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西洋エルフと日本人姉妹

渚とメルル・番外編2

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 メルルによって現実世界とは異なる時流の空間に捕らわれてしまった渚はー。

 それでも最初は自分の身に起きた事に対する理解が追い付かずに突っ立ったまま“ポカン”としていた、しかし。

 それを好機と見たメルルは特に何の説明も渚に与える事も無く、ただニヤニヤといやらしい笑みを浮かべたままゆっくり彼女へと近付いて行く、一方で。

「・・・・・」

(何だろう、あのメルルって人の匂いを嗅ぐと頭がクラクラする・・・)

 渚は必死になって今の状況を整理して事態を受け止めようとしていた、どうやらここは元いた世界とは違う場所らしく、自分はその中に、あのメルルと言う少女と共に取り残されてしまったのだ、・・・それも一糸纏わぬ裸のままで。

「・・・・・っ!!!」

 そこまで考え至った時、渚は胸中において急速に羞恥を覚え、思わず両腕で自分を抱き締めるようにして胸を隠した、如何に同性同士、しかもお互いに裸であるとは言えども何だか自分の立ち振る舞いや置かれている状況等がとてもいやらしくて恥ずかしい事のように思えて来てしまい、どうにもならなくなってしまったのである。

 だが。

 それ以上に幼女を戸惑わせ、かつ悩ませたのが己の身に起きている変化であった、さっきから何だか股間がムズムズとしていてエッチな気分になって来ていた、下腹が熱く火照って疼いて自慰をしたくてしたくて止められなくなってしまうが、これこそがメルルの体液の効能だったのであり、彼女達の汗や唾液、そして愛液等はお互いにとって極めて強力な催淫媚薬と同じ作用の働きがあったのだ。

 ただでさえ日差しも強くて温暖な気候の中で、共に何日間もろくすっぽ風呂にも入らずシャワーも浴びずに満足に身体を流すことをしていなかったメルルと渚の体臭は、どちらも蒸れてキツくなっていた、と言うのにそれに加えてつい先程までずっと激しい接近戦を行って体温を上昇させ、軽くではあるモノの汗も掻いていた二人はその関係上、それぞれの性臭を肺の中にまで思う存分吸い込んでしまっていたのであって、それが堪らない程の淫靡さを少女と幼女に醸し出させていたのであった。

 ただ。

 ある程度は年齢も行っていて自身の意識も成熟しており、かつまた快感にも慣れているメルルに対して渚はまだ精神的にも発展途上であり本番行為自体もした事が無かった、一応オナニーは覚えていてだから、性的興奮や愉悦の感触は知ってはいたモノの、それでも全体的にエロティックな事柄に対する理解と反応が至らずその為、自分の中で起きている現象についても驚くと同時に少なからず思い迷う事となってしまったのである。

「はぁーっ、はぁーっ。はあはあっ、はあはあ・・・っ❤❤❤」

(ど、どうしちゃったのかな?私、凄くエッチな気持ちになっちゃってる!!!身体が熱いよ、興奮しちゃってるよぉ・・・っ♪♪♪♪?)

 幼女が人知れず悶えるモノの、気持ち良くなっているのは何も股間だけでは決して無かった、彼女のツルペタな両胸の中心にある、二つの桃色の小さなポッチもピンッとおっ勃って存在を主張しており、そこからもジンジンとする悦楽が立ち上って来て渚を一層、昂ぶらせた。

「はぁーっ、はぁーっ。はあはあっ、はあはあ・・・っ❤❤❤」

「ハァーッ、ハァーッ、ハァーッ。ハアアァァァ・・・ッ❤❤❤ナギサ・・・!!!!!」

 そんな発情状態にある渚に声を掛けてきた存在がいた、メルルだ。

 この目の前の幼女に堪らない程の性的魅力を感じて胸を高鳴らせていた挙げ句に、自身もまた媚薬体液の効能で滾って来ていた事も手伝って芯から劣情の炎に焦がされていた彼女は己の情欲を宿らせた瞳で渚を射抜きつつ、ゆっくりゆっくりと歩を進めて彼女の傍までやって来る、そして。

 “ハアハア”と肩で荒く息を付きつつ、同じく腹の底から“はあはあ”と、熱くて甘い気吹きを繰り返していた渚をやおら抱き締め、己が肉体の全身で幼女の肢体の感触を確かめていった。

「はぁーっ、はぁーっ、はぁーっ。はああぁぁぁ・・・っ❤❤❤」

「ハァーッ、ハァーッ。ハアハアッ、ハアハア・・・ッ❤❤❤」

 それに対して渚は特に拒絶する事もせずに、それどころか自身も両腕をメルルの小麦色の身体に回して抱擁を返すとその膨らみ掛けの胸の中にソッと自らの顔を埋めた。

「はぁーっ、はぁーっ、はぁーっ。はああぁぁぁ・・・っ❤❤❤」

(はあはあっ、はあはあ・・・❤❤❤こ、このメルルって人、凄くキレイでエッチな身体してるっ!!!匂いも臭酸っぱくて堪らないよぉっ、こんなのクセになっちゃうよおおぉぉぉっ♪♪♪♪♪)

「ハァーッ、ハァーッ。ハアハアッ、ハアハア・・・ッ❤❤❤」

(ハアハアッ、ハアハア・・・ッ❤❤❤ナ、ナギサのボディ、とてもそそる。プリティでエロティックで柔らかくて、その上臭しょっぱい汗の匂いが余計に身体を疼かせるっ!!!こちらを芯から興奮させて来るいやらしさだっ、もう辛抱堪らんっっっ♪♪♪♪♪)

 二人は暫くの間そのまま抱き締め合っていたのだが、お互いの体の温もりをすっかり堪能し尽くしたその後で、まずはメルルが動いた、幼女の顎をクイッと引いて顔全体を上へと向けると、そのまま唇に唇を重ね合わせる。

「んむぅ・・・っ!!?」

「・・・・・」

 その行動の意味する所に、驚きの余りに全身の毛を逆立てさせる渚であったが、それはすぐに収まって初めての口付けを受け入れて行く。

 それを見たメルルはそのまま2度3度と啄むような接吻を繰り返して行くモノの、遂には幼女の頭を両の腕で包み込むようにして掻き抱くと渚の容に己のそれをキツく押し当てるようにして、口唇同士を端元までグイッと強く密着させた。

 そしてそのままー。

 幼女の口内へとベロを突き入れ、相手のそれと絡め合わせて先端部分を擦り合わせたり、奥歯の付け根や上顎等を何度も何度も擽るように刺激した。

「ん、んむうぅぅっ!!?んぐっ、んぶっ。・・・じゅ、じゅるっ。ちゅるちゅるっ、じゅるじゅるっ。じゅぞぞぞぞぞぞ~っ♪♪♪♪♪ちゅぷ、ちゅるっ。レロレロ、クチュクチュクチュクチュ・・・ッ。ちゅ、ちゅぱっ!!!じゅるじゅるじゅるじゅるっ、じゅるるるっ。じゅるるるるるるるるるる~っっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤ぷはぁっ!!?はぁーっ、はぁーっ、はぁーっ。はああぁぁぁ・・・っ❤❤❤」

 まだファーストキスを終えて間もないばかりだと言うのに、更に今度は初めてのディープキスまでをも経験させられ、渚は驚愕を覚えながらも内心で悶えに悶える。

「んぐうぅぅっ!!?んむ゛っ、んもぉっ❤じゅるっ、ちゅっ。レロ、クチュッ。レロレロ、クチュクチュクチュ~・・・ッ♪♪♪♪♪ちゅ、ちゅぷっ。じゅぷじゅるっ、じゅるじゅるっ!!!じゅぞぞぞぞぞぞ~っっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

(ふわああぁぁぁっ!!?な、なにこれっ。なにこれええぇぇぇっ♪♪♪♪♪こんなエッチなの知らないよぉっ。私、おかしくなっちゃうよおおおぉぉぉぉぉっっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤)

 “気持ち良い”と思い、“いやらしい”と思った、腔中粘膜の感じる部分を舌先で擦り撫でられる度に頭の芯から蕩けるような快感が迸って意識をジーンと痺れさせる。

 渚自身もまだ知り得なかった、自分の身体の弱い部分をメルルは的確に見抜いて責め立てては開発していった、初めて知る事になった“女の悦び”に困惑しつつも渚は徐々に少女との口付けに没頭して行く。

 アソコの疼きはいよいよその強さを増して行き、熱く火照り返っていた内部が何やら“ジュン”と潤んで来るのを感じて悩ましい官能の只中にいた幼女の戸惑いを、より確かなモノにさせていった。

「ん゛お゛ぉぉっ!!!!?んむっ。ちゅぷっ❤じゅるじゅるっ、じゅぞぞぞぞぞぞっ。レロレロ、クチュクチュクチュクチュ~ッ♪♪♪♪♪ちゅる、ちゅぱっ。じゅるじゅるっ、じゅるるるるるるる~・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

 それまで経験した事の無い、同性同士での禁断の行為にしかし渚は少しも嫌悪感を覚える所か逆に“もっとして欲しい”、“ずっとこうしていたい”と言う倒錯的な法悦に酔い痴れて行ってしまった、“このままではいけない”、“しっかりしなければ”と言う念理もあるにはあったが気を張ろうとしても次の瞬間にはそれを遥かに上回る程の、深くて痺れるような卑猥な愉悦に飲み込まれてしまい何も考えられなくなって行く。

 それほどエルフの少女の貪りは巧みで激しく、かつツボを押さえたモノだったのだが、そこへ持って来て。

 幼女の反応と身悶えから彼女の身体の状態と気持ちとを察したメルルは、早くも次の段階へと渚を誘淫しようとしていた、接吻を続けながらも今度は両手を幼女のお尻へとやって鷲掴みにし、半ば強引に自身へと引き寄せるようにする、そうしておいてー。

 少しずつだが確実に快楽に目覚めつつあった女性器の脈動を感じて両脚をモジモジとさせていた渚の股間に自らの股間を押し付けたかと思うと、幼女の足と足の間に己のそれを無理矢理に入れて中心から割るように開かせた。

「んぶじゅぶっ、じゅるるるっ!!!!?んぶううぅぅぅ・・・っ♪♪♪♪♪」

 少女に臀部を握られている事も手伝って、渚は強制的に爪先立ちの体勢に持って行かされ、結果下半身の体格差がある程度は是正されるが、それを見たメルルは身体全体でズイッと前に出て全身を強く密着させて来たのだ。

 それだけでは無い、その状態のまま腰を振り、己の陰部を幼女のそれへとまるで押し込むようにして“グイグイッ!!!”、“グイグイッ!!!”と連続して摺り当て始めた。

「んほっ❤あひっ。お゛ほぉ・・・っ♪♪♪ちゅっ、ちゅるっ。ちゅぷっ、じゅぞぞぞっ!!!じゅぷじゅぷっ。じゅるるるるるるるるるる~っっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

 いやらしすぎる性感と淫楽とに、渚はもう全てがどうでも良くなっていった、腹の底からおほ声を発して喘ぎよがり、自らも殆ど反射的に少女の身体にしがみ付く。

 この頃になると渚もまた欲情に完全に火が点いてしまっていて、まるでそれに突き動かされるようにして自らも舌と腰とを繰り動かしては見様見真似でメルルの口内をまさぐりつつも陰部を陰部に擦り付け始めた、白い柔肌と小麦色の艶肌とが重なり合い、ベロとベロとが絡み合う。

 混ざり合う生暖かな唾液同士はツンとする独特な風味を醸し出し、それらが渚とメルルとをより一層、興奮させて同性同士での倒錯的なフレンチキスにのめり込ませていった、熱烈なまでの口付けの応酬を続けながらも2人は共に相手の唾液を啜ってはコクコクと、喉を鳴らして飲み干して行った。

「んじゅるぷっ、んむ゛っ。んぶっ!!?んむ゛む゛む゛ぅ~・・・っ❤❤❤❤❤ちゅるちゅぱっ、じゅるるるっ。レロレロ、クチュクチュクチュクチュッ!!!じゅるじゅるっ、ちゅるちゅるっ。じゅぞぞぞぞぞぞ~・・・っっっ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ん、んぶううぅぅぅっ!!?」

(んほおおぉぉぉっ!!!!?お、溺れりゅっ。唾で溺れりゅううぅぅぅっ♪♪♪♪♪それにメルルの汗の匂いぃっ、酸っぱくて臭くていやらしくてっ!!!疼いちゃうよぉっ、堪んないよおおおぉぉぉぉぉっっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤)

 悦楽と劣情の坩堝に叩き込まれる幼女と少女。

 下半身を押し当て合う卑猥なダンスはいよいよその激しさを増して行き、二人はそれぞれに鼻で息継ぎをしながら互いを求めて行為を更にエスカレートさせて行くモノの、しかし。

 その途中で渚からくぐもった絶叫が迸って周囲に拡散していった、単に彼女の口から唾液を吸引するのみならず、このエルフの少女は分泌される自らのそれを幼女の腔中へと絶えず送り込み続けていたのであるが、問題なのはその量だ、なんとメルルの唾液や汗の分泌量は一般的な成人女性の2倍~3倍、愛液に至っては実に4倍~5倍近い値を誇っていてその濃さも折り紙付きだった、当然それらから放たれる性臭もまた強烈なモノがあって、しかも彼女の女汁には渚に対する催淫媚薬の作用が備わり宿されていた訳であり、その効力も絶大なるモノがあった。

 一方で。

「んむっ。むほっ❤んじゅるるるっ、じゅるるるるるる~っ♪♪♪♪♪レロレロ、クチュクチュクチュクチュッ。ちゅるっ、じゅるっ。じゅぷぷぷっ、じゅるるるるるるる~っっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

(んほおおぉぉぉっ❤❤❤❤❤ナギサのsalive、とてもジューシィッ。それにsweatもしょっぱくて臭くて濃厚でっ、私の汗に絡み付いて来るっ。鼻がやられてしまうぅぅっ♪♪♪♪♪)

 渚との間に交わされる痴態にメルルもまた昂ぶってしまっていた、それというのも。

 このエルフの少女程では無いにしても彼女の女汁もまた、同年代の幼女達と比較した場合は分泌量が多くて成分が濃厚であり、その為その媚薬効能も相当に強力なモノがあったのだ。

 だから。

「んじゅるぷっ!!?んふっ。おほっ❤んぷぷぷっ、ぷはああぁぁぁっ♪♪♪♪♪はぁーっ、はぁーっ、はぁーっ。はああぁぁぁ・・・っ❤❤❤」

「ハァーッ、ハァーッ。ハアハアッ、ハアハア・・・ッ❤❤❤」

 一頻り、互いに汗に塗れた身体を密着させていた二人は接吻が終わる頃にはすっかりと燃え上がってしまっていて、もはや理性による後戻り等何一つとして効かなくなってしまっていたのである。

「はぁーっ、はぁーっ。はあはあっ、はあはあ・・・っ❤❤❤」

「ハァーッ、ハァーッ、ハァーッ。ハアアァァァ・・・ッ❤❤❤」

 互いに情欲の光を湛えさせた瞳を相手に向ける。

 少女の秘裂は既に愛液で塗れており、ヒクヒクとヒクついていた、上の付け根部分では包皮の剥けたクリトリスが屹立しており、また薄紅色のニップルも双方共にビンビンに勃起して敏感に尖っていた、それに対してー。

 幼女のアソコもやはり、窄まりながらも内部分泌液でしっとりと湿って来ており、その小さな陰核も膨張して剥き身のまま外界に姿を見せていた、桃色の二つの乳首も熱く痼って硬くなり、快楽の刺激には鋭く反応するようになってしまっていたのである。
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