438 / 476
夫婦の絆と子供への思い
“悠久の園”事件 エピローグ
しおりを挟む
「はぁ~っ。やれやれだよ、それにしてもお疲れ様だったね?メリー、アウロラ。そしてオリヴィアも!!!僕を庇ってくれて本当に、有り難う・・・」
「ううん、そんなことないよ。だって蒼太は、私の一番大切な人だから・・・っっっ❤❤❤❤❤」
「蒼太さんは私の掛け替えのない人ですもの、守るのは当然の事ですわ・・・っっっ❤❤❤❤❤」
「君に何かあったら、私はもう生きてはいけない。庇うのは当然じゃないか・・・っっっ❤❤❤❤❤」
事件を終えて後、妻達と共にささやかな飲み会を開いてその労を労うと同時に自分を助けてくれた彼女達に改めて礼を述べた蒼太に対して、メリアリアもアウロラもオリヴィアも、それまで以上に熱い視線を向けつつも甘えた声で抱き着きながらその身を強く擦り寄せる。
「あ、あはは・・・っ。だ、だけど驚いたな。正直言って心配していたんだ、君達が無事だろうかって。勿論、皆の強さや凄さは良く知っていたけど・・・。それでもやっぱり不安になっちゃってさ?それで皇帝陛下に報告する傍ら、君達の所に行くように進言したんだよ。どっちみち今回の事は皇帝陛下の御判断を仰がなければならなかったからね・・・」
「そうだったの・・・」
それでメリアリアは合点が行くと同時に余計に嬉しくなってしまった、蒼太がフィリップ七世の元へと“第7宮を突破された事”を正直に報告しに行った背景には、単に皇帝に対して誠意を尽くそうとしたのみならず、自分達の身を案じて事件を迅速かつ平和裏に収拾させる目的もあっての事だったのである。
本音を言えば“フィリップ七世への正直な報告”の話を初めて聞かされた時にはメリアリアもアウロラもオリヴィアも“この人らしいな・・・”等と思って思わず苦笑してしまっていたのだが、だけどこれは確かに功を奏してくれた、“もしあの時にあのタイミングでフィリップ七世が現れなければ果たしてどうなっていたのであろうか”と、メリアリアは考えるモノの下手をすればリエラ達は“宮廷侵入罪”や“不敬罪”、及び“反逆罪”等に問われて即決裁判に掛けられ、有無を言わさず処刑されていたかも知れず、そうなっては流石にメリアリアも悲し過ぎたし、また後味が悪くて気分良くは眠れなくなる所であったのだ。
「嬉しいわ、私達を思ってくれた上での事だったのね?本当に有り難う、蒼太・・・っっっ❤❤❤❤❤」
「蒼太さん、大好きですっ。ううん、こんな言葉じゃ言い表せない位に・・・っっっ❤❤❤❤❤」
「本当に助かったよ、君がいなければ事態を上手く沈静化させられなかったからね。愛してるよ?蒼太・・・っっっ❤❤❤❤❤」
三人の花嫁達に代わる代わる礼を言われ、熱烈な抱擁とキスの嵐に晒された蒼太はそれらにやや気圧されつつも“あ、あははは・・・”と笑顔を見せてなんとか妻達をやり過ごす事に成功するが、その後が大変だった。
深い恋意と愛情とを抱いている当の本人と久方振りに飲み交わす事が出来たメリアリア達は思ったより酒が進んでしまい、ついつい深酒をしてしまったのだがその結果最初にアウロラが、次いでオリヴィアがソファに身を委ねて意識を失い、夢の世界へと埋没して行ってしまった。
「ぷっはぁーっ。美味しぃ~・・・っっっ♪♪♪♪♪」
「うん・・・。ねえメリー、そろそろ君も寝た方が・・・!!!」
必然的に起きていたのは蒼太とメリアリアの2人切りとなってしまうモノの、そんな蒼太が彼女の様子を見ながらそこまで言い掛けた時だった、不意にメリアリアがワインの入ったグラスをテーブルに置いたかと思うと真顔で蒼太に向き直る。
「ねえ、蒼太・・・」
「うん・・・?なにさ、メリー・・・」
「有り難う・・・」
静寂の支配している室内に良く通る声でメリアリアは蒼太に再び感謝の意を伝えた。
「私、あなたと結婚してよかった。ううん、それ以前にあなたと出会えた事を神様に感謝しているのよ・・・?」
「・・・・・」
「・・・好きっ!!!」
短くそう叫んで彼に抱き着きつつ、メリアリアは伏し目がちになり語り始めた。
「本当はね?リエラの事をどうしようかとずっと思い悩んでいたの。私にはその答えが出せなかったんだ・・・」
メリアリアが蒼太に告げるが元々、今回の様な凡そ成功する見込みの無い愚挙を起こし、剰え最愛の夫に対して自分が授けた力をぶつけた愛弟子を見た時に、正直に言ってメリアリアは静かにしかし、腸が煮えくりかえる程の怒りを覚えてリエラを八つ裂きにしてやりたい衝動に駆られたが、しかし。
(・・・リエラ。どうして?)
