美女と少女のレズエッチ

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西洋エルフと日本人姉妹

渚とメルル・番外編1

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 希望がセーニャと相対していた、ちょうどその頃。

 彼女達よりも少し離れた場所で渚はメルルと対峙していた、姉と同じ可愛い系の面持ちに淡雪のように白くて滑らかな肌をしていた彼女はこの時まだ6歳であり、普通ならば幼稚園の年長組にいるであろう一幼女に過ぎない存在であったのだ。

 ちなみに彼女も元来負けん気が強くてその上、希望と同じく物心付く前から空手を習っており、その腕前も根性も6歳児にしては中々のモノを誇ってはいたのだが、所詮そこまで止まりであり間違っても自分より六つも上の、それも体格や身体能力に勝るメルルに敵うわけは無かったのである、それでも。

「てやあぁぁぁっ!!!」

「・・・・・っ!?!?!?」

 渚は戦う前から心が折れてしまうような、か弱い女性では決して無かった、それに勝負と言うのはやってみなければ解らないモノである、その事を知っていた渚は一目見て勝てそうに無いと解ってはいても、むざむざやられるような弱虫とは全く違う女の子だったのだ。

「はやっ、たっ!!!」

 対するメルルは艶やかな小麦色の肌をした、スレンダーな体躯の持ち主であった、膨らみ掛けの胸には薄紅色のニップルが二つあり、そこだけ嫌でも目立ってしまうが、そんな相手に対してまずは距離を詰めると回し蹴りを繰り出してエルフの少女をたじろがせ、続いて正中へと素早く突きをお見舞いする。

 それが防がれると今度は間髪入れずにローキックを狙い、更に正拳突きやソバット等多彩な技を繰り出して来るモノの、その鋭さと勇敢さにメルルは思わず驚愕した、目の前にいるのは確かに6歳の幼女であり、動きも拙く気迫も可愛いモノがある、が彼女は本気で打ち込んで来ているのであり、しかもその動作も機敏で隙も少なく、中々に油断は出来ない相手であった。

「はっ、はぁっ!!!」

「・・・・・」

 しかし、とは言えども、だ。

 相手はやはり幼女であり、戦い方も日頃道場でやっている“乱取り”稽古の域を出なかった、対してメルルの扱う“エスペラント”と言う打撃系の格闘技はより洗練された古武術であり、しかもメルルとセーニャはそこで10本の指に入る位の実力者である、到底渚の技が入る余地は無かった。

「そらっ!!!」

「あぅっ!!?」

 メルルは落ち着いて渚の体術の流れを見極めると、彼女が上段蹴りをかました瞬間を見計らって軸足に払い技を仕掛けたのである、その直後。

 渚は思わず体勢を崩された挙げ句にもんどり打って転がってしまい、立ち上がろうとした所へメルルが顔面狙いの鋭いパンチをお見舞いして来た。

「・・・・・っ!!!!!」

「・・・・・」

 それが正面からクリーンヒットする、かに思われたがー。

 事態はそうはならなかった、命中の直前で、メルルが拳を止めたのだ、そのまま残心を取るエルフの少女に対してー。

 渚は勝負が着いた事を悟って泣き出した、ベソを掻き始めてしまったのであるモノの、それを見て最初、何が起きているのか解らなかったメルルは徐々に“転んだ拍子に何処かを打ったのかな?”等と考えて渚に“大丈夫か?”と声を掛けた、しかし渚は泣きじゃくるばかりでそれには応じない。

「しっかりしろ、何処かを痛めたのか・・・?」

「・・・・・」

 すると尚も己を心配してくれるメルルに対して渚も少しだけ心を開いたのか、頭を振って“違う”と答えるが、それを暫く無言で見つめていたメルルは“そうか”とようやく合点が行った、この目の前にいる幼女は悔しくて泣いているのだ、と言う事に気が付いたのである。

(何という幼女だ、普通は年上に負けても“当然だ”位にしか思わないであろうに。しかも私を相手にだぞ・・・?)

 そう思いつつも、しかしメルルはこの時、初めて目の前の幼女に対して人としての好感を抱いた、セーニャに比べてややSッ気が強く、時にはふざけ半分で他のエルフを弄る事もあったメルルであったが彼女はこう言う骨のある女性やガッツのある少女が嫌いでは無い。

 立派ではないか、幾ら異人種の、とは言えども年上の戦士に対して少しも気負う事無く堂々と挑み掛かり、そして負けて悔し涙を流しているのである、中々に根性のある人間だと、メルルは渚に敬意を抱いた。

「幼女、お前名前は・・・?」

「ヒッグ、グス・・・ッ。な、渚・・・っ!!!」

「・・・そうか、“ナギサ”か」

(このあたりでは聞かない名前だな・・・)

 と言う事は、この地方に住んでいる人間では無いと言う事であり、白人種以外の国の女の子だ、と言う事になる、そう言った事も、メルルをして渚に興味を抱かせる一因となっていった。

 しかし。

「うぇ、グスッ。ヒック、ヒック・・・ッ!!!」

「・・・・・」

(こいつ、よく見ると可愛いな。色白でツルペタな身体をしてるし、肌もスベスベだ。それになんだろう、凄くいやらしくてツンとして。滅茶苦茶クセになる匂いがする・・・っ❤❤❤)

 メルルが思うが実は彼女にはセーニャや他のエルフには無い、ある悪癖があった、それは自分が“可愛い”と思った女の子には、仮にそれが親友だろうが実妹だろうが誰それ構わず手を出してしまうのであり、しかも殊にレズセックス本番となると異様な興奮を覚えて徹底的に責め立てるのである。

 しかもこの時。

 メルルは渚の蒸れた体臭や汗の匂いをふんだんに嗅ぎ尽くしており、それが彼女の肺から血液にまで浸透して全身を循環していったのであった、メルルも渚も知らなかったがお互いの汗や唾、愛液等には相手に対する極めて強力な催淫媚薬の効能が備わっていたのであり、両者共に全裸で接近戦を続けている間に、それらが鼻孔を犯して口腔内を浸し、挙げ句に肺胞にまで侵入して2人の身体を内側から大なり小なり疼かせていた、と言う次第であったのである。

「ナギサ・・・」

 ようやく泣き止んでしかし、まだグズり続けていた渚に対してメルルが声を掛けた、その口調はそれまでとは打って変わって落ち着いた、穏やかなモノとなっており渚の耳に心地好く響き渡る。

「もう泣くな、お前は立派だった。それに免じて今回の勝負は引き分けにしてやる」

 “その代わり・・・”と思わず顔を上げて自身を驚きの表情で見つめる幼女に対し、メルルは酷く淫靡な眼差しを向けて、いざなうようにこう言った。

「私と“良いこと”をしよう?なに、大丈夫さ。時間ならタップリとあるからな・・・!!!」

 そう言うが早いかメルルは脱ぎ捨ててあった自身の服へと手をかざすと瞳を閉じて意識を瞬時に統一させて行く、そうしておいてー。

 何やら呪いの言葉を早口で唱えるモノの、すると彼女の衣服のポケットから虹色に輝く涙滴状の物体が現れメルルのてのひら目掛けて跳び込んで来た。

「・・・・・っ!?!?!?」

「ふっ、心配するな。これは“時の涙滴”と呼ばれるモノでな?発動させるとこの辺りの時空間を断絶させて別世界へと運んでくれる代物だ・・・!!!」

 そう告げるとメルルは改めて素早く“時の涙滴”の力を解放させて現実世界と内部の時流を断絶させて行った。

「これでこの中には私とお前の二人きりだ、タップリと楽しめそうだな・・・っ!!!」

「・・・・・っ!!!!?」

 そう言って性的興奮をもよおした瞳を渚に向けつつ楽しそうに舌舐めずりをして見せるメルルに、渚はキョトンとしつつも戸惑いを隠せなかった。

 まだ幼いみぎりな上に本番セックスをした事がない彼女はこれから自分が何をされるのかが、よくわかっていなかったのであるモノの、しかしそれでも、メルルの匂いを嗅いでいる内に何やら股間がムズムズとして来てしまい、下腹が熱く火照るのを堪える事が出来なかった。
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