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18 王宮へ
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翌朝、目が覚めて身支度を終えるとすぐに食堂へと案内された。
「おはよう、アリス。朝食を食べたら湯浴みをしてドレスに着替えてちょうだい」
既に席に着いていたガブリエラさんに微笑まれて私は少し引き攣ったような笑顔を返す。
ドレスに着替えるのはともかく湯浴みって?
チラリとエイブラムさんを見ると、彼もまた黙々と食事をしている。
エイブラムさんの後ろに侍従が控えているのをみると、この後湯浴みをして着替えるのだろう。
最初のお風呂以降は一人で入れると言って侍女さんの介入を断ってきたけれど、今日は逃れられそうにない。
食事を終えてしばらく経ってからお風呂へと連れて行かれた。
髪と体を丁寧に洗われて、お肌はツヤツヤ、髪はピカピカだ。
新しい下着の上にドレスを着せられ、軽くお化粧もさせられた。
鏡の中に映る私はまるでお姫様のようだ。
これから王宮に行って国王様に会うなんて、考えただけで胃がキリキリして穴が開きそうだ。
準備を終えた私は玄関ホールへと足を進めると、そこには既に準備を終えたガブリエラさんとエイブラムさんが待っていた。
エイブラムさんはいつもの騎士服とは違った装いで、あまりのカッコ良さにドキッとする。
「アリス。凄く綺麗だよ」
エイブラムさんに優しく微笑まれて私の心臓はますます早鐘を打っている。
玄関の扉が開かれるとそこには既に馬車が待機していた。
四頭立ての馬車でものすごく豪華な造りになっている。
馬車の扉が開かれると先にガブリエラさんがエイブラムさんの手を借りて乗り込んだ。
「次はアリスだよ」
エイブラムさんに手を添えられて馬車に乗り込み、ガブリエラさんの隣に座った。
最後にエイブラムさんが乗り込んで私達の向かいに座ると馬車の扉が閉められた。
カーテンが開けられた窓から外を見ると、玄関にズラリと並んだ使用人達が一斉にお辞儀をして私達を見送る。
やがてゆっくりと馬車が走り出して王宮へと向かった。
街の外に出る門を立ち止まる事なく馬車は通過した。
特に会話もなく馬車に揺られているが、エイブラムさんは何故か私をじっと見つめている。
その視線にどう反応していいかわからないので、私は窓の景色をじっと眺めていた。
やがて前方に王宮を中心とした大きな街が見えてきた。
ここから見えるだけであれだけ大きいのだから、近寄ったらかなりの大きさの王宮だろう。
街に入る門では一旦止められたが、馬車が侯爵家の物である事と、ガブリエラさん達が乗っている事が確認されるとすぐに通された。
街中を進むに連れて王宮がどんどん大きくなってくる。
王宮の周りには堀があって跳ね橋が降ろされていた。
跳ね橋を渡った所でまた馬車が止められた。
「ジェンクス侯爵家ですね。どうぞお通り下さい」
王宮の門を入ったのに馬車は止まる事なく走り続ける。
侯爵家も大きいけれど、流石に王宮はそれ以上の広さだわ。
まだかしら、と思った頃、ようやく馬車が動きを停めた。
馬車の扉が開かれるとエイブラムさんが先に降りて、私に向かって手を差し出してきた。
その手を取って馬車から下りると、エイブラムさんの隣に中年の男性が立っていた。
一瞬、誰だろう? と、思ったけれど、エイブラムさんに顔立ちが似ていたので、ジェンクス侯爵だと察した。
案の定、ガブリエラさんに手を差し出して馬車から降りる手助けをしている。
「お久しぶりね、あなた。元気そうで何よりだわ」
優雅に微笑むガブリエラさんの手にキスを落としながらジェンクス侯爵はガブリエラさんを抱き寄せる。
「君も元気そうで安心したよ。…それより、この子かい? エイブラムが連れてきた子は?」
ジェンクス侯爵が私に視線を移したが、何故かハッとしたような顔をした。
…どうして皆、私を見てそんな顔をするのかしら?
それよりも私は教わったとおりにカーテシーをして侯爵に挨拶をする。
「はじめまして、侯爵様。アリスと申します。よろしくお願いします」
「ああ、よろしく。では行こうか」
侯爵はガブリエラさんをエスコートして歩き出した。
その後をエイブラムさんにエスコートされて、開けられた扉の中へと足を踏み入れた。
うわぁー!
思わず声をあげそうになって、慌てて口を噤んだ。
本当にお城だ!
あちこち視線を走らせたかったけれど、マナーの先生に『キョロキョロしてはいけません』と言われたのを思い出してじっと我慢をした。
廊下を進んで行くと、
「こちらでお待ち下さい」
と、部屋の中に通される。
そこは壇上の上に玉座があって、いわゆる謁見室と呼ばれる場所のようだ。
前列に侯爵夫妻、その後ろに私とエイブラムさんが立って、国王陛下が来るのを待っていた。
やがて「陛下が来られます」と知らされ、私達はお辞儀をしたまま、陛下が来るのを待っていた。
扉の開く音がして誰かが入ってくる足音をじっと下を向いたまま聞いている。
「ジェンクス侯爵夫人。久しぶりだな。今日は何用だ?」
謁見室に国王陛下の声が響くが、何故かこの声に聞き覚えがあるような気がしてならない。
「陛下。お久しぶりでございます。本日はぜひ、陛下とアンドリュー王子に会わせたい人を連れてまいりました」
「私と父上に? 侯爵夫人、どちらかの結婚相手でも連れてきたと言うのか?」
国王陛下以外の声がしてびっくりした。
この声の人がアンドリュー王子なのかしら。
すると顔を伏せたままの私の手を取ると、ガブリエラさんが私を玉座の方へと押しやった。
あっ、とバランスを崩しそうになり顔を上げると、私の顔を見て驚いている二人が見えた。
「おはよう、アリス。朝食を食べたら湯浴みをしてドレスに着替えてちょうだい」
既に席に着いていたガブリエラさんに微笑まれて私は少し引き攣ったような笑顔を返す。
ドレスに着替えるのはともかく湯浴みって?
チラリとエイブラムさんを見ると、彼もまた黙々と食事をしている。
エイブラムさんの後ろに侍従が控えているのをみると、この後湯浴みをして着替えるのだろう。
最初のお風呂以降は一人で入れると言って侍女さんの介入を断ってきたけれど、今日は逃れられそうにない。
食事を終えてしばらく経ってからお風呂へと連れて行かれた。
髪と体を丁寧に洗われて、お肌はツヤツヤ、髪はピカピカだ。
新しい下着の上にドレスを着せられ、軽くお化粧もさせられた。
鏡の中に映る私はまるでお姫様のようだ。
これから王宮に行って国王様に会うなんて、考えただけで胃がキリキリして穴が開きそうだ。
準備を終えた私は玄関ホールへと足を進めると、そこには既に準備を終えたガブリエラさんとエイブラムさんが待っていた。
エイブラムさんはいつもの騎士服とは違った装いで、あまりのカッコ良さにドキッとする。
「アリス。凄く綺麗だよ」
エイブラムさんに優しく微笑まれて私の心臓はますます早鐘を打っている。
玄関の扉が開かれるとそこには既に馬車が待機していた。
四頭立ての馬車でものすごく豪華な造りになっている。
馬車の扉が開かれると先にガブリエラさんがエイブラムさんの手を借りて乗り込んだ。
「次はアリスだよ」
エイブラムさんに手を添えられて馬車に乗り込み、ガブリエラさんの隣に座った。
最後にエイブラムさんが乗り込んで私達の向かいに座ると馬車の扉が閉められた。
カーテンが開けられた窓から外を見ると、玄関にズラリと並んだ使用人達が一斉にお辞儀をして私達を見送る。
やがてゆっくりと馬車が走り出して王宮へと向かった。
街の外に出る門を立ち止まる事なく馬車は通過した。
特に会話もなく馬車に揺られているが、エイブラムさんは何故か私をじっと見つめている。
その視線にどう反応していいかわからないので、私は窓の景色をじっと眺めていた。
やがて前方に王宮を中心とした大きな街が見えてきた。
ここから見えるだけであれだけ大きいのだから、近寄ったらかなりの大きさの王宮だろう。
街に入る門では一旦止められたが、馬車が侯爵家の物である事と、ガブリエラさん達が乗っている事が確認されるとすぐに通された。
街中を進むに連れて王宮がどんどん大きくなってくる。
王宮の周りには堀があって跳ね橋が降ろされていた。
跳ね橋を渡った所でまた馬車が止められた。
「ジェンクス侯爵家ですね。どうぞお通り下さい」
王宮の門を入ったのに馬車は止まる事なく走り続ける。
侯爵家も大きいけれど、流石に王宮はそれ以上の広さだわ。
まだかしら、と思った頃、ようやく馬車が動きを停めた。
馬車の扉が開かれるとエイブラムさんが先に降りて、私に向かって手を差し出してきた。
その手を取って馬車から下りると、エイブラムさんの隣に中年の男性が立っていた。
一瞬、誰だろう? と、思ったけれど、エイブラムさんに顔立ちが似ていたので、ジェンクス侯爵だと察した。
案の定、ガブリエラさんに手を差し出して馬車から降りる手助けをしている。
「お久しぶりね、あなた。元気そうで何よりだわ」
優雅に微笑むガブリエラさんの手にキスを落としながらジェンクス侯爵はガブリエラさんを抱き寄せる。
「君も元気そうで安心したよ。…それより、この子かい? エイブラムが連れてきた子は?」
ジェンクス侯爵が私に視線を移したが、何故かハッとしたような顔をした。
…どうして皆、私を見てそんな顔をするのかしら?
それよりも私は教わったとおりにカーテシーをして侯爵に挨拶をする。
「はじめまして、侯爵様。アリスと申します。よろしくお願いします」
「ああ、よろしく。では行こうか」
侯爵はガブリエラさんをエスコートして歩き出した。
その後をエイブラムさんにエスコートされて、開けられた扉の中へと足を踏み入れた。
うわぁー!
思わず声をあげそうになって、慌てて口を噤んだ。
本当にお城だ!
あちこち視線を走らせたかったけれど、マナーの先生に『キョロキョロしてはいけません』と言われたのを思い出してじっと我慢をした。
廊下を進んで行くと、
「こちらでお待ち下さい」
と、部屋の中に通される。
そこは壇上の上に玉座があって、いわゆる謁見室と呼ばれる場所のようだ。
前列に侯爵夫妻、その後ろに私とエイブラムさんが立って、国王陛下が来るのを待っていた。
やがて「陛下が来られます」と知らされ、私達はお辞儀をしたまま、陛下が来るのを待っていた。
扉の開く音がして誰かが入ってくる足音をじっと下を向いたまま聞いている。
「ジェンクス侯爵夫人。久しぶりだな。今日は何用だ?」
謁見室に国王陛下の声が響くが、何故かこの声に聞き覚えがあるような気がしてならない。
「陛下。お久しぶりでございます。本日はぜひ、陛下とアンドリュー王子に会わせたい人を連れてまいりました」
「私と父上に? 侯爵夫人、どちらかの結婚相手でも連れてきたと言うのか?」
国王陛下以外の声がしてびっくりした。
この声の人がアンドリュー王子なのかしら。
すると顔を伏せたままの私の手を取ると、ガブリエラさんが私を玉座の方へと押しやった。
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