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「うん……どうしようか迷っているんだ。まだ薬剤師としてスタート地点に立ったばかりだし、接客が未熟だからこの店頭で頑張りたい気持ちもあるんだ。ワンスター薬局は資格取得にはとても協力的でいいよね。トーイは中級薬剤師を目指すの?」
「エネの接客はとても良いと思うよ。エネが店長代理をしている土曜日は売上が上がっているしね。僕が中級薬剤師目指すのって?!はははっ!!僕は全く中級薬剤師は目指していないよ。僕は正直薬剤師の勉強は懲り懲りなんだw。
それに、僕は父が経営しているこのワンスター薬局の経営の手伝いをしたいから薬剤師の勉強より今は経営の勉強に力をいれるつもりなんだよ」
「そうなのか!トーイもランド店長と同じくらい凄いよ!将来の事を考えていてカッコいいね!」
「へへっエネにそう言って貰えると嬉しいよ!!」
ランド店長どころかトーイもしっかり先の事を見据えて行動していてしっかりしている。
「正直に話すと中級薬剤師にエネは早く挑戦すべきだよ。だってまだ薬剤師試験の勉強を覚えているでしょ?勉強の土台があっての中級だからね。一旦勉強を休憩してしまうとまた今までの勉強を忘れてしまって、またおさらいから始めるとなると勉強が大変になってしまうんだ」
「そうなの……か」
俺は……薬剤師になってからは次はこうするんだっという明確な物がなかったけれど……中級か。ランド店長も薬剤師になって10年経過したと言っていた。それから中級を目指しているから調合の実践は得意だけど、逆に勉強が苦手とか言ってたっけ。
「トーイ、俺中級を挑戦するかも知れない。真剣に考えてみるよ」
「そうか!!もしそうなったら薬局も全面協力するからね。でも……そう言えばエネは正直に話して欲しいのだけと、結婚を考えてなくてもリーアスとは付き合う事になったのかい?僕は最近学校の授業の単位をとるのに必死になっていたけれど……リーアスとエネが2人で一緒にいる所をよく見る様になったんだけど……」
「ああ……リーアスとは平日デートに協力しているんだ。リーアスが恋人がいないからって紹介や告白が多いみたいだったけれど、俺とデートするようになってからは「好きな人がいるから」って全部断れるようになったんだって」
「えっ?エネはリーアスと恋人になったのかい?」
「それが、別にそう事じゃなくてフリをしてくれってさ。でも結婚したいって言われたよ。返事はしてないけどw幼馴染みだからって都合よく使おうとするんだよあいつは!!」
「…………エネ……それってさ……リーアスは……」
「うん?トーイ?」
「ううん……何でもない……あっお客さんだよ!いらっしゃいませって、ああっ!!ニ、ニコル先生!!」
「トーイ、エネこんにちは。仕事は大分慣れたかな?」
わっニコル先生がうちの店に来てくれた!!
学園では2人でお話しして以来ニコル先生の教室には行っていなかったからとても久しぶりに会えたような気がした。
久しぶりのニコル先生は相変わらず綺麗だったけれど……目の下に隈ができていた。
「ニコル先生!!お久しぶりです!いらっしゃいませ!!」
「エネ、久しぶりだねー元気だったかい?」
「はい!!ニコル先生は……どうしたんですか?その目の下の隈……」
するとトーイがニコル先生の隈について知っていたのか補足をしてくれた。
「エネ、ニコル先生は赤内傷の薬を経口摂取できる内服薬を開発してくれているんだ。
先生、その隈はだからでしょう?僕が言うのも何ですがニコル先生は最近無理してると思いますよ。少しは休んで下さい」
「エネの接客はとても良いと思うよ。エネが店長代理をしている土曜日は売上が上がっているしね。僕が中級薬剤師目指すのって?!はははっ!!僕は全く中級薬剤師は目指していないよ。僕は正直薬剤師の勉強は懲り懲りなんだw。
それに、僕は父が経営しているこのワンスター薬局の経営の手伝いをしたいから薬剤師の勉強より今は経営の勉強に力をいれるつもりなんだよ」
「そうなのか!トーイもランド店長と同じくらい凄いよ!将来の事を考えていてカッコいいね!」
「へへっエネにそう言って貰えると嬉しいよ!!」
ランド店長どころかトーイもしっかり先の事を見据えて行動していてしっかりしている。
「正直に話すと中級薬剤師にエネは早く挑戦すべきだよ。だってまだ薬剤師試験の勉強を覚えているでしょ?勉強の土台があっての中級だからね。一旦勉強を休憩してしまうとまた今までの勉強を忘れてしまって、またおさらいから始めるとなると勉強が大変になってしまうんだ」
「そうなの……か」
俺は……薬剤師になってからは次はこうするんだっという明確な物がなかったけれど……中級か。ランド店長も薬剤師になって10年経過したと言っていた。それから中級を目指しているから調合の実践は得意だけど、逆に勉強が苦手とか言ってたっけ。
「トーイ、俺中級を挑戦するかも知れない。真剣に考えてみるよ」
「そうか!!もしそうなったら薬局も全面協力するからね。でも……そう言えばエネは正直に話して欲しいのだけと、結婚を考えてなくてもリーアスとは付き合う事になったのかい?僕は最近学校の授業の単位をとるのに必死になっていたけれど……リーアスとエネが2人で一緒にいる所をよく見る様になったんだけど……」
「ああ……リーアスとは平日デートに協力しているんだ。リーアスが恋人がいないからって紹介や告白が多いみたいだったけれど、俺とデートするようになってからは「好きな人がいるから」って全部断れるようになったんだって」
「えっ?エネはリーアスと恋人になったのかい?」
「それが、別にそう事じゃなくてフリをしてくれってさ。でも結婚したいって言われたよ。返事はしてないけどw幼馴染みだからって都合よく使おうとするんだよあいつは!!」
「…………エネ……それってさ……リーアスは……」
「うん?トーイ?」
「ううん……何でもない……あっお客さんだよ!いらっしゃいませって、ああっ!!ニ、ニコル先生!!」
「トーイ、エネこんにちは。仕事は大分慣れたかな?」
わっニコル先生がうちの店に来てくれた!!
学園では2人でお話しして以来ニコル先生の教室には行っていなかったからとても久しぶりに会えたような気がした。
久しぶりのニコル先生は相変わらず綺麗だったけれど……目の下に隈ができていた。
「ニコル先生!!お久しぶりです!いらっしゃいませ!!」
「エネ、久しぶりだねー元気だったかい?」
「はい!!ニコル先生は……どうしたんですか?その目の下の隈……」
するとトーイがニコル先生の隈について知っていたのか補足をしてくれた。
「エネ、ニコル先生は赤内傷の薬を経口摂取できる内服薬を開発してくれているんだ。
先生、その隈はだからでしょう?僕が言うのも何ですがニコル先生は最近無理してると思いますよ。少しは休んで下さい」
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