完結【R-18】公爵様と侍女

みるく

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パティとの事から2日経った。
あの後急に忙しくて、パティとゆっくり出来なかったな。

2日前、僕はあの後執事長のラルフと侍女長ルーベルを呼んでパティとの事を伝えた。
どちらにしても、あのシーツを替える時にバレるだろうしね。
初めは2人とも驚いた顔をしていたが、パティならば良い妻になるだろうと言ってくれたし、パティの事を支えるとも言ってくれた。
本当に心強い執事と侍女だ。


招待状を送ってきていた貴族達には、結婚する旨を書いた手紙を送る。
この辺は執事長がやってくれる。
2ヶ月後のパティの21歳の誕生日に盛大にプロポーズをしたいからそれまではパティに黙っているように伝えた。
他の皆んなにはこっそり伝えて準備に取りかかって欲しいことも言った。


「「旦那様の仰せのままに致します」」
「頼んだよ!」

あー、2ヶ月後!楽しみだ!!

あと、今日辺りパティを呼びたい。
朝までゆっくり2人きりの時間を過ごしたい。
まるで盛りがついた動物のようだが、パティを抱きたい。
あの顔、あの身体、あの声が一日中僕の仕事を邪魔する。
反則だよ、パティ。

廊下に出てパティを呼ぶ
「誰か、パティを呼んでくれ。」
「パティでしたら、今日はコリンと買い出しですので夕方まで戻ってきません」
近くにいた侍女がそう言う。
「コリンと・・・わかった。」
コリン・・・君は恋敵なのか?
いつもパティとひっついてないか?

「パティ、早く帰って来てくれ。」
早く顔を見せて、そして僕だけのパティだと言ってくれ。
夕方、パティとコリンは沢山の荷物を抱えて帰ってきた。

「パティ!コリン。お帰り。」
「「旦那様、ただいま戻りました。」」
「うん。 ぁ、パティ。僕の部屋へ。」
「・・はい、旦那様。」

やっとパティを抱きしめられる。
とことこと後ろをついてくるパティ
2階へ上がると人も居なくて、部屋まで手を握る。
少し握り返してくれササっと部屋へ入る。
そして、パティをギュッと抱きしめる。
「はぁ~・・・パティ補給ー」
ギュッと抱きしめるとパティの匂いパティの柔らかさに包まれる。
これだけでも満たされるけど・・・あぁダメだ、ムラッとしてきた。

「パティ、今からいいよね?」
「・・・、」
なんかパティ暗い?
「パティ、体調悪い? それとも、こんな年のいった僕が嫌いになったかな?」
パティと両想いだったからって、こんな風に求めるのはやっぱり嫌だよね。
「いえ!、、違うのです。」
パティにチュッとキスをする
「ごめんね、無理させたよね。今日は抱きしめるだけで満足するから、抱きしめさせてくれる?」
無理強いして嫌われたくない。
「いえ、旦・・クライヴ様が欲しいです。」
「っ、パティ。・・そんなこと言ったら、止まらなくなる。」

舌を絡めるキスをしながらパティのお仕着せを脱がせる。
「ん、んぅ、・・・ふっ、ぁ、んっ」
パサリパサリと布が落ちていってあっという間に下着の姿になるパティ。
「靴下と靴、下着も脱ごうか。」
「はい。」

パティが下着と仕事用の靴と靴下も脱ぐ。
「また、パティを気持ちよくしても良い?」
乱れたパティが見たい。
そして、僕を求めて欲しい。
そう思って聞くと思いがけない言葉が、
「今日は、私が。 クライヴ様を気持ちよくさせてください。」
「え?」
僕、を?
パティは僕の前に跪くと僕のズボンと下着を下ろす
「パ、パティ」
既に起き上がっているそれをソッと掴むとパティの可愛い口が僕のモノに触れる

「っ、く、」
初めはチロチロと赤い舌を出しながら舐めていたのにパクッと口の中に含んだ
「はぁ・・・パティ、きもちいよ。」
「ふっ、んっ・・・はぁ、良かったです」
僕のから口を離したところとパティの唇に銀の線がツーっと繋がってプチンと切れる。
その妖艶な姿にゾクゾクした

「そんなの、どこで覚えたの?」
「、それは・・・」
恥ずかしそうにしているパティ
「あの、侍女達に流行っている本に・・・」
「本。」
今どきはそんなものも書いてあるのか・・・
「パティありがとう。 次は僕が気持ちよくしていい?」
「だめです!私がもっと、」
パクッとまた僕のを口に含み、次はそのまま前後に頭を揺らす
「ぁ、それはっ・・・ダメ」
「ん、ん、・・・っふ、んっ」
目を瞑って頭を揺らすパティの口の端から唾液が出ている
「っ、パティ、出ちゃうよっ・・・」
そう言った途端パティは手で擦り上げながら頭の律動を早めた
「んっ。パティ・・・でるっ」
ビュクビュクとパティの口内に出してしまった。
「っゴホッゴホッ!!」
「パティ、出して!!」
むせ返るパティの背中を叩き、吐き出すように言ったのに、飲み込んでしまったみたいだ

「ん、大丈夫です。」
こちらをみるパティの唇が濡れて口の端に少し白濁の液がついている。
それをタオルで拭いて、近くにあったコップに水を入れて飲ませる
「パティ、僕の飲んで大丈夫?」
背中をさすりながら聞く
「大丈夫ですよ、クライヴ様のだから、飲んだんです。」
ニコッと笑うパティをギュッと抱きしめる。
「パティ、好きだ。」
「クライヴ様・・・」
「次は僕の番だよ。」
「え、」
パティを横抱きにしてベッドまで連れて行く
「ぇ、だってさっき。終わったんじゃ?」
「ん? 一回で終わるって言ってないでしょ?」
「ぇ?え。」
「たっぷり鳴いてね。」
パティの顔がみるみる赤くなり目が泳ぐ

「可愛いパティ。」
チュッとキスを落としベッドに寝かせる。
足を広げさせてその間に入ると秘部をソッと触るとしっとりと濡れている
「僕の舐めて濡れたの?」
「ちがっ!ぁ、」
秘部の蕾を指の腹で圧迫するとパティの声色が甘く変わる
「ゃ、あ、・・ぁっ、」
蜜壺からトロトロとした愛液が出始めてきた
「僕もお礼に舐めるね。」
「え、あっ、だめ!きたないです!!」
抵抗するパティの蜜壺に指を入れる
「ひぁ、・・っ」
「汚くない、舐めたいから。」
パティの足の間に顔を埋めて蕾を舐める。
指はそのまま中に入れてパティの好きな所を刺激する。

「やぁ!!、それだめ、らめらめらめ!!」
チュッチュッと蕾を吸い上げると頭を振り乱す
だからやめてあげた。
「じゃあ本当にやめても良いの?」
「・・え、」
「やめちゃうよ?」
顔を真っ赤にして涙目の瞳をこちらに向ける
「~っ、いじわるです!」
「ふふっ、パティ可愛いから。ごめんね。」
お詫びにたっぷりサービスしちゃお
中に入れてる指を動かす。
グチュグチュと水音を出しながらパティの好きな所に圧力をかける
「ぁ、あっ、そこ、へん、へん!」
「ここだね」
「ぁっ、だめ、出ちゃ、でちゃぁああ」
先日同様勢いよく潮を吹く
ピクピクと痙攣するパティの秘部をペロッと舐め上げ音を出しながら吸い上げる。
「あ、クライヴ、さま、そこ、んっ・・・だめ、またきちゃ、またきちゃ!!!っっっ!!!」
更に快楽の波に飲まれたのか大きく痙攣するパティ
「はぁ、パティ。 本当に可愛い、、挿れるね。」
「ぁ、ぁ、、ん、」
クチクチと秘部の周りを僕ので撫でながら蜜壺の辺りを刺激していると、
「クライヴさま、・・・すき。すきなの」
急にポロポロと涙を流しながらそんな事言うもんだから驚いた

「どうしたの?、僕も愛してるよ。」
「なんでもないんです。ただ、すきが溢れてきて。」
涙を手で拭ってあげているとその手にパティの手を重ねて頬擦りする。
キュッと締め付けられる愛おしさに包まれる。
「パティ、心配事があるならキチンと教えてね?」
なにか、パティは気になることでもあるのか、あの日も身体を重ねた後急に暗くなった気がする。
「大丈夫です!クライヴ様。 その、私のここに、・・・クライヴ様を、ください。」
色々考えていると僕の手をとりパティの秘部へ導いた。
「パティ、、僕は君を大切にするから、何も心配しないで。」 
「分かってますよ。」
パティが微笑み、さぁ、早く。と僕のを挿れるように言ってきた。
グッと腰を落としパティの中に入る
「っ、パティ。 気持ちい。」
「はあ、んぁっ、私も、、動いて、下さい。」
「ん、わかった」
トントントンと奥に届ける
「ぁ、あっ!そこ、ぁ、んっ、あ、」
「っ、・・パティ、すぐ、イきそ」
「は、ぁ、んっ、私、も」
「ちょっと早めるよ、」
タンタンパンパンと音が鳴り響く。
「ぁ、あっ。クライヴ、様、ぁ、んっんっ」
「んっ、パティ、っイく、」
腰をガシッと掴み早める
「ぁあぁあ、いっちゃ、いっちゃ!!んぁあああ、」
「っっ!!。くぅ、、、」
ビュクビュクと中に放つ。
パティが懐妊しますように、パティが離れていきませんように。
そう願いながら。
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