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第一章 ロード村

うちに苗字があったみたいです!?

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こんにちは、赤ちゃんです。
うちにも苗字があったみたい。
私の名前は〖リィーナ・フォンベルン〗!

さてここで問題!
■問題
私、リィーナ・フォンベルンは貴族でしょうか?

チクタクチクタク…

■回答
違います。
この世界では貴族、王族以外でも承認されすれば苗字を貰えるのです

でも貴族、王族、他の人が使っているのは原則認められていない。
なぜ原則なのかはその人が結婚したりするとその人の名前が変わることがあること、
そして一部の貴族、王族には使用人でも貴族や王族の名前を渡している家や国があるから。

そんな感じで苗字を持つことは許されているらしい。

「うー、あぅ (退屈ー)」

そんなふうに漏らしているとお母さんが
頭を撫でてくれた。

「あら、どうしたの?リィーナ」

「あう、あう、あうあう(お母さん、退屈なのー何か私でもできることないー?)」

「ふふっ、なにかしたいの?」

「あう!【グッ!】」

「そうなのねぇ、…あぁ!そうだわ!
リィーナ、あなたにやって欲しいことがあるんだけどいいかしら?」

「う!(うん!)」

「ふふっ、実はね、子グマちゃんと遊んで欲しいのよ、」

「うー?(こぐま?)」

「ふふっ、キョトンとしてるわね。
そう子グマ。仲良くなってくれるかしら?」

「うー?あい!(よくわかんないけどいいよ!)」

「ありがとう、リィーナ」

そうして子グマと会うことになった私はドキドキ…(* ॑  ॑* )しながら子グマを待つこととなった。

✧• ───── ✾ ───── •✧
それから一週間後、子グマと会うその日が来た。
朝からワクワクしながら待っていると

「リィーナ、この子が子グマちゃんよー」

そう紹介された子グマは可愛いかった。

「クマっ!(よろしくね! )」

そんな感じに聞こえた、
えぇ!?と驚いているとお父さんもやってきて解説?してくれた

「リィーナ驚いているね、うちの家は人間以外にも意思疎通いしそつうができるんだよ、でも赤ちゃんでも意思疎通ができるリィーナは、えらいなぁ」

なんて撫でてくれた。

「くまっ!くま?(僕はルビー。君は?)」

「うー、あい!あう、うーう!(よろしくね、ルビー!私はリィーナだよ!)」

「クマ!くまくま!(うん!リィーナ!)」

「あい!(うん!)」

そうして2人して手をぎゅーとしていると熊の親子(獣人?みたいな感じ)とお母さん達が涙を流してトウトイ…(* ॑  ॑* )と言っていた。
んん、四人からしたら私たちは大好きな子供だもんね。

何となく暖かい目で見られのに照れた私達はふて寝してその日1日は2人して爆睡してしまった。
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