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夫婦の絆と子供への思い
愛妻と雨とウィスキー 1
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夜中にザァーッ、ザァーッと大粒の雨が降り注ぎ、水滴が窓ガラスを叩いている。
今日と明日はガリア帝国全体が、本格的な雨に見舞われる様子でありそんな空模様の下、白のバスローブに身を包んでいた蒼太はカッシーニ邸の3階部分にある自身の書斎のソファに腰を降ろしたまま今夜も一人、酒を嗜んでいた。
彼は辛口の男酒よりもどちらかと言えば甘い風味の女酒を好んでおり、それも芳醇で濃厚さがあればあるほど“良し”としていたのである。
ちなみに嗜むのは日本酒やビールは勿論、ワインにウィスキー、果ては焼酎やラムまで何でもござれで、その日の気分によって変えていたのだが、そんな彼の元に。
「ああっ!!?もう、あなたったら・・・!!!」
「メリー・・・?」
“やっぱりここにいたのね?”とそう言いつつも、自身と同じように白のバスローブに身を包んだ一人の麗しい女性がやって来た、他ならぬ蒼太の最愛の妻である“メリアリア・カッシーニ”その人であるモノの、夫と愛を重ねていた彼女は途中から開始された激しい責め立てと貪りに耐えられなくなり、彼に抱かれたままで気を失ってしまっていたのだ。
そんな彼女に対して蒼太は“回復の技法”を用いて体と精神とを癒し、復調させたその後で寝室をコッソリと抜け出して書斎にまで酒を飲みに来ていた、と言う訳である。
「ごめん、もしかして起こしちゃった・・・?」
「ううん。自分で気が付いたのだけれど・・・。そうしたらあなたがいないでしょ?寂しくなって探しに来ちゃった・・・!!!」
シットリとした声でそう告げて彼の傍まで赴くと、メリアリアは蒼太の逞しい肉体に撓垂れ掛かるようにして抱き着き、夫の手の中にある、琥珀色の酒が入っているグラスを顔に近付けて口の中へと含んでみた。
「・・・・・っ。甘くておいしいわね、このお酒。ハチミツみたいな風味がするわ?それに凄く飲みやすいわね!!!」
「あはは・・・。気に入ってくれて良かったよ。これはね?“アバフェルディの12年モノ”だよ。甘さを感じるウィスキーなんだ・・・!!!」
美味しそうに何度も何度もウィスキーを飲み干して行く愛妻淑女の言葉に対して青年もまた、嬉しそうな表情を浮かべて酒とロックアイスの入っているグラスを自分の口へと近付けて行く。
それを。
「・・・・・?」
「ダ~メ。私が飲ませてあげるね・・・?」
メリアリアが一旦は制止させたかと思うとそう言って、自らの口へと酒を含み、良く唾液と混ぜ合わせた、そうしておいて。
そのまま彼の唇に、己のそれを重ね合わせた。
“ん、んむっ。んちゅ、じゅるっ!!!じゅぷじゅぷっ、じゅぞぞぞっ。じゅるじゅるっ、じゅるるるるるる~っ♪♪♪♪♪ぷふううぅぅぅっ!!?ふぅーっ、ふぅーっ、ふぅーっ。ふううぅぅぅ・・・っ❤❤❤ん、んむうぅっ!!!んちゅっ、じゅぷっ。レロレロレロレロ、クチュクチュクチュクチュ・・・ッ♪♪♪♪♪ちゅっ、ちゅぱっ!!?じゅるじゅるじゅるじゅるっ、じゅぷぷぷっ。じゅぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞ~・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤”
“んちゅ、ちゅむっ。じゅるじゅるっ、じゅぞぞぞっ。レロレロ、クチュクチュッ!!!んむ、んぐっ。じゅるるるっ、じゅぷじゅぷじゅぷじゅぷっ。じゅるじゅるじゅるじゅるっ、じゅぷぷぷぷぷぷっ!!!!!”
