メサイアの灯火

ハイパーキャノン

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愛してる

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「んちゅ、ちゅる、ちゅぱっ、ちゅぱっ。れろ、れろ、くちゅ、くちゅっ。ちゅ、ちゅ、ちゅ・・・っ。ああ蒼太、蒼太ぁっ!!」

 自宅に着いて蒼太を招き入れると戸締まりを厳重にし、メリアリアは少年をお風呂場へと連れ込んだ。

 そのまま彼に抱き付いていきなり唇を奪うと舌を絡め、口腔内を貪るように刺激する。

「れろ、ちゅぱっ、くちゅ、くちゅっ。くちゅるるる、ちゅぱ、じゅるっ。じゅるじゅる、じゅるるるるるるるるっ!!!ぷはっ、はあはあっ。うふふふふふふふ、蒼太ぁ・・・」

 溢れ出てきた唾液を混ぜ合い、それを美味しそうに啜り尽くすと今度は蒼太の手を掴んで自身の股間へと持って行った。

 一方でそんな彼女の行動に当初こそ戸惑い気味だった蒼太もすぐに自分の気持ちに正直になって股間に宛がわれた手を動かし、クチュクチュとアソコを弄り始める。

「あん、そこっ。いいのぉ、あん、あんっ。蒼太のお手々、気持ちいいよぉっ!!」

 大好きな蒼太といられる事と、一緒に秘密のいやらしい事をしている、と言う事実と認識とがメリアリアを性的に興奮させて一気に欲情させた、すっかり出来上がってしまった彼女のアソコはもうヌルヌルでパンツ越しに触っている蒼太の指もエッチなお汁でビチョビチョになってしまう。

「蒼太、脱いで!!エッチなこといっぱいしよう!?」

「う、うん。メリーと一緒にエッチなことする!!」

 素早く服を脱ぎ捨てて全裸になると蒼太にも同じ事を強要し、“早く早く”と彼を急かした。

 一刻も早く蒼太と繋がりたいメリアリアにとっては一分一秒が貴重である、無駄には出来なかったのだ。

「なめて?蒼太・・・」

「うん、解った。ちゅぷぷぷっ!!」

「はぁぁぁんっ!!」

 自分もすっかり裸になると彼女に言われるがままに蒼太はお股に顔を近付けアソコにちゅぷっとしゃぶり付いた、割れ目に沿って上下になめあげ、肉ビラを舌先で弾くようにし、最後にヒク付く秘裂の入り口へとベロをにゅるっと挿入する。

「ひゃうぅぅぅぅっ。あん、あんっ。はうぅぅぅっ。あん、ひんっ!?あ、ああ・・・っ!!」

(ああんっ。蒼太になめられてるっ。一番大事なところ、いやらしく舐め回されちゃってるよおぉぉぉっ❤❤❤)

 そのまま素早く出し入れをしたりザラザラとした天井部分を舌先で刺激をし、更に中で掻き回すように動かすと、膣がキュッキュッと反応してベロを締め付けてくるのが感じられた。

 それだけではない、エッチなお汁が後から後から溢れ出して来ておしっこのようなしょっぱい風味のその味わいと匂いとが口腔内に広がって行った。

「じゅる、ちゅぱ、じゅるじゅるっ。ちゅぷちゅぷ、じゅるるる、じゅぱっ、じゅるっ。じゅるるるるるるるる~っ!!!」

「ひあああっ!?あん、はんっ。あああん、あんっ。ひあっ!!?」

 遂には顔全体で思い切り吸い付いてじゅぱじゅぱと音を立てて吸引するようにするものの、すると徐々にメリアリアの喘ぎ声が激しさを増して来て、それに比例するかのように分泌されるお汁の量が増えて行くのが解った。

