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〜王子side〜1
11エドワード王子の憂鬱2
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それからアンドルとの2人で初めてのお茶会が開かれると知らせが入った。
アンドルの事をもっと知りたい。
アンドルともっと仲良くなりたい。
その想いが日に日に強くなり普通のお茶会ではなく、身体検査をする招待状に変えて送っておいたので、アンドルはそのつもりで来た。
よしよし。
久しぶりに会えたアンドルはやはり輝いていた。髪も元々プラチナブロンドだからか発光しているんじゃ無いかと思う。
顔も可愛い。黙っている時はとても美しいのに、会話を始めると色んな表情をして途端に可愛くなる。
はー眼福眼福。
ずっと見ていられるな。
身体測定をする為に脱いていくアンドル。
身体もつるんつるんしていて、触ってみたいが、我慢。
今日は白い下着で来たんだな。
その格好もある意味けしからんが、今日は検査だからと全部脱いて貰うと神々し過ぎて逆に私が緊張してしまった。
本当は触診が1番の目的の筈だったのに、身長と体重を測った段階で胸がいっぱいになってしまい、もう終わりと言ってしまう。
しかしこれからも検査する楽しみがあるのもいいな。定期健診……美しい言葉の響きだ。
そう考えていたらアンドルは自分の下着をまた着ようとした。
何て事だ!!その下着はアンドルから私宛のプレゼントだろう?何故持ち帰ろうとするのだ!!
注意して新しい下着をプレゼントした。今日はアンドルと初めてのプレゼント交換の記念日。
その後、アンドルが私からのプレゼントのパンツを履く様なので手伝ってあげたら、目の前で小さなアンドルが一生懸命私の為に踊ってくれた。
(エドワード王子今日は有難う)
(ノープロブレムだよ。小さなアンドル)
(また僕に逢いに来てくれる?)
(勿論さ!!何度でも会いに来るよ)
(きっとだよ!!エドワード王子だーい好き!!)
(私もアンドルがだーい好きだよ)
(うふふっうれしい!!)
(私も最高だ。ずっと君を応援しているから元気で)
(応援ありがとう!!じゃあまたねー!!)
(ああ!!)
小さなアンドルと有意義な会話をしていたら、大きなアンドルがもうパンツを履きたいという。そろそろ小さなアンドルとはお別れの時間か……。
そう思っていたら生意気な侍従達と護衛達に勘付かれて、強制的にアンドルとお別れになるわ、自分の部屋で軟禁されながらお説教されるわで大変な目にあった。
アンドルに思いを馳せながらベッド寝にそべった私。
すると自分のポケットがパンパンになっていた事に気づいた。何と私は無意識にアンドルのプレゼントをテイクアウトしていたじゃないかっ!!グッジョブ私!!
今日の裸族になったアンドルを思い浮かべながらもぎたての新鮮な下着を広げた。
スンスンと匂いを嗅いでみると何だがボーっとなってしまう魅惑的な匂い。
美味しそうだ。
新鮮なプレゼントは新鮮な内に頂いてからは、お守りにリメイクしても良いかも知れない。もしくはポプリにして枕元に置けば快眠間違い無しになるだろう。
アンドル、素敵なプレゼントを有難う。
次回のお茶会も楽しみだから、流石に問題を起こさない様に過ごしてかなければならないな……そう思って一生懸命勉強も剣術にも取り組んでいたら、侍従達にも褒められてアンドルと次のお茶会が決定した。よし。
しかし、次は弟のアンジュがが一緒についてくるという……
さては侯爵がとうとう罠を仕掛け始めてきたな。
私がアンドル以外に愛を見つけたら、侯爵は借金を踏み倒せるもんな。それがアンドルの弟であっても……。
悪いが、私は屈するつもりはない。
アンドルの事をもっと知りたい。
アンドルともっと仲良くなりたい。
その想いが日に日に強くなり普通のお茶会ではなく、身体検査をする招待状に変えて送っておいたので、アンドルはそのつもりで来た。
よしよし。
久しぶりに会えたアンドルはやはり輝いていた。髪も元々プラチナブロンドだからか発光しているんじゃ無いかと思う。
顔も可愛い。黙っている時はとても美しいのに、会話を始めると色んな表情をして途端に可愛くなる。
はー眼福眼福。
ずっと見ていられるな。
身体測定をする為に脱いていくアンドル。
身体もつるんつるんしていて、触ってみたいが、我慢。
今日は白い下着で来たんだな。
その格好もある意味けしからんが、今日は検査だからと全部脱いて貰うと神々し過ぎて逆に私が緊張してしまった。
本当は触診が1番の目的の筈だったのに、身長と体重を測った段階で胸がいっぱいになってしまい、もう終わりと言ってしまう。
しかしこれからも検査する楽しみがあるのもいいな。定期健診……美しい言葉の響きだ。
そう考えていたらアンドルは自分の下着をまた着ようとした。
何て事だ!!その下着はアンドルから私宛のプレゼントだろう?何故持ち帰ろうとするのだ!!
注意して新しい下着をプレゼントした。今日はアンドルと初めてのプレゼント交換の記念日。
その後、アンドルが私からのプレゼントのパンツを履く様なので手伝ってあげたら、目の前で小さなアンドルが一生懸命私の為に踊ってくれた。
(エドワード王子今日は有難う)
(ノープロブレムだよ。小さなアンドル)
(また僕に逢いに来てくれる?)
(勿論さ!!何度でも会いに来るよ)
(きっとだよ!!エドワード王子だーい好き!!)
(私もアンドルがだーい好きだよ)
(うふふっうれしい!!)
(私も最高だ。ずっと君を応援しているから元気で)
(応援ありがとう!!じゃあまたねー!!)
(ああ!!)
小さなアンドルと有意義な会話をしていたら、大きなアンドルがもうパンツを履きたいという。そろそろ小さなアンドルとはお別れの時間か……。
そう思っていたら生意気な侍従達と護衛達に勘付かれて、強制的にアンドルとお別れになるわ、自分の部屋で軟禁されながらお説教されるわで大変な目にあった。
アンドルに思いを馳せながらベッド寝にそべった私。
すると自分のポケットがパンパンになっていた事に気づいた。何と私は無意識にアンドルのプレゼントをテイクアウトしていたじゃないかっ!!グッジョブ私!!
今日の裸族になったアンドルを思い浮かべながらもぎたての新鮮な下着を広げた。
スンスンと匂いを嗅いでみると何だがボーっとなってしまう魅惑的な匂い。
美味しそうだ。
新鮮なプレゼントは新鮮な内に頂いてからは、お守りにリメイクしても良いかも知れない。もしくはポプリにして枕元に置けば快眠間違い無しになるだろう。
アンドル、素敵なプレゼントを有難う。
次回のお茶会も楽しみだから、流石に問題を起こさない様に過ごしてかなければならないな……そう思って一生懸命勉強も剣術にも取り組んでいたら、侍従達にも褒められてアンドルと次のお茶会が決定した。よし。
しかし、次は弟のアンジュがが一緒についてくるという……
さては侯爵がとうとう罠を仕掛け始めてきたな。
私がアンドル以外に愛を見つけたら、侯爵は借金を踏み倒せるもんな。それがアンドルの弟であっても……。
悪いが、私は屈するつもりはない。
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