メリアリアは接吻を交わしながらも酒を蒼太の口内へと流し込み、更にそのまま舌を入れて感じるポイントを刺激するが、一方で蒼太も蒼太で負けてはいなかった。
酒を啜って飲み干すと、負けじと彼女の舌に舌を絡めて愛撫をし、更には上顎や奥歯の付け根等、メリアリアが気持ち良くなれる場所を重点的に責め立てて行く。
そのキステクの猛攻に、最初こそ優勢だった愛妻淑女は徐々に主導権を奪われて行き、彼にメロメロになって行った、終いには鼻で息継ぎする事も忘れる程に熱中していってしまい、頭がクラクラと来てしまうモノの、そんな花嫁は。
「ぷはああぁぁぁっ!!?はぁーっ、はぁーっ、はぁーっ。はああぁぁぁ・・・っ❤❤❤あ、あなたっ。あなたあなたあなたあなたあなたっ!!!あなたあああぁぁぁぁぁ・・・・・っっっ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪」
「あはは・・・っ。すっかりメロメロだね?メリー。可愛いよ?」
笑顔を見せてそう告げて、自身の頭を撫でて来る夫に対してメリアリアもまた、“ハアハア”と荒い息を整えながらも彼に抱き着き、愛しそうに頬擦りをする。
自分の大好きな人の体臭が鼻腔を突くと、彼女の意識を痺れさせ、その温もりと存在の感触とが、花嫁の心を燃え滾らせた。
「はあはあっ❤❤❤あああっ!!?あなたぁっ、好き好きっ。大好きなのぉっ!!!お願い、抱いてっ?もっと愛してぇ・・・っ!!!!!」
そう叫んで夫にしがみ付き、自分の全身を擦り付けたり顔や首筋、肩等にキスの雨を降らせるがこれはメリアリアの蒼太に対する思いの丈が限界以上に爆発しているからこそ引き起こされて来る求愛の動作であり、仕草だった。
メリアリアは寂しかったのだ、彼と離れている瞬間が恐ろしい程に不安で怖くてどうしようも無かった、早く彼と繋がりたかったし、あの逞しい腕でしっかりと抱き締めて、温もりと安らぎと、そして官能と愛欲の中に埋没してしまいたかった。
夫の事が愛しくて愛しくて仕方が無かった、自分でも自分を止められない程の激情を抱いてしまう程にまで、彼を求めて貪りに貪り続ける愛妻淑女であったがそれは、彼に二つとない“確かなる気持ち”と深い恋慕を抱いて惚れ抜いているからだけでは決して無く、常に“彼が死んでしまうかも知れない”と言う緊張感と恐怖心をその身に宿しているからでもあった。
正直に言って、蒼太のやっているミラベルの仕事は安全なモノばかりでは無いどころか、むしろ潜入や戦闘を前提としている、危険なモノの方が多かった、その為だから、メリアリアは彼が任務に赴く度に気が気でなかったのである。
「どうか、あの人が無事に帰って来ますように・・・!!!」
彼女は毎朝と毎夜、自宅の地下にある祭壇で祀られている大地母神ガイアに密かに夫の無事を祈り続けていたのであった。
そしてだからこそ、彼が五体満足で帰って来てくれた時には飛び上がって喜び燥ぎ、自ら出迎えに行っていたし、神に感謝の念と供物とを捧げてもいたのだ。
「はあはあっ❤❤❤あ、あなたぁっ。お願い、抱いてぇっ。私の事、滅茶苦茶にしてっ!!?」
「あはは・・・。そんな事を言って良いの?メリー・・・」
「だって・・・。あなたの事、好きで好きで堪らないんだもん。どうにもならないんだもん!!!思いっ切り抱き締めて?私の事、責めて犯してっ。滅茶苦茶にして欲しいのおおぉぉぉっ!!!!!」
メリアリアは蒼太の事を本気で思い抜いていた、だから彼が居てくれる時は普段の反動も加わって自分を抑える事が出来なくなってしまうのであり、要はそれだけ彼の事を一途に強く好いていた、と言う事に他ならなかった。
“今居てくれるこの人と、より深くまで交わり合いたい”、“自分に一生消えない思い出と刺激とを刻み付けて欲しい”、“二人で一生忘れられない夜を過ごしたい”、それがメリアリアの偽りざる願いだったのだ、・・・その一瞬の純愛の光りを、永遠のモノとする為に。
「・・・解ったよ、メリー」
そんな愛妻淑女の心からの訴えにそう応えると。
蒼太は傍にあったテーブルに酒を置き去りにしたまま、彼女をヒョイと抱き抱えると、再び夫婦の寝室へと戻って行った。
ーーーーーーーーーーーーーー
メリアリアちゃんの蒼太君に対する思いは本物です。
その為に話の中に少々の影と言いますか、闇が入り込もうと全く動じる事はありません(そう言ったモノを跳ね返せる位にまで強い決意と確固たる気持ちを彼に抱いているのです)。
これはアウロラちゃんもオリヴィアちゃんも同様ですが、メリアリアちゃんのそれはもう一歩深くて熱烈なモノです(いざという時には彼と共に死ぬ覚悟を固めているのです)。
イチャイチャしている時ですらも、決して軽い気持ちでやっているのではありません、常に全身全霊を傾けて時間の許す限り精一杯彼に甘え、愛し、相対しているのです(そう言う意味では常に命懸けで彼と向き合っているのです)。
また今現在はちょっぴり陰鬱さや痛々しさが入ってしまっておりますけれどもこのお話は基本的には“夢と希望のある純愛物語”であり、その精神を根幹に据えて執筆しています。
ですが最近は(最近、と言ってもかなり前からなのですけれども)これを狙ってやらなくても(特に意識して書かなくても)そう言った展開が自然と出て来るようになってきました(蒼太君とメリアリアちゃんの物語を書こうとすると、勝手に純愛ストーリーが生成されて行くのです)。
自分で書いていてなんですが、不思議な事に彼等に意識を向けると次々とそう言う情景や感覚が頭の中や心に浮かんで来るのです←そして筆が面白い位にスラスラと進んで行くのですが、これはキャラ達が自分の意思を持って生きている、と言う事なのでしょう、つとにそう感じます。
この世は意思と意思とのぶつかり合いの場ですが、蒼太君とメリアリアちゃんならば、きっと何があっても最後の最後まで互いに手を取り合って障害を乗り越え、添い遂げる事でしょう(これはアウロラちゃんとオリヴィアちゃんも同様ですが、メリアリアちゃんの場合はそのイメージがより強く、しっかりとした形で湧くのです←そう感じるのです)。
あともう一つ、これは読者の皆様方のお陰でもあります。
いつも応援をして下さっておられるだけでは無くて“読み手”として、そしてもっと言ってしまえば“妻”となって一緒に物語(宇宙)を生み出して下さって本当に有り難う御座います。
大変、感謝しております。
敬具。
ハイパーキャノン。
今日と明日はガリア帝国全体が、本格的な雨に見舞われる様子でありそんな空模様の下、白のバスローブに身を包んでいた蒼太はカッシーニ邸の3階部分にある自身の書斎のソファに腰を降ろしたまま今夜も一人、酒を嗜んでいた。
彼は辛口の男酒よりもどちらかと言えば甘い風味の女酒を好んでおり、それも芳醇で濃厚さがあればあるほど“良し”としていたのである。
ちなみに嗜むのは日本酒やビールは勿論、ワインにウィスキー、果ては焼酎やラムまで何でもござれで、その日の気分によって変えていたのだが、そんな彼の元に。
「ああっ!!?もう、あなたったら・・・!!!」
「メリー・・・?」
“やっぱりここにいたのね?”とそう言いつつも、自身と同じように白のバスローブに身を包んだ一人の麗しい女性がやって来た、他ならぬ蒼太の最愛の妻である“メリアリア・カッシーニ”その人であるモノの、夫と愛を重ねていた彼女は途中から開始された激しい責め立てと貪りに耐えられなくなり、彼に抱かれたままで気を失ってしまっていたのだ。
そんな彼女に対して蒼太は“回復の技法”を用いて体と精神とを癒し、復調させたその後で寝室をコッソリと抜け出して書斎にまで酒を飲みに来ていた、と言う訳である。
「ごめん、もしかして起こしちゃった・・・?」
「ううん。自分で気が付いたのだけれど・・・。そうしたらあなたがいないでしょ?寂しくなって探しに来ちゃった・・・!!!」
