30 / 63
第29話 続々召喚
しおりを挟む
“ベリベリッ!!”
「「「「「っっっ!?」」」」」
突然魔法陣から現れたサイクロプスゾンビたち。
そのサイクロプスゾンビによって殺された人間たちに異変が起きる。
小さい魔力球が死体の中に吸収されると、おかしな音を立て始めたのだ。
何が起きたのかと思っていると、死体の肉と皮が破けて、骨だけが起き上がってきた。
「スケルトン!?」
「何で死んだ人間がアンデッドに……」
サイクロプスゾンビたちの相手をするだけでも面倒だというのに、死んだ人間たちがスケルトンとして動き出すなんて想像もしていなかった兵たちは慌てふためく。
「くっ! 離せ!!」
起き上がったスケルトンは、どういう訳だか兵へと抱き着いてくる。
抱き着かれた兵は何とか振り解こうとするが、なかなか離れない。
「っ!?」
スケルトンに抱き着かれた兵が振り解こうとしている間に、サイクロプスゾンビが側に寄ってきた。
しかも、完全に自分を標的としてとらえているような視線を向けている。
「ギャッ!!」
スケルトンに捕まれているため、逃げることも抵抗することもできず、その兵はスケルトン共々棍棒による攻撃で吹き飛ばされた。
兵は即死したが、スケルトンも行動不能の状態へと陥る。
しかし、その死んだ兵に小さな魔力が飛んでくると、またスケルトンが生みだされた。
「同士討ちはワザとか!?」
「どういうことだ!?」
サイクロプスゾンビが、仲間であるはずのスケルトンごと兵を殺した。
そのやり取りを見ていた兵の一人が、どうしてそんな風なことをしたのか理解した。
しかし、そのことを理解できていないため、他の兵は何を意味しているのか問いかけてた。
「スケルトンによって足止めさせた者をスケルトンごと殺し、その殺した人間を新たなスケルトンとして生み出す。それによって、スケルトンの数はプラスマイナスゼロになるってことだ」
「……何だよそれ」
スケルトンが減ったとしても、代わりになるもの(死体)がすぐにできる。
それを分かってサイクロプスゾンビが攻撃してくる。
他の場所でも、スケルトンに抱き着かれて攻撃を受けている者がいる。
恐らく、その考えは正解のようだ。
そうなると、1つの考えが浮かんでくる。
「サイクロプスゾンビがそんなこと考えているなんて考えられない。もしかしてアンデッド使いがこの近くに来ているのか!?」
「あぁ! 恐らくこの町の中に……」
青垣砦を攻めたエレウテリオ将軍とその副将軍たちが、アンデッドを使いこなす人間にやられたということは、兵たちも報告として聞いている。
しかし、青垣砦から何者かが出てきたという斥候からの報告は入っていない。
そのため、ここで奇襲を受けるなんて考えもしなかった。
これほどの魔物の数を召喚し、生み出しているのだから、アンデッド使いがそれほど離れた距離にいるとは思えない。
警戒が薄れていたところを狙って、この町の中に侵入していたのだと考えらえれる。
まさかと思いつつも、兵たちは周囲に不審人物がいないか反射的に周囲を見渡した。
「見つけ出している時間などない。魔物を倒すことに集中するんだ」
「あ、あぁ……」
アンデッド使いが誰かなんて、当然そう簡単に分かる訳もない。
不審に思えば、自分以外の者たちまで不審に思えてくる始末だ。
仲間の中から犯人を捜すようなことをしているよりも、まずはアンデッドの魔物を倒すことの方が先決だ。
そのため、犯人探しは後回しにして、兵たちはスケルトンとサイクロプスゾンビを倒すことへと集中することにした。
「フッ! じゃあ、次だな……」
スケルトンに注意しつつ戦うことで、死体が生まれなくなりつつあった。
そうなると、兵たちはサイクロプスゾンビたちに群がり始める。
生前と同様に、サイクロプスゾンビの1撃は強力だが鈍重のため、兵たちが囲んで戦えばなんてことない相手といえる。
次第にサイクロプスゾンビたちも攻撃を受け始めた。
それを見た司は、次の策に出ることにした。
「なっ!? また魔法陣が……」
サイクロプスゾンビたちを相手にしていた兵たちは、突然地面が光りだしたことに驚く。
その光が、サイクロプスゾンビたちを生み出したのと同じ召喚の魔法陣によるものだったからだ。
「きょ、巨大アント!?」
「この臭い……、こいつらもゾンビ化しているのか?」
魔法陣から、ぞろぞろと魔物が飛び出してくる。
巨大な蟻の魔物たちだ。
この魔物たちも、サイクロプスゾンビたちと同様に腐敗臭を放っている。
「うわー!! た、助け……」
召喚された蟻たちは、近くにいた兵を目指して集中する。
蟻の群れにたかられた兵は、悲鳴を上げながら蟻たちの中に埋もれていった。
すると、少しして蟻たちが次を標的に動くと、骨だけが残されていた。
その骨にまたもどこからともなく飛んできた魔力の球が吸い込まれ、スケルトンとして動き出す。
その光景に、他の兵たちは青い顔をして唖然とするしかできなかった。
「クッ! 数が……」
サイクロプスゾンビたちは他の兵に任せ、数人の兵が巨大アントに攻めかかる。
しかし、集団で襲い掛かってくる巨大アントたちに、兵たちは押されて行く。
「魔法師部隊!! 巨大アントを始末してくれ!!」
武器で相手にしていたのでは、巨大アントの数を減らすことがなかなか進まない。
これではまたも被害者を生み出し、スケルトンが増えてしまう。
ならば、一斉に始末してもらおうと、魔法師部隊に助力を求める。
「無茶を言うな!! こっちはこっちで手いっぱいだ!!」
巨大アントの相手を死体のも山々だが、サイクロプスゾンビたちの始末が済んでいない。
いまこっちから離れれば、また兵たちに多くの被害が及びかねない。
そのため、魔法師部隊の者たちは、焦った様子で返答をした。
「うわー!」
「くっ!!」
兵たちは必死に対抗するが、ゾンビ故か巨大アントたちは1撃で仕留めないと、攻撃を受けてもお構いなしに向かってくる。
仕留めることに失敗した者は、巨大アントたちの餌食となり、その後スケルトンと化す。
死んでいく仲間を横目に、他の兵たちは自分もそうならないよう巨大アントへの攻撃を繰り返した。
「司様。私の眷属も呼び寄せて宜しいでしょうか?」
「あぁ、いいぞ。じっくり殲滅するのもいいが、奴らの数だとなかなか減らないからな」
「畏まりました」
王都に集まった帝国兵を殲滅するため、司はまだ駒となるアンデッドたちを用意をしている。
全部の策を披露して一気に殲滅するのもいいが、少しでも恐怖を与えるためにジワジワと追い詰めるように策を披露していっている。
このまま司1人でもどうにかできるだろうが、部下であるファウストとしては何もせずに終わってしまいかねない。
そのため、自分もこの日のために用意していた眷属たちを投入することの許可を司に求めた。
自分一人だけでなくファウストにも楽しんでもらおうと、司はその提案を受け入れた。
司の策の準備だけでなく、自分の眷属を呼び寄せる準備をしていたファウストは、召喚の魔法陣を起動させることにしたのだった。
「「「「「っっっ!?」」」」」
突然魔法陣から現れたサイクロプスゾンビたち。
そのサイクロプスゾンビによって殺された人間たちに異変が起きる。
小さい魔力球が死体の中に吸収されると、おかしな音を立て始めたのだ。
何が起きたのかと思っていると、死体の肉と皮が破けて、骨だけが起き上がってきた。
「スケルトン!?」
「何で死んだ人間がアンデッドに……」
サイクロプスゾンビたちの相手をするだけでも面倒だというのに、死んだ人間たちがスケルトンとして動き出すなんて想像もしていなかった兵たちは慌てふためく。
「くっ! 離せ!!」
起き上がったスケルトンは、どういう訳だか兵へと抱き着いてくる。
抱き着かれた兵は何とか振り解こうとするが、なかなか離れない。
「っ!?」
スケルトンに抱き着かれた兵が振り解こうとしている間に、サイクロプスゾンビが側に寄ってきた。
しかも、完全に自分を標的としてとらえているような視線を向けている。
「ギャッ!!」
スケルトンに捕まれているため、逃げることも抵抗することもできず、その兵はスケルトン共々棍棒による攻撃で吹き飛ばされた。
兵は即死したが、スケルトンも行動不能の状態へと陥る。
しかし、その死んだ兵に小さな魔力が飛んでくると、またスケルトンが生みだされた。
「同士討ちはワザとか!?」
「どういうことだ!?」
サイクロプスゾンビが、仲間であるはずのスケルトンごと兵を殺した。
そのやり取りを見ていた兵の一人が、どうしてそんな風なことをしたのか理解した。
しかし、そのことを理解できていないため、他の兵は何を意味しているのか問いかけてた。
「スケルトンによって足止めさせた者をスケルトンごと殺し、その殺した人間を新たなスケルトンとして生み出す。それによって、スケルトンの数はプラスマイナスゼロになるってことだ」
「……何だよそれ」
スケルトンが減ったとしても、代わりになるもの(死体)がすぐにできる。
それを分かってサイクロプスゾンビが攻撃してくる。
他の場所でも、スケルトンに抱き着かれて攻撃を受けている者がいる。
恐らく、その考えは正解のようだ。
そうなると、1つの考えが浮かんでくる。
「サイクロプスゾンビがそんなこと考えているなんて考えられない。もしかしてアンデッド使いがこの近くに来ているのか!?」
「あぁ! 恐らくこの町の中に……」
青垣砦を攻めたエレウテリオ将軍とその副将軍たちが、アンデッドを使いこなす人間にやられたということは、兵たちも報告として聞いている。
しかし、青垣砦から何者かが出てきたという斥候からの報告は入っていない。
そのため、ここで奇襲を受けるなんて考えもしなかった。
これほどの魔物の数を召喚し、生み出しているのだから、アンデッド使いがそれほど離れた距離にいるとは思えない。
警戒が薄れていたところを狙って、この町の中に侵入していたのだと考えらえれる。
まさかと思いつつも、兵たちは周囲に不審人物がいないか反射的に周囲を見渡した。
「見つけ出している時間などない。魔物を倒すことに集中するんだ」
「あ、あぁ……」
アンデッド使いが誰かなんて、当然そう簡単に分かる訳もない。
不審に思えば、自分以外の者たちまで不審に思えてくる始末だ。
仲間の中から犯人を捜すようなことをしているよりも、まずはアンデッドの魔物を倒すことの方が先決だ。
そのため、犯人探しは後回しにして、兵たちはスケルトンとサイクロプスゾンビを倒すことへと集中することにした。
「フッ! じゃあ、次だな……」
スケルトンに注意しつつ戦うことで、死体が生まれなくなりつつあった。
そうなると、兵たちはサイクロプスゾンビたちに群がり始める。
生前と同様に、サイクロプスゾンビの1撃は強力だが鈍重のため、兵たちが囲んで戦えばなんてことない相手といえる。
次第にサイクロプスゾンビたちも攻撃を受け始めた。
それを見た司は、次の策に出ることにした。
「なっ!? また魔法陣が……」
サイクロプスゾンビたちを相手にしていた兵たちは、突然地面が光りだしたことに驚く。
その光が、サイクロプスゾンビたちを生み出したのと同じ召喚の魔法陣によるものだったからだ。
「きょ、巨大アント!?」
「この臭い……、こいつらもゾンビ化しているのか?」
魔法陣から、ぞろぞろと魔物が飛び出してくる。
巨大な蟻の魔物たちだ。
この魔物たちも、サイクロプスゾンビたちと同様に腐敗臭を放っている。
「うわー!! た、助け……」
召喚された蟻たちは、近くにいた兵を目指して集中する。
蟻の群れにたかられた兵は、悲鳴を上げながら蟻たちの中に埋もれていった。
すると、少しして蟻たちが次を標的に動くと、骨だけが残されていた。
その骨にまたもどこからともなく飛んできた魔力の球が吸い込まれ、スケルトンとして動き出す。
その光景に、他の兵たちは青い顔をして唖然とするしかできなかった。
「クッ! 数が……」
サイクロプスゾンビたちは他の兵に任せ、数人の兵が巨大アントに攻めかかる。
しかし、集団で襲い掛かってくる巨大アントたちに、兵たちは押されて行く。
「魔法師部隊!! 巨大アントを始末してくれ!!」
武器で相手にしていたのでは、巨大アントの数を減らすことがなかなか進まない。
これではまたも被害者を生み出し、スケルトンが増えてしまう。
ならば、一斉に始末してもらおうと、魔法師部隊に助力を求める。
「無茶を言うな!! こっちはこっちで手いっぱいだ!!」
巨大アントの相手を死体のも山々だが、サイクロプスゾンビたちの始末が済んでいない。
いまこっちから離れれば、また兵たちに多くの被害が及びかねない。
そのため、魔法師部隊の者たちは、焦った様子で返答をした。
「うわー!」
「くっ!!」
兵たちは必死に対抗するが、ゾンビ故か巨大アントたちは1撃で仕留めないと、攻撃を受けてもお構いなしに向かってくる。
仕留めることに失敗した者は、巨大アントたちの餌食となり、その後スケルトンと化す。
死んでいく仲間を横目に、他の兵たちは自分もそうならないよう巨大アントへの攻撃を繰り返した。
「司様。私の眷属も呼び寄せて宜しいでしょうか?」
「あぁ、いいぞ。じっくり殲滅するのもいいが、奴らの数だとなかなか減らないからな」
「畏まりました」
王都に集まった帝国兵を殲滅するため、司はまだ駒となるアンデッドたちを用意をしている。
全部の策を披露して一気に殲滅するのもいいが、少しでも恐怖を与えるためにジワジワと追い詰めるように策を披露していっている。
このまま司1人でもどうにかできるだろうが、部下であるファウストとしては何もせずに終わってしまいかねない。
そのため、自分もこの日のために用意していた眷属たちを投入することの許可を司に求めた。
自分一人だけでなくファウストにも楽しんでもらおうと、司はその提案を受け入れた。
司の策の準備だけでなく、自分の眷属を呼び寄せる準備をしていたファウストは、召喚の魔法陣を起動させることにしたのだった。
1
お気に入りに追加
16
あなたにおすすめの小説
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
【完結】魔王を倒してスキルを失ったら「用済み」と国を追放された勇者、数年後に里帰りしてみると既に祖国が滅んでいた
きなこもちこ
ファンタジー
🌟某小説投稿サイトにて月間3位(異ファン)獲得しました!
「勇者カナタよ、お前はもう用済みだ。この国から追放する」
魔王討伐後一年振りに目を覚ますと、突然王にそう告げられた。
魔王を倒したことで、俺は「勇者」のスキルを失っていた。
信頼していたパーティメンバーには蔑まれ、二度と国の土を踏まないように察知魔法までかけられた。
悔しさをバネに隣国で再起すること十数年……俺は結婚して妻子を持ち、大臣にまで昇り詰めた。
かつてのパーティメンバー達に「スキルが無くても幸せになった姿」を見せるため、里帰りした俺は……祖国の惨状を目にすることになる。
※ハピエン・善人しか書いたことのない作者が、「追放」をテーマにして実験的に書いてみた作品です。普段の作風とは異なります。
※小説家になろう、カクヨムさんで同一名義にて掲載予定です
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!
どら焼き
ファンタジー
ついに!第5章突入!
舐めた奴らに、真実が牙を剥く!
何も説明無く、いきなり異世界転移!らしいのだが、この王冠つけたオッサン何を言っているのだ?
しかも、ステータスが文字化けしていて、スキルも「鑑定??」だけって酷くない?
訳のわからない言葉?を発声している王女?と、勇者らしい同級生達がオレを城から捨てやがったので、
なんとか、苦労して宿代とパン代を稼ぐ主人公カザト!
そして…わかってくる、この異世界の異常性。
出会いを重ねて、なんとか元の世界に戻る方法を切り開いて行く物語。
主人公の直接復讐する要素は、あまりありません。
相手方の、あまりにも酷い自堕落さから出てくる、ざまぁ要素は、少しづつ出てくる予定です。
ハーレム要素は、不明とします。
復讐での強制ハーレム要素は、無しの予定です。
追記
2023/07/21 表紙絵を戦闘モードになったあるヤツの参考絵にしました。
8月近くでなにが、変形するのかわかる予定です。
2024/02/23
アルファポリスオンリーを解除しました。
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
異世界の約束:追放者の再興〜外れギフト【光】を授り侯爵家を追い出されたけど本当はチート持ちなので幸せに生きて見返してやります!〜
KeyBow
ファンタジー
主人公の井野口 孝志は交通事故により死亡し、異世界へ転生した。
そこは剣と魔法の王道的なファンタジー世界。
転生した先は侯爵家の子息。
妾の子として家督相続とは無縁のはずだったが、兄の全てが事故により死亡し嫡男に。
女神により魔王討伐を受ける者は記憶を持ったまま転生させる事が出来ると言われ、主人公はゲームで遊んだ世界に転生した。
ゲームと言ってもその世界を模したゲームで、手を打たなければこうなる【if】の世界だった。
理不尽な死を迎えるモブ以下のヒロインを救いたく、転生した先で14歳の時にギフトを得られる信託の儀の後に追放されるが、その時に備えストーリーを変えてしまう。
メイヤと言うゲームでは犯され、絶望から自殺した少女をそのルートから外す事を幼少期より決めていた。
しかしそう簡単な話ではない。
女神の意図とは違う生き様と、ゲームで救えなかった少女を救う。
2人で逃げて何処かで畑でも耕しながら生きようとしていたが、計画が狂い何故か闘技場でハッスルする未来が待ち受けているとは物語がスタートした時はまだ知らない・・・
多くの者と出会い、誤解されたり頼られたり、理不尽な目に遭ったりと、平穏な生活を求める主人公の思いとは裏腹に波乱万丈な未来が待ち受けている。
しかし、主人公補正からかメインストリートから逃げられない予感。
信託の儀の後に侯爵家から追放されるところから物語はスタートする。
いつしか追放した侯爵家にザマアをし、経済的にも見返し謝罪させる事を当面の目標とする事へと、物語の早々に変化していく。
孤児達と出会い自活と脱却を手伝ったりお人好しだ。
また、貴族ではあるが、多くの貴族が好んでするが自分は奴隷を性的に抱かないとのポリシーが行動に規制を掛ける。
果たして幸せを掴む事が出来るのか?魔王討伐から逃げられるのか?・・・
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる