幼馴染から恋人へ

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スローセックス

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「ん、ちゅる、ちゅる、ちゅる、ちゅぷっ。ちゅぷちゅぷ、ちゅるちゅる~・・・」



「はう、ひゃん。あああんっ。はあぁぁぁ~・・・っ❤❤❤」



 その日も透は念入りな愛撫を行っていた、割れ目に沿って舌を這わせ、上下にじっくりと舐めあげると粘膜質の下の方でヒクついている膣口部分にしゃぶり付く。



 チュッチュッと軽いキスをしたと思うとチュウチュウと吸引するように強く吸い上げ、更に舌の先端で素早く弾いたり捏ねくったりした。



「はあぁぁぁっ!?はん、ひゃんっ。はあぁぁぁっ!!!あん、あん・・・」



「柚希可愛い、めっちゃ綺麗だよ」



「いやぁぁっ、そんな事いっちゃ・・・っ❤❤❤」



(でも嬉しい、透に可愛いって言ってもらえて・・・っ!!!)



 恋人からの言葉と愛撫にすっかり蕩かされてしまった柚希は夢見心地でそう応えるが、そんな彼女の反応を見て取った透は構わずクンニリングスを継続させて少女を更に喘がせて行った。



 顔を押し付けるようにして舌を挿入させると素早く出し入れを繰り返したりグリグリと回すように動かして中から掻き出すようにする。



「はあぁぁん、はん、あんっ。はあぁぁっ。あん、やんっ。あ、あ、あ、あっ!?あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛~っ❤❤❤❤❤」



 少女の体がピクンピクンと短く震えて全身が紅潮し始めて来た、愛液の分泌量が増えて味も濃厚さを増している。



 感じてるんだと察した透は更にクンニを激化させて女性器を刺激した、膣口からクリトリスまでの部分を何度も何度も上下に舐めあげ、最後にすっかり皮のむけた陰核に吸い付いて甘噛みをしたり、舌先で捏ねくったりした。



「ひゃうぅぅぅぅぅっ!!!!!」



 その悲鳴と同時に柚希が達して全身を強張らせ、ビクビクビクと戦慄かせた、イッたばかりの少女の性器をしかし今度は手マンを行って透は休まず責め続ける。



 少女の傍らによりそいながら様子を見つつも指を一本、二本と入れて行き、中で曲げて鉤状にすると天井部分のザラザラとした部分を素早いリズムで軽く何度も押すようにした。



「あぁぁぁああぁぁあああっっ❤❤❤❤❤」



 激しくて濃密な愛撫に少女は頭を振って悶えに悶える。



 GスポットもPスポットも少しずつ開発されて来ていた柚希は達して敏感になっていた事もありその鋭い感度を遺憾なく発揮して手マンに合わせてよがり狂った。



「はあぁぁっ、イッちゃう。柚希またイクッ。イクイク、イックウゥゥゥゥゥッ!!!」



「柚希、柚希っ。ほらイクんだ、もっとイッちゃえ!!」



「イクウゥゥゥゥゥゥッ!❤❤❤❤❤」



 ビクウゥゥゥ、ビクビクビクビクビクビクビクビクビクンッッップシャアァァーーーッッ!!!!!



 勢いを増したその愛撫に柚希は再びアクメに昇り、全身を激しく震わせるがそれでも透は責め手を緩めず、それどころか勃起していた乳首にもしゃぶり付き、そこも刺激し始めたのだ。



「はあはあっ、はあぁぁぁぁぁぁっ!!?ああん、あん、ひゃうっ。ダメェッ、そこだめっ。舐めちゃ・・・っ!!あぁぁぁぁぁぁぁっっ❤❤❤」



 乳首と膣への二点責めに次々とイカされ続ける柚希だったが透はそのまま愛撫を続けて更に三度、四度と達せさせるとようやく満足したかのように少女の膣から指を引き抜く。



 トロトロの愛液でベットリと濡れていたそれを、少年は音を立てて舐め取るとグッタリとしている柚希の両脚を開かせて、ゆっくりと挿入を開始した。



「はあぁぁぁぁぁぁっ!!?」



「イッた?柚希・・・」



「はあーっ、はあーっ、はあーっ。はあぁぁぁぁぁぁっ。う、うん。もう透凄いよ。私、イカされっ放しだよぉ・・・」



「じゃあこれは?はむ・・・」



「ひゃあぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!はあ、はあっ。も、もう透ってば・・・」



「あははっ、ごめんね柚希。だって感じてる柚希可愛いんだもん」



「はあはあっ、も、もう透ぅっ。そういうこと言っちゃだめえぇぇ・・・」



 少女が反論するモノのその声には力は籠もっていなかった、声色は甘くて優しく、じゃれているかのようなそれだ。



 実際、二人はじゃれていた、最近はこうして結合しても動かずにいちゃラブするのが日課となっていたのだ。



「ちゅ、ちゅ、ちゅるじゅるっ。ちゅぷ、ちゅぷ、じゅるるる、ちゅぷぷぷ~っ!!!」



「ちゅ、ちゅる、はん、あん。ちゅ、ちゅ、ちゅる、じゅるっ。ちゅぷぷぷ、あん、はあぁぁっ。じゅるるる、ちゅぷ、ちゅぷっ。じゅるるるるるるる~っ❤❤❤」



 ある程度会話をすると二人でキスを交わしたり、頬や肩に口付けたりして甘い雰囲気を楽しんだ。



 ただ。



「ねえ柚希」



「なあに?透・・・」



「・・・ううん、何でも無い」



 ここのところ、透の様子がどうもおかしかった、何事かを言い掛けては止める、という事を繰り返していたのだ。



 エッチの時もそうだった、何かを求めるような眼差しを自分に向けてくるモノの、それが何なのかが解らないのだ。



「透、言いたいことがあるなら言って?私に出来る事なら何でもするから・・・」



「うん、実は・・・」



「・・・・・」



「・・・・・」



「・・・・・」



「・・・・・」



「・・・・・」



「・・・・・」



(・・・ゴク)



「しり」



「えっ!?」



「今度でいいから、柚希のお尻でしてみたいんだ」



「お尻でって、その・・・」



「アナルセックスがしてみたいんだ」



「・・・・・!!」



 それを聞いたとき、流石の柚希も絶句してしまったが同時にホッと胸を撫で下ろしもした、正直言って“もしかしたなら透は自分に飽きてしまったのではないか”と言う不安に駆られてもいたからだ。



 ただ、そうは言ってもいきなりお尻でと言われてどう応えて良いのか解らなかった、透とのセックスがいやなのではない、むしろ逆だ、彼女だって透ともっと色々な事がしたい、透にだったら良いと考えていたのであるが、一方でそれを認めてしまえばまるで自分達が変態みたいな気がして答えに瀕してしまったのだ。



「柚希」



「えっ、え・・・っ!!」



「僕、柚希とグチョグチョになりたいんだ」



「グチョグチョにって・・・」



「柚希って滅茶苦茶可愛いんだ。だからって言うか、柚希と体だけじゃ無くて気持ちでも、心でも溶け合いたいんだ。だから柚希といろんな事がしたいんだ、柚希の中で最高の男になりたいんだよ。セックスでもそうなんだ、柚希に自分を刻みつけたい。でもそれは自分だけじゃ無くて柚希も一緒だったら凄く嬉しいんだ、柚希が僕と同じ気持ちだったら凄く嬉しいんだ、“して欲しい”って思ってもらえていたら滅茶苦茶嬉しいんだよ」



「・・・・・」



「・・・・・」



「・・・・・」



「・・・・・」



「・・・・・」



「・・・・・」



「うん、解った」



「えっ」



「お尻で、その。してあげる・・・」



 最後はカアァッとなりながらも消え去りそうな声でそう告げる柚希だったが正直、凄く嬉しかった、心も体も結び付きたい、と言うのは柚希自身も思っていた事だったからだ。



 だから透もまた同じ気持ちだったと知った時に、自分と同じ気持ちでセックスをしていたんだと知った時に滅茶苦茶嬉しくなってしまい、胸がキュンキュンと来てしまう。



 もう“この人の為ならば自分は変態になっても構わない”とすら考えていたのであるが、一方でこちらも恥ずかしいとは思ったモノの正直に気持ちを打ち明けた透は、それでも柚希がアナルセックスを了承してくれたことをホッとしていた、柚希の全部が欲しいと考えていた彼に取っては関係が一歩、次のステップに進んだ瞬間と言える。



「それでその・・・。どうしたら良いの?」



「うん、その。先ずはお腹の中を洗浄しなくちゃいけないんだ。腸に宿便が残っていたりするから・・・。だからその」



「は、はぁ・・・」



 なんとなく透が言いたいことが解ってしまった、要するにウンチをして来い、と言っているのだがその日はもう既に排便は済んでいたから別に問題は無い。



「きょ、今日はトイレには行って来たけど・・・」



「その、出してきたのか・・・?」



 その問いに無言で応える柚希だったがもうこの瞬間、恥ずかしくて死にそうだった、とてものこと年頃の少女に対する質問ではないのだがこれからやることを考えるならば排便は必須の行為だ、確認しない訳にはいかない。



「だけど一回だけじゃだめなんだ、ちゃんと浣腸をして中のモノを全部出さないといけないから・・・。取り敢えず今日は普通にセックスを楽しも?次に試させてもらえればいいから」



「う、うん。解った、あぁぁぁあああぁぁぁぁああああああっ❤❤❤」



 不意に柚希が素っ頓狂な声を挙げた、透が普段のように出し入れを開始して中を穿ち始めたのだ。



 とは言ってもそれは腰を打ち付け合うような激しいモノでは決して無く、あくまで優しい感じのピストンだ、無理に激しくする必要は無い、大切なのは柚希の体を快楽と愛欲とに慣らして行く事なのだから。

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