シットリとした声でそう告げて彼の傍まで赴くと、メリアリアは蒼太の逞しい肉体に撓垂れ掛かるようにして抱き着き、夫の手の中にある、琥珀色の酒が入っているグラスを顔に近付けて口の中へと含んでみた。
「・・・・・っ。甘くておいしいわね、このお酒。ハチミツみたいな風味がするわ?それに凄く飲みやすいわね!!!」
「あはは・・・。気に入ってくれて良かったよ。これはね?“アバフェルディの12年モノ”だよ。甘さを感じるウィスキーなんだ・・・!!!」
美味しそうに何度も何度もウィスキーを飲み干して行く愛妻淑女の言葉に対して青年もまた、嬉しそうな表情を浮かべて酒とロックアイスの入っているグラスを自分の口へと近付けて行く。
それを。
「・・・・・?」
「ダ~メ。私が飲ませてあげるね・・・?」
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そのまま彼の唇に、己のそれを重ね合わせた。
“ん、んむっ。んちゅ、じゅるっ!!!じゅぷじゅぷっ、じゅぞぞぞっ。じゅるじゅるっ、じゅるるるるるる~っ♪♪♪♪♪ぷふううぅぅぅっ!!?ふぅーっ、ふぅーっ、ふぅーっ。ふううぅぅぅ・・・っ❤❤❤ん、んむうぅっ!!!んちゅっ、じゅぷっ。レロレロレロレロ、クチュクチュクチュクチュ・・・ッ♪♪♪♪♪ちゅっ、ちゅぱっ!!?じゅるじゅるじゅるじゅるっ、じゅぷぷぷっ。じゅぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞ~・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤”
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酒を啜って飲み干すと、負けじと彼女の舌に舌を絡めて愛撫をし、更には上顎や奥歯の付け根等、メリアリアが気持ち良くなれる場所を重点的に責め立てて行く。
そのキステクの猛攻に、最初こそ優勢だった愛妻淑女は徐々に主導権を奪われて行き、彼にメロメロになって行った、終いには鼻で息継ぎする事も忘れる程に熱中していってしまい、頭がクラクラと来てしまうモノの、そんな花嫁は。
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笑顔を見せてそう告げて、自身の頭を撫でて来る夫に対してメリアリアもまた、“ハアハア”と荒い息を整えながらも彼に抱き着き、愛しそうに頬擦りをする。
自分の大好きな人の体臭が鼻腔を突くと、彼女の意識を痺れさせ、その温もりと存在の感触とが、花嫁の心を燃え滾らせた。
「はあはあっ❤❤❤あああっ!!?あなたぁっ、好き好きっ。大好きなのぉっ!!!お願い、抱いてっ?もっと愛してぇ・・・っ!!!!!」
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メリアリアは寂しかったのだ、彼と離れている瞬間が恐ろしい程に不安で怖くてどうしようも無かった、早く彼と繋がりたかったし、あの逞しい腕でしっかりと抱き締めて、温もりと安らぎと、そして官能と愛欲の中に埋没してしまいたかった。
夫の事が愛しくて愛しくて仕方が無かった、自分でも自分を止められない程の激情を抱いてしまう程にまで、彼を求めて貪りに貪り続ける愛妻淑女であったがそれは、彼に二つとない“確かなる気持ち”と深い恋慕を抱いて惚れ抜いているからだけでは決して無く、常に“彼が死んでしまうかも知れない”と言う緊張感と恐怖心をその身に宿しているからでもあった。
正直に言って、蒼太のやっているミラベルの仕事は安全なモノばかりでは無いどころか、むしろ潜入や戦闘を前提としている、危険なモノの方が多かった、その為だから、メリアリアは彼が任務に赴く度に気が気でなかったのである。
「どうか、あの人が無事に帰って来ますように・・・!!!」
彼女は毎朝と毎夜、自宅の地下にある祭壇で祀られている大地母神ガイアに密かに夫の無事を祈り続けていたのであった。
そしてだからこそ、彼が五体満足で帰って来てくれた時には飛び上がって喜び燥ぎ、自ら出迎えに行っていたし、神に感謝の念と供物とを捧げてもいたのだ。
「はあはあっ❤❤❤あ、あなたぁっ。お願い、抱いてぇっ。私の事、滅茶苦茶にしてっ!!?」
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「だって・・・。あなたの事、好きで好きで堪らないんだもん。どうにもならないんだもん!!!思いっ切り抱き締めて?私の事、責めて犯してっ。滅茶苦茶にして欲しいのおおぉぉぉっ!!!!!」
メリアリアは蒼太の事を本気で思い抜いていた、だから彼が居てくれる時は普段の反動も加わって自分を抑える事が出来なくなってしまうのであり、要はそれだけ彼の事を一途に強く好いていた、と言う事に他ならなかった。
“今居てくれるこの人と、より深くまで交わり合いたい”、“自分に一生消えない思い出と刺激とを刻み付けて欲しい”、“二人で一生忘れられない夜を過ごしたい”、それがメリアリアの偽りざる願いだったのだ、・・・その一瞬の純愛の光りを、永遠のモノとする為に。
「・・・解ったよ、メリー」
そんな愛妻淑女の心からの訴えにそう応えると。
蒼太は傍にあったテーブルに酒を置き去りにしたまま、彼女をヒョイと抱き抱えると、再び夫婦の寝室へと戻って行った。
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メリアリアちゃんの蒼太君に対する思いは本物です。
その為に話の中に少々の影と言いますか、闇が入り込もうと全く動じる事はありません(そう言ったモノを跳ね返せる位にまで強い決意と確固たる気持ちを彼に抱いているのです)。
これはアウロラちゃんもオリヴィアちゃんも同様ですが、メリアリアちゃんのそれはもう一歩深くて熱烈なモノです(いざという時には彼と共に死ぬ覚悟を固めているのです)。
イチャイチャしている時ですらも、決して軽い気持ちでやっているのではありません、常に全身全霊を傾けて時間の許す限り精一杯彼に甘え、愛し、相対しているのです(そう言う意味では常に命懸けで彼と向き合っているのです)。
また今現在はちょっぴり陰鬱さや痛々しさが入ってしまっておりますけれどもこのお話は基本的には“夢と希望のある純愛物語”であり、その精神を根幹に据えて執筆しています。
ですが最近は(最近、と言ってもかなり前からなのですけれども)これを狙ってやらなくても(特に意識して書かなくても)そう言った展開が自然と出て来るようになってきました(蒼太君とメリアリアちゃんの物語を書こうとすると、勝手に純愛ストーリーが生成されて行くのです)。
自分で書いていてなんですが、不思議な事に彼等に意識を向けると次々とそう言う情景や感覚が頭の中や心に浮かんで来るのです←そして筆が面白い位にスラスラと進んで行くのですが、これはキャラ達が自分の意思を持って生きている、と言う事なのでしょう、つとにそう感じます。
この世は意思と意思とのぶつかり合いの場ですが、蒼太君とメリアリアちゃんならば、きっと何があっても最後の最後まで互いに手を取り合って障害を乗り越え、添い遂げる事でしょう(これはアウロラちゃんとオリヴィアちゃんも同様ですが、メリアリアちゃんの場合はそのイメージがより強く、しっかりとした形で湧くのです←そう感じるのです)。
あともう一つ、これは読者の皆様方のお陰でもあります。
いつも応援をして下さっておられるだけでは無くて“読み手”として、そしてもっと言ってしまえば“妻”となって一緒に物語(宇宙)を生み出して下さって本当に有り難う御座います。
大変、感謝しております。
敬具。
ハイパーキャノン。
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