415 / 476
夫婦の絆と子供への思い
蒼太と花嫁達 14
しおりを挟む
「ねえねえ蒼太さ・・・、じゃなかった。あなた、このドレスはどうですかしら❤❤❤」
「へえぇ?中々似合うじゃ無いか、アウロラには白が一番しっくり来ると思っていたけれども・・・」
“赤も悪くないね”、“情熱的な君にピッタリかもよ・・・?”等と愛妻に声を掛ける蒼太であったがこの日、彼は青髪淑女の頼みで地元のショッピングモールに買い物に来ていた、本来ならばアウロラ達のようなそれなりの爵位ある貴族には行き付けの高級ブティック等が存在している筈なのだが、今日は子供達にも庶民の活気や雰囲気を感じ取ってもらおうとアウロラ自らが提案し、蒼太もそれに乗ったのである。
「さてと、と・・・。アウロラ、これが済んだならフードコートでお昼にしないか?そろそろ君もお腹が空いて来ただろ?」
「あ、いえ・・・。私は大丈夫です、あなた・・・!!!」
アウロラがそう答えた時だった、彼女のお腹が“グウゥ~”と鳴って、それが蒼太にも聞こえてしまったのだ。
「あ、あ・・・っ。あの、これは・・・!!!」
「あっはっはっ。聞こえちゃったよ、アウロラ・・・!!!」
「うう~・・・っ!!!」
大好きな人の目の前ではしたない真似をしてしまったと、己の失態に恥じらいと焦燥を覚える青髪淑女だったが、そんな彼女を蒼太は優しく抱き締める。
「ねえアウロラ、頼むから変な無理はしないでおくれよ?そう言うのは“生理的欲求”と言って、生きるために必要だから引き起こされて来る現象なんだから・・・」
「ううっ。あの・・・、恥ずかしい。です・・・!!!」
そう応えると同時に顔を真っ赤にして俯いてしまう花嫁に、蒼太は黙って寄り添いながら静かに声を掛けた。
「アウロラ、頼むから僕を信じて?怖がらないで良いからどうか、ありのままの君でいて欲しい・・・」
「・・・・・」
「そりゃ僕だって君達の前ではなるべく、そう言った事はしないようにしているから。だから君の気持ちは良く解るんだよ、でもね?アウロラ。僕はそんな事位で君に幻滅したりはしないよ?それは流石に信じて欲しいな・・・」
「・・・・・」
「一人でするのが恥ずかしいなら、今度からは僕も一緒にお腹を鳴らしたりおならとかもするようにするから。だけどね?アウロラ、これはメリーやオリヴィアのもそうなんだけど。君達のは基本的に汚くなんか無いからね?エッチの時の汗だって上質なフェロモンだし、涎や愛液なんか甘くて極上の催淫剤だよ。ハッキリと言わせてもらうけれども僕は君の事も、そして君達の事も汚らしいとか下品だとか。そう言う風に思った事はただの一度も無いよ・・・?」
「・・・・・っ。本当ですか?」
「ああ。基本的に僕は君達の前で出来ない事は言わないし、それにウソだって言わないよ?もし君やメリー達が望むのならば、君達のおしっことか排泄物だって食べて見せるからね?僕は・・・!!!」
「・・・そ、それは流石にやり過ぎですけど。でもあの、どうも有り難う御座います。蒼太さ・・・、あなた!!!」
「あはは、アウロラ。“蒼太さん”でも“あなた”でも、君の言いやすいように呼んでくれて良いよ?無理をしなくても良いから。君が僕の事を愛してくれているのは、大事に思ってくれているのは本当に、良く伝わって来たから・・・」
「・・・本当に、ですか?蒼太さん」
「ああ、本当にだよ?アウロラ。なんならここで君のウンチでもなんでも食べて見せようか・・・?」
「・・・・・っ。も、もうっ!!!それは良いですってば。恥ずかしい事を言わないで下さいっっっ❤❤❤❤❤」
照れ隠しのつもりだろうか、蒼太の言葉に若干の怒気を含ませながらも滅茶苦茶ニヤけた顔でアウロラは下を向いたまま彼の胸板におでこをパフッと押し付けた。
「だけど・・・。でも有り難う、蒼太さん。私、とっても嬉しいですっっっ❤❤❤❤❤」
「あはは、信じてくれて嬉しいな。ところでアウロラ・・・」
「・・・・・?」
“ちょっとお願いがあるんだけど・・・”と愛する夫に小声で囁かれ、アウロラが何事かと、キョトンとした面持ちで彼の声に耳を傾けた、すると。
「ね、ねっ。アウロラ、お願いだから暫くの間はお風呂には入らないで?汗でムレムレのまま、お互いにグチョグチョになるようなセックスがしたいんだけど・・・」
「・・・・・っっっ!?!?!?!?!?」
「あとさ、あとさ?今度のエッチの時にはアウロラの脇マンコも滅茶苦茶になるまで舐め回したいんだけど・・・!!!」
