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本編7
89エディside11※
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だが、今は欲望など抜きにしてアンドルの心配だけが私の頭を支配していた。そのまま冷静にお尻の穴の出入り口を確認してみると……
(クッ……少し赤く腫れている……)
ここの部分は普段から特別凝視している訳ではないが、健康チェックとして一緒にシャワーを浴びる時には必ず見ている部分だ。
普段はそこの部分も乳首同様慎ましやかな薄いピンク色をしている筈なのに、今は赤色に変わっていて出入り口付近が多少膨らんでいる様に見えた。
(アンドル……辛かったな……)
どんな事をされたのか想像しただけで辛い。辛いのはアンドルの筈なのに、私が辛くなってどうする!!
(おやっ??)
それから匂いを嗅いでみるが、意外にも無臭だった。
この世界でも色々な臭いを感じる事ができている。
黒猫の酒場では猫達の獣臭とマスターが作る酒とそれに合うおつまみの匂いがしたし、アンドルが転移したこちらの世界では紅茶の香りやクッキーみたいなお菓子の少し甘い香りが漂っている。
特に私は黒猫になってから臭覚がかなり上がっているからもし……アンドルが犯されて少しでも中で性欲を発散させられていたらその臭いに気づく筈だと思ったのだが……。
それからアンドルのお尻の穴の中を確認したいのだが、やはり私の爪が鋭くてアンドルを傷付けてしまうから……短いが私の舌しかない……。
私は意を決してアンドルのお尻の穴周辺をペロペロを舐めてみた。流石に自分の理性が働いているが、アンドルのお尻の穴を初めて舐めた事で少し興奮してしまうのがまた辛いし情けない。
しかしおかしい……
私は穴の出入り口付近を念入りに舐めると、穴周辺の皮膚が少しだけ柔らかくなってきた。そこで私の小さな舌を使ってアンドルの穴の中にいける所迄舌を入れて行く……。
いける所迄と言っても所詮小さな黒猫なので行き着く先はたかが知れているが、何度もアンドルの中に舌を這わしてみたが……
(アンドルの中はキツキツ過ぎるし、何より無臭で、味も精液の味が一切しないってどういう事だ?)
私の中でエドがアンドルを犯したという決定的な証拠は何一つ見つからなかった。それに精液の味もしない。
エドは私に「ああ、そうだよ」と言ったが、これは絶対に中には入れてない。
最後までしなくても中にペニスを挿れたりすれば普通は先走り汁の味も微かにするはずなんだ。
……と言う事は私とアンドルをワザと悲しませようとしてエドは嘘を言った可能性が1番高いな。
自慢じゃないが私はハイキングの一件で自分の精液の味を嫌という程味わっている。
エドは犯した事を想像させる様な返事をして私を騙せるとでも思ったのだろうが舐められたものだ。精液の味はよく知っているんだよ。
あのハイキングでは小さなアンドルの目の前で私の右手と私の息子が逢引していた所(オナニー)を見つかってしまった為に、自業自得から自分が出した精液ドロドロのタオルを顔に塗られ、私がざまぁされる展開になったと思っていたが……自分の精液がついたタオルの味がこんな所で活かされるとはな。
あの時傷つけてしまった小さなアンドルにも少しだけ恩返しできた様な気持ちになった。
そして色々とアンドルのお尻を確かめてみた結果……私の中でアンドルはエドに犯されそうにはなっていたと思うが最後迄は犯されていないという結論が出た。
しかしもし……アンドルが犯されていたとしても私の気持ちは少しも揺らぎはしないがな。
この事はアンドルからしてみれば最高の結果になったといえるだろう。
後は……アンドルの気持ちだけなんだが、意識がなくなる前のアンドルは何処まで覚えているだろうか……アンドルの記憶次第では責任感の強いアンドルを納得させる事の方が1番難しいかもしれない。
それでも今は犯されていなかったんだから、アンドルを悲しませる問題が1つ減ったんだ。
(ははは……アンドル……良かったな……!!)
しかしエドが魔石により力がなくなったアンドルの服を脱がして、アンドルを無理矢理犯そうとしていたのは間違いない。それについては怒りで気が狂いそうだ。
もしかしてアンの部屋が鍵がかかっていたのも、アンディの部屋に鍵がかかっていたのも、アンディの姿をしたエドがアンドルを犯す為に準備していたと考えれば全て辻褄が合う。
するとエドが犯そうとしていた途中、予想外にやって来た私達がアンの部屋の鍵をあけて、アンと共にアンディの部屋に行くことができたと考えれば、本当に危機一髪だったんじゃないか……。
そうして私の結論が出たのだが、私はアンドルの身体の確認で集中していたせいでシーツの向こう側では急展開になっている事を私はまだ気づいていなかった。
ーーーーーーーーー
次の投稿は7月23日の予定です。
宜しくお願い致します。
(クッ……少し赤く腫れている……)
ここの部分は普段から特別凝視している訳ではないが、健康チェックとして一緒にシャワーを浴びる時には必ず見ている部分だ。
普段はそこの部分も乳首同様慎ましやかな薄いピンク色をしている筈なのに、今は赤色に変わっていて出入り口付近が多少膨らんでいる様に見えた。
(アンドル……辛かったな……)
どんな事をされたのか想像しただけで辛い。辛いのはアンドルの筈なのに、私が辛くなってどうする!!
(おやっ??)
それから匂いを嗅いでみるが、意外にも無臭だった。
この世界でも色々な臭いを感じる事ができている。
黒猫の酒場では猫達の獣臭とマスターが作る酒とそれに合うおつまみの匂いがしたし、アンドルが転移したこちらの世界では紅茶の香りやクッキーみたいなお菓子の少し甘い香りが漂っている。
特に私は黒猫になってから臭覚がかなり上がっているからもし……アンドルが犯されて少しでも中で性欲を発散させられていたらその臭いに気づく筈だと思ったのだが……。
それからアンドルのお尻の穴の中を確認したいのだが、やはり私の爪が鋭くてアンドルを傷付けてしまうから……短いが私の舌しかない……。
私は意を決してアンドルのお尻の穴周辺をペロペロを舐めてみた。流石に自分の理性が働いているが、アンドルのお尻の穴を初めて舐めた事で少し興奮してしまうのがまた辛いし情けない。
しかしおかしい……
私は穴の出入り口付近を念入りに舐めると、穴周辺の皮膚が少しだけ柔らかくなってきた。そこで私の小さな舌を使ってアンドルの穴の中にいける所迄舌を入れて行く……。
いける所迄と言っても所詮小さな黒猫なので行き着く先はたかが知れているが、何度もアンドルの中に舌を這わしてみたが……
(アンドルの中はキツキツ過ぎるし、何より無臭で、味も精液の味が一切しないってどういう事だ?)
私の中でエドがアンドルを犯したという決定的な証拠は何一つ見つからなかった。それに精液の味もしない。
エドは私に「ああ、そうだよ」と言ったが、これは絶対に中には入れてない。
最後までしなくても中にペニスを挿れたりすれば普通は先走り汁の味も微かにするはずなんだ。
……と言う事は私とアンドルをワザと悲しませようとしてエドは嘘を言った可能性が1番高いな。
自慢じゃないが私はハイキングの一件で自分の精液の味を嫌という程味わっている。
エドは犯した事を想像させる様な返事をして私を騙せるとでも思ったのだろうが舐められたものだ。精液の味はよく知っているんだよ。
あのハイキングでは小さなアンドルの目の前で私の右手と私の息子が逢引していた所(オナニー)を見つかってしまった為に、自業自得から自分が出した精液ドロドロのタオルを顔に塗られ、私がざまぁされる展開になったと思っていたが……自分の精液がついたタオルの味がこんな所で活かされるとはな。
あの時傷つけてしまった小さなアンドルにも少しだけ恩返しできた様な気持ちになった。
そして色々とアンドルのお尻を確かめてみた結果……私の中でアンドルはエドに犯されそうにはなっていたと思うが最後迄は犯されていないという結論が出た。
しかしもし……アンドルが犯されていたとしても私の気持ちは少しも揺らぎはしないがな。
この事はアンドルからしてみれば最高の結果になったといえるだろう。
後は……アンドルの気持ちだけなんだが、意識がなくなる前のアンドルは何処まで覚えているだろうか……アンドルの記憶次第では責任感の強いアンドルを納得させる事の方が1番難しいかもしれない。
それでも今は犯されていなかったんだから、アンドルを悲しませる問題が1つ減ったんだ。
(ははは……アンドル……良かったな……!!)
しかしエドが魔石により力がなくなったアンドルの服を脱がして、アンドルを無理矢理犯そうとしていたのは間違いない。それについては怒りで気が狂いそうだ。
もしかしてアンの部屋が鍵がかかっていたのも、アンディの部屋に鍵がかかっていたのも、アンディの姿をしたエドがアンドルを犯す為に準備していたと考えれば全て辻褄が合う。
するとエドが犯そうとしていた途中、予想外にやって来た私達がアンの部屋の鍵をあけて、アンと共にアンディの部屋に行くことができたと考えれば、本当に危機一髪だったんじゃないか……。
そうして私の結論が出たのだが、私はアンドルの身体の確認で集中していたせいでシーツの向こう側では急展開になっている事を私はまだ気づいていなかった。
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次の投稿は7月23日の予定です。
宜しくお願い致します。
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