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08.【漏洩】
しおりを挟むもうどのくらいの時間が経ったのだろうか。日の出と日没に立ち会えない事がこれ程までに感覚を狂わせるとは思わなかった。日におそらく二度ずつ提供される食事を二十は食べただろうか。それとも三十は過ぎただろうか。
ユウによる責め苦はアンナの性感を休ませること無く続いていて、ひたすらにユウの異能と指遣いによってせわしなく絶頂に追い込まれる時もあれば、異能によって絶頂に蓋をされ格子の中で放置される時もあった。
特に後者の辛さは日に日に増してきており、身体に女のオーガズムの深さをこれでもかと染み入らせられていく一方で、異能によって理不尽に絶頂を制止されてしまえば行き場を失った性感がアンナの心をじわじわと妖しい方角へ作り変えていた。
陽の元での生活を失い、接触する相手もユウ一人となっている今、徐々に剣聖として過ごしたルシスの生活感が希薄になっていき、他方でユウとの性活が日常になりつつあった。
特に異能で蓋をされた状態での一人の夜はアンナの情緒を蝕み、ユウに一種の倒錯した交情な念すら芽生えてきていた。
硬軟混ぜたユウの責め苦は、最中に幾度かルシスの補給路を供述するよう求めてきたが、ギリギリの所でアンナは秘密を守っていた。ただそれも長くは続かないように思えてしまうくらいにアンナは追い詰められていた。
現在も止まない官能と至れない理不尽に長時間苛まれたアンナの身体は、外はもう晩秋を迎えているにも関わらず、火照った汗にぐっしょりと濡れ、蕩けた瞳は食事を運んできたユウをボンヤリと追う。
「こ、これ…止め、なさいよ…」
当初の威勢を削がれてしまっているアンナは言葉を迷い迷いに紡ぐ。そこに寸分の媚びが含まれていることをユウは見逃さない。
「これって?」
大袈裟に両の掌を見せるユウにアンナは縋るように言葉を続ける。押し問答する余裕など残されていなかった。
「イケないやつ、のこと…。もう無理、なの」
「イケない方を止めて欲しいのか?クリとGスポットの刺激じゃなくてか?くくっ」
「やっ、違っ…う」
寸止め仕打ちと連続絶頂の繰り返しが、アンナの正常な思考力を一部ずつ一部ずつ剥いでいた。ただ残された幾許かの理性が、異能の解除を補給路の情報と引き換えにされたらどうするつもりかと警鐘を鳴らす。
「ほらベッドに座れ」
「えっ?」
アンナの心配を他所に、ユウがベッドへ迫る。ギシリと軋むバネの音が静かな格子の中に鳴り、アンナは身体を強張らせる。ようやく絶頂を蓋する異能を解いてもらえるのかという淡い期待が、アンナを従順にさせる。
「自分で下を脱げよ」
「い、いや…よ」
拒絶を示しながらも恐る恐る男の表情を伺うアンナだが、ユウは無色な視線を返すだけで、何も言わない。ただ自分で曝け出すよう求められていることだけはアンナにはわかった。暫くの間をおいて、アンナは汗で湿ったスカートを下着と一緒に脱ぎ捨てる。
「これで…いいでしょ?」
「腰をこっちへ突きだせ」
「いや…」
「いいのか?俺は構わないぜ、なんならずっとイケないまま放置してやろうか?」
連綿と続いた官能地獄に蕩けた理性では、逃避か従順かの二択以外を思い付かないし、その間を妖しく揺れ動く心がどちらに振れたいのかは明瞭になりつつある。
「…それも、いや…」
曖昧なアンナの態度を見抜いたユウの相貌が迫る。
(だめ…拒絶しなきゃ……こんな男に…)
しかしアンナの目尻はトロンと下がり、潤んだ瞳は微かに震え、紅唇はだらしなく半開きになる。アンナの想いとは裏腹に、豊潤な女の淫靡さが表情に滲み、男を吸い寄せる。
「んむっ…」
互いの唇が触れ合い、咄嗟にアンナは顎を引く。
(だめ…だめぇ…)
ドロドロに融けた意識は敢えて思考を止め、滾った性本能をありのままに甘受し、アンナの相貌はユウを受け入れてしまう。
「んっ…ふっ…」
初めは柔らかく重ねる程度だった唇の交わりは、徐々に二人の唾液と体温に感化され、激しさを増していく。
(こんなのだめなのに…あたまがビリビリして、くちびる止まらない…)
交わりの前準備である接吻がこの先の準備を身体に伝え、淫らに蕩けた情欲の前には、仇敵とのまぐわいですらむしろ背徳感という促進剤に成って果てる。
「あっ…」
接吻に夢中になっていたアンナがピクリと身体を浮かす。ユウの手が下腹部に伸び、愛液が溢れる秘部を弄る。
(だめなのに…これ以上流されちゃったら)
二人の唇が立てる淫らな水音に紛れ、視界の先から衣が擦れる音と一緒にユウが身を捩る。そそり勃った男根が解放され、アンナの下腹部へと迫るが、その間も身体の三点から注挿される官能に刻一刻とアンナの理性は追い遣られ翻弄され続けている。
やがてユウの手によって膣口へと亀頭が充てがわれても、震えるアンナの身体が挿入を拒んでいるのか、それとも待ちわびているのか判然としない。
「逃げないのか、えっ?」
「す、好きにしたら?それより、早く異能、解いて…これいじょうは、おかしく、なる…」
「まだダメだ。ほら、ちゃんとこっち見ろよ」
アンナの視線焦点がユウの双眸に重なると同時に、亀頭がゆったりとした速度で角度を深める。愛液に蕩けた入口はヌプリと男の性器を食むように余裕を持って受け入れ、一方のアンナは男根のもたらす圧迫感とそれを掻き消す程の陶酔に襲われ身体を反らす。官能に倒錯すればする程に身体は波打ち、なおさら下腹部がユウの男根へと沈み込んでしまう。
「あっ…くっう!」
「何てエロい顔しやがる」
深度を増していく挿入にアンナは頬を真っ赤に染め悩む。品性を手放してしまった相貌をユウに晒すまいと一生懸命に平静を装うが、結合してしまった性器が擦れてしまうだけで、簡単に破顔し、熱い吐息が漏れ出てる。
瞬きの合間に垣間見る男の表情はアンナの中がもたらさす苦悶で歪んでいて、まるで二人の感覚が結合したかのような錯覚がアンナの感情を倒錯させる。
「あっ、はぁ♡」
グイとユウが腰をアンナの方へ押し付けると、遂に最奥に達した熱い肉塊がアンナの意識を高みへと運び去ろうとする。絶頂を制限されていなければ、既に気を遣っている。否定できぬ充足感を身体が受け入れてしまえば、それはやがて渇望感へと変わる。
(…今までよりも感じちゃってるのに…やっぱりイケないっ!)
アンナは背筋を引きつらせながら、筋肉を引き締め、どうにか官能の極みへと至ろうとするも、やはり到達は許されない。
「あっ、ぐっ、んんっ♡…んんんっ♡」
官能の押し引きに翻弄されているアンナの背中側に回ったユウは、寝転びながらも背後からアンナを抱き締める形で挿入を続ける。挿入角度が一転し、散々に責め苦を味わった前庭に亀頭の圧迫が加わる。
「ぐっ♡ふっ、あっ!だめっ!そこっ、だめっ!い、い…」
「ほらっ、こっちも触ってやるよ」
背後から伸びたユウの指がぷっくりと充血した陰核に触れたかと思うと、愛液を潤滑液とした円を描くような愛撫が加わる。異能による官能責めに挿入と指愛撫が加わり、四重となった官能が一斉にアンナの中枢へ襲い掛かる、体裁を放棄した嬌声が生々しい呻き声として吐き出される。
「ぐっ♡…うっ♡…ふっ♡だ、だめぇ…うあっ♡お、おかしく、おかしくなるっ!」
「ギュウギュウ締め付けてきやがるっ…ほらっイキたいんだろ?」
「ぐっ…うっ!も、もうむり!ほんとにむりなのっ!あっ♡くぅ!!お、おねがいっ、イカせ、てぇ!」
「補給路だ。それさえ言えば楽にしてやる」
官能の濁流に振り回され混濁した意識の中でアンナは疑問に思う。
"どうしてそんなことを聞くのか"
意識を留め置くにすら苦労する官能の最中にある今、
"どうしてそんな"些末"な事が知りたいのか"
と。
錯乱したアンナは絶えず送り込まれる官能の中で、もはや絶頂へ至る道筋にしか思考が及ばず、道中を妨げる障害を頭の中で取り払って行く。戦略情報の重要性、漏洩した際の被害、ルシスへの背信、そういった”もっとな感情”など、街道に転がる小石を足で蹴るように容易く、躊躇無く、切り捨てる。
「ほ、ほんとに?んっ♡こんどはほんとに、よね…あぁ…だめっ…り、リール丘陵の…はぁっん…北西海岸に…双子岩が…んんっ♡…干潮の時だけ通れる水路…が」
喘鳴と一緒に吐き出したルシスの機密。漏洩の罪悪感は一瞬アンナを苛んだ後に儚く消え、代わりにまた脳内は薄紅の靄に占拠される。
一度の決壊してしまった理性は次々と知り得る補給路を口にする。その間も背後からのピストンが止むことは無くむしろ激しさを増し、腰から背中には絶えず官能電気が走る。
「それで全部か?」
「ぜんぶっ!ぜんぶだから…はや、く…うぅ♡」
実際は全部口に出来たかどうか、アンナには判然としない。ただただ記憶の中に記された経路を乱雑に吐き出しただけに過ぎなかった。
「よし、じゃあご褒美だ」
ユウの指先から生じた電流刺激がアンナの下腹部へ鋭く散り、やがて全身へ伝播し霧散する。その効果を確かめるまでもなく、強引に堰き止められていた官能の土砂が一斉に解放され、アンナは窒息してしまいそうな性感圧迫に戦慄する。
「……っぐ………ぅ、ぅ、ぅ…あっ♡…っが…い…っく…いく、いくいく、いくっう♡」
ガクガクと痙攣する全身を自ら両腕で抱擁する。あまりの官能波の強さに止まらない震えを抑えようと二の腕に指が食い込み、全身が限界まで軋み仰け反る。
「ぐぅぅ……し、しん…じゃ、ぅ…ぅ…はぁ♡」
「っく…」
意識が遠のき、希薄になったかと思えば、また身体に染み入り官能に晒される。意識を手放したのがほんの刹那なのか、それとももっと長い時間なのかすら判別できない。臨死という単語さえ頭を過る。
とうに馬鹿になってしまった理性に反比例し、全身の感覚は鋭敏に研ぎ澄まされ、ベッドの衣擦れにさえも官能に変わってしまう。そしてアンナの中にあるユウの男根の硬さや熱さ、そして段差に至るまでを知覚し、肉塊の収縮の後にそこから迸る生温かな体液さえアンナは受け入れてしまっていた。
「はぁ…はぁ…はぁ…えっ?」
未だ官能の波が引かず、断続的な余韻に戦慄くアンナの側頭部をユウの両手が包み込む。始めアンナは抱き寄せられるのかと思った。それほどに朗らかで自然な手付きであったから。
-バチッ
しかし唐突に訪れた強烈な電位に思考が止まる。
いや思考が止まるのではなく、電位によって無理やり心と頭が分け隔てられたような不思議な感覚だった。水の中で目を開いているような、視野が極端に解像度を失い、まるで夢の中に居るような。
いや、こんなに朗らかで、得体のしれない多幸感に満たされた感じ。これは夢の中に違いない。
だから、格子に入ってきた薄茶髪を伸ばした男の存在が視界には入るのに、思慮は及ばない。乱れた自分の身体に到底羞恥心などが湧き上がることなく、その男の声だけが明瞭に頭に響く。
「もう一度、補給路を教えなさい。えぇ、そうです。地図がわかりますか?」
地図?わかるに決まっている。コクコクと頷く。そんなことよりも今の幸福な時間を邪魔しないで欲しい。
「さっきの補給路を指でさせますか?」
出来るに決まっている。早く済ませて欲しい。
「そうです。素晴らしい。あぁ、そんな所にまで。道理で追えなかったのですね」
男は大袈裟に驚き、今にも小躍りしそうなくらいに喜んでいる。その様子にアンナもどこか嬉しくなって、得意げに地図に指を這わせる。
「なるほど素晴らしい。なんと素晴らしい。いや認めましょう。捕えた剣聖を手籠めにしようとするあなたを私は疑っていましたとも。それがどうですか、この地図を、補給路の全容を見てください!感服いたしましたとも。あぁすぐに裏を取らなければ、私はこれで。えぇ、後はお好きになさってください。超越者としての異能を失ったのであればその小娘は如何様にも」
長髪の男が視界から消えた。目で追うという発想も無ければ、何者であったかもアンナにはどうでも良い。今はただただこの幸福に晒されていたいのだ。
しかし、はて、と鈍重な思考が疑念を懐いた。
こんな簡単に頭の中を覗ける異能があるのなら
”最初からこうすれば良かったじゃない”
自分はいったい何のために耐えてきたのか。
未だ乖離している心と身体はそれ以上の憂慮を進めない。ただ背中からユウの声がした。
「中枢神経を一時的に麻痺させれば、あんな風にボンヤリとして口が軽くなる。でもな、”本当に大切な堅く閉ざした秘密”は俺の力では聞き出せないさ」
「わかるか?大言壮語を吐いても、お前にとってルシスも帝国も所詮は他人事なのさ」
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