに言った。
遊んでいるのが手に取るように分かるが、その感情をこれからは持たなくていいのだと伝えたら彼は素直に笑った。
「蘭さんのことは信頼してる」
そして、少し照れくさそうに。
人の心に介入出来るのもエィに施された心理分析プログラムの賜物だ。
彼は元々、気の優しい、良い子なのだ。
「あれを、解き放つのか……アノバケモノを……」
ある日、心を頑なに閉ざしていた彼が、もうこれ以上ボクのクローンを殺したくないと号泣し……。
「そんな事をしたら、この世界が……」
「死にたくないよ……母さん!!」
ゲロを吐いた彼を、ボクは守りたいと心底思っただけだ。
……そして、ここまでだいたい2分20秒か。
「パパ!Hacking終わったよ!次は何すればいい?」
無邪気に笑ったもう1人の天使はデータ化された7色の羽を幾枚も広げてボクに抱きついた。
「さすがだね。キィ。じゃあこのままエィのバックアップと……残存している研究員全てにAMNESIAを投与してくれ。今この組織は、もうキミの手中にある」
「うん!」
頭をなでると、彼女の目の色が嬉しそうに金色に輝き、星がキラキラと瞬いた。
美しいシルクのような長い髪も同じように変化する。
それはエィも同じだ。
いわゆる光学迷彩の組織化……その為の初段階を踏んでいた。
なんて話はもうどうでもいいか。
ボク達はそれらを破棄した。
この地獄のような実験施設を破壊したいだけなのだから。
「お兄ちゃんにランチャーを撃ち込んでくれたお影で、今スプリンクラーが発動してるよね。その中にAMNESIAを混ぜれば嫌でも摂取することになると思う。ん~、量は調整出来ないけど……」
「それは、仕方ないか。死ぬよりマシだろうと想って欲しいくらいだし」
「うん。蘭さんがそういうからアイツらは皆、絶対殺さないよ」
「そうだね……。誰しも、生きる権利はあるし、奪うことは許されないんだ」
「うん!」
そうして頷いて明るく笑った彼女は残った組織の連中にAMNESIAをばら蒔いた。
これで全て終わる。
組織のデータも全て、持ち出された物も、保管されている全てを、キィが抹消してくれた。
まさか組織の連中も飼い犬に手を噛まれる等思ってもなかっただろうが。
特に社畜のボクにね……。
「あの男……ドクターRは何を考えている!」
「あんな物を玩具にして扱うなんてイカれてやがる!」
……ボクは、奴らのやり方が間違っていると気づいたし、子供達にもう苦しい思いをさせたくない……。
キミ達と触れ合う中で唇を噛み締めただけなんだ。
せめてキミ達を幸せにしたい。
それがボクの……せめてもの償いだ。
「ドクターRを殺せ!この世界が……終わる前に!」
レポートNo.1。以上。脱走、組織の壊滅について。RAN
追記:これまでの経緯を捨て、新たな第1歩として、このレポートを1とする。
人類最強兵器としての自覚を、2人が失くすその時まで……。
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