 風味も濃くなり、熱さも増していった、気持ち良くなっているんだと、それまでの反応から蒼太は直感する。

「ひあああん、あん、ああっ!?そ、蒼太っ。もう・・・っ!!」

「じゅぱ、じゅるっ。じゅるるるるるるるるっ。じゅるるるるるるるるるる~・・・・・っっ!!!ぷはっ。ふうふうっ。メリー・・・?」

「もう我慢できないよ。入れてぇっ、蒼太ぁっ!!蒼太のオチンチンでメリアリアのアソコ掻き回してっ!!!」

「うん・・・」

 その言葉に頷くと蒼太は痛くないように先ずはお風呂場の床にバスマットを敷いてメリアリアをその上へと仰向けに寝かせ、先日のようにゆっくりと挿入を開始した。

「ひあああああああっ❤❤❤」

「うっ、キツい・・・」

 ヌププププププッ、ニュルンッと言う感触と共にイチモツが膣奥へと飲み込まれて行き、愛液塗れのヒダヒダが絡み付いて来る。

「うはああああああああっ!?かっはあぁぁぁ・・・っ❤❤❤」

 まだ二度目のメリアリアは若干残る痛みに耐えつつも、それを遥かに上回る快楽と圧迫感とに身を委ねてよがり悶える。

 入れられただけで軽く達してしまった少女の全身からは汗がブワッと噴き出して来て甘酸っぱいその匂いが周囲に強く漂った。

「メリー、動かすよ!?」

「はあぁぁぁぁぁぁぁんっ❤❤❤」

 そう言って開始された蒼太の腰の動きにメリアリアはもう、夢中になってしまってしまっていた、パンパンパンと腰同士がぶち当たる度に奥が抉られ、体がフワッと浮き上がるような感覚に襲われる。

 それがとても気持ち良くて、思わず恍惚となる少女だったがその光景がまたエロくて少年は一層、腰の動きを加速させて行く。

「はあはあっ。いいん、凄く良いのぉっ。蒼太好き好きっ、大好きいぃぃぃぃぃっ❤❤❤❤❤」

「僕も大好きだよ、メリー・・・ッ!!ちゅ、ちゅるる」

「んぷぷぷぷぷぷぷぷっ!?」

 それまで喘いでいた少女から急に素っ頓狂な声が漏れるが彼女が可愛くて堪らなくなった蒼太が律動を続けたままキスをして来たのだ。

 そのまま覆い被さるようにして抱きしめると腰の動きに合わせて舌を動かし口内をあちこち刺激した。

「ちゅ、ちゅぷっ。じゅるるるるるるるる、ちゅぱ、ちゅぱ、れろ、くちゅ。ちゅる、ちゅぱ・・・っ!!」

「ん、んあああっ!?ちゅぷ、ちゅぱ。くちゅるぱっ、じゅるるるるるるるるっ。はん、あんっ。はぁぁぁぁぁんっ。ちゅぷ、ちゅぱ、じゅるるるるるるるる、じゅるるるるるるるるるるるるっっっ❤❤❤❤❤」

 蒼太の舌や腰が動く度にメリアリアは口から可愛い声を奏でだした。

 その様はまさに楽器のようであり、そのそうしゃである蒼太は好きなように少女を責め立て淫靡な声を挙げさせ続けた。

「ちゅる、ちゅぷ、ちゅぱ、ちゅぱっ。ぷはっ、ふうふう・・・っ!!あれれ?メリー、ここコリコリしているね。ここは何なの?」

「かはぁっ。はあ、はあっ。あうううっ!?そ、そこは・・・っ。あっきゃああああああああっ!!!」

 メリアリアが再び甲高い嬌声を発してよがり悶えた、彼女が応える前に蒼太がその出っ張りの中にまで陰茎を突き込んだのだ。

「あぁぁぁあああぁぁぁぁぁあああああっっっ!!!?あー、あー、あー、あーっ❤❤❤❤❤」

 そこは子宮口であり女性に取って最大の悦びのツボだった、蒼太は何の知識も無いのに二度目でそこを探り当て、剛直を捻じ込んだのだ。

 普通ならば中々出来る事では無かった、二人の体の相性が良かったからこそ出来た奇跡の技だった。

「あ、あがあぁぁぁぁぁっ!!?あああーーー・・・・・っ!!!ふんぎゃあああああああっっっ❤❤❤❤❤」

「メリーここも凝ってるんだね、マッサージしてあげるよ」

「はあぁぁぁぁぁっ!!?や、止めえぇぇぇっ。それ止め・・・っ。うっぎゃあああぁぁぁぁぁっっっ❤❤❤❤❤」

 言うが早いか蒼太は結合を利用してマッサージの要領で陰茎から気を発してその先の領域、即ち子宮へと送り込んだのだ。

 それだけではない、それまではただガツガツと前後に揺さぶるだけだった腰の動きに緩急強弱を付けて、円を描くように動かし始めた。

「ひあぁぁぁぁぁっ!!?こんなのダメエェェェっ。変になるぅっ。頭がおかしくなっちゃうよおぉぉぉっ❤❤❤」

「いいよメリー、おかしくなって。僕もおかしくなるからっ。一緒におかしくなろう!!」

「・・・・・!!!う、嬉しい蒼太っ。蒼太あぁぁぁっ❤❤❤❤❤」

 そう叫んで少女は思わずしっかりと少年にしがみ付いた、彼への強烈な思いと蕩けるような一体感、そして圧倒的な快楽とが彼女の全身を支配した。

「あうううっ、もうダメッ。何か来るっ。来ちゃう、来ちゃうっ。来ちゃうよおぉぉぉっ!!!」

「うううっ、僕もっ。何か出そうだっ!!!」

「あああぁぁぁぁぁーーーっっっ❤❤❤❤❤」

 程なくして二人は殆ど同時に達してしまった、メリアリアの方は膣ごと体をビクビクと痙攣させ、蒼太は前回同様にドライオーガズムを迎えて陰茎をピクピクと戦慄かせる。

 絶頂を迎えたメリアリアの女性器は、そんな少年の男根をキュウゥゥゥと締め上げた後、ウネウネと蠢いて心地好い刺激を与えて来た。

「ぷはぁぁぁっ。はあっ、はあっ、はあっ、はあっ。はあ、はあ、はあ、はあ・・・っ❤❤❤」

「はあはあはあはあっ。ふうぅぅ・・・。メリー!!」

「はあはあはあっ!!・・・な、なあに?蒼太」

「ぼく、メリーの事が大好きだ。やっぱり大好きだ。普段の可愛いところとかちょっと怖いところとか、強引なところとか、全部大好きだ。・・・愛してるよメリー」

「・・・アイ、シテル?」

「うん。愛してる」

「・・・・・・っ!!!」

 蒼太と言う少年は、普段は大人しい癖にやるときはやるタイプな男の子でそれが故か、時々信じられないブレイクスルーを巻き起こしてきた。

 今がまさにそれだったがこの時の、彼が放った一言がメリアリアの心に莫大なまでの波紋となって響き渡り、突き刺さったのである。

 それはこの行為が終わった直後に蒼太が一瞬の内に体験した、メリアリアとの日々の追憶だった、普段の明るくて快活な彼女も、自分に対して駄々を捏ねる所も、そして時々臆病で泣き虫な所も。

 そう言う彼女と過ごしてきた全てがキラキラとした宝物であり、掛け替えのないモノだと感じた時に、その言葉は自然と彼の口を突いて出たのだ。

 そしてその言葉を聞いた時に。

 メリアリアもまた理解したのだ、自分が彼に抱いていた思い、感覚の正体を。

 彼自身の事もそうだがそれだけではない、彼と過ごしてきた全てが、彼を取り巻く全てが長所も短所も関係なくただただ無条件に悦びであり、愛おしいのだ。

「愛してる、蒼太ぁっ。私も愛してる!!!大好き、ううん。愛してる。愛してるよ蒼太ぁっ!!!」

 そう言うとメリアリアは愛の告白をした少年との間に数え切れない程のキスを交わした。

 裸のままで抱きあいながら何十回も何百回もキスをした。
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