【R18】転生者に復讐を

ちゅー

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01.【序章】

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いまわの際を迎える兵士から溢れる体液は、落葉樹の葉が散りばめられた草地にどす黒く染み入り、兵達は血に濡れた葉土に足元を取られてしまわぬよう自重を充分に乗せた軍靴で落ち葉を踏み付ける。

乾いた葉が鳴らす子気味の良い割れ音は、戦場に響く怒号と悲鳴に搔き消され、百名余りの帝国兵を束ねるカーティスは顔全体を覆う鋼兜から覗く状況を理解しあぐねていた。

もう秋も深いというのに、通気性を蔑ろにした兜の中は籠もった体熱と荒くなっていく呼吸でジメジメと暑く、カーティスの額には大粒の汗玉が浮かぶ。しかし睫毛に染み込む流汗には目もくれず、カーティスの両眼はこの血土に塗れた戦場にはあまりに不相応な少女に向けられている。

「どうなってやがる…」




ここアナと呼ばれる大陸では、国家による群雄割拠が積年に渡り続き、現れては消え、消えてはまた現れ、ヒトの集合体である国家の生存競争は熾烈なクライマックスの最中にあった。

激しい戦乱のその中、大陸の最西方に位置する大国ツァーリが、豊富な鉄資源と炭鉱、それらを用いた高度な鉄加工技術を武器についに東征を開始。圧倒的な武力をもって、中小国を吞み込みながら支配域を東へ東へと拡張。

ツァーリは占領下に置いた国家を解体。一定の自治を認めながらも、ツァーリの行政区として隷属させ、一定年齢以上の男児を戦奴として徴兵。せん厳格な規律を課す一方で、戦果を上げた者への市民権授与を約束するなど、硬軟織り交ぜた統制策により、戦敗国の統治と徴兵、そして弱体化を両立させた。

ツァーリ軍は東征において、特に中間指揮者への専門教育を徹底した。緻密な階級制と有給制を導入し、兵の士気と階層分けを管理すると共に、褒章と恐怖を巧みに織り交ぜ、五千人からなる旅団から、十人単位の分隊までを纏め上げた。

旧来の大勢と大勢が統制なく削り合う合戦仕様を採っていた中小国では、各長に統制され緩急を持った進退を操るツァーリ軍にまるで歯が立たず、武具面でも精度や靭性で劣る鉄製装備がせいぜいでは、もはや東征は戦闘とも言えぬ虐殺行軍に成り果てていた。

ツァーリの部隊はさらに構成を二分化しており、前列には徴兵された軽装の戦奴を、後列に重武装の正規兵を置いていた。

けたたましい号令と共に襲来するツァーリ軍に逃げ惑うのは隣国の民達だが、逃げられないのは戦奴達も同様であった。少しでも進軍の脚を緩めようものなら背後に控える将兵に斬り捨てられるのは彼らも同じだったからだ。

圧制と恐怖に焚き付けられた戦奴らの獰猛さは凄まじく、つい先日まで友好関係にあった隣国を瞬く間に蹂躙。その恐慌から来る残虐さは苛烈を極め、投降を拒絶した男は見せしめとして吊るされ、時には生きたまま火に炙られた。そして呪詛や慟哭を上げながら焼かれる隣国の民らを肴に将兵達は酒を呷るのだった。

残った女子供の一部は捕らえられ、手足を縛られ、時には砕かれ、二度と帰れぬ一方向列を成してツァーリ本国へと運ばれた。疲労に膝を付けば最後、歯向かった男達と同じ顛末を辿ることとなった。

その残虐性の噂は大陸中を巡り、もはや抗戦を嘯く国家は失われたかに思われた。ツァーリに白旗を上げれば行政区としての体裁を維持できたこと、そして何よりも投降した支配者層の安全をツァーリが保証していたことが拍車をかけた。いつの時代も上流階級にとって、下流階級の人命は決して同価値ではないのだ。

そしてツァーリは雪玉式に勢力を拡大。前国王の嫡子ツァーリ二世を皇帝とし、ツァーリ帝国を樹立。国是たる大陸統一は目前に迫っていた。

しかし帝国暦十二年、すなわちツァーリ二世の戴冠から十年余りを費やしても未だ帝国へ降らない国家があった。

ルシス共和国。大陸の極東に位置するこの国は険峻な山々に囲まれ、西部を除いた三方が海に面している地理が天然の防壁となり、帝国の侵略を幾度も退けていた。

その首都ルシスに帝国の軍靴が踏み入った事は一度として無く、最東の首都を守るように展開された北部、中部、南部要塞が帝国の侵攻を妨げていた。

各要塞が積み上げた石材による守りは強固であり、それぞれが平原を見下ろす標高高くに建造され、侵攻を企てる帝国軍の動きは常に看破されていた。結果、先手と上方を常時取られる帝国軍は弓や投石の雨を浴びせられる格好の的となり、三要塞は未だ健在、圧倒的な兵量優位を持つ帝国であっても、いずれの要塞の陥落目処も立てられていない状況にあった。

正攻法での突破は不可能と判断した帝国は北部要塞の兵糧に焦点を当てた。つまり、潤沢な農耕地を有する南部からの補給路を断ち、北部要塞を物的に孤立させる作戦だ。

兵量に優位がある帝国が北部要塞の周囲に百人単位からなる中小隊をそれぞれ展開。冬に備えるルシス補給部隊の要塞への到達を阻止する妨害策であった。

そしてカーティスは北部と中部要塞を直線上に結ぶリール丘陵に中隊を展開していた。



カーティスの父は大酒喰らいであり、少年期に記憶するは、父のまき散らした吐しゃ物を何も言わず拭き上げる母と、その母を横目に尚も酒を煽る焦点の合わぬ父の瞳の不気味さくらいだった。

しかし帝国軍の中隊長を任されていた父にカーティスはほんの一分の畏敬の念を持ち合わせていたし、父の軍務が同僚から蔑まれる逃亡戦奴の後始末であったこと知った後も、それは一種の同情の念に変わるだけであった。

そんな父が東征中に戦死した時も、少年期を終えていたカーティスは淡々と埋葬を済ませたし、愛想を尽かしとうの昔に蒸発した母への想いも驚くほど空虚なものであった。

その空虚さと生活苦はカーティスを軍に志願させる他に選択肢を与えなかったし、父から受け継いだ濁った瞳で隣国の女子供や戦奴を斬り捨てていく内に、三十歳を前にカーティスは歩兵中隊の指揮を任せられるまでになる。

この地でもまた戦果を上げ、自分を父親譲りの”背斬り”と揶揄する連中を見返してやろうと、肉体的にも経験的にも盛り場を迎えていたカーティスは鼻息を荒げていた。戦果だけが空虚な自分を肯定してくれる親類であった。

カーティスが率いる中隊は正規に訓練された重装歩兵三十名、同じく魔導兵十名、先の戦で徴兵された戦奴六十名で構成されていた。北部要塞を見上げる見晴らしの良い山麓付近に兵を広く展開し、ルシスの補給部隊を発見すれば高所から包囲、殲滅する算段だった。

「そう簡単に現れる事はなかろうが」

武勲を急ぐ反面、カーティスは半ば戦果を期待せずにいた。当然この包囲作戦をルシス側は既に把握している。敵が散らばった所へ易々と補給部隊を送る筈が無いし、カーティスら部隊が配置されているのは見晴らしの良い丘陵。わざわざ身を隠す障害物の無いこんな経路を選択してくるようには思えなかった。

帝国としても、ノコノコと現れた補給部隊を叩ければ上々、現状で足止め出来ているなら良し、痺れを切らした北部要塞が兵を出してくるのであればそれも良し、といった構えであった。つまり持久戦なのだ。

カーティスの部隊も連日の哨戒任務で疲労が着実に蓄積しており、それは正規兵も戦奴も皆同じであった。出兵時はキラキラと日の光を跳ね返していた鋼の鎧も、今は土埃と草木が隙間隙間に張り付いている。点呼に応える兵らの声量も日に日にか細くなり、統制するカーティスの声量だけが大きくなっていた。


「隊長!」

夕刻、陽が緋色に滲み地平の先へと沈み始めていた頃だった。哨戒に当たっていた魔導兵からの伝達、西方向から馬車とその随伴兵と思われる何かが迫っている、と。

「思われるとは何だ!正確に報告しろ!」

苛立ったカーティスが怒号を飛ばす。

「そ、それが逆光で視認性が悪く…何やら馬や車に草木で編んだ布を被せているようで」

(迷彩?…準備されている…無策の突貫ではない)

カーティスは疲労で淀んでいた頭に檄を飛ばし、思考をグルグルと回転させる。

報告のあった方角に目を凝らすと確かに緑や茶色で覆われた動く物体が三町先へ迫っていた。それに加え隊の注意が他二要塞のある北と東方向に集中していたことも仇となった。ルシスはカーティスらの哨戒網を回り込む形で西から駆けてきたのだ。

「くそっ、対応が遅れた」

倍、いや三倍の距離でも接近してくる補給部隊に気付く事が出来た筈だった。要撃において初動の遅れは致命的だ。

ゆったりと迫っていたルシスの補給部隊が、自分たちが帝国に発見された事に感付くや否や、迷彩布を剥ぎ捨て速度を上げた。蹄と車輪、そして軍靴が草地を踏み込む音がカーティスの耳にも届く。おそらく人数自体は互いに同数。しかし相手は水や酢、塩漬肉といった兵糧を積載限界までたらふく積んでいるとあれば、不意を突かれたもののやはりこちらに分があるとカーティスは判断した。

「魔導兵、弓兵!馬だ、馬から撃て!まず速度を潰す。訓練通りだ。臆せず十分な射程に入ってくるまで引き付けろ!いいな、早まるなよ!」

「他の歩兵は斉射が終わったと同時に槍兵を先頭に接近!高所の優位を活かせ!各自手柄を立てろ!!」

カーティスのビリビリと響く野太い指示が中隊に行き渡り、木陰に潜んでいた弓兵と魔導兵がそれぞれ弓矢と火球を馬車へと放つ。

しかし元々農耕民が多い戦奴の練度は突発的な開戦にとても追い付かず、勢い良く夕焼け空を穿った矢尻は尽く地面へ沈む。馬車の背後には目に痛い程に照った橙の光、夕陽が天然の目眩しとなり益々斉射の精度を欠いていた。

一方、魔導兵が打ち出した拳大の火球は命中こそしたものの、馬の防具や馬車に着弾する瞬間に蜘蛛の子を散らすように霧散した。これでは延焼も期待できそうにない。

「魔導障壁!?補給部隊如きに!」

魔導障壁は熟練の魔道士でも付与に数週を要する非常に手間の掛かる術式だ。本来ならば城門や将官級の防具に用いられるもので、それを馬の防具に使う暴挙にカーティスは驚いたが、ルシスにとってこの補給部隊にはそれ程の価値があるのだ。

なお速力を落とさぬまま接近して来る補給部隊へまず槍を持った戦奴が取り付く。

「おおぉ!」

素人丸出しの雄叫びを上げながらのガムシャラな突撃だった。しかし柄を含め十尺はある直槍は接敵の恐怖を和らげ、確かな精度で馬の首や腹を目掛けてその穂を突き立てる筈だった。

しかし馬車を盾に潜んでいたルシス兵が統制の取れたタイミングで一斉に飛び出し、闇雲に突貫する槍兵達を切り捨てていく。そこにはまるで大人と子供の喧嘩のような練度の違いがあった。

手練れだ、とカーティス自身も戦さ場へ駆けながら唇を噛んだ。軽装である槍兵が先行する形となったが、槍兵と重装兵の波状攻撃では無く一斉に斬りかかるべきだった。一点突破を狙うルシスの補給部隊は、どうしても隊列が縦に伸びる。接敵する相手の数はおそらく十名程度なのだ。人数の差で押し切るべきだった。

しかし混戦になりつつある今、弓兵と魔導兵の役割がほぼ無くなってしまったものの、カーティス率いる中隊はまだ五十名は残っている。追い付き始めた重装兵の合流により、戦力は逆転する筈だった。

何せルシス兵の装備は未だ鉄製であり、ツァーリの使う鋼の武具とは明らかに硬度や加工精度の点で劣っているのだ。未熟な槍兵相手には技術で補えた装備差が、正規兵には通用しない。一人、二人と赤黒い血を身体から噴き出しながら、武具を破壊されたルシス兵が地面に崩れていく。

(よし…)

カーティスが戦局の傾きを意識し始めた頃だった。護衛の前列を突破し、今にも馬を仕留めようと取り付いた帝国兵が声を裏返しながら叫んだ。

「ちょ、超越者だ!!」

ースッ

雑多な騒音に塗れる戦場で、カーティスは確かに聞いた。熱したナイフをバターに入れるような柔らかな切断音だった。

「ぎっ…ぎゃ!」

報告を上げた兵の二の腕から下が、切断面から鮮血を弧に噴き出し宙を舞う。

「馬鹿な…」

カーティスは咄嗟に立ち止まり、切り離された腕がドサリと生々しい接地音と共に地面に落ちるまで、固まったようにその光景を眺めていた。

重装兵は全員プレートアーマーを装着している。確かに関節部には手足の可動域確保の為に隙間を設けてある。しかし落ちた腕は二の腕の鋼部分を鎧ごと綺麗に斬られており、加害者が並々ならぬ技量と膂力を持つ者である事を示していた。

恐る恐るカーティスは剣を振るった者の姿を捉えた。胸元と二の腕から先にアネモネのように深い紫の装甲を付けているものの、上半身はコルセットに似た布製の衣服、下半身はヒラヒラとしたスカートにブーツ。戦に出るには余りにも頼りのない装備だ。肩周りや腿に至っては白い肌が露出している。

「女…それに超越者だと!?」

夕陽に輝く長髪は腰まで伸び、キラキラと金色に瞬いていた。カーティスが対峙したのは、その背丈に余る長尺の剣を握る少女だった。


超越者。

この世の理を外れた異能を持つ者。ある者が使う剣技は十人を一振りで斬り伏せ、またある者は魔導兵とは比較にならぬ火力で大隊を一瞬で焼き尽くすと言う。

幾年を跨ぐ戦争の中でいつの間にか現れた異能の者。遥かに文明の進んだ異世界から転生なる儀式を経てこの大陸に流れ着いたとの噂。今までに何度も戦場に現れては戦力バランスをたった一人で容易に崩してきた難敵。化物。怪物。

帝国にとって三要塞と共に侵攻の最障害になっている存在だった。何故か自国内に超越者は現れず、敵国にばかり存在が確認されていたからだ。これまで支配に置いてきた国家にも超越者の存在は確認されていたが、尽く捕らえる事叶わず、結果としてその殆どがルシス側に加担する事になっていた。

まるで帝国の侵略を阻止する為の舞台装置のような存在だった。

剣聖アンナ。カーティスが相対したのはよりにもよって一騎当千と名高い白兵戦を得意とする超越者だ。カーティス自身その目で見るのは初めてだが、先の剣筋と伝え聞いた特徴を見るに間違い無いとの確信があった。

「う、ぁ…」

アンナを包囲し、一見優位に立っている筈の帝国兵だが、誰一人彼女の間合いに踏み込めないでいる。迷っているのだ。

対して超越者は怯みもせずに口上した。

「引いてください。私達の目的は物資の搬送であって戦闘ではありません。武器を収めてくだされば、我々は追撃を行いません」

アンナの場違いに澄んだ声が静まり返った戦場に響いた。

中隊は迷っていた。視線こそアンナから外すまいとしているが、背中ではカーティスの指示を待っている。いかに超越者とは言え相手は少女。それに残ったルシスの兵も多くはない。

(これは千載一遇のチャンスかもしれん…)

カーティスも迷っていた。ここで帝国の仇敵たる超越者を討ち取れば、帰還後の褒美は意のままだ。また出世欲とは別に、カーティスの腹の中ではグツグツと怒りが湧き上がっていた。

年端もいかない少女相手に何故自分達が引かなければならないのだ、と。

中隊を見渡せば、皆の足取りは疲弊で重く、泥埃を被っていない者など居ない。正規兵、戦奴共に皆満身創痍の覚悟でここに立っている。侵略側と言えど、皆それぞれに引けない理由があるのだ。

対して目の前の少女はどうだ。脚は健康的な肉付きで、肌には訓練傷も、戦場での負傷痕も見られない。

肩周りは華奢で、戦闘にまるで不要な装飾品まで身に付けている。先の一閃も含めそこに神々しさや一種の象徴性があることは認める。ただ…。

舐めているのだ、とカーティスはついに激昂に達した。この娘は戦を馬鹿にしている。

何故化粧ができる。自分達は軍荷を限界まで背負い込み、土埃を汗で流しながら行軍してきたと言うのに。

何故肌を出せる。掠り傷が破傷風に成り得るこの戦場で。

何故穏やかな顔で居られる。半刻後に生きていられるのかどうかもわからないこの時代に。

ここで引けば、カーティスは良くて降格、悪ければ投獄。戦奴達に至っては敵前逃亡は家族共々死刑なのだ。

それを易々と撤退せよ、とこの娘は言うのだ。何も知らず、優しさのつもりで、カーティスらに退けと。

掌に納めた剣の柄がギリギリと鳴り、カーティスは怒りが握力に変わるのを感じた。

「たまたま力を得ただけのガキがっ…いけしゃあしゃあと!!」

前衛を務める重装兵を押し退け、カーティスは上段に剣を構えた。それが合図であり、中隊長の指示であった。

中隊も続いた、皆が同じ心境だった。この気取った少女に泥水を飲ませてやる、整った相貌を男の暴力で汚してやる、と。長い哨戒任務の中、強敵に遭遇した事で、初めて中隊は団結した。

「残念です。忠告はしましたよ」

真っ先に間合いに入ったカーティスの剣は鈍い風切り音と共に切っ先を加速させ、無防備なアンナの肩から首に剣身を捻じ込む筈だった。

「あっ?」

カーティスは唐突な浮遊感を味わった。まるで天地が逆転し、頭から夕焼け空に吸い込まれるような虚脱的な感覚だった。

視界がグルグルと右へ左へ、上に下にと多方向に回転する。眼下にはアンナの美貌に浮かぶ蒼い瞳に憐憫の色彩が加わり、その手元では幾人分の血糊がこびりついた長剣が血振りされていた。

瞬く間に首を跳ねられたのだと気付いた時には、ほんの先程まで繋がっていた胴体とは別個に頭部が地面に激突し、頸動脈から噴き出す鮮血と一緒にカーティスの意識は途切れた。
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