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ルセラ編
26話 異世界なんかで人探しなんてしたくないけど2
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「お兄ちゃんだと!?」
アイズと十夜とメティスは町に向かう途中アイズの妹と名乗る少女に出会った。
レイと変わらないほどの身長に赤いポニーテールの似合う女の子だった。
しかし、アイズの反応が気になる。
「アイズ、妹がいたのか?」
「知らなかったですよ」
「いや!いねーし!」
十夜とメティスの言葉にアイズが戸惑いながらアイズは妹(仮)から離れた。
「お前ほんとに誰だ!」
「...やっぱり覚えていませんか...」
妹(仮)は寂しい目をして俯いた。
「私もその頃の記憶は無いのですが私達は小さい頃にわかれてしまった血の繋がった兄妹なんです。その証拠に私も人間とフェンリル、両方の姿になれます」
「確かに俺の妹のようだ。なんて名前なんだ?」
「マリンです。気軽にマリンと読んでください。ちなみに横のお2人はどちら様で?」
メティスと十夜に首を傾げマリンが聞いた。
「俺は十夜だ」
「私はメティスです」
「十夜にメティスですね!よろしくお願いします!」
マリンは明るい笑顔で2人に言った。
「ところでマリン、なぜ俺の事を知っているんだ」
「私は生まれの親と育ての親が違うのは知っていました。なぜ違うのか理由はよく分かりません。そんなある日一冊の本を見つけたのです。そこには私の血液型、誕生日、そして母の名前までもそこに載っていて他にも見ていると私に血の繋がった兄が一人いる事もわかりました。
兄の所にも名前と血液型、誕生日が書いてあり私は兄を探すため家を出ました。そこでゴブリンに襲われ必死でフェンリルとなり戦っていたのですがそこに三人がやって来たと言うわけです」
長々とした説明に真剣に聞いてはいたアイズだが頭が追いついていなかった。
正直急に妹が現れて混乱している上にここまでの状況説明は俺でも追いつけないだろう。
「マリンはこれから俺達に同行するのか?」
「はい!もう15歳の一人前の大人です。お母様達にも許可は得ています」
「わかった。いつかマリンを育ててくれた方にも会ってみたいな...」
アイズが少し遠い目をしながら言った。
こうして十夜とメティスとアイズはマリンを連れて町に行くことになった。
その頃レイ達は、
「なかなかそれらしき人物はいませんねー」
情報を集めながら悪魔の子を探していた。
「レイレイほんとにこの町にいるのですか?です」
バステトは手がかりが全くないこの情報に不安を抱いていた。
「昨日この町にいると聞いたらしいのでいるとは思いますが――」
――バキューン!
その時鳴り響いた鋭く風を切るような音。
近くにいた動物が動き出し森がざわめく。
「なんだ今の音!」
ポセイドンが驚き武器を持ち身構える。
「ポセイドン行ってみましょう。レイちゃんとバステトちゃんは後からついて来てください。私達が先に行きます」
「わかりました!」
「はいです!」
ガイアとポセイドンは音のなった方へ急いだ。
「今のは魔法のおとか?」
「いえ、たぶん金属を使った何かしらの武器でしょう」
ガイアとポセイドンが音の方まで走り行くとそこには両手に武器を持った少女が膝から崩れ落ちたかのようにその場に座り込んでいた。
「今の音はおまえか!」
「...あっ...えっ...」
ポセイドンの圧に同様し酷く怯えているようだった。
「...あの...あなた達は――」
「一つ聞いてもよろしいでしょうか!」
ガイアは少女の言葉を遮り食いつくように質問した。
「はいっ!...なんでしょうか...?」
「あなたは悪魔の子ですか?」
「は、はい...そうですけど...」
怯えた様子でガイアの質問に答えた
「これは失礼。私達はあなたを探していたのですよ。私達と一緒に来てもらえますか?」
「え...あの...その...えっと...」
少々は状況が理解できず上手く喋れていない。
「こら!その子が戸惑ってるじゃないですか!ダーリンに言われた通りちゃんと名前とかも聞かなくちゃ」
後からきたレイが怯える少女の様子を見てガイアに怒った。
「そうでしたね、失礼しました。私達はお友達になりきたんです安心してください」
「ほ...本当ですか?」
「本当ですです」
バステトが少し微笑みながら小さな少女の手を握り緊張を和らげる。
それと同時に少女のお腹がぐぅーっと音を立てた。
「では、何か食べに行きましょうか」
「は...はい!」
レイの提案に目を輝かせる。
こうしてレイ達は一度交流もかねてご飯を食べに行く事になった。
その頃アレス達は、
「どっちの店にもポーションがあるなんておかしいっす!」
「あぁ!金を無駄にしちまった!」
無駄にポーションを買ってしまったことでまた喧嘩になろうとしていた。
「ポーションは消耗品ですし多くて困る事は無いですよ」
少し呆れたクロノスがさっとフォローを入れる。
「そうです!ちゃんとほかの物も買えましたし大丈夫ですよ!」
アレスとヒュプノスは少し罪悪感があった。
「今回は俺が悪かった...それだけはみとめてやる!」
「少しは素直なとこもあるっすねー」
少し素直なアレスに対しヒュプノスが勝ち誇ったような笑みを浮かべた。
「うっせー!」
「でも私も悪かったっす。ごめんっす」
この時クロノスとアルテミスは思った、『2人とも本当は仲良いんじゃ?』と。
「私たちの仕事は終わりですしこの後は自由行動にしましょう」
クロノスが三人に提案した。
「賛成です」
「そうすっかー」
「私は汗かいたのでひとっぷろ入ってくるっす」
三人は口々に答えた。
こうして買い物グループの用事は終わったのだった。
その頃には十夜達はルセラについていた。
「特に変わりはなさそうですね」
「あぁそうだな」
「ねぇ?なんで三人ともそんなへんな仮面をしているのですか?」
マリンの言葉にビクッと体を反応させマリンに向き直る。
「こっこれはだなマリン!いろいろと事情があってだな」
「お兄ちゃん私たちはもう仲間ですよ!ちゃんと話してください!」
「お、お兄ちゃん...」
アイズはお兄ちゃんと呼ばれた事に良い意味で少し同様しつつ十夜の顔を見る。
「いつかは話すつもりだったしいいぞ」
「実はだなマリン――」
アイズはマリンにどうやって十夜と出会ったか、どうやって過ごしてきたのか、なぜ仮面をしているのかを全て話た。
「そんな事があったのですか。お兄ちゃんも十夜もメティスも大変な思いをしましたね。少ししゃがんでください」
「わかった」
十夜達はマリンに言われたとうりマリンの背と同じほどの高さまでしゃがんだ。
「三人とも大変でしたね。よく頑張りました。よしよし」
マリンが三人の頭を優しくなでる。
「恥ずかしいぞマリン...」
「なんか頭をなでられるなんて久しぶりだよ。ありがとうマリンちゃん」
「本当に少し恥ずかしいですね...」
アイズ、十夜、メティスの三人は少し気恥ずかしそうに頬赤らめる。
「いえ!」
その後、街の中を少し見たがやはり騎士が街を見て歩いていた。
それ以外には神王教の信者達が崩れた教会跡に花を置いていた事以外に何も変わった事はなかった。
アイズと十夜とメティスは町に向かう途中アイズの妹と名乗る少女に出会った。
レイと変わらないほどの身長に赤いポニーテールの似合う女の子だった。
しかし、アイズの反応が気になる。
「アイズ、妹がいたのか?」
「知らなかったですよ」
「いや!いねーし!」
十夜とメティスの言葉にアイズが戸惑いながらアイズは妹(仮)から離れた。
「お前ほんとに誰だ!」
「...やっぱり覚えていませんか...」
妹(仮)は寂しい目をして俯いた。
「私もその頃の記憶は無いのですが私達は小さい頃にわかれてしまった血の繋がった兄妹なんです。その証拠に私も人間とフェンリル、両方の姿になれます」
「確かに俺の妹のようだ。なんて名前なんだ?」
「マリンです。気軽にマリンと読んでください。ちなみに横のお2人はどちら様で?」
メティスと十夜に首を傾げマリンが聞いた。
「俺は十夜だ」
「私はメティスです」
「十夜にメティスですね!よろしくお願いします!」
マリンは明るい笑顔で2人に言った。
「ところでマリン、なぜ俺の事を知っているんだ」
「私は生まれの親と育ての親が違うのは知っていました。なぜ違うのか理由はよく分かりません。そんなある日一冊の本を見つけたのです。そこには私の血液型、誕生日、そして母の名前までもそこに載っていて他にも見ていると私に血の繋がった兄が一人いる事もわかりました。
兄の所にも名前と血液型、誕生日が書いてあり私は兄を探すため家を出ました。そこでゴブリンに襲われ必死でフェンリルとなり戦っていたのですがそこに三人がやって来たと言うわけです」
長々とした説明に真剣に聞いてはいたアイズだが頭が追いついていなかった。
正直急に妹が現れて混乱している上にここまでの状況説明は俺でも追いつけないだろう。
「マリンはこれから俺達に同行するのか?」
「はい!もう15歳の一人前の大人です。お母様達にも許可は得ています」
「わかった。いつかマリンを育ててくれた方にも会ってみたいな...」
アイズが少し遠い目をしながら言った。
こうして十夜とメティスとアイズはマリンを連れて町に行くことになった。
その頃レイ達は、
「なかなかそれらしき人物はいませんねー」
情報を集めながら悪魔の子を探していた。
「レイレイほんとにこの町にいるのですか?です」
バステトは手がかりが全くないこの情報に不安を抱いていた。
「昨日この町にいると聞いたらしいのでいるとは思いますが――」
――バキューン!
その時鳴り響いた鋭く風を切るような音。
近くにいた動物が動き出し森がざわめく。
「なんだ今の音!」
ポセイドンが驚き武器を持ち身構える。
「ポセイドン行ってみましょう。レイちゃんとバステトちゃんは後からついて来てください。私達が先に行きます」
「わかりました!」
「はいです!」
ガイアとポセイドンは音のなった方へ急いだ。
「今のは魔法のおとか?」
「いえ、たぶん金属を使った何かしらの武器でしょう」
ガイアとポセイドンが音の方まで走り行くとそこには両手に武器を持った少女が膝から崩れ落ちたかのようにその場に座り込んでいた。
「今の音はおまえか!」
「...あっ...えっ...」
ポセイドンの圧に同様し酷く怯えているようだった。
「...あの...あなた達は――」
「一つ聞いてもよろしいでしょうか!」
ガイアは少女の言葉を遮り食いつくように質問した。
「はいっ!...なんでしょうか...?」
「あなたは悪魔の子ですか?」
「は、はい...そうですけど...」
怯えた様子でガイアの質問に答えた
「これは失礼。私達はあなたを探していたのですよ。私達と一緒に来てもらえますか?」
「え...あの...その...えっと...」
少々は状況が理解できず上手く喋れていない。
「こら!その子が戸惑ってるじゃないですか!ダーリンに言われた通りちゃんと名前とかも聞かなくちゃ」
後からきたレイが怯える少女の様子を見てガイアに怒った。
「そうでしたね、失礼しました。私達はお友達になりきたんです安心してください」
「ほ...本当ですか?」
「本当ですです」
バステトが少し微笑みながら小さな少女の手を握り緊張を和らげる。
それと同時に少女のお腹がぐぅーっと音を立てた。
「では、何か食べに行きましょうか」
「は...はい!」
レイの提案に目を輝かせる。
こうしてレイ達は一度交流もかねてご飯を食べに行く事になった。
その頃アレス達は、
「どっちの店にもポーションがあるなんておかしいっす!」
「あぁ!金を無駄にしちまった!」
無駄にポーションを買ってしまったことでまた喧嘩になろうとしていた。
「ポーションは消耗品ですし多くて困る事は無いですよ」
少し呆れたクロノスがさっとフォローを入れる。
「そうです!ちゃんとほかの物も買えましたし大丈夫ですよ!」
アレスとヒュプノスは少し罪悪感があった。
「今回は俺が悪かった...それだけはみとめてやる!」
「少しは素直なとこもあるっすねー」
少し素直なアレスに対しヒュプノスが勝ち誇ったような笑みを浮かべた。
「うっせー!」
「でも私も悪かったっす。ごめんっす」
この時クロノスとアルテミスは思った、『2人とも本当は仲良いんじゃ?』と。
「私たちの仕事は終わりですしこの後は自由行動にしましょう」
クロノスが三人に提案した。
「賛成です」
「そうすっかー」
「私は汗かいたのでひとっぷろ入ってくるっす」
三人は口々に答えた。
こうして買い物グループの用事は終わったのだった。
その頃には十夜達はルセラについていた。
「特に変わりはなさそうですね」
「あぁそうだな」
「ねぇ?なんで三人ともそんなへんな仮面をしているのですか?」
マリンの言葉にビクッと体を反応させマリンに向き直る。
「こっこれはだなマリン!いろいろと事情があってだな」
「お兄ちゃん私たちはもう仲間ですよ!ちゃんと話してください!」
「お、お兄ちゃん...」
アイズはお兄ちゃんと呼ばれた事に良い意味で少し同様しつつ十夜の顔を見る。
「いつかは話すつもりだったしいいぞ」
「実はだなマリン――」
アイズはマリンにどうやって十夜と出会ったか、どうやって過ごしてきたのか、なぜ仮面をしているのかを全て話た。
「そんな事があったのですか。お兄ちゃんも十夜もメティスも大変な思いをしましたね。少ししゃがんでください」
「わかった」
十夜達はマリンに言われたとうりマリンの背と同じほどの高さまでしゃがんだ。
「三人とも大変でしたね。よく頑張りました。よしよし」
マリンが三人の頭を優しくなでる。
「恥ずかしいぞマリン...」
「なんか頭をなでられるなんて久しぶりだよ。ありがとうマリンちゃん」
「本当に少し恥ずかしいですね...」
アイズ、十夜、メティスの三人は少し気恥ずかしそうに頬赤らめる。
「いえ!」
その後、街の中を少し見たがやはり騎士が街を見て歩いていた。
それ以外には神王教の信者達が崩れた教会跡に花を置いていた事以外に何も変わった事はなかった。
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