128 / 179
第5章
第128話 勝負あり
しおりを挟む
「クッ!!」
「な、何だ!?」
「何が起きている!?」
いきなり鳴り響いた爆発音に、当然三浦・山科・南川の3人は慌てた。
「うぅ……」「…ァウ……」「……ッ…」
音が鳴り響いた方向に目を向けると、多くの敷島兵が怪我を負っていた。
限との戦いで傷つき、回復を計っていた者たちが集まっていた、言わば医務室のような場所だ。
完全に無警戒だった彼らは、爆発により四肢を欠損している者ばかりだ。
辛うじて反応している者もいるが、怪我の具合から見て助けることはできないだろう。
“ズドンッ!!”
「ま、またっ!?」
再度爆発音が鳴り響く。
生存者たちを助けに向かった者たちが吹き飛び、更なる怪我人が増えることになった。
その光景を見て、三浦の表情が歪んだ。
「ククッ……」
「っ!! これは貴様の仕業か!?」
死体が散乱するこの状況に、限は小さく笑う。
その笑い声を聞いて、山科は怒りと共に問いかけてきた。
「……だったら?」
この状況を見れば、自分が関わっていることは明白だ。
しかし、自分は大多数の敵を相手にし、その後は彼ら3人と戦っていたため、とても何かを仕込む時間はなかった。
そのことが分かっているため、山科も問いかけてきたのだろう。
その答えを教えても構わないが、教える必要もない。
なので、限は思わせぶりな言葉を返答するだけにとどめた。
「おのれ……」
「……まさか卑怯とか言う訳ではないよな?」
自分よりも年下の限にいいようにしてやられたことが気に入らないのか、それとも、多くの仲間が不意打ちのようにして死傷させられたからか、南川は憎しみのこもった目と共に恨み節を呟こうとした。
その顔を見て、限は不思議そうに尋ねる。
「まさか卑怯とか言わないよな? 俺一人相手に強化薬を使って大人数。卑怯と言うならそっちの方だろ?」
「ぐぅ……」
限の言うとおりだ。
そのため、南川は言おうとしていた言葉を飲み込むしかなかった。
「そもそも敷島では、戦いに勝利するためなら、どんな汚い策でもありだと教わったぞ。今は違うのか?」
「クッ!!」
魔無しと言われようと、限はキチンと指導を受けていた。
その時、敷島では勝つために取れる策なら、どんな方法でも構わないと教わった。
それを実行したというのに、文句を言われる意味が分からない。
もしかしたら、今は指導方針を変えたの変えたのかと、限は厭味ったらしく問いかけた。
もちろん、指導方針を変えたなんてことはない。
それが分かっていて聞いてきている限に、南川は怒りと恥ずかしさから顔を赤くした。
「それより……」
「「「っっっ!?」」」
何をどうしたかと言う話はそこで終了にするかのように、限は3人に話しかける。
会話しつつ仲間の怪我の様子が気になっていた3人は、今更ながらに限の様子が変わっていることに気付いた。
いつの間にか、纏っている魔力の量が増えていたのだ。
「さっき言った通り、7割の力で相手してやるよ……」
強化薬を使用した3人と戦うには、身体強化の魔力量を増やす必要がある。
3人の攻撃を躱しながらそれをおこなうには、ほんの一瞬の時間が必要だった。
原因不明の爆発によって、意識の逸れた彼らは攻撃の手を止めてしまった。
それだけで、あまりあるくらい充分の時間が得られた。
そのため、限は宣言通り7割の力をもって3人の相手をする事にした。
「ちょ、調子に乗るな!!」
「ま、魔力が上がっただけだろ!!」
「くたばれ! 魔無しが!!」
纏う魔力量が増えただけで、限から発せられる圧力が先程までと違う。
その圧力に戸惑いながらも、3人は再度限へと襲い掛かっていた。
「フンッ!!」
「グフッ!!」
敵の攻撃を受け止めては、他の者の攻撃を受ける隙ができてしまうため、これまでは受け止めるようなことはせずに躱すしかなかった。
しかし、魔力量上昇と共に身体強化された今では話が別。
3人の攻撃を躱しつつ、限は少し雑になった三浦の攻撃を受け止める。
そして、その攻撃を受け止めると共に、三浦の腹に前蹴りを突き刺した。
「「なっ!?」」
これまで通り、限には反撃の隙など与えていなかったはず。
それなのに攻撃を受けた三浦を見て、山科と南川は驚きの声を上げた。
「オラッ!!」
「ウグッ!!」
3人の連携による攻撃だからこそ、7割全力の限もそう易々と反撃ができないでいた。
しかし、1人が崩せれば反撃の機会は増える、
驚きつつも攻撃してくる山科の上段振り下ろしをいなし、限は脇腹にミドルキックをお見舞いした。
「ふ、2人共!!」
三浦だけでなく山科までも反撃を喰らい、南川は慌てる。
一瞬の反撃だというのに、限の蹴りは強力だ。
その蹴りをくらった2人は吹き飛び、すぐにまた攻撃を仕掛けるということはできない。
「お仲間の心配している余裕があるのか?」
「っ!?」
限のことは当主の3人に任せ、動ける部下たちは先程の爆発で怪我を負った生存者の救出に向かっている。
これまでの戦いから、3人なら限を倒すことができると踏んでの判断だろう。
しかし、その3人のうち2人が攻撃を受けて、限との距離が開いてしまった。
つまり、南川は限と1対1で戦わなければならない状況になったということだ。
「まずはお前だ……」
「がっっっ!!」
7割の全力を出している今の自分なら、1対1では相手にならない。
数回の攻防が繰り広げ、限は南川の刀をかち上げる。
そして、上体が起きて無防備になった南川を薙ぎ、胴を深く斬り裂いた。
「「南川殿!!」」
「ハハッ!!」
胴を斬り裂かれた南川は、崩れるように倒れ込む。
指先は僅かに動いているが、明らかに致命傷で虫の息と言ったところだ。
そんな南川を心配しつつも、限を相手に隙を見せるわけにはいかない。
三浦と山科は、南川への攻撃を終えた限に向かって、同時に斬りかかった。
「っと!」
三浦と山科の打ち下ろしを、限は左右の刀で受け止める。
「二刀だと……!?」
「いつの間に!?」
ここまで限は、一本の刀で戦っていた。
敷島の人間からするとその方が普通なのだが、限はそうではない。
強化したパワーにより、両手で振り下ろしてきたそれぞれの攻撃を、簡単そうに片手で受け止めた。
三浦と山科からするとそのことも驚きだが、いつの間に刀を抜いたのか分からず戸惑った。
それだけの抜刀速度を有しているというのなら、身体強化の魔力を増やさずとも自分たちを斬ることができたのではないかという思いからだ。
「止まってるぞ? ハッ!!」
「ギャッ!!」
限の二刀に戸惑ったことで、三浦と山科は僅かに停滞してしまった。
その隙を逃すことなく、限は三浦の胸を刺し貫いた。
反射的に悲鳴を上げた三浦だったが、刀が引き抜かれると同時に大量の出血をし、そのまま絶命した。
「そ、そんな……」
「……終わりだ」
これで残ったのは山科だけ。
2人が殺されて、限との力の差を今更ながらに痛感した山科は、震えながら後退る。
そんな山科に対し、限は笑みを浮かべながら脳天に刀を振り下ろした。
「な、何だ!?」
「何が起きている!?」
いきなり鳴り響いた爆発音に、当然三浦・山科・南川の3人は慌てた。
「うぅ……」「…ァウ……」「……ッ…」
音が鳴り響いた方向に目を向けると、多くの敷島兵が怪我を負っていた。
限との戦いで傷つき、回復を計っていた者たちが集まっていた、言わば医務室のような場所だ。
完全に無警戒だった彼らは、爆発により四肢を欠損している者ばかりだ。
辛うじて反応している者もいるが、怪我の具合から見て助けることはできないだろう。
“ズドンッ!!”
「ま、またっ!?」
再度爆発音が鳴り響く。
生存者たちを助けに向かった者たちが吹き飛び、更なる怪我人が増えることになった。
その光景を見て、三浦の表情が歪んだ。
「ククッ……」
「っ!! これは貴様の仕業か!?」
死体が散乱するこの状況に、限は小さく笑う。
その笑い声を聞いて、山科は怒りと共に問いかけてきた。
「……だったら?」
この状況を見れば、自分が関わっていることは明白だ。
しかし、自分は大多数の敵を相手にし、その後は彼ら3人と戦っていたため、とても何かを仕込む時間はなかった。
そのことが分かっているため、山科も問いかけてきたのだろう。
その答えを教えても構わないが、教える必要もない。
なので、限は思わせぶりな言葉を返答するだけにとどめた。
「おのれ……」
「……まさか卑怯とか言う訳ではないよな?」
自分よりも年下の限にいいようにしてやられたことが気に入らないのか、それとも、多くの仲間が不意打ちのようにして死傷させられたからか、南川は憎しみのこもった目と共に恨み節を呟こうとした。
その顔を見て、限は不思議そうに尋ねる。
「まさか卑怯とか言わないよな? 俺一人相手に強化薬を使って大人数。卑怯と言うならそっちの方だろ?」
「ぐぅ……」
限の言うとおりだ。
そのため、南川は言おうとしていた言葉を飲み込むしかなかった。
「そもそも敷島では、戦いに勝利するためなら、どんな汚い策でもありだと教わったぞ。今は違うのか?」
「クッ!!」
魔無しと言われようと、限はキチンと指導を受けていた。
その時、敷島では勝つために取れる策なら、どんな方法でも構わないと教わった。
それを実行したというのに、文句を言われる意味が分からない。
もしかしたら、今は指導方針を変えたの変えたのかと、限は厭味ったらしく問いかけた。
もちろん、指導方針を変えたなんてことはない。
それが分かっていて聞いてきている限に、南川は怒りと恥ずかしさから顔を赤くした。
「それより……」
「「「っっっ!?」」」
何をどうしたかと言う話はそこで終了にするかのように、限は3人に話しかける。
会話しつつ仲間の怪我の様子が気になっていた3人は、今更ながらに限の様子が変わっていることに気付いた。
いつの間にか、纏っている魔力の量が増えていたのだ。
「さっき言った通り、7割の力で相手してやるよ……」
強化薬を使用した3人と戦うには、身体強化の魔力量を増やす必要がある。
3人の攻撃を躱しながらそれをおこなうには、ほんの一瞬の時間が必要だった。
原因不明の爆発によって、意識の逸れた彼らは攻撃の手を止めてしまった。
それだけで、あまりあるくらい充分の時間が得られた。
そのため、限は宣言通り7割の力をもって3人の相手をする事にした。
「ちょ、調子に乗るな!!」
「ま、魔力が上がっただけだろ!!」
「くたばれ! 魔無しが!!」
纏う魔力量が増えただけで、限から発せられる圧力が先程までと違う。
その圧力に戸惑いながらも、3人は再度限へと襲い掛かっていた。
「フンッ!!」
「グフッ!!」
敵の攻撃を受け止めては、他の者の攻撃を受ける隙ができてしまうため、これまでは受け止めるようなことはせずに躱すしかなかった。
しかし、魔力量上昇と共に身体強化された今では話が別。
3人の攻撃を躱しつつ、限は少し雑になった三浦の攻撃を受け止める。
そして、その攻撃を受け止めると共に、三浦の腹に前蹴りを突き刺した。
「「なっ!?」」
これまで通り、限には反撃の隙など与えていなかったはず。
それなのに攻撃を受けた三浦を見て、山科と南川は驚きの声を上げた。
「オラッ!!」
「ウグッ!!」
3人の連携による攻撃だからこそ、7割全力の限もそう易々と反撃ができないでいた。
しかし、1人が崩せれば反撃の機会は増える、
驚きつつも攻撃してくる山科の上段振り下ろしをいなし、限は脇腹にミドルキックをお見舞いした。
「ふ、2人共!!」
三浦だけでなく山科までも反撃を喰らい、南川は慌てる。
一瞬の反撃だというのに、限の蹴りは強力だ。
その蹴りをくらった2人は吹き飛び、すぐにまた攻撃を仕掛けるということはできない。
「お仲間の心配している余裕があるのか?」
「っ!?」
限のことは当主の3人に任せ、動ける部下たちは先程の爆発で怪我を負った生存者の救出に向かっている。
これまでの戦いから、3人なら限を倒すことができると踏んでの判断だろう。
しかし、その3人のうち2人が攻撃を受けて、限との距離が開いてしまった。
つまり、南川は限と1対1で戦わなければならない状況になったということだ。
「まずはお前だ……」
「がっっっ!!」
7割の全力を出している今の自分なら、1対1では相手にならない。
数回の攻防が繰り広げ、限は南川の刀をかち上げる。
そして、上体が起きて無防備になった南川を薙ぎ、胴を深く斬り裂いた。
「「南川殿!!」」
「ハハッ!!」
胴を斬り裂かれた南川は、崩れるように倒れ込む。
指先は僅かに動いているが、明らかに致命傷で虫の息と言ったところだ。
そんな南川を心配しつつも、限を相手に隙を見せるわけにはいかない。
三浦と山科は、南川への攻撃を終えた限に向かって、同時に斬りかかった。
「っと!」
三浦と山科の打ち下ろしを、限は左右の刀で受け止める。
「二刀だと……!?」
「いつの間に!?」
ここまで限は、一本の刀で戦っていた。
敷島の人間からするとその方が普通なのだが、限はそうではない。
強化したパワーにより、両手で振り下ろしてきたそれぞれの攻撃を、簡単そうに片手で受け止めた。
三浦と山科からするとそのことも驚きだが、いつの間に刀を抜いたのか分からず戸惑った。
それだけの抜刀速度を有しているというのなら、身体強化の魔力を増やさずとも自分たちを斬ることができたのではないかという思いからだ。
「止まってるぞ? ハッ!!」
「ギャッ!!」
限の二刀に戸惑ったことで、三浦と山科は僅かに停滞してしまった。
その隙を逃すことなく、限は三浦の胸を刺し貫いた。
反射的に悲鳴を上げた三浦だったが、刀が引き抜かれると同時に大量の出血をし、そのまま絶命した。
「そ、そんな……」
「……終わりだ」
これで残ったのは山科だけ。
2人が殺されて、限との力の差を今更ながらに痛感した山科は、震えながら後退る。
そんな山科に対し、限は笑みを浮かべながら脳天に刀を振り下ろした。
0
お気に入りに追加
59
あなたにおすすめの小説
ダンジョン美食倶楽部
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
長年レストランの下働きとして働いてきた本宝治洋一(30)は突如として現れた新オーナーの物言いにより、職を失った。
身寄りのない洋一は、飲み仲間の藤本要から「一緒にダンチューバーとして組まないか?」と誘われ、配信チャンネル【ダンジョン美食倶楽部】の料理担当兼荷物持ちを任される。
配信で明るみになる、洋一の隠された技能。
素材こそ低級モンスター、調味料も安物なのにその卓越した技術は見る者を虜にし、出来上がった料理はなんとも空腹感を促した。偶然居合わせた探索者に振る舞ったりしていくうちに【ダンジョン美食倶楽部】の名前は徐々に売れていく。
一方で洋一を追放したレストランは、SSSSランク探索者の轟美玲から「味が落ちた」と一蹴され、徐々に落ちぶれていった。
※カクヨム様で先行公開中!
※2024年3月21で第一部完!
無一文で追放される悪女に転生したので特技を活かしてお金儲けを始めたら、聖女様と呼ばれるようになりました
結城芙由奈@コミカライズ発売中
恋愛
スーパームーンの美しい夜。仕事帰り、トラックに撥ねらてしまった私。気づけば草の生えた地面の上に倒れていた。目の前に見える城に入れば、盛大なパーティーの真っ最中。目の前にある豪華な食事を口にしていると見知らぬ男性にいきなり名前を呼ばれて、次期王妃候補の資格を失ったことを聞かされた。理由も分からないまま、家に帰宅すると「お前のような恥さらしは今日限り、出ていけ」と追い出されてしまう。途方に暮れる私についてきてくれたのは、私の専属メイドと御者の青年。そこで私は2人を連れて新天地目指して旅立つことにした。無一文だけど大丈夫。私は前世の特技を活かしてお金を稼ぐことが出来るのだから――
※ 他サイトでも投稿中

私は聖女(ヒロイン)のおまけ
音無砂月
ファンタジー
ある日突然、異世界に召喚された二人の少女
100年前、異世界に召喚された聖女の手によって魔王を封印し、アルガシュカル国の危機は救われたが100年経った今、再び魔王の封印が解かれかけている。その為に呼ばれた二人の少女
しかし、聖女は一人。聖女と同じ色彩を持つヒナコ・ハヤカワを聖女候補として考えるアルガシュカルだが念のため、ミズキ・カナエも聖女として扱う。内気で何も自分で決められないヒナコを支えながらミズキは何とか元の世界に帰れないか方法を探す。
本当の仲間ではないと勇者パーティから追放されたので、銀髪ケモミミ美少女と異世界でスローライフします。
なつめ猫
ファンタジー
田中一馬は、40歳のIT会社の社員として働いていた。
しかし、異世界ガルドランドに魔王を倒す勇者として召喚されてしまい容姿が17歳まで若返ってしまう。
探しにきた兵士に連れられ王城で、同郷の人間とパーティを組むことになる。
だが【勇者】の称号を持っていなかった一馬は、お荷物扱いにされてしまう。
――ただアイテムボックスのスキルを持っていた事もあり勇者パーティの荷物持ちでパーティに参加することになるが……。
Sランク冒険者となった事で、田中一馬は仲間に殺されかける。
Sランク冒険者に与えられるアイテムボックスの袋。
それを手に入れるまで田中一馬は利用されていたのだった。
失意の内に意識を失った一馬の脳裏に
――チュートリアルが完了しました。
と、いうシステムメッセージが流れる。
それは、田中一馬が40歳まで独身のまま人生の半分を注ぎこんで鍛え上げたアルドガルド・オンラインの最強セーブデータを手に入れた瞬間であった!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
少年神官系勇者―異世界から帰還する―
mono-zo
ファンタジー
幼くして異世界に消えた主人公、帰ってきたがそこは日本、家なし・金なし・免許なし・職歴なし・常識なし・そもそも未成年、無い無い尽くしでどう生きる?
別サイトにて無名から投稿開始して100日以内に100万PV達成感謝✨
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。(先行)
この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。
この作品は「ノベルアップ+」にも掲載しています。
この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。
この作品は「pixiv」にも掲載しています。

俺が死んでから始まる物語
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。
だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。
余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。
そこからこの話は始まる。
セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕

ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる