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第12章
第310話
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「フンッ!」
ケイが出した銃を見て、ギジェルモは鼻で笑う。
武術や剣で自分の上を行くケイが何をしてくるかと思ったら、銃だったからだろう。
この世界に銃はあるが、魔法があるせいか危険度は弓と大差ない。
そんなものを出してきて、ケイが何をしたいのかギジェルモには分からなかった。
「そんなおもちゃで何をしようというのだ?」
「お前を弱らせるだけだ!」
「何っ?」
銃撃されようと、魔力で強化した肉体に深手を負わせるわけがない。
そんなただ小さな弾を飛ばすだけの物なんて、ギジェルモからしたら確かにおもちゃと言えるかもしれない。
しかし、これはただの銃とは少し違う。
そのため、ケイは鼻で笑ったギジェルモを笑い返した。
“パンッ!”
「ガッ!!」
銃から発射された弾が、ギジェルモの左耳を吹き飛ばした。
その攻撃によって、ギジェルモはこれまでとは違う声色で痛がった。
「ほ~う。よく躱したな? 額を狙ったんだがな……」
狙った場所に当たらなかったことに、ケイは感心したように呟く。
魔族は魔物が進化した存在なのだから、魔石がどこかにあるのではないかと考えた。
この魔族の場合、魔石すら再生するという可能性も考えられるが、何にしても魔石を破壊すれば大ダメージを与えられるのではないかと思い額を狙ったのだが、咄嗟に躱されてしまった。
「おのれ!!」
「やはりな……」
人間と同じように心臓にあるのではないかとも考えられるが、さっき心臓部へ剣を刺した時の感触からいってそれはないと思える。
そのため他の場所と考えて頭を狙ったのだが、反応の速さからいって正解かもしれない。
しかし、それよりもいい発見ができた。
吹き飛んだ耳の再生が、これまでと違い僅かに遅い。
弾丸に込めた光魔法が、やはり有効だということを示していると言って良い。
「この野郎!!」
自分を弱らせることができることを知られたのだと、ギジェルモはケイの始末を急ぐことにした。
得意の剣技で斬り殺そうと、ケイとの距離を縮めていく。
「フッ!」
「グッ!!」
不用意に近付いてきたギジェルモへ、ケイは光魔法で覆った弾丸を放つ。
その弾丸が、ギジェルモの左肩に浅く入った。
しかし、当たったことによる痛みからか、ギジェルモは表情を歪める。
その怪我もすぐに再生されたが、それと同時にギジェルモの魔力が減ったのが確認できた。
これまで受けた怪我の再生などは魔力の消費なんて僅かでしかなかったのにも関わらず、光魔法の攻撃を受けた時の再生は魔力を消費しなくてはならないようだ。
「思っていた通りだな……」
「おのれっ!!」
遠くから眺めていた時の予想通りだったことで、ケイは僅かに表情を緩めた。
もしも、光魔法も通用しないとなった場合、さっさとギジェルモを放置して逃げるという選択肢もあり得た。
これなら何とかなるかもしれないと、ケイは安心したのだ。
左肩の再生が終わると、さっきのことをギジェルモは反省したのか、今度は右へ左へと移動を繰り返しながらケイへの接近を始めた。
「考えたな……」
直線的に飛んで来る弾丸。
それなら動き回って的を絞らせないという考えなのだろう。
さっきの不用意な接近とは違い、確かに狙うのは難しくなったと言って良い。
「死ね!!」
「お前がな!!」
「なっ!?」
動き回られて、ケイが銃を撃つタイミングを逃している間に接近してきたギジェルモは、とうとう剣の届く間合いへと入って来た。
ギジェルモが横薙ぎによりケイの首目掛けて襲い掛かるが、それより先にケイの銃口がギジェルモの顔面に向いていた。
“パンッ!!”
「ガッ!!」
ケイの銃から発射された弾を食らい、ギジェルモは吹き飛ばされる。
そのままバク転をして何とか体勢を立て直し、追撃を阻止するようにケイから距離を取る。
「ぐうっ!!」
「いい反射神経だな……」
さっきまでケイはは右手に持つ1丁の銃で相手にしていたのだが、接近してくるギジェルモに気付かれないようにもう1丁の拳銃を左手で抜いた撃ち抜いたのだ。
しかし、ケイが褒めているように、ギリギリまで誘い込んでの一撃が顔面を貫くと思ったのだが、反射的に躱して右頬から左頬へと貫く形でギジェルモの顔に穴を開けただけでになってしまった。
光魔法の攻撃により、ギジェルモが苦しんでいるので、とりあえず良しとしておこう。
「貴様……」
こめかみに青筋を立てながら、ギジェルモは歯ぎしりをするように呟く。
光魔法の攻撃で風穴を開けられても再生能力があるからなのか、すぐに元に戻ってしまう。
しかし、他の攻撃による攻撃による怪我とは違い魔力の消費が高い。
両頬の再生で、さっきよりも魔力を減らすことに成功した。
「おのれ!!」
「バカが!!」
「おわっ!?」
頭に血が上ったのか、銃のことを忘れてまたまっすぐ突っ込んで来た。
そのため、ケイは冷静にギジェルモの右太ももを撃ち抜く。
その攻撃によって足のもつれたギジェルモは、前のめりに倒れ込む。
「くそっ!!」
「ハッ!」
「ぐあっ!」
何とか手を付いて地面に転ぶのを防いだが、完全に隙だらけだ。
その隙を逃さず、ケイはギジェルモへ向けて弾を放つ。
その体制のままだと危険だと判断したのか、ギジェルモは腕に力を込めてその場から右へと飛び退いた。
頭を狙ったこの攻撃も、頭に当たらず左腕を撃ち抜くだけになってしまう。
「こうなったら、頭よりも当てることに集中した方が良いかもな……」
魔石が隠れている可能性があるため、ずっと頭を狙っているのだが、さっきから躱されてしまっている。
何とか当たっているので魔力を削ることができているが、頭ばかり狙っていても無駄撃ちになるかもしれない。
そう考えたケイは、頭に当てることを少し控え、もう少し魔力を削って弱らせてから狙おうと考えを切り替えることにした。
「ハッ!!」
「ぐっ!!」
ギジェルモが脚と左腕の怪我を治している間に、今度はケイが自ら接近する。
その行為に驚きつつ、ギジェルモはその場から離れようとする。
「逃げてばかりだな……」
「何っ!?」
攻撃を受けないように動き回りながら回復を計るギジェルモに、ケイは攻撃を加えるチャンスを見出すために軽く挑発をしてみる。
その挑発にあっさり引っかかり、ギジェルモは一旦足を止めてケイを迎え撃つつもりのようだ。
「その武器ごと斬り殺してくれるわ!!」
「甘い!」
「何っ!?」
接近したケイに対し、ギジェルモは剣で対応する。
その攻撃を銃で受け止めようとするケイに、魔力を込めた剣を振り下ろす。
しかし、色々な魔物の素材を合成して強化したこの銃は、そう簡単に壊れはしない。
ギジェルモの狙いを無にするように、銃は剣を受け止めた。
「くらえ!!」
“ドンッ!!”
「ゴガッ!!」
この至近距離なら、強めに魔力を込めても避けきれないだろう。
ケイは弾に込める魔力を増やした1撃を、ギジェルモに向かって放った。
避けようにも避けられないように体の中心目掛けた1撃は、ケイの狙い通りに直撃し、ギジェルモの体に大穴を開けて吹き飛ばした。
「グッ……ゴハッ!! お…おのれ……」
地面に何度か弾んで倒れたギジェルモは、大量の血を巻き散らしながらヨロヨロと起き上がる。
沸き上がった血を吐き出し、ギジェルモはケイを睨みながらも怪我の回復を開始する。
「どんどん魔力が減っているな……」
弱らせて魔石を取り出し、魔力が尽きるまで破壊し続ければ流石に再生なんて出来なくなるだろう。
回復するたび魔力量が減っていっているのを確認したケイは、このまま弱らせていくのが確実に倒す策だと確信したのだった。
ケイが出した銃を見て、ギジェルモは鼻で笑う。
武術や剣で自分の上を行くケイが何をしてくるかと思ったら、銃だったからだろう。
この世界に銃はあるが、魔法があるせいか危険度は弓と大差ない。
そんなものを出してきて、ケイが何をしたいのかギジェルモには分からなかった。
「そんなおもちゃで何をしようというのだ?」
「お前を弱らせるだけだ!」
「何っ?」
銃撃されようと、魔力で強化した肉体に深手を負わせるわけがない。
そんなただ小さな弾を飛ばすだけの物なんて、ギジェルモからしたら確かにおもちゃと言えるかもしれない。
しかし、これはただの銃とは少し違う。
そのため、ケイは鼻で笑ったギジェルモを笑い返した。
“パンッ!”
