幼馴染から恋人へ

房中術と柚希の変化

　まだ小さいながらに透の体は良く練れていた、筋肉や骨格は細胞の密度が高く、同年代の男子に比べてかなり頑健な方である。



　陰茎もまた同様だった、遺伝的に良質な海綿体が凝縮して形作られていたそれは大きさも硬さもそり具合も一般的な少年のそれとは段違いだったのだ。



　そこへ持って来て気功をやっていたために体は常時活性化されており細胞一つ一つの結合の度合いも強固だった。



　だから。



「ひいぃぃぃぃぃっ！！？ゆ、許して。やめてぇっ。お願いだからあぁぁぁぁぁっっ！！！！！」



「まだだよ柚希、もっと責めてあげるよ！！」



「ひゃあああああっ！？あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛～～～っっっ❤❤❤❤❤」



　一、二発抜いても疲れたり萎えると言う事が全く無く、彼の相手をした後の柚希はいつもヘロヘロになっていた、彼女は一般人なのだから当然と言えば当然なのだが、だから透の事も彼とのエッチも大好きだったにも関わらず次の日は体が疲弊して動けない事もザラだったのだ。



　しかしそれもこの前から解決し始めていた、切っ掛けを与えてくれたのも透だ。



　彼が気を分け与えてくれるようになってからと言うもの行為の最中は満たされた恍惚感に包まれるようになっていったし、また次の日も疲れは残らずにポカポカとした心地好い火照りを感じるようにもなった。



「はあはあっ。透、透うぅぅぅぅぅっ❤❤❤」



　だけど問題が無い訳でも無かった、今まで以上に彼の事が恋しくて堪らなくなりそれと同時にお腹の奥がジンジンと疼いて止まらなくなってしまっていたのだ。



　実は波動レベルで子宮に気を打ち込まれた挙げ句に肉体レベルでも子宮口の開発をされていた柚希の体は行為になれて全体的に感度が上がり、快楽に敏感になって来ていた。



　その上。



　成長期を迎える前から奥の奥まで責め立てられて、気を混ぜ合わせるようなセックスを繰り返していたために体が徐々に彼に合うように変化し始めて来ており元々、透の事が好きだった事も手伝って自身で思うよりも遙かに強いレベルで透を求めてしまうようになってしまっていたのだ。

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　柚希ちゃんは実はMです(で、透は天然ドSだったりします)。



　要するに知らぬ間に、彼に身も心も開発されて来ちゃっているのです。



　そう言った事も含まれているのですが、その話はいずれ本編で語られます。