私たちは、女同士でエッチする

ハイパーキャノン

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西洋エルフと日本人姉妹

希望とセーニャ 5

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「はぁーっ、はぁーっ。はぁーっ、はああぁぁぁ・・・っ!!!」

「はあはあっ、はあはあ・・・っ!!!」

 裸のままでファイティングポーズをキメ込みつつも、互いに向かい合って立ち尽くす希望のぞみとセーニャ。

 両者共に全身から大粒の汗を掻き、肩で息を付いていた、2人はもう20分もの間、雌雄を決するべくしのぎを削り合っており、自身も相手も顔に二発、腹にも二発、そして右脚太腿に一発の直撃を受けていた、しかし。

「はぁーっ、はぁーっ。はぁーっ、はああぁぁぁ・・・っ!!!」

「はあはあっ、はあはあ・・・っ!!!」

 その顔にはまだまだ気力が漲っていて眼力もまるで衰えてはいない、そうだ、どちらもまだ勝負を諦めてはいなかった、希望のぞみは自分と妹を守るために、一方のセーニャもまた、自分達の尊厳と集落を守るために全力を挙げてそれぞれに相対していたのだ。

「はっ!!!」

「うぐ・・・っ!!?」

 正拳突きや手刀、足技等を互いに掛け合ってほぼ同じだけのダメージを相手に与えた2人は一旦、距離を取って息を整える事にした、このままではどうやっても責めきれないと、判断した為である。

「はぁーっ、はぁーっ。はぁーっ、はああぁぁぁ・・・っ!!!」

「はあはあっ、はあはあ・・・っ!!!」

(な、なんてヤツなの。あのセーニャってエルフ、私の空手の技を五発はまともに受けているのに。まだ戦う力はあるし、やる気もぜんぜん落ちてない・・・!!!)

(このノゾミと言う少女、中々やる。私の蹴りやパンチを真正面から何発も喰らっているのに少しも戦意も身のこなしも衰えてはいない・・・!!!)

 互いにそれぞれの力量と胆力を知って驚嘆し、恐れ、かつ敬意を確かなモノとする。

 別段世の中を甘く見たり、物事に対して慢心するような存在では無かったモノの、それでもやはり格闘技をより深い領域にまでやり込む人間と言うモノは、男女問わずに何処か人を食ったような部分があるのだ。

 当然、希望もセーニャもそれはそうで、持ち前の負けん気の強さも相俟って当初は相手をやや下に見ていたのであった、しかし。

(あのセーニャってエルフ、何て凄い身体をしているんだろ。小麦色なのに光沢があってスレンダーで、筋肉もそれなりある。にも関わらず凄いキレイで柔らかくて、エッチな身体をしてる・・・)

(ノゾミのボディ、とても魅力的だ。伸縮性があって柔軟で、それでいて肌色のとても艶やかな肌をしている。可愛らしくてそそるな・・・)

 同時にそんな事を考えて、少しムラムラと来てしまう。

 希望もセーニャもレズ寄りのバイセクシャルであり、事に同性の裸に興奮する傾向があった上、両者共に友人や親戚の女の子と“そう言う事”をした経験もあったから、その際の快楽が反芻されて来て思わず相手と抱き締め合い、その身体にむしゃぶりつきたい衝動に駆られていた。

((いけないっ!!!))

 “こんな事を考えている場合ではない”とお互いに気合いを入れ直すが、一度点いてしまった劣情の火はそう簡単に消せるモノでも無かった、況してやこの時の2人は両者共に全裸であり、手を伸ばせばすぐに届く距離にいたのだ。

 かてて加えて希望もセーニャも全身にベットリと汗を掻いており、それによってヌルヌルと滑っていたのがまた堪らなかった、しかも打撃を入れるべく近付くとそれぞれの鼻孔には相手の体臭が匂って来る有様だったのであるモノの、希望のそれはしょっぱくて、セーニャのモノは酸っぱかった。

 本人達は知らなかったかも知れないが、もっと解りやすく言ってしまえばそれは、醤油とビネガーの匂いに近かった、と言って良かった、それらが蒸れた体臭と共に匂って来るのである、希望もセーニャもそれを嗅ぐと一層、興奮してしまい、股間がムズムズとして来てどうしようも無くなってしまう。

 この時の2人はまだ気付いていなかったかも知れないが、彼女達は互いに相手の事を尊敬すると同時に性の対象として見ていたのであって、それらが希望とセーニャをしてそれぞれを変態情欲の坩堝へと叩き込んでいたのである。

 それだけではない、当の本人達は全くあずかり知らぬ事ではあったが希望の汗や体臭、それに唾液や愛液等はセーニャにとっては極めて強烈な催淫媚薬の効能を有しており、反対にセーニャの体液やフェロモンもまた希望に対して同様の効能を持っていた、つまり彼女達は互いの性格性質や身体の魅力の虜となって内心ですっかりと昂ぶっていた事に加え、それぞれの蒸れた汗の匂いを嗅ぐ事で一層の発情をもよおしていた、と言う次第であったのだ。

「はっ!!!」

「うぐぅっ!!?」

 敢気一閃“このままではいけない”と最初に気持ちを改めたのは、年少の希望の方だった、即座に距離を詰めた彼女は上段蹴りをセーニャに見舞うがこれは瞬間的に防御を合わせたセーニャのガードにな阻まれて致命の一撃にはならなかった。

「てやぁっ!!!」

「ううっ!!!」

 反対にセーニャは此処ぞとばかりに正拳突きをお見舞いして来るモノの、それも希望には防がれてしまい威力を発揮する事が出来ない。

「はぁっ!!!」

「せいっ!!!」

 希望もセーニャもそのまま回し蹴りやソバット、打撃技を連続して繰り出して行くモノのお互いがギリギリで見切ってガードし、カウンターを狙う為に中々有効打とはならずにただ時間だけが過ぎて行った。

「はぁーっ、はぁーっ。はぁーっ、はああぁぁぁ・・・っ!!!」

「はあはあっ、はあはあ・・・っ!!!」

 2人の実力はほぼ互角であり、しかもこれまでの戦闘で相手の動きを見切ってもいたから、どうしてもクリーンヒットのチャンスが生まれないのである。

 そんな折。

「ああぅっ!!?」

「きゃっ!!!」

 フェイントを兼ねて思いっ切り希望に接近したセーニャが回し蹴りをお見舞いしようとして足下を疎かにした一瞬の隙を突き、逆に希望が身を縮こませてその軸足に下段攻撃を仕掛けた際の事だった、それはやっと一発通ったのだが結果としてバランスを崩したセーニャが上から希望に倒れ込んで彼女を押し潰す結果となってしまったのだ。

「うぐぁっ!!?」

「あひぃっ!!!」

 地面に倒れ伏した衝撃で、2人は共にダメージを負って僅かながらに悲鳴を挙げる、がまだだ、まだ終わった訳では決してない。

「くううぅぅぅっ!!?」

「たああぁぁぁっ!!!」

 そのまま2人は組んず解れつ、もつれ合いながら地面をゴロゴロと転がり続けた、ある時は希望が上になり、またある時はセーニャが上になった、しかし。

「うひゃああぁぁぁっ!!!!?」

「んぎいいぃぃぃっ!!!!?」

 そんな事を繰り返していた、次の瞬間混ざり合ったそれぞれの汗に塗れたお互いの乳首が相手のそれと擦れ合った時。

 希望とセーニャからハッキリとした嬌声が漏れた、それだけではない、2人はまるで雷に打たれたかのように頭の中が真っ白くなり、一瞬で軽く達してしまった、それだけ強力な愉悦が両の乳首から迸っていったのである。

「はぁーっ、はぁーっ。はぁーっ、はああぁぁぁ・・・っ❤❤❤」

「はあはあっ、はあはあ・・・っ❤❤❤」

 咄嗟の事に、2人は殆ど反射的に相手の身体にしがみ付いていた、これは彼女達が絶頂する際のクセであり、それがつい出てしまったのだ。

(な、なに今の。乳首がっ、私の乳首がああぁぁぁっ!!?)

(ニ、ニップルがっ。なんだったのだ、一体今のは・・・っ!!!)

 両者共に相手とキツく抱き合ったままで“はあはあっ”と荒く息を付きつつぼんやりとする頭で考えるモノの、事はそれで終わりでは無かった、熱く痼った桃色の乳首と薄紅色のニップルとはまだ密着したままであり、互いに押し潰し合っていたのである。

 それらが。

「うわあああぁぁぁぁぁっっっ❤❤❤❤❤❤❤」

「ノオオオォォォォォゥッッッ❤❤❤❤❤❤❤」

 2人が揃って身体を起こそうとした際に、また汗で滑って刺激し合ったのであるモノの、その途端に。

 今度はそれらから、ビリビリとした電流のような悦楽が全身に放出されて来て、希望とセーニャを悶えさせた、再び相手に抱き着く形となった2人は肩で“はあはあ”と息を付きつつお互いが同じ快感を覚えて興奮し、かつまた同じ気持ちである事を無言の内に悟ったのだ、だから。

「うひいいいぃぃぃぃぃっっっ❤❤❤❤❤❤❤」

「アヒイイイィィィィィッッッ❤❤❤❤❤❤❤」

 最早2人に言葉も意志の確認も必要無かった、希望もセーニャも互いに相手を掻き抱いたまま身体を左右に交互に逸らすようにして揺らしながら、汗に濡れた乳首とニップルとを“これでもか”と言う程にまで擦り付け始めたのだ。

「あっ、あぅっ。うひいぃぃっ!!?あああっ、良いよぅっ。気持ち良いぃぃっ❤❤❤」

「Au!!?Ahh.It's So good.Year!!!!!」

 しょっぱくて酸っぱい互いの汗に塗れながら重なり合う、肌色と小麦色の艶やかな肢体。

 2人は共にレズセックスの経験がそれなりにあって、身体の開発もある程度は済んでいる。

 特に快楽に目覚めて乳房やアソコ等の性感帯が活性化していた事もあって、その感度は爆上がりしていた、と言うのにそこへ持って来て強力な媚薬作用のある互いの汗がタップリと染み付いている胸のポッチを押し潰したまま弾かせ合っているのである、そのいやらしさと気持ち良さとは想像を絶する程のモノがあったのだ。

「はあはあっ、はああぁぁぁんっ❤❤❤あひっ!!?うひっ。はあはあ・・・っ♪♪♪♪♪」

「ハアハアッ。Ohh,ウヒッ。アヒッ、ハアハア・・・ッ❤❤❤」

 共に熱を帯びた身体を抱き締めながら、ひたすら乳首とニップルとを押し付け合う2人。

 ヌルヌルとした互いの汗の混ざり合う感触と匂いは比類無き程の淫靡な衝動を少女達にもたらして行為を一層、過激なモノにしていった。

 やがて。

「あひゃああぁぁぁっ!!?イクゥッ。イク、イク、イク、イク、イクッ。イックウウウゥゥゥゥゥーーーッッッ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

「Ohh,I'm comingッ!!!Come come come come come.アアアアアーッッッ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

 互いをしっかりと抱擁したまま、殆ど同時にアクメを迎えてしまった少女達は自身と相手の匂いと温もりとに包まれたまま、その身を芯から震わせる。

 それぞれの体臭と汗の匂いが一層強く立ち上っては少女達の鼻孔を満たした、しかし。

「はぁーっ、はぁーっ。はあはあっ、はあはあ・・・っ❤❤❤」

「ハァーッ、ハァーッ。ハァーッ、ハアアァァァ・・・ッ❤❤❤」

 当然、一度火が点いてしまった彼女達がそれ位で満足する筈も無く、2人は潤んだ瞳を相手に向けるとどちらともなく股間を全開にしたまま足と足とを交差させ、まるで食い込ませ合うかのような強さで既に愛液でグチュグチュになっている自身の秘裂を相手のそれへと押し付け合った。
ーーーーーーーーーーーーーー
 長くなったので一旦、ここで区切ります。

 次回は漸く“汗だく貝合わせレズエッチ”の“本番”です(出来れば“匂い立つような”、“激レズセックス”が書ければ良いな、等と考えております)。
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