星降る国の恋と愛

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運命の舵輪編

メリアリアside2

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 今回のお話は、“絆と繋がり 後編”において書き切れなかった部分の補完や使い切れなかった表現を使い切る事を目的として書かれています(要するにあの話のリベンジをしてみた訳です)。

 それともう一つが、“彼”と“彼女”のラブシーンってこんなだったんじゃないかな、等と発想を膨らませて書かせていただきました。

 “彼等の世界”には冷房等の所謂“空調設備”は存在しておりません(炎の呪文や氷の呪文はあるために、ある程度の空調管理は出来るのかも知れませんが)、そのエッチの際は汗だくになってするのだろうな、と考えて、その発想を取り入れてみました。
ーーーーーーーーーーーーーー
「はううぅぅぅっ。蒼太、蒼太あぁぁっ❤❤❤」

 その日。

 結局メリアリアは蒼太が帰ってくるまでに計5回もの自慰行為(オナニー)に耽っていたのであり、しかもその帰宅直前までも彼の布団に包まって、その匂いを嗅ぎながらアソコを弄(まさぐ)り続けていたのだ(つまりは6回目に突入しようとしていた)。

 それだけ見ればとんでもないオナニーホリック自慰依存症であり、もしこの事を蒼太が知れば思わず、“欲求不満なのか!?”と、自分のテクニック不足(及び夜の回数不足)を心配されてしまいそうな勢いである。

 もっとも。

 メリアリアにだって彼女なりの理由があった、蒼太から“何があっても受け止める”旨の告白を聞いて直向きなまでのその思いに触れた瞬間から、彼女の心は自分でもどうしようもない位にまで熱く燃え上がってしまっており、蒼太の事が愛しくて愛しくてどうにもならなくなってしまった、彼への思いが後から後から溢れ出して来て止まらなくなり、恋しさの余りその道着や衣類、果ては布団等に顔を埋めて擦り付けてはその匂いと感触とを確かめ続ける。

 ・・・まるで本人のいない寂しさを紛らわせようとするかのように。

 そうしている内に、つまりは彼の使用したモノに顔を埋めてその体臭や汗の匂いを嗅いでいる内にメリアリアのアソコがジンジンと疼き始めて抑えきれなくなってしまった、この日はいわゆる“生理前”であり彼女の欲求が極大化する日でもあったから、そのダブルブッキングで普段ならば有り得ない回数を、それもあっさりと熟してしまっていたのだが、それにしてもと言うべきか、だからこそと言うべきか、メリアリアはあるミスを犯してしまった。

 冷房を点けかった事と、もうじき彼氏が帰ってくるのに関わらずにその部屋の中で自慰行為に勤しんでしまった事である(ついでに言うと稽古着も使ったままでほったらかしにしてしまっていた、蒼太は鍛錬が終わるとちゃんと脱衣籠の中に入れておくのだ)。

 この時、季節は7月の下旬、締め切った部屋の中でクーラーも点けずにオナニーに耽っていた彼女の身体は汗でしっとりと濡れており、口元から漏れる吐息にも少々熱が籠もっていた〔ちなみに何故、空調をONにしなかったのかと言うと一つ目が、蒼太とメリアリアは二人とも汗だくでのエッチが大好きで“する”場合はいつも冷房を切っていた為に、最初はすぐに済ませるつもりだったメリアリアもだから、敢えてわざわざ点けなかった、それに慣れてしまっていたからである(ちなみにメリアリアが汗だくでのエッチが大好きになってしまったのはもろに蒼太の影響と言うよりも、そう言う側面もあるにはあったがもっと正確に言ってしまえば二人ともそう言うエッチに慣れてしまっていたのだ)。二つ目が、もうすぐ帰ってくるであろう彼氏に部屋を勝手に使っている事が見付かるのは“流石に怒られるかも”と思ったからである〕。

 当然、その匂いは部屋中に充満するモノのとてもの事、換気をする時間と猶予はこの時の彼女には与えられなかった。

「ただいま~!!」

「はあっ、はあっ。お、お帰りなさい・・・っ!!」

 ようやく我が家へと帰還を果たした蒼太が二重の施錠を解除して勢いよく玄関のドアを開け放つと、メリアリアはフラフラとしながらも慌てて髪の毛と衣服を整え、帰ってきた恋人の事を律儀に玄関まで出迎えた、それだけではない、部屋に戻って片付けを済ませ、風呂から上がって来た彼を料理と心尽くしで明るく嫋(たお)やかに労うが、そんな彼女の気持が嬉しい蒼太は料理などそっちのけで、メリアリアをいきなり抱き始めた。

「ちゅる、ちゅぷっ。ちゅる、はむっ。んじゅるる、クチュ、レロ。むちゅうぅぅぅっ!!レロレロ、クチュクチュッ、レロレロレロレロレロレロ・・・ッ。んふー、んふー、んふーっ。んふうぅぅ・・・っ!!じゅ、じゅぷぷぷっ!?じゅるじゅるじゅるじゅるじゅるじゅるっ!!!クチュクチュッ、じゅるるるるる、じゅるるるるるるるるるる~っっっ❤❤❤❤❤❤❤」

「ちゅぱ、ちゅむっ。ちゅうぅぅっ、ちゅむ、ちゅぱっ。じゅるじゅるっ!!クチュクチュッ、レロレロレロレロレロレロ・・・ッ。ちゅ、ちゅぱ、じゅるっ。じゅるるる、じゅるるるるるっ!!!」

 クーラーを切って後ろから彼女を抱き締めると顎をクイッと上げさせて激しいディープキスを行う傍ら、もう片方の手でノースリーブの、カットソーロングワンピースの裾をたくし上げる。

 そのまま陰部へと手を伸ばし、ショーツの中へと滑り込ませると、秘裂を何度か優しくなぞるようにして刺激を与えた後で、指を折り曲げるようにして膣内(なか)へと入れて、数の子天井になっている部分、いわゆるGスポットを素早く連続して押し上げるようにした。

 途端に。

「はあああぁぁぁぁぁぁんっっ❤❤❤❤❤」

 彼女の口から艶やかな声が上がって股間からはグチュグチュ、クチュチュチュ~ッと言ういやらしい水音が連続して響き渡る。

 指の腹の部分にまで生温かな愛液がベットリと付着していて見るとそこからは糸まで引いていたモノの、中途半端に終わった事も相俟って、つい先程まで自慰行為(オナニー)に耽っていたメリアリアの身体には、今もその余韻が色濃く残ったままであり、蒼太にほんの少し触られただけで、グッチョリと濡れてしまっていたのだ、もっとも。

 これは青年にとっては嬉しい大誤算だった、いやもっと正確に言ってしまえば部屋の中の状況とメリアリアの様子から“もしかしたなら”と言う思いに後押しされての行為だったのであるがどうやらそれは大正解であり、アプローチ的に何ら問題は無かった選択だったようだ、それにここまで濡れているのであればもう準備は万端であり、過度な愛撫の必要は無い。

「メリー、入れるよ?」

「あうぅぅっ!?はあ、はあっ。い、入れるの・・・?」

「そうだ、入れるよ。メリーの中にぶち込むんだ!!」

 そこに手を付いてと、蒼太は料理が並べられている、テーブルを指さすが、当のメリアリアにはそれに対して呆けた頭でただ従った、せっかく用意した夕飯を、気遣う余裕や冷静さすらもこの時の彼女には存在していなかったのだ。

「はあ、はあ・・・っ。ちょうだい・・・?」

 ビショビショになったショーツをもずり降ろし、更に自身でワンピースの裾を持ち上げ、お尻を突きだしたメリアリアは肩越しに、ウットリとした眼差しを蒼太に向けるが、そんな恋人の姿に自身もすっかり興奮してしまった青年は片手で彼女の腰を掴み、もう片方の手でいきり立った男根を持ち上げ、恋人の秘部の膣口へと、その先端部分を押し当てた、そしてー。

 そのままズブズブと挿入を開始した蒼太は途中から勢いを加速させて陰茎をコリッとした出っ張りの、子宮口の中にまで突き入れる。

「おほおぉぉぉおおおぉぉぉぉおおおおおっっっ❤❤❤❤❤❤❤」

 直後にメリアリアから素っ頓狂な声が漏れるが蒼太はそれには構わずに、今度は両方の手で彼女の括れた部分を掴むと更に腰に力を込めてまだ半分近くも露出していた剛直の残りの部分を、その根元まで一気に打ち込んだ。

 瞬間。

「おおおっ!?おほおおぉぉぉっっ!!!おほおぉぉぉおおおぉぉぉぉおおおおお~~~・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤❤」

 メリアリアのお腹の底から絶叫が迸り、青空色のその瞳が真っ白くなるまで剥き上がる。

 意識は半分ぶっ飛んで心臓がバクバクと脈を打ち、全身の血液と言う血液が煮え滾り、一斉に爆発するかのような激感を覚えて悶絶した。

「お、おほおぉぉっ!?おほおおぉぉぉ~・・・・・っっ❤❤❤❤❤おほ・・・っ❤❤❤かはあぁぁっ!?はあー、はあー、はあーっ。はあぁぁぁ・・・っ!!」

 その下腹部は亀頭の形にプックリと膨れ上がり、生殖器に男根が突き込まれた事が見て取れる。

 体温が急上昇して心拍が跳ね上がり、身体は一気にその赤みを増した、全身からは濃密な匂いの汗が引っ切り無しに溢れ出しては彼女の衣服を内部からビチョビチョに濡らして行った。

 しかし。

 無論の事、これで終わりでは無かった、蒼太は何時ぞやのように陰茎から波動流を発しては敏感に戦慄くその胎内(なか)を、最奥部分に至るまで激しく抉り抜くようにしたのだ。

「あ、あがあぁぁぁあああぁぁぁぁあああああ~~~・・・・・っっっ!!!!!?あがががっ!?あがあぁぁぁ・・・っっ❤❤❤❤❤」

 熱く蠢く子宮最奥を強い勢いで圧搾されて、メリアリアは乱れに乱れて半狂乱に陥ってしまった、だらしなく開け放たれた口元からは熱くて粘着性のある涎がテーブルの上に滴り落ちてクロスの上に染みを作る。

 秘裂からもいつはてるともなく潮が次々と飛翔しては二人の足下と床下とを濡らし、水溜まりを形成して行った。

 そんな彼女を。

「あああっぎゃあぁぁぁあああぁぁぁぁあああああっっっぎゃあああああぁぁぁぁぁぁぁぁーーー・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤」

 蒼太は鍛え抜かれた肉体をフル稼働させて後ろから片時も休むこと無く貫き始めた。

 パンパンパンパンッ、グチュチュチュチュチュチュチュ~ッと言う腰同士のぶつかり合うそれと共に、内部の攪拌される音がハッキリと漏れ聞こえて来る。

 見るとお腹がギュルギュルと蠢いており、女性器全体が内部から掻き乱されていることが否が応にも確認できた。

「あんぎゃあぁぁぁあああぁぁぁぁああああああっっっぎゃああああぁぁぁぁぁ~~~・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤」

 それでも恋人へのピストンを継続したままで蒼太は良いように腰を振り、奥から収縮を繰り返す生殖器全体を、“これでもか”と言う程に穿ち抜く。

 それどころか緩急強弱を付けた動きに円運動まで加え、子宮内部の至る箇所を抉るように突き上げ続けた。

「はあっ、はあっ、はあっ。はあぁぁ・・・っ❤❤❤あああん。ああああっ!?あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛~・・・・・っっっ❤❤❤❤❤」

 メリアリアの身悶えが、その激しさを増して行くがそれと共鳴するかのようにして蒼太のストロークもまた、動きが先鋭化されて加速して行く。

 徐々に過熱の一途を辿る濃厚で執拗なその行為に、メリアリアは衣服を剥ぎ取られて一糸まとわぬ全裸にされ、蒼太もまた結合を続けながらも着ていたモノを脱ぎ捨てて行った。

「ひいっ、はんっ。ひゃうっ、あうっ。あぁぁぁあああぁぁぁぁあああああ~っ❤❤❤い、良いのぉっ。蒼太ぁっ。凄ぐい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛~~~っっっ❤❤❤❤❤❤❤❤」

 極大化してゆく愛欲と快楽とに、堪らずテーブルクロスを握り締めて甘い吐息を吐き出し続けるメリアリア。

 その強烈な圧迫も、時折感じる僅かな痛みも全て愉悦へと変換されて彼女を一層、喘がせた。

「苦しい、感じるっ。堪んないいぃぃぃぃぃっ❤❤❤してして蒼太ぁっ。もっと抱いてえええぇぇぇぇぇーーー・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤ぷはぁっ。はあっ、はあっ、はあっ。はあぁぁぁ・・・っ❤❤❤あああっ!?激しい、イッぢゃうっ。まらイグッ。イッグウウウゥゥゥゥゥーーー・・・・・ッッッ❤❤❤❤❤❤❤かはぁっ。はあっ、はあっ、はあっ。はあぁぁぁ・・・っ❤❤❤」

 固くて太いその男根を自身の胎内(なか)の最奥部分へと向けて散々に突き立てられながらも、まるでそれと呼応するかのようにして胸をしっかりと揉みしだかれ、乳首をクリクリと弄くり回される。

 後ろからされているために、普段とは違う場所が刺激され、彼氏に力尽くで征服されているかのような被虐感を覚えて悶絶した。

「おほおぉぉっ!?んほおおおおっ!!!?んお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛っ❤❤❤❤❤❤❤ず、ずんごいっ。深いの、気持(ぎぼ)ぢいいいぃぃぃぃぃーーー・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤くはぁっ!!はあっ、はあっ、はあっ。はあぁぁぁ・・・っ❤❤❤す、好き好き蒼太ぁっ。もっどじでえええぇぇぇぇぇーーー・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤ああああっ!?はあっ、はあっ、はあっ。はあぁぁぁ・・・っ❤❤❤」

 尚も悶える恋人の首筋や、その滑らかな美しい背中に蒼太は優しくチュッチュッとキスの雨を降らせ続ける。

 甘酸っぱい芳醇な汗の風味が口の中いっぱいに広がって、鼻腔の奥まで拡散して行った。

「痺れりゅっ。壊れりゅっ。堪んないいいぃぃぃぃぃーーー・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤ぷはあぁぁっ!?はあっ、はあっ、はあっ。はあぁぁぁ・・・っ❤❤❤だ、だめえぇぇっ!?許してっ。助けて誰かああぁぁぁぁぁーーー・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤かはあぁぁっ!!はあっ、はあっ、はあっ。はあぁぁぁ・・・っ❤❤❤」

 口ではそんな事を言いながらも、メリアリアは“もっともっとして欲しい”、“抱かれていたい”とでも言うかのように動きに合わせて腰を振り、膣をキュッ、キュッと締め付ける。

 互いの律動が合わさるとそこからは得も言われぬ深い官能が生じて二人の心と身体を満たした。

「ひいいっ!?ひいいいぃぃぃぃぃ・・・っっっ❤❤❤❤❤だ、だめえぇぇっ。蒼太ぁっ。これ以上はっ。しちゃだめええぇぇぇぇぇっっっ♪♪♪♪♪」

 打ち続く激しい交わりに、すっかり恋人への思慕と情欲の極致へと達してしまったメリアリアは彼氏に掻き抱かれたまま頭(かぶり)を振ってよがり喘ぐがそんな彼女の片足を持ち上げると蒼太は突き上げを続けながらも体位を変換させて行き、互いに向き合うようにする。

 恋人をしっかりと抱き寄せると両手で両脚の大腿部をひょいと持ち上げ、いわゆる“駅弁ファック”の姿勢を取った、そうしておいてー。

 窄まり続ける子宮最奥の、その更に先にある卵巣ごと揺さ振るかのような勢いで思いっ切り腰を打ち込み始めた。

「おほおおおぉぉぉぉっっ!!?ふ、深いっ。深いいいぃぃぃぃぃっっっ❤❤❤❤❤」

 余計に強まった悦楽に、彼氏にしがみ付いたままでメリアリアが悶えに悶えるが、そんな彼女の最奥部分を根刮ぎ刺し貫いたまま、蒼太は移動を開始してメリアリアを寝室へと連れて行く。

 ベッドにゆっくりと腰を降ろすと恋人を下に敷く形でそのまま二人で横たわるが、するとようやく体幹と重心とが安定したメリアリアは、何の気負いも憚りも無く、彼氏を存分に貪り始めた、逞しいその肉体に四肢を回して巻き付けると自分からその唇に吸い付いて舌を絡め、キスを強請るようにする。

「んむむむっ、んむむむぅっ!!ん、んむっ、ちゅるっ。ちゅぱちゅぱ、じゅるるるっ♪♪♪ちゅうぅぅぅ、クチュクチュ、レロレロレロレロ・・・ッ。ちゅ、ちゅぱっ。じゅるるる、むちゅうぅぅっ♪♪♪じゅるじゅる、じゅるるるるるるるるるる~~~っっっ❤❤❤❤❤❤❤❤」

「はむ、んむっ。ちゅぱ、じゅるっ。レロレロ、クチュクチュッ。ちゅぴ、ちゅぱっ。じゅぞぞぞぞ~っ!!ちゅ、ちゅぱっ。じゅるるる、じゅるるるるるるっ!!!」

 舌先同士を擦り合わせてザラザラとしたその感触を確かめ合う。

 互いの上顎や奥歯の付け根を刺激して、溢れ出てきた唾液を混ぜ合い、グチョグチョになるまで絡めて飲み干し、そして再び更なる刺激を相手の口内スポットへと与え続ける。

 触れ合う鼻息と鼻息とが相手の頬を擽(くすぐ)っては眉間や鼻筋へと流れて行った。

「んぷちゅぷっ!?じゅるるるっ、じゅぞぞぞぞぞぞぞぞ~っっっ♪♪♪♪♪ん、んぷぷぷっ!?んっぶうぅぅぅうううぅぅぅぅうううううっっっぼおおおおぉぉぉぉぉーーー・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤」

 突如としてメリアリアからくぐもった、しかし鋭い嬌声が挙がるが蒼太が再び肺胞から気流を発して彼女のそれへと送り込み、中を滅茶苦茶に圧搾し始めたのだ。

 そうしておいてー。

 全身を限界まで力ませるとその上から体重を掛けて彼女をマットレスの中へと押し込むようにする。

「んぼおぉぉぉおおおぉぉぉぉおおおおおっっっぼおおおおぉぉぉぉぉーーー・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤」

 そうやって密着と結合とを最大にまで高めると、そのままの状態から、一秒間に5、6発と言う熾烈な高速ピストンを、いつ果てるともなく恋人の胎内(なか)のその最奥目掛けて延々と叩き込み始めた。

「んぶぉぉおおおっ!?んぶんぼっ。んっっぼおおおおぉぉぉぉぉーーー・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤」

 凄絶極まるその激悦に、メリアリアは堪らず白眼を剥いて意識を飛ばし、涙を流して絶頂した、女性器全体が芯からビクビクと戦慄いて腰が跳ね飛びっ放しとなってしまい、全身からは玉のような大粒の汗が、一気にドバッと噴き出して来る。

 秘部はキュウキュウと窄まりつつも次々と潮を噴き上げて、互いの結合部分と周囲を濡らした。

「んぶぶぶ、んぶんぼぉっ!?んぼおぉぉ・・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤」

 そう呻いてそのまま自我を深淵へと打ち沈め、気を失ってしまうメリアリアだったが蒼太は構わず腰を振り、彼女の気管支諸共に、熱く震える生殖器奥を徹底的に抉り抜く。

 その激しい責めと快楽とに、結局は直ぐさま揺さ振り起こされてはメリアリアは再びの官能の只中へと追いやられて行った。

「・・・ん、んぶぉっ!?んぼおおぉぉぉっっ!!!んっぶおぉぉぉおおおぉぉぉぉおおおおおっっっぼおおおおぉぉぉぉぉーーー・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤」

 けたたましい程の声量(ボリューム)を発してよがり狂うメリアリアだったが蒼太は構わず抱き続けて、引っ切り無しに収縮を繰り返しているその子宮最奥へと向けて、太くて大きな剛直をただひたすらに突き立て続ける。

 彼氏の腰が前後する度に、メリアリアは恐ろしい程の勢いでオルガスムスを極め続けて遂には完全なる前後不覚へと陥ってしまっていた、頭の中枢で何かがブチブチと弾け飛び、精神はプツンと途切れて感覚という感覚を、全て軒並み喪失してしまうが、しかし。

「んぼおぉぉっ!?んぐんごっ。んごごごご・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤んぶほおぉぉぉっ!?ぶほーっ、ぶほーっ、ぶほーっ。ぶほおぉぉぉ・・・っ❤❤❤ん、んぐおぉぉぉっ!?んごごご、んっごおぉぉぉぉ・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤んぼおおぉぉぉっ!!んほーっ、んほーっ、んほーっ。んほおぉぉぉ・・・っ❤❤❤」

 狂乱の淵へと落とされながらも、それでも尚もメリアリアは彼氏にしっかりとしがみ付いたまま、出来る限りで腰を振り、下腹をクイクイッと擦り付けるようにする。

 どこまでも際限なく沸き上がって来る彼への尽きない愛しさは、いよいよその限界を超えて溢れ始め、彼女をして無意識の内から恋人を求めて貪るようにまでなってしまっていたのだ。

「んごごごっ!?ぶほおぉぉぉっ、んぐおぉぉぉ・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤んぷおぉぉぉっ!?んほーっ、んほーっ、んほーっ。んほおぉぉぉ・・・っ❤❤ん、んぶぶぶっ!?んぶおぉぉぉおおおぉぉぉぉおおおおおっっっぼおおおおぉぉぉぉぉーーー・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤んぴいいぃぃぃっ!!んひーっ、んひーっ、んひーっ。んひいいぃぃぃ・・・っ❤❤❤」

 そんな彼女(メリアリア)からの思いが嬉しい青年は、自身もしっかりと恋人を抱擁したままで腰の油送を継続させて、悦びに打ち震える彼女の女性器全体を、その奥の奥まで刺し貫いた。

 ただでさえ鍛え抜かれた肉体を、それも常時活性化している蒼太の責めは力も強くて勢いも鋭く、その精力もまた、絶倫とも言ってしかるべきモノだった、それに加えて。

 普段から溜め込んでいる鬱屈を、性欲に変えて吐き出して来るためにその行為は余計に激しく過熱して行き、いつ果てるともなく続いて行くが、そんな彼との終わることの無い交わりに、メリアリアはイッてイッてイキまくり、イキまくった挙げ句に終いにはそれでも追い付かなくなって絶頂の上から絶頂を、それも連続して重ね始める。

 既にしてその身体は混ざり合った互いの汗でドロドロになっており、もはや噴き出す潮すら尽き果てた膣は真っ赤になってヒクヒクと蠢き、出し入れに合わせて入り口周辺の粘膜質が内部へと押し込まれては、逆に外へと引き釣り出される、と言った事を交互に何度となく繰り返した。

「んぐおぉぉぉっ!?んごうごっ。んぐおごおおおおぉぉぉぉぉーーー・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤ごぼごぼぉっ!!んほおぉぉっ、んほおぉぉっ、んほおぉぉっ。んほおおぉぉぉ・・・っ❤❤❤ん、んぶおぉぉぉっ!?んぶんぼっ。んぼぼぼ・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤ぶほおぉぉぉっ。ぷほおぉぉっ、ぷほおぉぉっ、ぷほおぉぉっ。ぷほおおぉぉぉ・・・っ❤❤❤」

 常軌を逸する責め立てに、思わずフラフラとなりながらも、それでもしかし、メリアリアが蒼太を離す事は決して無かった、美しく整った面持ちの、麗しいその顔には恍惚の色が浮かび上がり、口元から溢れ出る嗚咽にも艶やかさが満ち満ちている。

 彼の全てが愛おしかった、彼の顔、声、仕草、生きていてくれた事から出会えた事に至るまでの全てがどうしよう無いくらいに愛おしくて嬉しくて、そしてメリアリアは途方に暮れるのだ。

 蒼太が恋しい、抱かれていたい、ずっとずっと繋がっていたい、このままずっと永遠にー。

 いっそ二人で石にでもなってしまえば良いのにと、そんな事まで考えるがそうした彼女の愛情に、蒼太もまた全身全霊を持って応え続けた。

「んぶほぉっ!?んごごごっ。んぶぼお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛ーーー・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤ごふううぅぅぅっ!!ぷほおぉぉっっ、ぷほおぉぉっっ、ぷほおぉぉっっ、ぷほおおぉぉぉっ❤❤❤ん、んっぶおおおおおおっっっごお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛ーーー・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤ごっほおおおぉぉぉぉぉっ!!?ぐほおぉぉっ、ぐほおぉぉっ、ぐほおぉぉっ。ぐほおおぉぉぉ・・・っ❤❤❤お、おおおお・・・っ!!!!?」

 加速して行く貪りに、息も絶え絶えに悶絶するメリアリアだったが、そんな極限状態に追いやられても尚、彼氏をしっかりと抱き締めたまま、下半身をくねらせ続ける。

 鋭敏に尖った乳首も乳房も逞しい胸板に押し潰されて拉げ尽くし、形の良い柔な腹部も発達した腹筋に圧迫されて擦り上げられ、律動に合わせて刺激される。

 瑞々しかったその唇も今やカサカサになるまで乾き切り、休み無く穿たれ続けた最奥部分も膣や卵巣と同様に、キュンキュンと疼いて下がり切ってしまっていた、そこを陰茎で突き上げられるとその度毎に莫大な量の快楽が迸ってメリアリアを一層、喘がせた。

「んぶんぼっ、んぼぼぼ。んぼ・・・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

 いつ果てるともなく続くピストンと圧搾とに、遂にメリアリアはそう呻いて気を失い尽くしてしまうが、それでも蒼太はピストンを続けて彼女の全てを貫き続けた。

 彼がようやく達したのはそれから3分程経ってからの事であり、メリアリアの1番敏感な部分へと向けて陰茎を半ば無理矢理捻じ込ませると、そのままの体勢から盛大な射精を開始するがその直後、子宮全体に“ズドンッ”と言う衝撃が走り、メリアリアの生殖器が一瞬、確実に変形する。

 そんな苛烈なまでの精の迸りを、最大の性感帯である最奥部分で直に受けてしまったメリアリアの自我は更なる深淵へと沈み込んで行ってしまい、身体全体が完全に脱力し切って指一本、動かすことが出来なくなってしまうが、しかし。

「ふうぅぅ。ようやくスッキリした、だけどまだまだだよ、メリー。もっともっとするんだ、今夜は寝かせないからね・・・」

 もはやピクリともしなくなった彼女にそう告げると蒼太は再びの律動を開始して殆ど無心無我の境地に達してしまっていた彼女を、散々なまでに掻き抱き始めた。
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貴族学院2年、伯爵令嬢のアンリには、大好きな人がいる。それは1学年上の侯爵令息、エディソン様だ。そんな彼に振り向いて欲しくて、必死に努力してきたけれど、一向に振り向いてくれない。 どれどころか、最近では迷惑そうにあしらわれる始末。さらに同じ侯爵令嬢、ネリア様との婚約も、近々結ぶとの噂も… これはもうダメね、ここらが潮時なのかもしれない… そんな思いから彼を諦める事を決意したのだが… 5万文字ちょっとの短めのお話で、テンポも早めです。 よろしくお願いしますm(__)m

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