【R18】淫魔の道具〈開発される女子大生〉

2. 転落

2-8

「はっ…❤︎もぉ…おかしくな、る…ぅ…」

度重なる寸止めに美玖の理性はドロドロに溶け、肉欲だけが頭に残っていた。

そしてついに、冴子の腰の動きに合わせ自分の腰を動かし始めた。

「はぁ…はぁ…だ、めっ…はやくぅ…」

そのままお互いの体液でヌルヌルになった亀頭を膣口へ導こうとするも、冴子が寸前の所で切っ先を逸らす為、叶わない。

「にげ、ないで…だめぇ…」

呂律も回らず半狂乱の美玖は震える手でペニスを包み、自らの手で挿入へと誘う。だが冴子はそれでは満足しない。

「だったらほら、ちゃんとおねだりして」

「おね、だり…？あぁ❤︎クチュクチュしない、でぇ…はやくいれてぇ！」

「だぁめ。ちゃんと言わないとずっと続けるよ？」

冴子も既に肉欲と元来の支配欲に倒錯していた。自身も我慢の限界であるにも関わらず、プライドを捨て、懇願するよう美玖に求める。


「ゆうからぁ…お願い…さえこぉ…❤︎いれ、て…？おちんちんいれて？いれてくださいっ…」

「ふふっ。美玖、すっごいエッチな顔してる。じゃあ…」


ーヌリュ


冴子が肉棒の切っ先を当てがうと、蠢く膣肉がグジュグジュと巨根を咥え込み、一瞬の間を置いて、美玖は歓喜の悲鳴を上げた。

「あ゛…あああっ❤︎ｲｸ、ｲｸッ、ｲｸｩ❤︎❤︎」

美玖の妖艶なオルガスムスを目の当たりにした冴子の欲望も爆発し、脚の筋肉を震わせながら美玖の膣内を貪る。

「みくっ、みくっ！」

美玖の膣粘膜はもう逃すまいと肉棒へ絡みつき、奥へ奥へと誘う。冴子が汗でぬめった美玖のヒップをパンパンと鳴らしながら腰を打ち付ける度にGスポットを抉る刺激に美玖は狂う。

「いいっ！いいのぉ…❤︎しゅごぃ…ふぁ❤︎また、ｲ…ｸﾞ…❤︎」

冴子は柔らかく狭い肉壺をぺニス全体で味わいながら美玖のブルブルと震える胸をピストンの支えに揉みしだく。一瞬で天井を迎えた射精欲を冴子が喉を震わせ美玖へ告げる。

「あぁ…出るっ！みくっ、出る！」

「さえこっ！さえこぉっ！だひてっ❤︎なかにだひてっ！もっとついてぇ❤︎」

ビュルビュルと冴子の生殖液が美玖の子宮へと注がれる。二度目の中出しに恍惚の表情で美玖が応える。膣粘膜はウネウネとぺニスを包み、最後の一滴まで飲み干そうと絞り上げる。

「はぅ…ぁ…❤︎なかで…でてる…きもひいぃ❤︎」

「はぁ、はぁ…気持ち良かったよ、美玖」

吐精を終え、縮もうとする冴子を美玖のニュルニュルと熱い肉壁が許さない。

「あんっ❤︎だめだよ…もっと…もっとぉ…」

自ら腰を振り再度ピストンを求めるも、欲望を吐き出し切ったぺニスがヌプリと美玖から押し出されてしまう。それは美玖の愛液でテラテラと光り、うなだれるように力を失っていた。

「はぁ…はぁ…み、く？」

そのまま仰向けに倒れ、改めて男の射精感に浸る冴子だが、固さを失ったぺニスが生温い粘膜に包まれる。

「ﾝﾑｯ…ｱﾑ…」

「美玖待って…ちょっと休憩させ…あぁ…」

「もっとちょうだい❤︎さえこぉ…ｱﾑ…あはっ、また固くなってきたっ❤︎」

もう一度あの正中線を貫く様な刺激を求め、今度は美玖が馬乗りに冴子に跨る。

「はやくぅ…」

慣れない手付きと腰遣いでぺニスを自分の身体の中へと導こうとする美玖だが、手こずっている間に冴子の固さが陰りを見せる。先程の吐精で満足し切った肉棒は簡単には逞しさを取り戻さなかった。

「だめだよ…冴子？ﾑﾁｭ…」

「待って、美玖！」

マウントを取った美玖の紅唇が、冴子の口を塞ぎ、腰は再度の勃起を促す様に前後に揺られ、割れ目のぬめった肉感をぺニスへと塗り込んでいた。

「ﾝｯ…ほらっ、固くなってきたぁ…ﾝﾑｯ❤︎」

唇を味わった後、冴子の首筋、手の指先をしゃぶり、美玖は挿入を急かす。

そのタガの外れた姿は精液を求める淫魔そのものだった。

ー終