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フランシスコ異人館
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透と柚希は仲が良かった、その上家も隣同士だったから何もなくとも二人でよく遊んだ。
近くの観音山まで探索に行ったり、境川の河原までザリガニを取りに行ったり、夏休みには夜の神社に夏祭りに出掛けたり。
他にも蛍を見に行ったり近所の駄菓子屋にお菓子を買いに行ったり、自転車で少し遠出をして隣町まで出向いたりもした。
家族同士も仲が良かったから時にはそれぞれの両親と共にボウリングやプール、遊園地、動物園など主だったアトラクション関係にはみんな行った、行き尽くした。
ところが。
「ねえパパ、ここってなんなの?」
「こら、こんなところに来ちゃいけないよ!!」
興味を抱きながらも二人が行けていない場所が一つだけあった、西橋本にある漆黒の洋風建築物“フランシスコ異人館”だ。
ここは毎晩のように二つのサーチライトを夜空に向けて照射してはグルグルと回すという、今にして思えば相当にエキセントリックかつ大胆なパフォーマンスを行っていた、出力も相当なモノであったらしく、曇りの日にはそれが雲に反射して、かなり離れているはずの透と柚希の実家からもハッキリと確認することが出来たのだ。
ちなみにここは何をする場所だったのか、と言えばそれは知る人ぞ知る、恋人たちの憩いの場、ようするにラブホテルだったわけであり小学生でありながらもそんな場所に興味を持ってしまった二人を親たちが咎めたのも、無理からぬことだったと言える。
ただそれは遅すぎる懸念でもあった、だってこの時二人はとっくに幼なじみと言う境界線を突破して身も心も重ね合わせる関係になっていたのだから。
「はあはあ・・・。あははっ、あはははははっ!!」
「くふふふっ、あははははははは・・・っ。ひゃあぁぁぁぁあんっっ♥♥♥♥♥♥♥」
お風呂に入った二人は何杯かお湯を掛けると互い違いに相手を抱きしめ、そのまま全身をこすり付け始めた。
保育園の年中組時代から始まったこの遊びは他のどんなものよりも刺激的で互いの心を満たしてくれるものだった、まだ幼いながらもその意味を本能的に理解していた二人は更にお互いを求めて行為に熱中していった。
最初はお風呂の時だけだったそれは人目を盗んで度々行われるようになっていた、お泊りの時はもちろん、二人で遊んでいる時や場合によっては保育園にいる時すらも物陰やトイレに籠り、周囲に気を配りながらも女の子に男の子を押し付け、擦り上げ、刺激する。
時には寝っ転がったまま柚希に上からまたがってもらい、股間を男根にこすり付けるようにしたり、またある時は体を離した状態から竿の部分を手で握り、振るように素早く動かして亀頭の先端で割れ目全体をコチョコチョとくすぐるようにした。
「はあはあ、あはははっ。ゆず、ゆず!!」
「あああん、あああーーーっっ!!!はあ、はあ、はあ、はあ・・・っ!!んあああっ。とおる、とおるーっ!!!」
もともと二人はお互いの事を変に意識していなかったし悪い感情も抱いていなかった、恥じらいや戸惑いはあったけれどもお互いに対する拒否感自体がそもそも希薄だったのだがなぜかと言えばそれは確かに、友人たちの言う通り“相手の事が好きだったから”に他ならなかった。
裏を返せばそうでもない相手と裸のお付き合いをするなんて、如何に幼馴染と言えども出来なかったに違いないが、それに加えて彼らの場合は小さい頃から一緒にゴムプールで遊んだり入浴をしたりと言う事を何度となく繰り返して来ていたから、裸でのじゃれ合いなどはもはや遊びの延長線上にある一形態でしかなくなっていたのだ。
「はあはあはあはあっ。ああ、あん、ひゃあああっ!?んふふふ、あはははっ。ああん、はあはあ・・・っ!!」
全身で相手の体温を感じ、肌の感触を堪能する。
一日の汗の匂いがお風呂の蒸れた熱気と合わさり、何倍にも強烈な臭気となって鼻腔にまとわりついて来た。
小さなころから柔道を習わされていた透はあまり目立たない見た目に反して力が強く、筋肉質だった。
陰茎も同年代の子供たちのそれよりもすでに二回り以上も大きいもので、固さも太さも段違いだ。
「はあはあ、はあはあ・・・っ。あ、あん、ひゃうっ。はあはあはあはあっっ♪♪♪♪♪♪♪」
そんな彼からの執拗かつ力強い責めに柚希は早くも絶頂への階段を上り始めていた、呼吸がだんだん荒くなり体温も上昇してゆく。
顔は快楽に蕩けて恍惚となり、ベットリとした汗が全身からあふれ出して来た。
やがて。
「はあはあはあはあっ。ああん、はあはあはあはあはあっ。・・・あ、あああっ!!?」
視界が一瞬、暗転して意識がフッと飛び掛けた。
まだ小さい体をピクン、ピクンと芯から震わせ、透にしがみついたままエクスタシーの余韻に浸るが当然、これで終わりではなかった。
自身はまだ達していない透はそんな少女の痴態に一層欲情してしまった、柚希をしっかりと抱きしめたままペッティングを激化させて、これでもかと言うほどに男根を股間に擦り付け始める。
接合部分でネチョネチョと混ざり合うその感触と匂いが余計に淫靡さを際立たせてまだ子供である二人にさえ、“自分たちがどれほどいやらしい事をしているのか”と言う事をハッキリと認識させた。
「はあああっ!?ひゃああああああっ。あ、ああっ。あああああああ・・・・・っっっ♥♥♥♥♥♥♥」
「はあはあはあはあはあはあっ、・・・・・っっ!!!」
最後は二人で同時にフィニッシュ、これでようやく終わるかと思うとそこから更にまた擦り合いが始まって、結局二人がお風呂から出たのは一時間近くが経ってからの事だった。
途中、心配して見に来た親たちに見つかりそうになりながらも、それでも何とか事なきを得た二人はそれ以降もずっと毎日のように肌を重ねて性器と性器を擦り付け続けた。
近くの観音山まで探索に行ったり、境川の河原までザリガニを取りに行ったり、夏休みには夜の神社に夏祭りに出掛けたり。
他にも蛍を見に行ったり近所の駄菓子屋にお菓子を買いに行ったり、自転車で少し遠出をして隣町まで出向いたりもした。
家族同士も仲が良かったから時にはそれぞれの両親と共にボウリングやプール、遊園地、動物園など主だったアトラクション関係にはみんな行った、行き尽くした。
ところが。
「ねえパパ、ここってなんなの?」
「こら、こんなところに来ちゃいけないよ!!」
興味を抱きながらも二人が行けていない場所が一つだけあった、西橋本にある漆黒の洋風建築物“フランシスコ異人館”だ。
ここは毎晩のように二つのサーチライトを夜空に向けて照射してはグルグルと回すという、今にして思えば相当にエキセントリックかつ大胆なパフォーマンスを行っていた、出力も相当なモノであったらしく、曇りの日にはそれが雲に反射して、かなり離れているはずの透と柚希の実家からもハッキリと確認することが出来たのだ。
ちなみにここは何をする場所だったのか、と言えばそれは知る人ぞ知る、恋人たちの憩いの場、ようするにラブホテルだったわけであり小学生でありながらもそんな場所に興味を持ってしまった二人を親たちが咎めたのも、無理からぬことだったと言える。
ただそれは遅すぎる懸念でもあった、だってこの時二人はとっくに幼なじみと言う境界線を突破して身も心も重ね合わせる関係になっていたのだから。
「はあはあ・・・。あははっ、あはははははっ!!」
「くふふふっ、あははははははは・・・っ。ひゃあぁぁぁぁあんっっ♥♥♥♥♥♥♥」
お風呂に入った二人は何杯かお湯を掛けると互い違いに相手を抱きしめ、そのまま全身をこすり付け始めた。
保育園の年中組時代から始まったこの遊びは他のどんなものよりも刺激的で互いの心を満たしてくれるものだった、まだ幼いながらもその意味を本能的に理解していた二人は更にお互いを求めて行為に熱中していった。
最初はお風呂の時だけだったそれは人目を盗んで度々行われるようになっていた、お泊りの時はもちろん、二人で遊んでいる時や場合によっては保育園にいる時すらも物陰やトイレに籠り、周囲に気を配りながらも女の子に男の子を押し付け、擦り上げ、刺激する。
時には寝っ転がったまま柚希に上からまたがってもらい、股間を男根にこすり付けるようにしたり、またある時は体を離した状態から竿の部分を手で握り、振るように素早く動かして亀頭の先端で割れ目全体をコチョコチョとくすぐるようにした。
「はあはあ、あはははっ。ゆず、ゆず!!」
「あああん、あああーーーっっ!!!はあ、はあ、はあ、はあ・・・っ!!んあああっ。とおる、とおるーっ!!!」
もともと二人はお互いの事を変に意識していなかったし悪い感情も抱いていなかった、恥じらいや戸惑いはあったけれどもお互いに対する拒否感自体がそもそも希薄だったのだがなぜかと言えばそれは確かに、友人たちの言う通り“相手の事が好きだったから”に他ならなかった。
裏を返せばそうでもない相手と裸のお付き合いをするなんて、如何に幼馴染と言えども出来なかったに違いないが、それに加えて彼らの場合は小さい頃から一緒にゴムプールで遊んだり入浴をしたりと言う事を何度となく繰り返して来ていたから、裸でのじゃれ合いなどはもはや遊びの延長線上にある一形態でしかなくなっていたのだ。
「はあはあはあはあっ。ああ、あん、ひゃあああっ!?んふふふ、あはははっ。ああん、はあはあ・・・っ!!」
全身で相手の体温を感じ、肌の感触を堪能する。
一日の汗の匂いがお風呂の蒸れた熱気と合わさり、何倍にも強烈な臭気となって鼻腔にまとわりついて来た。
小さなころから柔道を習わされていた透はあまり目立たない見た目に反して力が強く、筋肉質だった。
陰茎も同年代の子供たちのそれよりもすでに二回り以上も大きいもので、固さも太さも段違いだ。
「はあはあ、はあはあ・・・っ。あ、あん、ひゃうっ。はあはあはあはあっっ♪♪♪♪♪♪♪」
そんな彼からの執拗かつ力強い責めに柚希は早くも絶頂への階段を上り始めていた、呼吸がだんだん荒くなり体温も上昇してゆく。
顔は快楽に蕩けて恍惚となり、ベットリとした汗が全身からあふれ出して来た。
やがて。
「はあはあはあはあっ。ああん、はあはあはあはあはあっ。・・・あ、あああっ!!?」
視界が一瞬、暗転して意識がフッと飛び掛けた。
まだ小さい体をピクン、ピクンと芯から震わせ、透にしがみついたままエクスタシーの余韻に浸るが当然、これで終わりではなかった。
自身はまだ達していない透はそんな少女の痴態に一層欲情してしまった、柚希をしっかりと抱きしめたままペッティングを激化させて、これでもかと言うほどに男根を股間に擦り付け始める。
接合部分でネチョネチョと混ざり合うその感触と匂いが余計に淫靡さを際立たせてまだ子供である二人にさえ、“自分たちがどれほどいやらしい事をしているのか”と言う事をハッキリと認識させた。
「はあああっ!?ひゃああああああっ。あ、ああっ。あああああああ・・・・・っっっ♥♥♥♥♥♥♥」
「はあはあはあはあはあはあっ、・・・・・っっ!!!」
最後は二人で同時にフィニッシュ、これでようやく終わるかと思うとそこから更にまた擦り合いが始まって、結局二人がお風呂から出たのは一時間近くが経ってからの事だった。
途中、心配して見に来た親たちに見つかりそうになりながらも、それでも何とか事なきを得た二人はそれ以降もずっと毎日のように肌を重ねて性器と性器を擦り付け続けた。
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