「ガッ!!」
銃から発射された弾が、ギジェルモの左耳を吹き飛ばした。
その攻撃によって、ギジェルモはこれまでとは違う声色で痛がった。
「ほ~う。よく躱したな? 額を狙ったんだがな……」
狙った場所に当たらなかったことに、ケイは感心したように呟く。
魔族は魔物が進化した存在なのだから、魔石がどこかにあるのではないかと考えた。
この魔族の場合、魔石すら再生するという可能性も考えられるが、何にしても魔石を破壊すれば大ダメージを与えられるのではないかと思い額を狙ったのだが、咄嗟に躱されてしまった。
「おのれ!!」
「やはりな……」
人間と同じように心臓にあるのではないかとも考えられるが、さっき心臓部へ剣を刺した時の感触からいってそれはないと思える。
そのため他の場所と考えて頭を狙ったのだが、反応の速さからいって正解かもしれない。
しかし、それよりもいい発見ができた。
吹き飛んだ耳の再生が、これまでと違い僅かに遅い。
弾丸に込めた光魔法が、やはり有効だということを示していると言って良い。
「この野郎!!」
自分を弱らせることができることを知られたのだと、ギジェルモはケイの始末を急ぐことにした。
得意の剣技で斬り殺そうと、ケイとの距離を縮めていく。
「フッ!」
「グッ!!」
不用意に近付いてきたギジェルモへ、ケイは光魔法で覆った弾丸を放つ。
その弾丸が、ギジェルモの左肩に浅く入った。
しかし、当たったことによる痛みからか、ギジェルモは表情を歪める。
その怪我もすぐに再生されたが、それと同時にギジェルモの魔力が減ったのが確認できた。
これまで受けた怪我の再生などは魔力の消費なんて僅かでしかなかったのにも関わらず、光魔法の攻撃を受けた時の再生は魔力を消費しなくてはならないようだ。
「思っていた通りだな……」
「おのれっ!!」
遠くから眺めていた時の予想通りだったことで、ケイは僅かに表情を緩めた。
もしも、光魔法も通用しないとなった場合、さっさとギジェルモを放置して逃げるという選択肢もあり得た。
これなら何とかなるかもしれないと、ケイは安心したのだ。
左肩の再生が終わると、さっきのことをギジェルモは反省したのか、今度は右へ左へと移動を繰り返しながらケイへの接近を始めた。
「考えたな……」
直線的に飛んで来る弾丸。
それなら動き回って的を絞らせないという考えなのだろう。
さっきの不用意な接近とは違い、確かに狙うのは難しくなったと言って良い。
「死ね!!」
「お前がな!!」
「なっ!?」
動き回られて、ケイが銃を撃つタイミングを逃している間に接近してきたギジェルモは、とうとう剣の届く間合いへと入って来た。
ギジェルモが横薙ぎによりケイの首目掛けて襲い掛かるが、それより先にケイの銃口がギジェルモの顔面に向いていた。
“パンッ!!”
「ガッ!!」
ケイの銃から発射された弾を食らい、ギジェルモは吹き飛ばされる。
そのままバク転をして何とか体勢を立て直し、追撃を阻止するようにケイから距離を取る。
「ぐうっ!!」
「いい反射神経だな……」
さっきまでケイはは右手に持つ1丁の銃で相手にしていたのだが、接近してくるギジェルモに気付かれないようにもう1丁の拳銃を左手で抜いた撃ち抜いたのだ。
しかし、ケイが褒めているように、ギリギリまで誘い込んでの一撃が顔面を貫くと思ったのだが、反射的に躱して右頬から左頬へと貫く形でギジェルモの顔に穴を開けただけでになってしまった。
光魔法の攻撃により、ギジェルモが苦しんでいるので、とりあえず良しとしておこう。
「貴様……」
こめかみに青筋を立てながら、ギジェルモは歯ぎしりをするように呟く。
光魔法の攻撃で風穴を開けられても再生能力があるからなのか、すぐに元に戻ってしまう。
しかし、他の攻撃による攻撃による怪我とは違い魔力の消費が高い。
両頬の再生で、さっきよりも魔力を減らすことに成功した。
「おのれ!!」
「バカが!!」
「おわっ!?」
頭に血が上ったのか、銃のことを忘れてまたまっすぐ突っ込んで来た。
そのため、ケイは冷静にギジェルモの右太ももを撃ち抜く。
その攻撃によって足のもつれたギジェルモは、前のめりに倒れ込む。
「くそっ!!」
「ハッ!」
「ぐあっ!」
何とか手を付いて地面に転ぶのを防いだが、完全に隙だらけだ。
その隙を逃さず、ケイはギジェルモへ向けて弾を放つ。
その体制のままだと危険だと判断したのか、ギジェルモは腕に力を込めてその場から右へと飛び退いた。
頭を狙ったこの攻撃も、頭に当たらず左腕を撃ち抜くだけになってしまう。
「こうなったら、頭よりも当てることに集中した方が良いかもな……」
魔石が隠れている可能性があるため、ずっと頭を狙っているのだが、さっきから躱されてしまっている。
何とか当たっているので魔力を削ることができているが、頭ばかり狙っていても無駄撃ちになるかもしれない。
そう考えたケイは、頭に当てることを少し控え、もう少し魔力を削って弱らせてから狙おうと考えを切り替えることにした。
「ハッ!!」
「ぐっ!!」
ギジェルモが脚と左腕の怪我を治している間に、今度はケイが自ら接近する。
その行為に驚きつつ、ギジェルモはその場から離れようとする。
「逃げてばかりだな……」
「何っ!?」
攻撃を受けないように動き回りながら回復を計るギジェルモに、ケイは攻撃を加えるチャンスを見出すために軽く挑発をしてみる。
その挑発にあっさり引っかかり、ギジェルモは一旦足を止めてケイを迎え撃つつもりのようだ。
「その武器ごと斬り殺してくれるわ!!」
「甘い!」
「何っ!?」
接近したケイに対し、ギジェルモは剣で対応する。
その攻撃を銃で受け止めようとするケイに、魔力を込めた剣を振り下ろす。
しかし、色々な魔物の素材を合成して強化したこの銃は、そう簡単に壊れはしない。
ギジェルモの狙いを無にするように、銃は剣を受け止めた。
「くらえ!!」
“ドンッ!!”
「ゴガッ!!」
この至近距離なら、強めに魔力を込めても避けきれないだろう。
ケイは弾に込める魔力を増やした1撃を、ギジェルモに向かって放った。
避けようにも避けられないように体の中心目掛けた1撃は、ケイの狙い通りに直撃し、ギジェルモの体に大穴を開けて吹き飛ばした。
「グッ……ゴハッ!! お…おのれ……」
地面に何度か弾んで倒れたギジェルモは、大量の血を巻き散らしながらヨロヨロと起き上がる。
沸き上がった血を吐き出し、ギジェルモはケイを睨みながらも怪我の回復を開始する。
「どんどん魔力が減っているな……」
弱らせて魔石を取り出し、魔力が尽きるまで破壊し続ければ流石に再生なんて出来なくなるだろう。
回復するたび魔力量が減っていっているのを確認したケイは、このまま弱らせていくのが確実に倒す策だと確信したのだった。
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