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一年生・秋の章<それぞれの一週間>
天然王子と性教育⑩★
しおりを挟む「可愛い……前立腺を少し弄っただけでこんなに」
射精をするライトニングを見たリーヴェスは、一度指を引き抜き精液を手に絡めると、今度は指を二本後孔にあてがう。中指と薬指が同時に挿入されていくと、ライトニングは小さく悲鳴を上げて唾液を垂らしながら恍惚とした表情を浮かべた。
「ぁっ、ああ、あっ……まって、うう、あっ」
射精の余韻に浸ったまま、再び後孔に広がる甘い感覚。
「私のモノを受け入れるのですから、奥までよく解しましょうね。でも指では限界があるので、もっともっと奥を解すときには私のモノではないとだめですね。
……大丈夫、その時はちゃんと優しくしますから」
リーヴェスは優しい声色で宥めるようにライトニングにそう囁くと、ピンっと上を向いて硬くなった乳首に舌を這わせ強く吸い付く。
「ひっぃっ……!?」
乳首を吸われると、ぎゅっと指を締め付けて快感に悶えるライトニングは、戸惑いと快感が入り混じる表情を浮かべた。
その表情を見たリーヴェスは、舌で押しつぶすように乳首を舐めたり軽く甘噛みをし、前立腺をぐんっと押し上げる。
「ひぎっぃ……っ、あっ、だめっ、だめっ……」
「何がだめなんです?」
「ぃっぅ、ああっ……ぜ、ぜんりつ、せん、だめっ……すぐに射精してしまうっ……!」
ライトニングはぷるぷると左右に首を振った。
「射精は悪いことではありませんよ、たくさん出してください……我慢なんていりません」
「っぅあ、り、ゔぇすっ……でちゃ、う」
「“イく”と言ってください」
「ぅ、あっ……イく、またイっちゃうぅっ……!」
ライトニングはシーツをギュッと掴みながら再び射精をし、だらだらと唾液を零しながら体を震わせ続けた。リーヴェスはそれを確認するも、前立腺を再び刺激し始めライトニングは仰け反り甘い悲鳴をあげる。
「ゃ、うぁっ、ぁっリ、ゔぇすっやめっ……しんじゃ、あっあ、しんじゃうっぅ、あっああ”ぁあああ“ぁ」
休みなく押し寄せる快感の波に襲われたライトニングは、ガクガクと震えながら懇願するようにリーヴェスを見つめ、相手の髪の毛をぎゅっと掴んで首をいやいやと横に降って喘ぐ。
快楽でおかしくなっていく愛おしい王子の姿を見るリーヴェスは、一刻も早く自分の欲望をライトニングの中で吐き出したいという感情をさらに溢れさせつつも、後孔を解すのをやめず指を一本増やして出したり入れたりを繰り返した。
「死んじゃうくらい気持ちいいんですね……?」
リーヴェスは熱っぽい息を吐きながら乳首を舌で刺激し続け、三本の指を中で動かし拡げていく。
「ひぃっ、ぁっあ”ぁ、り、ゔぇ、しゅ……」
ひたすら愛撫を繰り返していたリーヴェスは、解れた後孔を確認すると指を引き抜いてライトニングの足首を持ち自身へ引き寄せる。膝裏を持って左右に足を開かせグッとベットに押しつけるように倒すと、ライトニングの蕩けた後孔が丸見えの状態になった。
「はぁっ……はあ、はぁ、はっ……りーゔぇす、?」
ライトニングは潤んだ瞳でリーヴェスを見ると、小さく首を傾げる。
「……痛かったら言ってくださいね」
リーヴェスははちきれんばかりに勃起している自身の陰茎を、しばらくライトニングの後孔に我慢汁を塗り付けるようにぬるぬると擦り付けた。
「ん……」
ライトニングは射精を何度もした影響で頭が回らず、ただ蕩けた表情を浮かべて頷く。それを見たリーヴェスはうっすらと笑みを浮かべ、興奮でゾクッと震えると亀頭を後孔にあてがった。
「可愛い私の王子……これで全部私のものです」
リーヴェスはそう言ってライトニングの後孔にずぷずぷと先端を押し込んでいく。柔らかく解れた後孔は、リーヴェスを拒むことなく飲み込んでいき、半分ほどまで挿入された。
ライトニングは質量のあるリーヴェスの陰茎が自身に入ってくると、目を見開き消え入りそうな声で震えながら拡がっていく感覚に悶える。
「ぁ、ぐっうぅぁ、ううっうぅ」
リーヴェスはライトニングの膝裏を持ったまま押し倒し続け、腰をゆっくり押し進めつつ相手の様子を伺う。
「苦しいですよね……?大丈夫、すぐに良くなりますから」
とびっきり優しい声色で声をかけるリーヴェスに、ライトニングはこくこくと小さく頷いて熱い息を吐く。
リーヴェスは徐々に推し進めていくと、根元までもう少しのところで最奥にぶつかる。これ以上無理矢理挿入すれば、より奥をこじ開けてしまうため、リーヴェスはそれ以上奥に挿入することなく一旦ゆっくり引き抜いてから優しく出し入れを繰り返した。
「ぁっ、あうっ、あっっ、ひぃっ」
出たり入ったりする度に前立腺にぶつかり、ライトニングの陰茎からは我慢汁がピュッと不規則に飛び散る。
それを繰り返しているうちに、ライトニングの中はすっかりと蕩けて柔らかくうねり、リーヴェスは快感に顔を歪め汗をパタパタとライトニングに垂らした。
「っも、申し訳ありません、汗が」
一旦動きを止めてライトニングに汗をかけたことを謝るリーヴェス。ライトニングは全く気にしてない様子でリーヴェスを見つめた。
「……?リーヴェス、そんなの、どうでもよい……はやくうごいて、?わたしはいま、何だかすごく、しあわせなのだ……」
多幸感に溢れた表情。蕩けた声色。唾液を垂らしながらぎゅっと後孔を締め付け快感を欲しがる様子に、リーヴェスは堪らずライトニングの中でさらにモノを大きくさせた。
それを感じ取ったライトニングは、ビクッと震え小さく笑みを浮かべる。
「よかった、わたしの中、気持ち良いのだな……よかった、リーヴェス」
ふにゃっと安心した笑みを見せるライトニング。
リーヴェスは目の色を変え、ライトニングの唇を貪るように奪うと深く舌を入れてキスをしながら腰を動かし始める。
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