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蕩けて、乱れて②★
しおりを挟む「フーッ、フーッ」
アサヒは次第に息を荒げ、尻尾と狐耳の毛を逆立てて興奮を示し、少し強くナツメの頭を掴んで前後に動かし咥内を犯していく。
「んっんぐ、うぅっぅむ」
ナツメは唾液か我慢汁か分からない液体を口端から溢しながらも必死に舌を動かし吸い付いた。
喉奥に亀頭がぶつかる度にビクッと小さく震え目を細めるナツメの仕草に、アサヒの性欲がさらに刺激されていく。愛おしい相手の頭の上で跨り自身の肉棒を咥内に捩じ込む自分の鬼畜さに呆れつつも、それを受け入れて必死にしゃぶりつくナツメを見ると、自分の激しい欲望を認めてくれているのだと嬉しくなった。
「(くちのなかで、もっとおっきくなったぁ……)」
アサヒの肉棒はナツメの咥内でどんどん膨らみを増し、ナツメは恍惚とした表情で嬉しさを表すと、それに気付いたアサヒはナツメの頭を優しく抑え腰を動かすスピードを早め、ぐっと喉奥に亀頭をぶつけて少し震え始める。
「ッ……出る、口ん中出すぞ、ちゃんと飲めよ」
アサヒはそう言ってナツメの喉奥に注ぐ形で大量の精液を流し込んだ。ナツメは一瞬目を見開いた後一度喉を鳴らしてそれを飲み込んだが、その間にも精液が注がれていき口端から濃厚な精液が溢れたため、アサヒは射精したての肉棒をナツメの口からずるりと引き抜く。
まだ射精が終わっていなかったため、口から引き抜かれた瞬間にも精液が飛び出しナツメの顔目掛けて放たれた。
「んっ……ふ、ぅ」
ナツメは顔射された顔でアサヒを見つめる。
「うぅ(かお、あつい……どろどろで、アサヒの濃いにおい、いっぱい……っ)」
「ハァッ、ハァッ……出しても治んねぇ」
アサヒは未だ興奮の治まらない自身の肉棒を片手で扱き、それをナツメに見せ付けた後ナツメをうつ伏せにして首にキスをする。
そして、寝バックの体勢で粘着質な音を立てながらナツメの後孔に肉棒を擦り付けた。
「中にも出させろ」
アサヒがナツメの耳元でそう問いかけると、ナツメは呼吸を荒げピクピク反応しながら小さく一度頷き、後孔がよく見えるように臀部を左右に広げた。
「うん、お腹の中も、アサヒであったかくしてほし……」
ナツメが甘えた声でおねだりをするように言うと、アサヒは小さく笑みを浮かべナツメの耳にキスをした。
「……酒飲むと甘え上手になりやがって」
アサヒはぷにぷにとしたナツメの後孔を亀頭でつつきながらそう言い放つと、ぐりっと力を入れてゆっくり挿入していく。先程塗り込まれ注がれた甘露蜜が、アサヒの肉棒の熱でさらに蕩けていき驚くほど滑りを良くしていた。
「っ~!!!」
「あークソ、飲み込まれるッ……」
アサヒはそのまま重力に従って根元まで挿入すると、ナツメは顔を上げてビクンッと大きく反応し一瞬目を見開いた。
「ぁ、ぐっ」
滑りが良いとはいえ、アサヒの巨根が突如体内に捩じ込まれ拡がっていく感覚に動揺しつつ、甘い溜息を吐いて顔を真っ赤にするナツメ。
アサヒは一度腰をあげ、纏わり付く肉壁に逆らうようにギリギリまで肉棒を引き抜いた。
「悪い、手加減できねぇ」
アサヒは余裕のない表情でそう言うと、今度はナツメの前立腺を擦るように再度根元まで挿入する。パンッと肌同士がぶつかる音が聞こえ、ナツメは声にならない声をあげて泣きながら強い快感に悶えた。
アサヒはそれから何度も激しく根元まで挿入することを繰り返していく。
「ぁっ、あっ、やあっ、あ、ふ、うぅ“、おなか、おなかぽこってしちゃってる、う」
アサヒはそう言われるとナツメの腰を上げてお腹を確かめるようにさすりつつ、ゆっくり深く突きはじめる。奥に突き刺すように挿入をすると、確かにぽこっとお腹の一部が少し盛り上がっていることに気付いたアサヒは、自分がしっかりナツメの中を侵食していると実感して小さく笑みを浮かべた。
「へぇ……本当だな。お前の小さい穴に、俺のモノがぎっちぎちにハメられて、狭い所に押し込む度に腹の形変わってる」
アサヒはそう言って片手でナツメの腰を持ちつつ、空いた手でお腹をさすりながら再び激しく腰を振る。
打ち付けられる度に全身が揺れ、より酔いが回ったナツメの瞳はさらに蕩けていった。
「ぁっ、あっ、ふ、ううっ、くるし、っい、おなかひろがってうぅ」
「嫌ならやめる。どうする?」
アサヒはナツメの腰を両手で掴むと、問答無用で腰を打ち付ける。その度にナツメの陰茎は脈打つように反応してドロドロと我慢汁を飛ばしていった。
「やだあっ、だめ、やめないで、あさひっ……」
ぎゅうっとアサヒの肥大した肉棒を締め付け懇願するナツメに、アサヒは心臓が締め付けられるような愛おしさを覚えナツメの首を甘噛みする。
「苦しいんだろ?」
「っくるし、い、けどっ……」
「けど?」
「すき、だから、っ……すきだから、いっぱいきもちよくて、おれ、とけちゃうぐらい、どきどきしてる、あたま、とろとろ、っ……アサヒのちんちんおっきくて、おれのなかいっぱいで、オレのちんちんビクビク止まらなっ、あ」
ナツメは唾液を垂らし溜息にも似た息を吐いて、四肢滅裂な言葉を漏らした。
「……(相当酒回ってんな)」
アサヒはナツメの顔をみるべく、仰向けにさせ覆い被さるような体勢になる。
「ひっでー顔……俺のせいか」
唾液とアサヒの精液でどろどろになったナツメの顔を確認したアサヒは、ナツメの両手首を掴みながら深いキスをし、再び挿入し始める。
「んっ、ん!?んぅんん“」
正常位になり擦られるポイントが変わり、ナツメは激しく反応を示し足をピンっと立てて目を細め、アサヒに舌を吸われながら甘く唸った。
「ほら、お前の好きなココ。奥の狭い所と、前立腺滅茶苦茶にしてやる」
アサヒは舌先から唾液の糸を弾きながら唇を離すと、囁くような声でそう言い放ち腰を動かす。
「ひぁっ!?でちゃ、あっ」
ナツメは小さな悲鳴をあげ、やがて耐えきれず思いきり射精してしまう。
「すげぇ出てる。射精止まってないぞ、ナツメ」
勢いよく精液を飛ばしたナツメだったが、その後はドロドロと溢れるように精液が流れ続け、アサヒはナツメの陰茎を扱きながら笑みを浮かべた。
「ふぇっぇ……ぁう、あ、とまらな、びくびくする、あっ」
ピクピクと震えながらぼーっとするナツメ。完全に視線が定まらず、ぐったりとした様子で目を閉じ肩で呼吸をしていた。扱かれる度にぴゅくっと精液が飛び出し、その度に甘い声を吐いていたナツメ。声は少し枯れており、その声がまた愛らしく感じたアサヒはナツメの喉仏を舐め上げてから軽く噛み付く。
「可愛い声」
アサヒは深く挿入して奥に種付けするべくゴリゴリと狭い中を探り、グイッと亀頭をねじ込ませる。
「ぁぐっ、あ、だめ、だめなところはいっちゃってるうぅ」
ナツメは目を見開き小さく顔を左右に振ってアサヒを見るが、アサヒは小さく笑って息を荒げた。
「フーッ、フーッ」
「あさひ、アサヒっい、なか、おっきくなって……でるの、?なか、だす?」
「ああ……出る……奥に出すぞ」
自身の中で脈打つアサヒの肉棒を感じるナツメ。アサヒはゴリゴリ奥に捩じ込むように腰を振ると、そのまま勢いよく射精しナツメの中に大量の精液を吐き出していく。
「ぁっふ、ああっ……!」
ナツメは射精の刺激でビクビクと小さく震え、相手の射精が終わるまでぎゅうっと締め付けをやめず、射精が終わると力が抜けていった。
アサヒはゆっくりと肉棒を抜くと、ナツメの後孔からごぽっと濃い白濁が溢れて水溜りを作っていく。アサヒの肉棒の形に拡がっていた後孔だが、次第に収縮し閉じていった。
「はーっ、はーっ、はーっ」
眠気で意識が朦朧としているナツメは、激しく呼吸を繰り返しながら目を閉じぐったりする。
「ナツメ……」
アサヒは水を口に含むと、ナツメに口移しで水を何度か飲ませていった。ナツメはこくこくと上手に水を飲み、唇が離れるとうっすらと目を開けてアサヒを見つめる。
「アサヒ、ぎゅってして……」
ナツメは手を広げて甘えた表情でアサヒを見つめると、アサヒはナツメの横に転がって強くナツメを抱き締めた。
今は体が温かいが、外の気温は冬の気配を感じる。ナツメが眠りについたら、体を拭いて新しい布団に寝かせようと考えていたアサヒは、ナツメの頭を優しく撫でながら様子を見た。
「アサヒ……」
アサヒの胸元に埋まりながら抱き締め返すナツメは、うつらうつらとしながら口を開く。
「ん……眠いなら寝ろ」
「ねたくない…」
「どうした」
アサヒはナツメの額にキスをしながら問いかける。
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