一方で彼女は壊れ果てる程にまで、蒼太の事を一途に愛し抜いてはいても、決してそれで周りが見えなくなったりはたまた、他の者達に対する気配りが出来なくなってしまうような女性ではなかった、実際にはリエラの事もしっかりと頭の片隅では気に掛けていたのであり、かてて加えて。
「・・・託してみたくなったからだよ、かつてメリーがそうしたように。君達にこの世界の行く末をな!!!」
“次なる世代の希望としてな?”と言う蒼太の言葉を聞き、尚且つ愛弟子達を治療した彼の行動を目の当たりにしてその真意に触れた事により何とか自分自身を律して思い留まらせる事が出来たのだ。
そのリエラはリュシーやサロメ共々、なんのお咎めも無くセイレーンに復帰していった、あれだけの傷を負った彼女達だったが蒼太が再び回復の術式を発動させて心身を癒し、復活させてくれたのである。
「・・・有り難う、蒼太」
「んん?何がさ、メリー・・・」
「あの子達のこと、助けてくれて・・・」
“ううん”とメリアリアは続けた、“私の事も救ってくれて・・・”と静かにそう言って。
「・・・正直、最初はね?この事件の詳細を中枢部から聞かされた時に私はどうしたら良いのか、解らなくなってしまっていたの。だけどあなたはそうじゃなかった、決然とあの子達に立ち向かってその真意と本性を見極めて。その上であの子達を生かす決断をしてくれたわ?それで私も自分が何をするべきかが解ったの!!!」
「・・・僕はそんな立派な人間じゃないよ。今回の事だって結局は、君やアウロラ。そしてオリヴィアに助けてもらったしね?余計なお節介を焼いただけさ」
「そんなことない!!!あなたは・・・、本当に立派だったわ?いつも正々堂々としていて、キチンと自分を貫き通して。誰に対しても決して節度を曲げずに接しているわ?それに引き換え、私は・・・」
「・・・メリー。それならば僕をこう言う風に導いてくれたのも、君だよ?君は僕に言ってくれたじゃないか、“物事の本質は心にこそあるんだ”って。“こうありたいと願う気持ちこそが何ものにも勝る本物の魔法なんだ”って、その言葉を胸に僕は今日まで頑張って来れたんだから!!!」
「・・・・・っ。蒼太っ!!!」
最愛の夫から掛けられた優しい言葉に、メリアリアは堪らなくなって彼に一層、しっかりとしがみ付いて抱擁する。
「・・・君は僕の一番大切な女性さ?そして最愛の妻で、美しい花嫁なんだから。立派な伴侶なんだから!!!もっと自分に自信を持つんだ、自分に優しくおなりよ?」
「蒼太・・・っっっ❤❤❤❤❤」
逞しい腕で肩を抱き寄せられ、優しい口調でそう告げられたメリアリアはいても立ってもいられなくなってまた、愛しい夫に抱き着いてはその胸に顔を埋めて、そのままー。
漸く意いの中のモヤモヤが取れて安心したのだろう、スヤスヤと穏やかな面持ちで寝息を立て始めた。
「・・・お休み?メリー、そしてアウロラ。オリヴィアも、良い夢が見られますように」
そう祈りを捧げて彼女達に毛布を掛けると、蒼太は自らも一人掛け用のカウチ・ソファに腰を降ろして証明を落とし、眠りの中へと己を解き放って行ったのである。
「ううん、そんなことないよ。だって蒼太は、私の一番大切な人だから・・・っっっ❤❤❤❤❤」
「蒼太さんは私の掛け替えのない人ですもの、守るのは当然の事ですわ・・・っっっ❤❤❤❤❤」
「君に何かあったら、私はもう生きてはいけない。庇うのは当然じゃないか・・・っっっ❤❤❤❤❤」
事件を終えて後、妻達と共にささやかな飲み会を開いてその労を労うと同時に自分を助けてくれた彼女達に改めて礼を述べた蒼太に対して、メリアリアもアウロラもオリヴィアも、それまで以上に熱い視線を向けつつも甘えた声で抱き着きながらその身を強く擦り寄せる。
「あ、あはは・・・っ。だ、だけど驚いたな。正直言って心配していたんだ、君達が無事だろうかって。勿論、皆の強さや凄さは良く知っていたけど・・・。それでもやっぱり不安になっちゃってさ?それで皇帝陛下に報告する傍ら、君達の所に行くように進言したんだよ。どっちみち今回の事は皇帝陛下の御判断を仰がなければならなかったからね・・・」
「そうだったの・・・」
それでメリアリアは合点が行くと同時に余計に嬉しくなってしまった、蒼太がフィリップ七世の元へと“第7宮を突破された事”を正直に報告しに行った背景には、単に皇帝に対して誠意を尽くそうとしたのみならず、自分達の身を案じて事件を迅速かつ平和裏に収拾させる目的もあっての事だったのである。
本音を言えば“フィリップ七世への正直な報告”の話を初めて聞かされた時にはメリアリアもアウロラもオリヴィアも“この人らしいな・・・”等と思って思わず苦笑してしまっていたのだが、だけどこれは確かに功を奏してくれた、“もしあの時にあのタイミングでフィリップ七世が現れなければ果たしてどうなっていたのであろうか”と、メリアリアは考えるモノの下手をすればリエラ達は“宮廷侵入罪”や“不敬罪”、及び“反逆罪”等に問われて即決裁判に掛けられ、有無を言わさず処刑されていたかも知れず、そうなっては流石にメリアリアも悲し過ぎたし、また後味が悪くて気分良くは眠れなくなる所であったのだ。
「嬉しいわ、私達を思ってくれた上での事だったのね?本当に有り難う、蒼太・・・っっっ❤❤❤❤❤」
「蒼太さん、大好きですっ。ううん、こんな言葉じゃ言い表せない位に・・・っっっ❤❤❤❤❤」
「本当に助かったよ、君がいなければ事態を上手く沈静化させられなかったからね。愛してるよ?蒼太・・・っっっ❤❤❤❤❤」
三人の花嫁達に代わる代わる礼を言われ、熱烈な抱擁とキスの嵐に晒された蒼太はそれらにやや気圧されつつも“あ、あははは・・・”と笑顔を見せてなんとか妻達をやり過ごす事に成功するが、その後が大変だった。
深い恋意と愛情とを抱いている当の本人と久方振りに飲み交わす事が出来たメリアリア達は思ったより酒が進んでしまい、ついつい深酒をしてしまったのだがその結果最初にアウロラが、次いでオリヴィアがソファに身を委ねて意識を失い、夢の世界へと埋没して行ってしまった。
「ぷっはぁーっ。美味しぃ~・・・っっっ♪♪♪♪♪」
「うん・・・。ねえメリー、そろそろ君も寝た方が・・・!!!」
必然的に起きていたのは蒼太とメリアリアの2人切りとなってしまうモノの、そんな蒼太が彼女の様子を見ながらそこまで言い掛けた時だった、不意にメリアリアがワインの入ったグラスをテーブルに置いたかと思うと真顔で蒼太に向き直る。
「ねえ、蒼太・・・」
「うん・・・?なにさ、メリー・・・」
「有り難う・・・」
静寂の支配している室内に良く通る声でメリアリアは蒼太に再び感謝の意を伝えた。
「私、あなたと結婚してよかった。ううん、それ以前にあなたと出会えた事を神様に感謝しているのよ・・・?」
「・・・・・」
「・・・好きっ!!!」
短くそう叫んで彼に抱き着きつつ、メリアリアは伏し目がちになり語り始めた。
「本当はね?リエラの事をどうしようかとずっと思い悩んでいたの。私にはその答えが出せなかったんだ・・・」
メリアリアが蒼太に告げるが元々、今回の様な凡そ成功する見込みの無い愚挙を起こし、剰え最愛の夫に対して自分が授けた力をぶつけた愛弟子を見た時に、正直に言ってメリアリアは静かにしかし、腸が煮えくりかえる程の怒りを覚えてリエラを八つ裂きにしてやりたい衝動に駆られたが、しかし。
(・・・リエラ。どうして?)
一方で彼女は壊れ果てる程にまで、蒼太の事を一途に愛し抜いてはいても、決してそれで周りが見えなくなったりはたまた、他の者達に対する気配りが出来なくなってしまうような女性ではなかった、実際にはリエラの事もしっかりと頭の片隅では気に掛けていたのであり、かてて加えて。
「・・・託してみたくなったからだよ、かつてメリーがそうしたように。君達にこの世界の行く末をな!!!」
“次なる世代の希望としてな?”と言う蒼太の言葉を聞き、尚且つ愛弟子達を治療した彼の行動を目の当たりにしてその真意に触れた事により何とか自分自身を律して思い留まらせる事が出来たのだ。
そのリエラはリュシーやサロメ共々、なんのお咎めも無くセイレーンに復帰していった、あれだけの傷を負った彼女達だったが蒼太が再び回復の術式を発動させて心身を癒し、復活させてくれたのである。
「・・・有り難う、蒼太」
「んん?何がさ、メリー・・・」
「あの子達のこと、助けてくれて・・・」
“ううん”とメリアリアは続けた、“私の事も救ってくれて・・・”と静かにそう言って。
「・・・正直、最初はね?この事件の詳細を中枢部から聞かされた時に私はどうしたら良いのか、解らなくなってしまっていたの。だけどあなたはそうじゃなかった、決然とあの子達に立ち向かってその真意と本性を見極めて。その上であの子達を生かす決断をしてくれたわ?それで私も自分が何をするべきかが解ったの!!!」
「・・・僕はそんな立派な人間じゃないよ。今回の事だって結局は、君やアウロラ。そしてオリヴィアに助けてもらったしね?余計なお節介を焼いただけさ」
「そんなことない!!!あなたは・・・、本当に立派だったわ?いつも正々堂々としていて、キチンと自分を貫き通して。誰に対しても決して節度を曲げずに接しているわ?それに引き換え、私は・・・」
「・・・メリー。それならば僕をこう言う風に導いてくれたのも、君だよ?君は僕に言ってくれたじゃないか、“物事の本質は心にこそあるんだ”って。“こうありたいと願う気持ちこそが何ものにも勝る本物の魔法なんだ”って、その言葉を胸に僕は今日まで頑張って来れたんだから!!!」
「・・・・・っ。蒼太っ!!!」
最愛の夫から掛けられた優しい言葉に、メリアリアは堪らなくなって彼に一層、しっかりとしがみ付いて抱擁する。
「・・・君は僕の一番大切な女性さ?そして最愛の妻で、美しい花嫁なんだから。立派な伴侶なんだから!!!もっと自分に自信を持つんだ、自分に優しくおなりよ?」
「蒼太・・・っっっ❤❤❤❤❤」
逞しい腕で肩を抱き寄せられ、優しい口調でそう告げられたメリアリアはいても立ってもいられなくなってまた、愛しい夫に抱き着いてはその胸に顔を埋めて、そのままー。
漸く意いの中のモヤモヤが取れて安心したのだろう、スヤスヤと穏やかな面持ちで寝息を立て始めた。
「・・・お休み?メリー、そしてアウロラ。オリヴィアも、良い夢が見られますように」
そう祈りを捧げて彼女達に毛布を掛けると、蒼太は自らも一人掛け用のカウチ・ソファに腰を降ろして証明を落とし、眠りの中へと己を解き放って行ったのである。
0
お気に入りに追加
87
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

冤罪だと誰も信じてくれず追い詰められた僕、濡れ衣が明るみになったけど今更仲直りなんてできない
一本橋
恋愛
女子の体操着を盗んだという身に覚えのない罪を着せられ、僕は皆の信頼を失った。
クラスメイトからは日常的に罵倒を浴びせられ、向けられるのは蔑みの目。
さらに、信じていた初恋だった女友達でさえ僕を見限った。
両親からは拒絶され、姉からもいないものと扱われる日々。
……だが、転機は訪れる。冤罪だった事が明かになったのだ。
それを機に、今まで僕を蔑ろに扱った人達から次々と謝罪の声が。
皆は僕と関係を戻したいみたいだけど、今更仲直りなんてできない。
※小説家になろう、カクヨムと同時に投稿しています。
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

彼を追いかける事に疲れたので、諦める事にしました
Karamimi
恋愛
貴族学院2年、伯爵令嬢のアンリには、大好きな人がいる。それは1学年上の侯爵令息、エディソン様だ。そんな彼に振り向いて欲しくて、必死に努力してきたけれど、一向に振り向いてくれない。
どれどころか、最近では迷惑そうにあしらわれる始末。さらに同じ侯爵令嬢、ネリア様との婚約も、近々結ぶとの噂も…
これはもうダメね、ここらが潮時なのかもしれない…
そんな思いから彼を諦める事を決意したのだが…
5万文字ちょっとの短めのお話で、テンポも早めです。
よろしくお願いしますm(__)m
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
クールな生徒会長のオンとオフが違いすぎるっ!?
ブレイブ
恋愛
政治家、資産家の子供だけが通える高校。上流高校がある。上流高校の一年生にして生徒会長。神童燐は普段は冷静に動き、正確な指示を出すが、家族と、恋人、新の前では
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる