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痴漢電車 ー クラスメイトに弱みを握られた優等生 ー ①

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里奈はそわそわしていた。テレビで年末の特番を眺めながらも、頭の中はDVDプレーヤーのことで一杯だった。

昨日、あのメンズエステの体験をしてからというものの、欲を吐き出す射精という行為が頭から離れなかった。

またしたい。

思うに世の男達は中高生、早ければ小学生で精通を経験するわけだ。そして成長と共に性欲との向き合い方も学んでいく。

対して私にはその経験がない。最大の射精感を大人になってから味わってしまったのだ。あのエステで何度も、何度も…

依存するには充分な体験だった。

そして連日ではあるが、DVDを吟味し、プレーヤーに挿入する。

"痴漢電車 ー クラスメイトに弱みを握られた優等生 ー "

里奈の頭の中は、思春期の男子高校生のように、ペニスを女の身体に挿入することで一杯になっていた。

ーーーーーーーーーー

(よし、今度もこっち側だ)

三度目にもあると慣れたもので、自分のカッターシャツにセーター、その上にブレザーと男子高校生の姿にまず安堵する。背丈は自分よりも少し高く、170センチくらいだろうか、通勤ラッシュに人が溢れるホームで電車を待っていたであろう視界はいつもよりも頭一つ高かった。時折吹き込む風は肌寒く、秋の様相が漂っていた。

ホームにアナウンスが響き、電車の到着を告げる。

(いた、あの子だ!)

開いていない方のドアにもたれ掛かる少女の名は雨塚萌香。黒のセミロングに垣間見える白く細い首筋。お世辞にもお洒落とは言えないメタリックレッドのオーパルメガネをしていながらも、パッチリと長い睫毛を携えた大きな瞳、整った鼻筋、肉感の良い唇と、その美貌を誤魔化しきれていない。

シャツに淡いホワイトのセーター、短くも長くもしていないチェック柄のスカート、いかにもといった制服だ。

この時間の車内は通勤通学でごった返しており、辟易している彼女は身を縮こませながら窓の外を眺めていた。

何人かに冷たい目を向けられながらも、彼女の背後にピッタリと付く。しばらくこちらのドアが開かないことは確認済みだ。

最後の乗客が車内に押し込まれ、痴漢電車はゆっくりと速度を上げた。

まだこちらに気が付いていない彼女の髪からは特有のシャンプーの香りが漂う。また一つ勉強になった。この匂いは男を欲情させるのだと。

近くで見ると、タイツを纏った脚は細さを持ちながらも柔らかみを想像させたし、その大きな胸がドアに潰れ形を変えている様もなんとも煽情的だった。

思春期の男の股間は既にギンギンに硬さを帯びていたが、ここでがっつくわけにはいかない。

緊張と興奮で少し震える手で、スカートの上からヒップを軽く撫でる。

「………」

少し彼女の身体が跳ねたが、反応せずに受け流すことにしたようだ。

(柔らかい…男になるとやっぱり、女の子の身体触るの気持ちいい)

今度はもう少し強めに、ヒップの形を確かめるように上下に撫でる。

「っ!……」

(今度は反応した…我慢してるんだ)

私の方もズボンの股間がビクビクと反応しているのが見て取れる。

今度はスカートの中へ、ザラザラとした感触が唆る。

「い、やっ!」

バッと彼女が勢い振り向き、今にも大声を上げようと、顔を紅潮させながらこちらを向いた。

「えっ、高杉、君?」

一瞬動きが止まる。痴漢を摘発しようと思ったらクラスメイトだったのだ。それは固まるだろう。

「どういうこと?高杉君が触ってたの?」

彼女の不意な動きに何人かがこちらを注視したが、私達が知り合いとわかると、またそれぞれの世界へ戻っていった。

ひとしきり動揺の言葉が出てきたが、最終的に、先生に言います、と正義感に溢れた目で言い放ってきた。

この反応を予測していた私は事前に中を確認していたスマートフォンの画面を彼女に見せた。

担任の30代の男性教師と、誰もいない教室で二人がキスしている写真だった。

「まさか二人がこんな関係なんてなぁ…顔もはっきり写ってるし、これはだめでしょ」

ニヤニヤしながら言う。演技ではなく、これからのことを想像すると歪んだ楽しみと勃起が止まらない。

「えっ、えっ?」

露骨に動揺する彼女。

「クラスのグループSNSにアップしたら面白いだろうな。一瞬でネットにも広がって、先生はすぐに学校に来れなくなって…」

見る見るうちに整った顔が青ざめていく。

「それは…だめ、絶対駄目!ねぇ、他に誰か知ってるの?」

「いや、俺しか知らない」

「その写真、どうするつもりなの?」

「アップしたら面白ぇと思ってる。でも雨塚を好きに触らせてくれるなら削除してもいい」

ギュッと彼女が唇を噛む。

「最低!そんなので言うこと聞くと思うの?ドラマの見過ぎよ…」

優等生らしく目に涙を浮かべながら糾弾してくる。自分の事を棚に上げて。



(あぁ…)



無 茶 苦 茶 にしてやりたい。


画面を操作し、グループに写真を添付し送信ボタンをタップする。彼女に見えるように。

「えっ、嘘、嘘!?」

さっきまでの強気な表情が一転動揺している。

「送信予約した。知ってる?端末のロックってあのFBIでも解除できないんだってよ。わかるこの意味?」

「あっ、えっ…嘘……」

黙り込む。

「さすが雨塚、頭が良い。状況わかっただろ?」

「い、いつ送信されるの!?」

「教えねぇよ。でもお前が言うこと聞いてるうちは送らねえ、ちゃんとキャンセルしてやるよ」

聡明な彼女はどうしようもないことを悟ったらしく、小さく小さく頷いた。

「っ!」

痴漢行為を再開する。サワサワとタイツの感触を楽しむ。

(あぁ、柔らかくて、興奮する)

自分のパンツに冷たさがある。先走り汁が漏れている。

「い、や…」

力任せに後ろからおっぱいを揉みしだく。早く射精したいが為に、彼女の気持ちなんてどうでも良くなってきた。

「手ぇ貸せ」

彼女の手を取り、ファスナーから取り出した怒張へ導く。

「やだっ!汚いっ…」

反応がやけに初々しい。

「…次抵抗したら今すぐ写真を流す。わかったな?」

「だめっ、それだけはだめ…先生に迷惑が…」

「その先生とはもうヤったのか?」

「ヤったってそんな言い方…そんなことしてない。先生は私が大切だって…キスだって私がせがんだだけなの…」

「周りはそうは思わないだろうけどなぁ、ふふっ…ほらっ、手ぇ動かせ」

「わかんない…わかんないの…こ、こう?なんかニュルニュルしてる…」

「あぁ、そう、そんな感じだ…興奮すると先っぽから精子とは別に先走り汁が出てくるんだよ。優等生なら知ってんだろ?」

「聞いたことはあるけど、初めて…見たから…」

シコシコと手を動かされるも、迷い迷いでぎこちなく、力の入れ方も強すぎる。

自分も初めて手で奉仕した時に相手に痛いと言われたのを思い出す。ただ興奮しきった男子高校生の身体にはその刺激で十分だった。

「あぁ、出る…手、止めんなよ?」

「えっ、出る…?えっ、きゃぁ!?」

勢いよくペニスが彼女の手の中で爆発した。溜まっていた白濁液は手の中に収まらず、彼女のスカートのヒダやタイツにまで貼り付いていた。

「やだっ…ベトベト…」

「あぁ、すっげえ気持ち良かったわ。雨塚の手、柔らかいのな」

「そんなこと、言われても…これ、どうしたら…」

精液と褒め言葉をかけられ、オロオロする彼女は呆気にとられている。

私はというと射精の快感を噛み締めていた。なんて無責任な快楽なんだろう。こんなのを大学のつまらない男達は味わっていたのか。無性に腹立たしかった。心まで男性的になっているのかもしれない。

周りに気付かれぬようにティッシュで精液を拭いている姿がまた唆る。

スカートの中へ手を捩じ込む。そのままタイツとショーツを押しのけ、秘所に指を這わす。

「やっ!」

先程の言葉が効いているのか半分の抵抗もできない彼女だが、肝心のそこは乾いていた。

(そりゃそうか…)

手を抜き、またソフトな痴漢行為へ戻る。一度射精したことで、頭は冷静に、性欲をコントロール出来てきた。

(このうぶで、いやらしい身体を滅茶滅茶にしてやろう…あの毒島にされたように)




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