358 / 375
第14章
第358話
しおりを挟む
「フッ!」
「ギャウ!」
軽く息を吐くと共に引き金を引く。
それと同時に魔力の弾丸が発射され、エレファンテ・ウマノを撃ち殺した。
エレファント・ウマノとは、象人間とも呼ばれる魔物で、その巨体から繰り出される攻撃はとんでもない威力をしている。
特に長い鼻による攻撃を受けたならば、一撃で骨が折れることは間違いない。
むしろ、骨が折れるだけで済めばマシと言ったところだろう。
しかも、このダンジョンに現れるのはエレファント・ウマノの上位種であるため、パワーに加えて速度まであるというのだから相手するのも一苦労だ。
「フゥ~……、やっぱり下層へ向かうにつれて脅威度が上がっていくな」
エレファント・ウマノを倒したケイは、肩の力を抜くように一息吐いて呟いた。
あっさりと10層を突破したケイたちは、その後も順調にダンジョンの攻略を続けていた。
20層、30層のボスも難なく攻略し、今は40層のボス部屋へ向けて攻略している最中だ。
その40層に向かう途中、ケイは35層くらいから段々と魔物の質が変わってきたように感じていた。
35より前の魔物も確かに強いが、ケイの従魔たちならなら簡単に倒せるレベルの魔物だった。
しかし、従魔のキュウやクウの攻撃に反応してくる魔物が現れ始めたのだ。
今ケイが倒したエレファント・ウマノも、キュウたちの攻撃を簡単には喰らわず、倒すのに少しの時間を取られるようになっていた。
たまたま数匹のエレファント・ウマノに遭遇したため、ケイも手伝って倒したという状況だ。
【一撃で倒せなくなった……】
「ワウッ……」
ケイはボス部屋以外は戦闘に参加せず、35層を越えるまではキュウとクウが出現する魔物を倒してきた。
単純にキュウとクウが魔物を倒すのを楽しんでいるのと、主人であるケイの役に立てていると思っていたからだ。
しかし、段々と魔物が強くなり、簡単に倒せなくなってきた。
場合によってはケイの手も借りないと時間がかかってしまうようになり、キュウたちは若干落ち込んでいるようだ。
「特に問題なくここまで来れたのは、お前たちの協力があったからだぞ。気を落とすな」
【うん!】
「ハッハッハ……!」
何だか落ち込んでいるようだが、別に気にする事ではない。
このダンジョンの魔物は、本来強力な魔物だ。
それを相手にして、ここまで何の問題もなく歩を進めて来れたのは、間違いなくキュウたちのお陰だ。
そのため、ケイは労いと共に感謝を伝えるために、2匹をいっぱい撫でてあげた。
ケイに撫でられたことで、2匹はさっきの落ち込んでいた空気は吹き飛び、とても嬉しそうな表情へと変わった。
「それにしても、このダンジョン何層まで下ればいいんだ?」
もうすぐボスのいるであろう40層に着く。
ダンジョンの1層1層が巨大なエリアになっており、多くの魔物が下層へ向かうのを阻止してくる。
それをここまで進んで来たというのに、まだ終わりが見えてこない。
ゴールが分かっていればもっと気分的には楽なので、ダンジョンがどこまで深くなっているのか知りたいところだ。
「とりあえず先を進もう……」
ダンジョンの最後なんて大抵いきなり訪れるものだ。
ここはエルフ王国にある訓練用ダンジョンとは違うのだ。
終わりが分かるなんて期待は持たない方が良い。
余計なことは考えず、ケイは先を進むことにした。
「おっ! いた……」
多少魔物が強くなったとは言っても、ケイと従魔たちなら苦にならない。
特に問題も起きることなく、ケイたちは40層のボス部屋へと到着した。
そして、平原の広がる40層内を進むと、1体の魔物を発見する。
「リザードマンか……」
発見したのは、リザードマンだった。
このダンジョンだから当然というか、明らかに身に纏う空気が普通のリザードマンとは違う。
相手もケイのことに気付いているらしく、盾と片手剣を装備して待ち構えている。
「人間のくせにここまで来るとは、なかなかやるな」
ケイが一定の距離まで近付くと、リザードマンが話しかけて来た。
ここまでの階層ボスはみんな話すことができていたが、やはりここのボスも同じらしい。
なんとなく予想していたため、ケイとしては驚かない。
「戦う前に聞きたいことがあるんだが?」
「……何だ?」
自分は侵入者を殲滅するために生み出された存在だが、初めて遭遇した人間だ、
殲滅よりも少し話したい気分が勝ち、リザードマンはケイの質問を受け入れることにした。
「このダンジョンは何層まであるんだ?」
「与えられた知識からすると、100層だったはずだ」
「100か……、先は長いな……」
ダンジョンに生み出された存在なら、もしかしたらこのダンジョンが何層で出来ているのか分かっているかもしれない。
ふとそう思ったケイは、駄目元で聞いてみることにしたのだ。
そのケイの質問に対し、ボスのリザードマンはあっさりと答えた。
どうやら隠しておくほどの知識ではないようだ。
普通の人間が聞いたら、絶望を感じていることだろう。
もしかしたら、侵入者の脱出する気力を削ぐために明かしているのかもしれない。
「先のことなど心配する必要はない。お前はここで死ぬのだからな!!」
たしかに普通の人間なら気持ちが折れていたかもしれない。
しかし、ケイはそんなこと何とも思わない。
ちょっと時間かかるなくらいの気持ちだろう、
そんなケイに対し、リザードマンは離し終えると共に先制攻撃を仕掛けてきた。
ケイが武器を構えていないことを、隙と捉えたらしい。
「……それはない!」
「っっっ!!」
急接近と共に片手剣で袈裟斬りにして来たリザードマンの攻撃を、ケイはギリギリで躱す。
見切ったように無駄な動作なく躱したケイの左手には、もう銃が引き抜かれていた。
そして、ケイはその銃を、攻撃し終わった状態のリザードマンに向ける。
「ガッ!!」
ボスのリザードマンが、自分との速度の違いに気付いた瞬間、ケイが銃の引き金を引いた。
その一撃で、リザードマンは脳天に風穴を開けて、その場に崩れ落ちた。
【さすがご主人!】
「ワウッ!」
「ありがとな」
40層のボスまでも1撃で倒した主人を、キュウとクウは褒めるようにすり寄る。
その2匹に対し、ケイは感謝の言葉と共に優しく撫でてあげる。
「本当か分からないが、とりあえず100層目指して頑張るか……」
【うんっ!】「バウッ!」
ボスを倒したことで、次の階層の扉が開く。
リザードマンが言っていたことが本当かどうかは分からないが、ケイたちはとりあえずの目標として100層を目指して先を進むことにした。
「ギャウ!」
軽く息を吐くと共に引き金を引く。
それと同時に魔力の弾丸が発射され、エレファンテ・ウマノを撃ち殺した。
エレファント・ウマノとは、象人間とも呼ばれる魔物で、その巨体から繰り出される攻撃はとんでもない威力をしている。
特に長い鼻による攻撃を受けたならば、一撃で骨が折れることは間違いない。
むしろ、骨が折れるだけで済めばマシと言ったところだろう。
しかも、このダンジョンに現れるのはエレファント・ウマノの上位種であるため、パワーに加えて速度まであるというのだから相手するのも一苦労だ。
「フゥ~……、やっぱり下層へ向かうにつれて脅威度が上がっていくな」
エレファント・ウマノを倒したケイは、肩の力を抜くように一息吐いて呟いた。
あっさりと10層を突破したケイたちは、その後も順調にダンジョンの攻略を続けていた。
20層、30層のボスも難なく攻略し、今は40層のボス部屋へ向けて攻略している最中だ。
その40層に向かう途中、ケイは35層くらいから段々と魔物の質が変わってきたように感じていた。
35より前の魔物も確かに強いが、ケイの従魔たちならなら簡単に倒せるレベルの魔物だった。
しかし、従魔のキュウやクウの攻撃に反応してくる魔物が現れ始めたのだ。
今ケイが倒したエレファント・ウマノも、キュウたちの攻撃を簡単には喰らわず、倒すのに少しの時間を取られるようになっていた。
たまたま数匹のエレファント・ウマノに遭遇したため、ケイも手伝って倒したという状況だ。
【一撃で倒せなくなった……】
「ワウッ……」
ケイはボス部屋以外は戦闘に参加せず、35層を越えるまではキュウとクウが出現する魔物を倒してきた。
単純にキュウとクウが魔物を倒すのを楽しんでいるのと、主人であるケイの役に立てていると思っていたからだ。
しかし、段々と魔物が強くなり、簡単に倒せなくなってきた。
場合によってはケイの手も借りないと時間がかかってしまうようになり、キュウたちは若干落ち込んでいるようだ。
「特に問題なくここまで来れたのは、お前たちの協力があったからだぞ。気を落とすな」
【うん!】
「ハッハッハ……!」
何だか落ち込んでいるようだが、別に気にする事ではない。
このダンジョンの魔物は、本来強力な魔物だ。
それを相手にして、ここまで何の問題もなく歩を進めて来れたのは、間違いなくキュウたちのお陰だ。
そのため、ケイは労いと共に感謝を伝えるために、2匹をいっぱい撫でてあげた。
ケイに撫でられたことで、2匹はさっきの落ち込んでいた空気は吹き飛び、とても嬉しそうな表情へと変わった。
「それにしても、このダンジョン何層まで下ればいいんだ?」
もうすぐボスのいるであろう40層に着く。
ダンジョンの1層1層が巨大なエリアになっており、多くの魔物が下層へ向かうのを阻止してくる。
それをここまで進んで来たというのに、まだ終わりが見えてこない。
ゴールが分かっていればもっと気分的には楽なので、ダンジョンがどこまで深くなっているのか知りたいところだ。
「とりあえず先を進もう……」
ダンジョンの最後なんて大抵いきなり訪れるものだ。
ここはエルフ王国にある訓練用ダンジョンとは違うのだ。
終わりが分かるなんて期待は持たない方が良い。
余計なことは考えず、ケイは先を進むことにした。
「おっ! いた……」
多少魔物が強くなったとは言っても、ケイと従魔たちなら苦にならない。
特に問題も起きることなく、ケイたちは40層のボス部屋へと到着した。
そして、平原の広がる40層内を進むと、1体の魔物を発見する。
「リザードマンか……」
発見したのは、リザードマンだった。
このダンジョンだから当然というか、明らかに身に纏う空気が普通のリザードマンとは違う。
相手もケイのことに気付いているらしく、盾と片手剣を装備して待ち構えている。
「人間のくせにここまで来るとは、なかなかやるな」
ケイが一定の距離まで近付くと、リザードマンが話しかけて来た。
ここまでの階層ボスはみんな話すことができていたが、やはりここのボスも同じらしい。
なんとなく予想していたため、ケイとしては驚かない。
「戦う前に聞きたいことがあるんだが?」
「……何だ?」
自分は侵入者を殲滅するために生み出された存在だが、初めて遭遇した人間だ、
殲滅よりも少し話したい気分が勝ち、リザードマンはケイの質問を受け入れることにした。
「このダンジョンは何層まであるんだ?」
「与えられた知識からすると、100層だったはずだ」
「100か……、先は長いな……」
ダンジョンに生み出された存在なら、もしかしたらこのダンジョンが何層で出来ているのか分かっているかもしれない。
ふとそう思ったケイは、駄目元で聞いてみることにしたのだ。
そのケイの質問に対し、ボスのリザードマンはあっさりと答えた。
どうやら隠しておくほどの知識ではないようだ。
普通の人間が聞いたら、絶望を感じていることだろう。
もしかしたら、侵入者の脱出する気力を削ぐために明かしているのかもしれない。
「先のことなど心配する必要はない。お前はここで死ぬのだからな!!」
たしかに普通の人間なら気持ちが折れていたかもしれない。
しかし、ケイはそんなこと何とも思わない。
ちょっと時間かかるなくらいの気持ちだろう、
そんなケイに対し、リザードマンは離し終えると共に先制攻撃を仕掛けてきた。
ケイが武器を構えていないことを、隙と捉えたらしい。
「……それはない!」
「っっっ!!」
急接近と共に片手剣で袈裟斬りにして来たリザードマンの攻撃を、ケイはギリギリで躱す。
見切ったように無駄な動作なく躱したケイの左手には、もう銃が引き抜かれていた。
そして、ケイはその銃を、攻撃し終わった状態のリザードマンに向ける。
「ガッ!!」
ボスのリザードマンが、自分との速度の違いに気付いた瞬間、ケイが銃の引き金を引いた。
その一撃で、リザードマンは脳天に風穴を開けて、その場に崩れ落ちた。
【さすがご主人!】
「ワウッ!」
「ありがとな」
40層のボスまでも1撃で倒した主人を、キュウとクウは褒めるようにすり寄る。
その2匹に対し、ケイは感謝の言葉と共に優しく撫でてあげる。
「本当か分からないが、とりあえず100層目指して頑張るか……」
【うんっ!】「バウッ!」
ボスを倒したことで、次の階層の扉が開く。
リザードマンが言っていたことが本当かどうかは分からないが、ケイたちはとりあえずの目標として100層を目指して先を進むことにした。
0
お気に入りに追加
635
あなたにおすすめの小説
強制無人島生活
デンヒロ
ファンタジー
主人公の名前は高松 真。
修学旅行中に乗っていたクルーズ船が事故に遭い、
救命いかだで脱出するも無人島に漂着してしまう。
更に一緒に流れ着いた者たちに追放された挙げ句に取り残されてしまった。
だが、助けた女の子たちと共に無人島でスローライフな日々を過ごすことに……
果たして彼は無事に日本へ帰ることができるのか?
注意
この作品は作者のモチベーション維持のために少しずつ投稿します。
1話あたり300~1000文字くらいです。
ご了承のほどよろしくお願いします。
薬華異堂薬局のお仕事は異世界にもあったのだ
柚木 潤
ファンタジー
実家の薬華異堂薬局に戻った薬剤師の舞は、亡くなった祖父から譲り受けた鍵で開けた扉の中に、不思議な漢方薬の調合が書かれた、古びた本を見つけた。
そして、異世界から助けを求める手紙が届き、舞はその異世界に転移する。
舞は不思議な薬を作り、それは魔人や魔獣にも対抗できる薬であったのだ。
そんな中、魔人の王から舞を見るなり、懐かしい人を思い出させると。
500年前にも、この異世界に転移していた女性がいたと言うのだ。
それは舞と関係のある人物であった。
その後、一部の魔人の襲撃にあうが、舞や魔人の王ブラック達の力で危機を乗り越え、人間と魔人の世界に平和が訪れた。
しかし、500年前に転移していたハナという女性が大事にしていた森がアブナイと手紙が届き、舞は再度転移する。
そして、黒い影に侵食されていた森を舞の薬や魔人達の力で復活させる事が出来たのだ。
ところが、舞が自分の世界に帰ろうとした時、黒い翼を持つ人物に遭遇し、舞に自分の世界に来てほしいと懇願する。
そこには原因不明の病の女性がいて、舞の薬で異物を分離するのだ。
そして、舞を探しに来たブラック達魔人により、昔に転移した一人の魔人を見つけるのだが、その事を隠して黒翼人として生活していたのだ。
その理由や女性の病の原因をつきとめる事が出来たのだが悲しい結果となったのだ。
戻った舞はいつもの日常を取り戻していたが、秘密の扉の中の物が燃えて灰と化したのだ。
舞はまた異世界への転移を考えるが、魔法陣は動かなかったのだ。
何とか舞は転移出来たが、その世界ではドラゴンが復活しようとしていたのだ。
舞は命懸けでドラゴンの良心を目覚めさせる事が出来、世界は火の海になる事は無かったのだ。
そんな時黒翼国の王子が、暗い森にある遺跡を見つけたのだ。
*第1章 洞窟出現編 第2章 森再生編 第3章 翼国編
第4章 火山のドラゴン編 が終了しました。
第5章 闇の遺跡編に続きます。
RISE!~男装少女の異世界成り上がり譚~
た~にゃん
ファンタジー
「俺にしろよ。俺ならアンタに……特大の幸せと金持ちの老後をやるからよ…!」
私――いや俺は、こうして辺境のド田舎貧乏代官の息子サイラスになった。
性別を偽り、代官の息子となった少女。『魔の森』の秘密を胸に周囲の目を欺き、王国の搾取、戦争、さまざまな危機を知恵と機転で乗り越えながら、辺境のウィリス村を一国へとのしあげてゆくが……え?ここはゲームの世界で自分はラスボス?突然降りかかる破滅フラグ。運命にも逆境にもめげず、ペンが剣より強い国をつくることはできるのか?!
武闘派ヒーロー、巨乳ライバル令嬢、愉快なキノコ、スペック高すぎる村人他、ぶっ飛びヒロイン(※悪役)やお馬鹿な王子様など定番キャラも登場!
◇毎日一話ずつ更新します!
◇ヒーロー登場は、第27話(少年期編)からです。
◇登場する詩篇は、すべて作者の翻訳・解釈によるものです。
異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。
sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。
目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。
「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」
これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。
なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。
料理を作って異世界改革
高坂ナツキ
ファンタジー
「ふむ名前は狭間真人か。喜べ、お前は神に選ばれた」
目が覚めると謎の白い空間で人型の発行体にそう語りかけられた。
「まあ、お前にやってもらいたいのは簡単だ。異世界で料理の技術をばらまいてほしいのさ」
記憶のない俺に神を名乗る謎の発行体はそう続ける。
いやいや、記憶もないのにどうやって料理の技術を広めるのか?
まあ、でもやることもないし、困ってる人がいるならやってみてもいいか。
そう決めたものの、ゼロから料理の技術を広めるのは大変で……。
善人でも悪人でもないという理由で神様に転生させられてしまった主人公。
神様からいろいろとチートをもらったものの、転生した世界は料理という概念自体が存在しない世界。
しかも、神様からもらったチートは調味料はいくらでも手に入るが食材が無限に手に入るわけではなく……。
現地で出会った少年少女と協力して様々な料理を作っていくが、果たして神様に依頼されたようにこの世界に料理の知識を広げることは可能なのか。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
異世界転生漫遊記
しょう
ファンタジー
ブラック企業で働いていた主人公は
体を壊し亡くなってしまった。
それを哀れんだ神の手によって
主人公は異世界に転生することに
前世の失敗を繰り返さないように
今度は自由に楽しく生きていこうと
決める
主人公が転生した世界は
魔物が闊歩する世界!
それを知った主人公は幼い頃から
努力し続け、剣と魔法を習得する!
初めての作品です!
よろしくお願いします!
感想よろしくお願いします!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる