星流国の狐族〜池に落ちたら、妖怪しかいない異世界にワープした!?〜

みるくくらうん

文字の大きさ
上 下
88 / 113

蕩けて、乱れて②★

しおりを挟む

「フーッ、フーッ」


 アサヒは次第に息を荒げ、尻尾と狐耳の毛を逆立てて興奮を示し、少し強くナツメの頭を掴んで前後に動かし咥内を犯していく。


「んっんぐ、うぅっぅむ」


 ナツメは唾液か我慢汁か分からない液体を口端から溢しながらも必死に舌を動かし吸い付いた。
 喉奥に亀頭がぶつかる度にビクッと小さく震え目を細めるナツメの仕草に、アサヒの性欲がさらに刺激されていく。愛おしい相手の頭の上で跨り自身の肉棒を咥内に捩じ込む自分の鬼畜さに呆れつつも、それを受け入れて必死にしゃぶりつくナツメを見ると、自分の激しい欲望を認めてくれているのだと嬉しくなった。


「(くちのなかで、もっとおっきくなったぁ……)」


 アサヒの肉棒はナツメの咥内でどんどん膨らみを増し、ナツメは恍惚とした表情で嬉しさを表すと、それに気付いたアサヒはナツメの頭を優しく抑え腰を動かすスピードを早め、ぐっと喉奥に亀頭をぶつけて少し震え始める。


「ッ……出る、口ん中出すぞ、ちゃんと飲めよ」


 アサヒはそう言ってナツメの喉奥に注ぐ形で大量の精液を流し込んだ。ナツメは一瞬目を見開いた後一度喉を鳴らしてそれを飲み込んだが、その間にも精液が注がれていき口端から濃厚な精液が溢れたため、アサヒは射精したての肉棒をナツメの口からずるりと引き抜く。
 まだ射精が終わっていなかったため、口から引き抜かれた瞬間にも精液が飛び出しナツメの顔目掛けて放たれた。


「んっ……ふ、ぅ」


 ナツメは顔射された顔でアサヒを見つめる。


「うぅ(かお、あつい……どろどろで、アサヒの濃いにおい、いっぱい……っ)」

「ハァッ、ハァッ……出しても治んねぇ」


 アサヒは未だ興奮の治まらない自身の肉棒を片手で扱き、それをナツメに見せ付けた後ナツメをうつ伏せにして首にキスをする。
 そして、寝バックの体勢で粘着質な音を立てながらナツメの後孔に肉棒を擦り付けた。


「中にも出させろ」


 アサヒがナツメの耳元でそう問いかけると、ナツメは呼吸を荒げピクピク反応しながら小さく一度頷き、後孔がよく見えるように臀部を左右に広げた。


「うん、お腹の中も、アサヒであったかくしてほし……」


 ナツメが甘えた声でおねだりをするように言うと、アサヒは小さく笑みを浮かべナツメの耳にキスをした。


「……酒飲むと甘え上手になりやがって」


 アサヒはぷにぷにとしたナツメの後孔を亀頭でつつきながらそう言い放つと、ぐりっと力を入れてゆっくり挿入していく。先程塗り込まれ注がれた甘露蜜が、アサヒの肉棒の熱でさらに蕩けていき驚くほど滑りを良くしていた。


「っ~!!!」

「あークソ、飲み込まれるッ……」


 アサヒはそのまま重力に従って根元まで挿入すると、ナツメは顔を上げてビクンッと大きく反応し一瞬目を見開いた。


「ぁ、ぐっ」


 滑りが良いとはいえ、アサヒの巨根が突如体内に捩じ込まれ拡がっていく感覚に動揺しつつ、甘い溜息を吐いて顔を真っ赤にするナツメ。
 アサヒは一度腰をあげ、纏わり付く肉壁に逆らうようにギリギリまで肉棒を引き抜いた。


「悪い、手加減できねぇ」


 アサヒは余裕のない表情でそう言うと、今度はナツメの前立腺を擦るように再度根元まで挿入する。パンッと肌同士がぶつかる音が聞こえ、ナツメは声にならない声をあげて泣きながら強い快感に悶えた。
 アサヒはそれから何度も激しく根元まで挿入することを繰り返していく。


「ぁっ、あっ、やあっ、あ、ふ、うぅ“、おなか、おなかぽこってしちゃってる、う」


 アサヒはそう言われるとナツメの腰を上げてお腹を確かめるようにさすりつつ、ゆっくり深く突きはじめる。奥に突き刺すように挿入をすると、確かにぽこっとお腹の一部が少し盛り上がっていることに気付いたアサヒは、自分がしっかりナツメの中を侵食していると実感して小さく笑みを浮かべた。


「へぇ……本当だな。お前の小さい穴に、俺のモノがぎっちぎちにハメられて、狭い所に押し込む度に腹の形変わってる」


 アサヒはそう言って片手でナツメの腰を持ちつつ、空いた手でお腹をさすりながら再び激しく腰を振る。
 打ち付けられる度に全身が揺れ、より酔いが回ったナツメの瞳はさらに蕩けていった。


「ぁっ、あっ、ふ、ううっ、くるし、っい、おなかひろがってうぅ」

「嫌ならやめる。どうする?」


 アサヒはナツメの腰を両手で掴むと、問答無用で腰を打ち付ける。その度にナツメの陰茎は脈打つように反応してドロドロと我慢汁を飛ばしていった。


「やだあっ、だめ、やめないで、あさひっ……」


 ぎゅうっとアサヒの肥大した肉棒を締め付け懇願するナツメに、アサヒは心臓が締め付けられるような愛おしさを覚えナツメの首を甘噛みする。


「苦しいんだろ?」

「っくるし、い、けどっ……」

「けど?」

「すき、だから、っ……すきだから、いっぱいきもちよくて、おれ、とけちゃうぐらい、どきどきしてる、あたま、とろとろ、っ……アサヒのちんちんおっきくて、おれのなかいっぱいで、オレのちんちんビクビク止まらなっ、あ」


 ナツメは唾液を垂らし溜息にも似た息を吐いて、四肢滅裂な言葉を漏らした。


「……(相当酒回ってんな)」


 アサヒはナツメの顔をみるべく、仰向けにさせ覆い被さるような体勢になる。


「ひっでー顔……俺のせいか」


 唾液とアサヒの精液でどろどろになったナツメの顔を確認したアサヒは、ナツメの両手首を掴みながら深いキスをし、再び挿入し始める。


「んっ、ん!?んぅんん“」


 正常位になり擦られるポイントが変わり、ナツメは激しく反応を示し足をピンっと立てて目を細め、アサヒに舌を吸われながら甘く唸った。


「ほら、お前の好きなココ。奥の狭い所と、前立腺滅茶苦茶にしてやる」


 アサヒは舌先から唾液の糸を弾きながら唇を離すと、囁くような声でそう言い放ち腰を動かす。


「ひぁっ!?でちゃ、あっ」


 ナツメは小さな悲鳴をあげ、やがて耐えきれず思いきり射精してしまう。


「すげぇ出てる。射精止まってないぞ、ナツメ」


 勢いよく精液を飛ばしたナツメだったが、その後はドロドロと溢れるように精液が流れ続け、アサヒはナツメの陰茎を扱きながら笑みを浮かべた。


「ふぇっぇ……ぁう、あ、とまらな、びくびくする、あっ」


 ピクピクと震えながらぼーっとするナツメ。完全に視線が定まらず、ぐったりとした様子で目を閉じ肩で呼吸をしていた。扱かれる度にぴゅくっと精液が飛び出し、その度に甘い声を吐いていたナツメ。声は少し枯れており、その声がまた愛らしく感じたアサヒはナツメの喉仏を舐め上げてから軽く噛み付く。


「可愛い声」


 アサヒは深く挿入して奥に種付けするべくゴリゴリと狭い中を探り、グイッと亀頭をねじ込ませる。


「ぁぐっ、あ、だめ、だめなところはいっちゃってるうぅ」


 ナツメは目を見開き小さく顔を左右に振ってアサヒを見るが、アサヒは小さく笑って息を荒げた。


「フーッ、フーッ」

「あさひ、アサヒっい、なか、おっきくなって……でるの、?なか、だす?」

「ああ……出る……奥に出すぞ」


 自身の中で脈打つアサヒの肉棒を感じるナツメ。アサヒはゴリゴリ奥に捩じ込むように腰を振ると、そのまま勢いよく射精しナツメの中に大量の精液を吐き出していく。


「ぁっふ、ああっ……!」


 ナツメは射精の刺激でビクビクと小さく震え、相手の射精が終わるまでぎゅうっと締め付けをやめず、射精が終わると力が抜けていった。
 アサヒはゆっくりと肉棒を抜くと、ナツメの後孔からごぽっと濃い白濁が溢れて水溜りを作っていく。アサヒの肉棒の形に拡がっていた後孔だが、次第に収縮し閉じていった。


「はーっ、はーっ、はーっ」


 眠気で意識が朦朧としているナツメは、激しく呼吸を繰り返しながら目を閉じぐったりする。


「ナツメ……」


 アサヒは水を口に含むと、ナツメに口移しで水を何度か飲ませていった。ナツメはこくこくと上手に水を飲み、唇が離れるとうっすらと目を開けてアサヒを見つめる。
 

「アサヒ、ぎゅってして……」


 ナツメは手を広げて甘えた表情でアサヒを見つめると、アサヒはナツメの横に転がって強くナツメを抱き締めた。
 今は体が温かいが、外の気温は冬の気配を感じる。ナツメが眠りについたら、体を拭いて新しい布団に寝かせようと考えていたアサヒは、ナツメの頭を優しく撫でながら様子を見た。


「アサヒ……」


 アサヒの胸元に埋まりながら抱き締め返すナツメは、うつらうつらとしながら口を開く。


「ん……眠いなら寝ろ」

「ねたくない…」

「どうした」


 アサヒはナツメの額にキスをしながら問いかける。


 
しおりを挟む
感想 18

あなたにおすすめの小説

俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる

十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。

教え上手な龍のおかげでとんでもないことになりました

明日真 亮
ファンタジー
 子爵家の長男であるレアンデル=アリウスは、剣は得意だが魔法が大の苦手。  生まれ持った火の紋章の加護により得意になるはずの火魔法も上手く使えない。  そのせいで通っている学園でも同級生にバカにされる日々を送っていた。  そんなある日、レアンデルは森の中で龍と出会う。  その龍はあらゆる知識を修め、龍の世界でも教鞭を執るほどの教え好き。  レアンデルの秘められた力に気付いた龍は自らの知識や経験を叩きこむ。  レアンデルの成長と出会いの物語。  紋章とは。龍とは。そして秘められた力とは――

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

Hしてレベルアップ ~可愛い女の子とHして強くなれるなんて、この世は最高じゃないか~

トモ治太郎
ファンタジー
孤児院で育った少年ユキャール、この孤児院では15歳になると1人立ちしなければいけない。 旅立ちの朝に初めて夢精したユキャール。それが原因なのか『異性性交』と言うスキルを得る。『相手に精子を与えることでより多くの経験値を得る。』女性経験のないユキャールはまだこのスキルのすごさを知らなかった。 この日の為に準備してきたユキャール。しかし旅立つ直前、一緒に育った少女スピカが一緒にいくと言い出す。本来ならおいしい場面だが、スピカは何も準備していないので俺の負担は最初から2倍増だ。 こんな感じで2人で旅立ち、共に戦い、時にはHして強くなっていくお話しです。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!

ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく  高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。  高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。  しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。  召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。 ※カクヨムでも連載しています

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。

カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。 今年のメインイベントは受験、 あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。 だがそんな彼は飛行機が苦手だった。 電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?! あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな? 急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。 さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?! 変なレアスキルや神具、 八百万(やおよろず)の神の加護。 レアチート盛りだくさん?! 半ばあたりシリアス 後半ざまぁ。 訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前 お腹がすいた時に食べたい食べ物など 思いついた名前とかをもじり、 なんとか、名前決めてます。     *** お名前使用してもいいよ💕っていう 心優しい方、教えて下さい🥺 悪役には使わないようにします、たぶん。 ちょっとオネェだったり、 アレ…だったりする程度です😁 すでに、使用オッケーしてくださった心優しい 皆様ありがとうございます😘 読んでくださる方や応援してくださる全てに めっちゃ感謝を込めて💕 ありがとうございます💞

処理中です...