「ーーーーーっっっ///////////~~~~~~~っっっっっ!!!!!!!!も、もうっ。一体何を言っているんですかっっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤」
“蒼太さんっ!!!”と思わず店員達が振り向いてしまうほどの大声で、怒りと恥じらいの為に顔を真っ赤にしたアウロラが絶叫するが、蒼太は全く動じなかった。
「良いだろ?アウロラ。お互いの汗を混ぜ合わせてさ?体に匂いが染み込むまでやってやってやりまくるんだからね・・・?」
「・・・・・っっっ//////////そ、そんなことっ!!!」
「“健やかなる時も病める時も、いつも僕と共に有り続けます”と言った結婚式の時の言葉。今更ウソとは言わせないからね?」
「うぐ・・・っ!!!!!」
意地悪っぽい笑みを浮かべながらそう続ける夫の言葉に、アウロラはそれ以上抗う事が出来なかった、生まれた時から“大地母神ガイア”の波動に触れて来た事で常に神の存在を身近に感じ続けて来た彼女はまた、敬虔なカトリック教徒でもあったから、愛する人と神の前で交わした誓約を破る、等と言う頭は全く以て持ち合わせてはいなかったのだ。
しかし。
(全くもうっ。どうして私はこんな人を好きになってしまったんでしょうか・・・っ!!!!!)
そう思う彼女であったがこればかりはどうにもならなかった、この世には男と女しかおらず、また基本的に恋愛と言うのは惚れた方が負けなのである。
そうだ、そう言った意味では彼女は既に戦う前から蒼太に敗北していたのであり、彼の意思に逆らう事は到底、出来なかったのである。
「・・・や、やってあげても良いですけれど」
照れ臭さと恥ずかしさのあまり、死にそうになりながらもアウロラは何とか喉の奥から声を絞り出して行く。
「でもあの・・・っ。誤解しないで下さいね?私は淫乱じゃありませんから・・・!!!!!」
「・・・解ってるよ、アウロラ!!!」
“1回だけなら・・・”と渋々了承する青髪淑女に対して蒼太は内心で“やった!!!”とガッツポーズを決め込んでいたモノの、これは偏に彼がメリアリアやオリヴィア、そしてアウロラと言った自身の花嫁達の本質を理解していたが故の反応であった。
三人とも“本当に好きな人には自分の全てを捧げ尽くして出来得る限りで何でもやってあげたい”と言う奉仕精神の塊のような清廉で純情な乙女気質の持ち主であり、尚且つややMっ気が強いタイプの女性達だったのだ。
しかも“好きな人とは身も心もこれ以上無い程にまで強く一つに結ばれたい”と希う意識をも持ち合わせていたから、そう言った意味でも“無自覚女たらし”な上に“天然ドS”な所がある蒼太とは相性が抜群に良かった、三人ともなんだかんだ言っても蒼太にベタ惚れであり、かつまた彼との間に為され続けるいやらしい事この上ない濃密なセックスにものめり込んでいったのである。
蒼太の責め方や触り方は実に激しくて巧みであった、そもそもが優れた歴然の戦士であると同時に“波動整体”や“気功法”等もほぼほぼ完璧にマスターしていた彼はそれらを活かしてセックスの際には花嫁達の体のツボや弱い部分を探り出し、それを的確な力で刺激しては彼女達に深くて心地好い快感を、それも連続してもたらすようにしていったのだ。
元々が初心で純朴だった上に、“運命のパートナーとは自分の深い場所まで結ばれ合いたい”と切に願い続けて来た彼女達はだから“好きな人とのセックスってこんなに気持ちが良いモノだったんだ”、“こんなにも心温まるモノだったんだ”と忽ちの内に蒼太との行為に夢中になり、かつまた持ち前のM気質の影響も相俟って自分達を女にしていった彼に対して一層、心酔するようになっていった。
それだけではない、繰り返される最愛の人との逢瀬に於いて蒼太の執拗で淫靡な愛撫や間断なく続く激しい突き上げの虜となっていった彼女達は皆、揃いも揃って“何も考えられなくなる程の強烈な官能”を味あわされて教え込まれ、結果としてその肉体も精神も夫に合うようにすっかり開発されて行き、終いには完全に変調してしまっていたのである。
(これは何もアウロラだけに限った話ではなくて、メリーもオリヴィアもそうなのだけれども・・・。本当に無理なプレイでない限りかは、この子達は口では“1度だけだ”とか言ってもその実、何度でもやらせてくれる。特にそれが燃え上がるように気持ち良くて心地好いモノであればあるほどその傾向が強い、それに自慢じゃないけれど僕はこの子達の悦ばせ方を知っている。大丈夫だ、必ずアウロラはまたやらせてくれるようになるだろう・・・!!!)
“そしたら次はメリーとオリヴィアにも試す番だ!!!”、“待ってろよメリー!!!”等と人知れず花嫁達に対する欲望を滾らせる蒼太であったが、要するに。
ここに来て彼女達は三人共が蒼太によって“女の性”に目覚めさせられてしまった訳であったがそうした経緯もあって、今のメリアリアやオリヴィア、そしてアウロラは夫である彼が強引に、多少は変態的でクセのあるセックスを要求しても断り切れなくなってしまっていたのであるモノの、その内心では彼からの誘いに対する“ある種の期待”が少なからず存在している事もまた否めない事実であった。
「・・・有り難う、アウロラ」
胸の内では既に夜の営みに付いて考えていた蒼太はしかし、それを決して表には出さずに取り敢えず愛妻に対して礼を言うと、彼女を連れて子供達の元へと急いだ、次に行くべき場所はフードコートである。
(取り敢えず・・・。腹拵えして胃袋を満たさないとな。“夜戦”はそれからだ・・・!!!)
自分の中にある恥じらいの心と、愛する夫との行為への期待に板挟みになって葛藤しているアウロラを他所に、蒼太はやる気満々であった。
「へえぇ?中々似合うじゃ無いか、アウロラには白が一番しっくり来ると思っていたけれども・・・」
“赤も悪くないね”、“情熱的な君にピッタリかもよ・・・?”等と愛妻に声を掛ける蒼太であったがこの日、彼は青髪淑女の頼みで地元のショッピングモールに買い物に来ていた、本来ならばアウロラ達のようなそれなりの爵位ある貴族には行き付けの高級ブティック等が存在している筈なのだが、今日は子供達にも庶民の活気や雰囲気を感じ取ってもらおうとアウロラ自らが提案し、蒼太もそれに乗ったのである。
「さてと、と・・・。アウロラ、これが済んだならフードコートでお昼にしないか?そろそろ君もお腹が空いて来ただろ?」
「あ、いえ・・・。私は大丈夫です、あなた・・・!!!」
アウロラがそう答えた時だった、彼女のお腹が“グウゥ~”と鳴って、それが蒼太にも聞こえてしまったのだ。
「あ、あ・・・っ。あの、これは・・・!!!」
「あっはっはっ。聞こえちゃったよ、アウロラ・・・!!!」
「うう~・・・っ!!!」
大好きな人の目の前ではしたない真似をしてしまったと、己の失態に恥じらいと焦燥を覚える青髪淑女だったが、そんな彼女を蒼太は優しく抱き締める。
「ねえアウロラ、頼むから変な無理はしないでおくれよ?そう言うのは“生理的欲求”と言って、生きるために必要だから引き起こされて来る現象なんだから・・・」
「ううっ。あの・・・、恥ずかしい。です・・・!!!」
そう応えると同時に顔を真っ赤にして俯いてしまう花嫁に、蒼太は黙って寄り添いながら静かに声を掛けた。
「アウロラ、頼むから僕を信じて?怖がらないで良いからどうか、ありのままの君でいて欲しい・・・」
「・・・・・」
「そりゃ僕だって君達の前ではなるべく、そう言った事はしないようにしているから。だから君の気持ちは良く解るんだよ、でもね?アウロラ。僕はそんな事位で君に幻滅したりはしないよ?それは流石に信じて欲しいな・・・」
「・・・・・」
「一人でするのが恥ずかしいなら、今度からは僕も一緒にお腹を鳴らしたりおならとかもするようにするから。だけどね?アウロラ、これはメリーやオリヴィアのもそうなんだけど。君達のは基本的に汚くなんか無いからね?エッチの時の汗だって上質なフェロモンだし、涎や愛液なんか甘くて極上の催淫剤だよ。ハッキリと言わせてもらうけれども僕は君の事も、そして君達の事も汚らしいとか下品だとか。そう言う風に思った事はただの一度も無いよ・・・?」
「・・・・・っ。本当ですか?」
「ああ。基本的に僕は君達の前で出来ない事は言わないし、それにウソだって言わないよ?もし君やメリー達が望むのならば、君達のおしっことか排泄物だって食べて見せるからね?僕は・・・!!!」
「・・・そ、それは流石にやり過ぎですけど。でもあの、どうも有り難う御座います。蒼太さ・・・、あなた!!!」
「あはは、アウロラ。“蒼太さん”でも“あなた”でも、君の言いやすいように呼んでくれて良いよ?無理をしなくても良いから。君が僕の事を愛してくれているのは、大事に思ってくれているのは本当に、良く伝わって来たから・・・」
「・・・本当に、ですか?蒼太さん」
「ああ、本当にだよ?アウロラ。なんならここで君のウンチでもなんでも食べて見せようか・・・?」
「・・・・・っ。も、もうっ!!!それは良いですってば。恥ずかしい事を言わないで下さいっっっ❤❤❤❤❤」
照れ隠しのつもりだろうか、蒼太の言葉に若干の怒気を含ませながらも滅茶苦茶ニヤけた顔でアウロラは下を向いたまま彼の胸板におでこをパフッと押し付けた。
「だけど・・・。でも有り難う、蒼太さん。私、とっても嬉しいですっっっ❤❤❤❤❤」
「あはは、信じてくれて嬉しいな。ところでアウロラ・・・」
「・・・・・?」
“ちょっとお願いがあるんだけど・・・”と愛する夫に小声で囁かれ、アウロラが何事かと、キョトンとした面持ちで彼の声に耳を傾けた、すると。
「ね、ねっ。アウロラ、お願いだから暫くの間はお風呂には入らないで?汗でムレムレのまま、お互いにグチョグチョになるようなセックスがしたいんだけど・・・」
「・・・・・っっっ!?!?!?!?!?」
「あとさ、あとさ?今度のエッチの時にはアウロラの脇マンコも滅茶苦茶になるまで舐め回したいんだけど・・・!!!」
「ーーーーーっっっ///////////~~~~~~~っっっっっ!!!!!!!!も、もうっ。一体何を言っているんですかっっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤」
“蒼太さんっ!!!”と思わず店員達が振り向いてしまうほどの大声で、怒りと恥じらいの為に顔を真っ赤にしたアウロラが絶叫するが、蒼太は全く動じなかった。
「良いだろ?アウロラ。お互いの汗を混ぜ合わせてさ?体に匂いが染み込むまでやってやってやりまくるんだからね・・・?」
「・・・・・っっっ//////////そ、そんなことっ!!!」
「“健やかなる時も病める時も、いつも僕と共に有り続けます”と言った結婚式の時の言葉。今更ウソとは言わせないからね?」
「うぐ・・・っ!!!!!」
意地悪っぽい笑みを浮かべながらそう続ける夫の言葉に、アウロラはそれ以上抗う事が出来なかった、生まれた時から“大地母神ガイア”の波動に触れて来た事で常に神の存在を身近に感じ続けて来た彼女はまた、敬虔なカトリック教徒でもあったから、愛する人と神の前で交わした誓約を破る、等と言う頭は全く以て持ち合わせてはいなかったのだ。
しかし。
(全くもうっ。どうして私はこんな人を好きになってしまったんでしょうか・・・っ!!!!!)
そう思う彼女であったがこればかりはどうにもならなかった、この世には男と女しかおらず、また基本的に恋愛と言うのは惚れた方が負けなのである。
そうだ、そう言った意味では彼女は既に戦う前から蒼太に敗北していたのであり、彼の意思に逆らう事は到底、出来なかったのである。
「・・・や、やってあげても良いですけれど」
照れ臭さと恥ずかしさのあまり、死にそうになりながらもアウロラは何とか喉の奥から声を絞り出して行く。
「でもあの・・・っ。誤解しないで下さいね?私は淫乱じゃありませんから・・・!!!!!」
「・・・解ってるよ、アウロラ!!!」
“1回だけなら・・・”と渋々了承する青髪淑女に対して蒼太は内心で“やった!!!”とガッツポーズを決め込んでいたモノの、これは偏に彼がメリアリアやオリヴィア、そしてアウロラと言った自身の花嫁達の本質を理解していたが故の反応であった。
三人とも“本当に好きな人には自分の全てを捧げ尽くして出来得る限りで何でもやってあげたい”と言う奉仕精神の塊のような清廉で純情な乙女気質の持ち主であり、尚且つややMっ気が強いタイプの女性達だったのだ。
しかも“好きな人とは身も心もこれ以上無い程にまで強く一つに結ばれたい”と希う意識をも持ち合わせていたから、そう言った意味でも“無自覚女たらし”な上に“天然ドS”な所がある蒼太とは相性が抜群に良かった、三人ともなんだかんだ言っても蒼太にベタ惚れであり、かつまた彼との間に為され続けるいやらしい事この上ない濃密なセックスにものめり込んでいったのである。
蒼太の責め方や触り方は実に激しくて巧みであった、そもそもが優れた歴然の戦士であると同時に“波動整体”や“気功法”等もほぼほぼ完璧にマスターしていた彼はそれらを活かしてセックスの際には花嫁達の体のツボや弱い部分を探り出し、それを的確な力で刺激しては彼女達に深くて心地好い快感を、それも連続してもたらすようにしていったのだ。
元々が初心で純朴だった上に、“運命のパートナーとは自分の深い場所まで結ばれ合いたい”と切に願い続けて来た彼女達はだから“好きな人とのセックスってこんなに気持ちが良いモノだったんだ”、“こんなにも心温まるモノだったんだ”と忽ちの内に蒼太との行為に夢中になり、かつまた持ち前のM気質の影響も相俟って自分達を女にしていった彼に対して一層、心酔するようになっていった。
それだけではない、繰り返される最愛の人との逢瀬に於いて蒼太の執拗で淫靡な愛撫や間断なく続く激しい突き上げの虜となっていった彼女達は皆、揃いも揃って“何も考えられなくなる程の強烈な官能”を味あわされて教え込まれ、結果としてその肉体も精神も夫に合うようにすっかり開発されて行き、終いには完全に変調してしまっていたのである。
(これは何もアウロラだけに限った話ではなくて、メリーもオリヴィアもそうなのだけれども・・・。本当に無理なプレイでない限りかは、この子達は口では“1度だけだ”とか言ってもその実、何度でもやらせてくれる。特にそれが燃え上がるように気持ち良くて心地好いモノであればあるほどその傾向が強い、それに自慢じゃないけれど僕はこの子達の悦ばせ方を知っている。大丈夫だ、必ずアウロラはまたやらせてくれるようになるだろう・・・!!!)
“そしたら次はメリーとオリヴィアにも試す番だ!!!”、“待ってろよメリー!!!”等と人知れず花嫁達に対する欲望を滾らせる蒼太であったが、要するに。
ここに来て彼女達は三人共が蒼太によって“女の性”に目覚めさせられてしまった訳であったがそうした経緯もあって、今のメリアリアやオリヴィア、そしてアウロラは夫である彼が強引に、多少は変態的でクセのあるセックスを要求しても断り切れなくなってしまっていたのであるモノの、その内心では彼からの誘いに対する“ある種の期待”が少なからず存在している事もまた否めない事実であった。
「・・・有り難う、アウロラ」
胸の内では既に夜の営みに付いて考えていた蒼太はしかし、それを決して表には出さずに取り敢えず愛妻に対して礼を言うと、彼女を連れて子供達の元へと急いだ、次に行くべき場所はフードコートである。
(取り敢えず・・・。腹拵えして胃袋を満たさないとな。“夜戦”はそれからだ・・・!!!)
自分の中にある恥じらいの心と、愛する夫との行為への期待に板挟みになって葛藤しているアウロラを他所に、蒼太はやる気満々であった。
0
お気に入りに追加
87
あなたにおすすめの小説
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※

冤罪だと誰も信じてくれず追い詰められた僕、濡れ衣が明るみになったけど今更仲直りなんてできない
一本橋
恋愛
女子の体操着を盗んだという身に覚えのない罪を着せられ、僕は皆の信頼を失った。
クラスメイトからは日常的に罵倒を浴びせられ、向けられるのは蔑みの目。
さらに、信じていた初恋だった女友達でさえ僕を見限った。
両親からは拒絶され、姉からもいないものと扱われる日々。
……だが、転機は訪れる。冤罪だった事が明かになったのだ。
それを機に、今まで僕を蔑ろに扱った人達から次々と謝罪の声が。
皆は僕と関係を戻したいみたいだけど、今更仲直りなんてできない。
※小説家になろう、カクヨムと同時に投稿しています。
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。

彼を追いかける事に疲れたので、諦める事にしました
Karamimi
恋愛
貴族学院2年、伯爵令嬢のアンリには、大好きな人がいる。それは1学年上の侯爵令息、エディソン様だ。そんな彼に振り向いて欲しくて、必死に努力してきたけれど、一向に振り向いてくれない。
どれどころか、最近では迷惑そうにあしらわれる始末。さらに同じ侯爵令嬢、ネリア様との婚約も、近々結ぶとの噂も…
これはもうダメね、ここらが潮時なのかもしれない…
そんな思いから彼を諦める事を決意したのだが…
5万文字ちょっとの短めのお話で、テンポも早めです。
よろしくお願いしますm(__)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる