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〜王子side〜3
43エドワード王子の不貞3
しおりを挟む私は不安とときめきを抑えながら……もう一度薄目を開けて周りの様子とアンドルを観察してみた。
どうやらここは崖下にある岩穴の様だな……そして近くに川の音が聞こえる……そうか。私とアンドルは崖から落ちてアンドルが助けてくれたのか……どうやらアンドルの身体は無事だったのだな。良かった。
裸のアンドルはきっと着ていた服が濡れてしまったから脱いで、自分の着替えを私に着せてくれた様だ。
その代わり自分の着替えがなくなって、今裸でいるという訳か……私の為に……
そして裸のまま、汚れた服を持って行ってしまった。
何て事だ!!アンドル!!そんな格好で外を歩くんじゃない!!
せめて身体の大事な部分だけは葉っぱでいいから隠しておくんだ!!
叫びたかったのに身体も動かないし、熱があるのか先ほどから意識も朦朧としていてボーっとなってしまう……。
しかし、アンドルの裸だけは鮮明に思い出してしまい、身体が動かないにも関わらず私の息子がムクムク大きくなってしまった。
こんな時にTPOも弁えない制御不能な息子。
そんな息子にちょっとしたスキを突かれてしまい、無意識に私の右手が自分の息子に会いに行ってしまった。こんな状況なのにっバカなっ!!
クチュ……クチュ……
アンドルが履かせてくれた小さなパンツを少しだけ下げてゆっくりと扱き上げる。ああ……疲れマラなのか、クゥッ……いつもより感じてしまうな……
裸のアンドルが脳裏に焼き付いて……私の息子が切ないと訴えているのだから仕方がない事なんだ。
シコ……シコ……シコ…シコ…シコシコシコシコシコ
私は腹をくくってアンドルがいない内に、少し大胆に扱いて行く。
こうなっては後戻りするのも忍びないので、アンドルが戻ってくる前には一度だけで良いから抜いておきたい。
丁度近くにタオルも置いてあったので、そのタオルで私の体液を受け止められる様に準備をしておいた。
自分の意識が朦朧としているせいなのか、ラストスパートに向かってどんどん私の行動は大胆になってしまっていた。そんな時、
(エドワード王子、お久しぶ……えっ?王子今何をしているのですかっ!!)
(わっうあっ!!小さなアンドル、こ、これはその……あの……)
(そ……んな……王子が……何でそんな事を……)
(いや、小さなアンドル、ち、違うんだ!!これは!!)
(あらぁー小さなアンドルさん、バレちゃったわねー実は私と彼はただならぬ仲なのよ)
(だ、黙れっ右手よ!!)
(黙っても良いけどぉーでも貴方の息子はもう出したくて出したくて堪らないみたいよぉーほらっここを刺激するとっ!!)
(グゥッ……ハア……ハア…た、頼むから小さなアンドルの前ではやめてくれっ!!)
(王子は僕に隠れてそんな事を……いつからなんですか……?)
(そうねぇー私と彼の関係は随分前からよぉーしかも毎晩♡)
(そ、そんな前からっ……!!)
(くっヤメろっ!!それ以上小さなアンドルに言うんじゃないっ!!)
(王子……僕を騙していたんですね……)
(違うんだ!!私はずっと君の事が大好きで!!)
(それなのに王子は僕以外とそんな事を繰り返して……)
(違うっ!!信じてくれ!!私は、私はっーーーああーーー)
ドッピュウーーーーーー!!
「ハアハア……ハアハア……グゥッ」
ビュクッビュクッ
ハアハア……やってしまった。
大きなアンドルには気づかれなかったが、小さなアンドルが見ている間にも右手が私の息子をどんどん刺激して、その気持ち良さにあがらう事ができなかった。
私はアンドルへの誠実さよりも自分の欲望を優先してしまったんだ。もう何を言ったって信じては貰えないし、謝っても許して貰えないかも知れない。
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