32 / 37
脈動
交点
しおりを挟む
村で一日の成果を報告するはずだったが、三者三様の理由で全員が村に帰ったのは日が暮れてから相当な時間が経っていたので、翌朝に持ち越されることになった。清らかな朝の空気の中、レオンが話し出したことで報告会が始まる。
「貴族区域ってどうだった?一生行きたくないけど一応聞いとく」
「道は傷一つなく整備されてたし、家も大豪邸ばっかりで、あんまり居心地はよくなかったな。同じ貴族でも領地貴族と王都貴族ではこんなに違うとは思ってなかった」
「ごめん。私、悪いことしちゃった」
「気にしないで、収穫もあったから。勇者について研究している人に面白い話を聞けたんだ。旅の目的が一つ増えたよ」
かいつまんで聞いた話を伝えるも、歴史に興味がないレオンはもちろんのこと、悪者扱いされている教会に属すオリビアも関心を持たなかった。
「次は私が。ローゼンミュラー元侯爵へのお使いの後、おじい様のところに行ったのだけど、ヴィクター全部バレてた」
「え」
鳩が豆鉄砲を食ったような顔をするヴィクターを無視して聖女の言葉は続く。
「ベルネット家を出て、旅をして、この村に滞在してること。ローゼンミュラー家に護衛として行ったことも、文字通り全部」
「そんな」
「これまで疑われたこと自体ほとんどないのに、どうしてわかったんだろ」
いまだ衝撃から抜け出せないヴィクターに代わり、レオンが冷静にもっともな疑問を呈する。
「どうやら諜報機関によるものらしいの」
「教会がそんな物騒な組織を?」
「国全体、小さな街にでもある教会には昔から情報が集まっていて、それが次第に組織に変わっていったんだって。それで、諜報を取り仕切るのは前当主って決まってるみたい」
「それでオリビアさんのおじい様が」
「じゃあ、他にはバレてないのか」
ほっとした様子のヴィクターにオリビアが微笑みかける。
「おじい様はベルネット家に言う気はないみたい。今でも子供二人に訪問の相手をさせたこと根に持ってるの」
「そういえば、父さんが教会嫌いで、フリードリヒ兄さんが当主代行って形で迎えたっけ」
「前大司教と聖女様にその対応って、ヴィクターの親父さん怖い者知らずだな」
「信仰のかけらもない人だったからね。僕の家の話はいいんだよ。次はレオンの番だ。トーマスと狩りに行ったんだろ」
「……ってなわけで、俺にもよくわからないんだ」
昨日の狩りについて、特にあの不思議な斬撃について告げられた二人だが、オリビアがポカンとする一方、ヴィクターは興奮のまなざしでレオンを見つめた。
「その顔、何か知ってるのか?」
「斬撃を飛ばした時、魔力を使う感覚と似ていた?」
「よくわかったな。そうだぞ」
「多分だけど、剣の師匠が使っていた技術と同じだと思う。剣の腕を上げると、剣圧が出せるようになって、それを魔力みたいに使えるらしい」
「でも俺、そんなに剣の腕がいいわけじゃないぞ」
「知ってる」
「おい」
進む話についていけなくなったオリビアが、手を上げていることに気づいたヴィクターは彼女に話を譲った。
「私は本格的に剣を教わってないからわからないけど、強さって意味での剣の腕じゃなかったりしない?教会にも騎士はいたけど、そんな技を使う人はいなかった。それなのに冒険者とか旅の剣士の中にはいるって聞いたことがある。教会の騎士なんて騎士の中でも強い人しかなれないのに」
ヴィクターはクロウが使ったもう一つの技を思い出す。出鱈目なあの技も剣圧の鍛錬の先にあると彼は言っていた。であれば答えは一つに定まる。ヴィクターはそれを言葉へと変換した。
「想いだ」
「「想い⁇」」
「レオンが斬撃を放った時、自分の剣について考えていたって言ってたよな」
「ああ。それで答えを出した途端、体が勝手に」
「それが想いだよ。騎士は規律、規範を守ることを求められるから、振るう剣は自分の想いじゃなくて、組織の想いにどうしてもなってしまうんだと思う。だから同じぐらい強くても、冒険者とか旅の剣士が習得できるんじゃないかな。具体的な原理は全くわからないけど」
「なんとなく理解はした。でももう一回できる気はしないぜ」
「まあいいじゃん。一回できたならいつかもう一回できると思う。完全習得したらコツとか教えてくれよ」
「私は応援することしかできないけど」
「そんだけ言われたら頑張るしかねぇな。よし!!今日から素振りの数を増やすぞ」
仲間の成長に盛り上がる三人に一人の男が近づいてきた。
「よう。元気にやってるな」
「オットー。どうしたの?」
「お嬢。ちょっとヴィクター借りてもいいか?村回りに連れていきたくてな」
「私にどうする権利もないよ。ヴィクターがいいって言うなら」
そう言いながら向けられる聖女の期待の眼差しを受けて断れる男がいるだろうか。ヴィクターとて例外ではなかった。首を縦に振った瞬間、ヴィクターは腕を思いっきり引かれ、村の入り口に止まる馬車に向かって猛スピードで走らされた。
「こんなに急ぐ意味ある?」
「時は金なりだ。それなりに時間のかかる仕事だから、できるだけ急ぎたい」
しぶしぶ了承したヴィクターといくらかの物資を乗せて馬車は細い道を行く。
「どうして僕なんだ?」
「なんとなく。村に来た晩、少し話しただろう。その時に昔の俺を見てるみたいに感じてな。ゆっくり話したかった」
「それならそうと言ってくれればよかったのに」
「男が男に大事な話があるから二人きりにって女の前で言うのか?絶対に勘違いされる」
「違いないな」
男二人の笑い声が人気のない道に響き消えていった。
「そろそろ一つ目の村に到着する。着いたらそこの木箱をもって降りて欲しい」
「これだね。わかった」
五分も経たずして小さな村の入り口で馬車は止まった。ヴィクターは言われた通りに思いのほか重い、一辺三十センチほどの箱を持って降りた。オットーは村長と数言交わすと、手招きをしてヴィクターを呼び寄せ、箱に手を置いた。
「これが約束の物です」
「ありがとうございます。これで儀式が滞りなく行えます。聖女様には多大なる感謝を」
「オットー。これの中身は?」
「ヴィクターたちが前に取ってきてくれた、クソドリの羽で作った装飾品だ。王都に売る分以外にも、こうやって仲間の村々に配って回ってる。なにせ俺たちは聖女組だからな。教会の儀式はやらないと」
「私たちが信仰しているのは聖女様なのに、教会のアホ司教どもは農民が目覚めたと大喜びしているわい」
先程の丁寧な口調はどこへやら、村長はこの調子で十分以上教会と司教の悪口を大笑いしながら続けた。装飾品以外に用事はなく、二人は馬車へと戻り、次の村へと出発した。街道に出てすぐ、ヴィクターは思ったことをそのまま口に出した。
「もしかして教会って嫌われてる?」
「そうか、ヴィクターは街を旅してきたんだったな。教会が建てられてるような大きい村とか街で悪く言う人はほとんどいない。教会があれば恩恵が受けられるから。だけど農村となれば話は別になる。恩恵もないのに、あれをやれ、これをやれと押し付けられて好意的に思う人はいない。その点お嬢はよかった。恩恵を与えるどころか、なにも強制させようとしなかった」
「オットーと話すといつもオリビアが凄いで終わる気がする」
「お嬢が凄いのは本当だからな」
若干引き気味の男と、どや顔を太陽に向ける男を乗せて馬車は行く。次の村を目指して。
「貴族区域ってどうだった?一生行きたくないけど一応聞いとく」
「道は傷一つなく整備されてたし、家も大豪邸ばっかりで、あんまり居心地はよくなかったな。同じ貴族でも領地貴族と王都貴族ではこんなに違うとは思ってなかった」
「ごめん。私、悪いことしちゃった」
「気にしないで、収穫もあったから。勇者について研究している人に面白い話を聞けたんだ。旅の目的が一つ増えたよ」
かいつまんで聞いた話を伝えるも、歴史に興味がないレオンはもちろんのこと、悪者扱いされている教会に属すオリビアも関心を持たなかった。
「次は私が。ローゼンミュラー元侯爵へのお使いの後、おじい様のところに行ったのだけど、ヴィクター全部バレてた」
「え」
鳩が豆鉄砲を食ったような顔をするヴィクターを無視して聖女の言葉は続く。
「ベルネット家を出て、旅をして、この村に滞在してること。ローゼンミュラー家に護衛として行ったことも、文字通り全部」
「そんな」
「これまで疑われたこと自体ほとんどないのに、どうしてわかったんだろ」
いまだ衝撃から抜け出せないヴィクターに代わり、レオンが冷静にもっともな疑問を呈する。
「どうやら諜報機関によるものらしいの」
「教会がそんな物騒な組織を?」
「国全体、小さな街にでもある教会には昔から情報が集まっていて、それが次第に組織に変わっていったんだって。それで、諜報を取り仕切るのは前当主って決まってるみたい」
「それでオリビアさんのおじい様が」
「じゃあ、他にはバレてないのか」
ほっとした様子のヴィクターにオリビアが微笑みかける。
「おじい様はベルネット家に言う気はないみたい。今でも子供二人に訪問の相手をさせたこと根に持ってるの」
「そういえば、父さんが教会嫌いで、フリードリヒ兄さんが当主代行って形で迎えたっけ」
「前大司教と聖女様にその対応って、ヴィクターの親父さん怖い者知らずだな」
「信仰のかけらもない人だったからね。僕の家の話はいいんだよ。次はレオンの番だ。トーマスと狩りに行ったんだろ」
「……ってなわけで、俺にもよくわからないんだ」
昨日の狩りについて、特にあの不思議な斬撃について告げられた二人だが、オリビアがポカンとする一方、ヴィクターは興奮のまなざしでレオンを見つめた。
「その顔、何か知ってるのか?」
「斬撃を飛ばした時、魔力を使う感覚と似ていた?」
「よくわかったな。そうだぞ」
「多分だけど、剣の師匠が使っていた技術と同じだと思う。剣の腕を上げると、剣圧が出せるようになって、それを魔力みたいに使えるらしい」
「でも俺、そんなに剣の腕がいいわけじゃないぞ」
「知ってる」
「おい」
進む話についていけなくなったオリビアが、手を上げていることに気づいたヴィクターは彼女に話を譲った。
「私は本格的に剣を教わってないからわからないけど、強さって意味での剣の腕じゃなかったりしない?教会にも騎士はいたけど、そんな技を使う人はいなかった。それなのに冒険者とか旅の剣士の中にはいるって聞いたことがある。教会の騎士なんて騎士の中でも強い人しかなれないのに」
ヴィクターはクロウが使ったもう一つの技を思い出す。出鱈目なあの技も剣圧の鍛錬の先にあると彼は言っていた。であれば答えは一つに定まる。ヴィクターはそれを言葉へと変換した。
「想いだ」
「「想い⁇」」
「レオンが斬撃を放った時、自分の剣について考えていたって言ってたよな」
「ああ。それで答えを出した途端、体が勝手に」
「それが想いだよ。騎士は規律、規範を守ることを求められるから、振るう剣は自分の想いじゃなくて、組織の想いにどうしてもなってしまうんだと思う。だから同じぐらい強くても、冒険者とか旅の剣士が習得できるんじゃないかな。具体的な原理は全くわからないけど」
「なんとなく理解はした。でももう一回できる気はしないぜ」
「まあいいじゃん。一回できたならいつかもう一回できると思う。完全習得したらコツとか教えてくれよ」
「私は応援することしかできないけど」
「そんだけ言われたら頑張るしかねぇな。よし!!今日から素振りの数を増やすぞ」
仲間の成長に盛り上がる三人に一人の男が近づいてきた。
「よう。元気にやってるな」
「オットー。どうしたの?」
「お嬢。ちょっとヴィクター借りてもいいか?村回りに連れていきたくてな」
「私にどうする権利もないよ。ヴィクターがいいって言うなら」
そう言いながら向けられる聖女の期待の眼差しを受けて断れる男がいるだろうか。ヴィクターとて例外ではなかった。首を縦に振った瞬間、ヴィクターは腕を思いっきり引かれ、村の入り口に止まる馬車に向かって猛スピードで走らされた。
「こんなに急ぐ意味ある?」
「時は金なりだ。それなりに時間のかかる仕事だから、できるだけ急ぎたい」
しぶしぶ了承したヴィクターといくらかの物資を乗せて馬車は細い道を行く。
「どうして僕なんだ?」
「なんとなく。村に来た晩、少し話しただろう。その時に昔の俺を見てるみたいに感じてな。ゆっくり話したかった」
「それならそうと言ってくれればよかったのに」
「男が男に大事な話があるから二人きりにって女の前で言うのか?絶対に勘違いされる」
「違いないな」
男二人の笑い声が人気のない道に響き消えていった。
「そろそろ一つ目の村に到着する。着いたらそこの木箱をもって降りて欲しい」
「これだね。わかった」
五分も経たずして小さな村の入り口で馬車は止まった。ヴィクターは言われた通りに思いのほか重い、一辺三十センチほどの箱を持って降りた。オットーは村長と数言交わすと、手招きをしてヴィクターを呼び寄せ、箱に手を置いた。
「これが約束の物です」
「ありがとうございます。これで儀式が滞りなく行えます。聖女様には多大なる感謝を」
「オットー。これの中身は?」
「ヴィクターたちが前に取ってきてくれた、クソドリの羽で作った装飾品だ。王都に売る分以外にも、こうやって仲間の村々に配って回ってる。なにせ俺たちは聖女組だからな。教会の儀式はやらないと」
「私たちが信仰しているのは聖女様なのに、教会のアホ司教どもは農民が目覚めたと大喜びしているわい」
先程の丁寧な口調はどこへやら、村長はこの調子で十分以上教会と司教の悪口を大笑いしながら続けた。装飾品以外に用事はなく、二人は馬車へと戻り、次の村へと出発した。街道に出てすぐ、ヴィクターは思ったことをそのまま口に出した。
「もしかして教会って嫌われてる?」
「そうか、ヴィクターは街を旅してきたんだったな。教会が建てられてるような大きい村とか街で悪く言う人はほとんどいない。教会があれば恩恵が受けられるから。だけど農村となれば話は別になる。恩恵もないのに、あれをやれ、これをやれと押し付けられて好意的に思う人はいない。その点お嬢はよかった。恩恵を与えるどころか、なにも強制させようとしなかった」
「オットーと話すといつもオリビアが凄いで終わる気がする」
「お嬢が凄いのは本当だからな」
若干引き気味の男と、どや顔を太陽に向ける男を乗せて馬車は行く。次の村を目指して。
0
お気に入りに追加
750
あなたにおすすめの小説
破滅する悪役五人兄弟の末っ子に転生した俺、無能と見下されるがゲームの知識で最強となり、悪役一家と幸せエンディングを目指します。
大田明
ファンタジー
『サークラルファンタズム』というゲームの、ダンカン・エルグレイヴというキャラクターに転生した主人公。
ダンカンは悪役で性格が悪く、さらに無能という人気が無いキャラクター。
主人公はそんなダンカンに転生するも、家族愛に溢れる兄弟たちのことが大好きであった。
マグヌス、アングス、ニール、イナ。破滅する運命にある兄弟たち。
しかし主人公はゲームの知識があるため、そんな彼らを救うことができると確信していた。
主人公は兄弟たちにゲーム中に辿り着けなかった最高の幸せを与えるため、奮闘することを決意する。
これは無能と呼ばれた悪役が最強となり、兄弟を幸せに導く物語だ。
生産性厨が異世界で国造り~授けられた能力は手から何でも出せる能力でした~
天樹 一翔
ファンタジー
対向車線からトラックが飛び出してきた。
特に恐怖を感じることも無く、死んだなと。
想像したものを具現化できたら、もっと生産性があがるのにな。あと、女の子でも作って童貞捨てたい。いや。それは流石に生の女の子がいいか。我ながら少しサイコ臭して怖いこと言ったな――。
手から何でも出せるスキルで国を造ったり、無双したりなどの、異世界転生のありがちファンタジー作品です。
王国? 人外の軍勢? 魔王? なんでも来いよ! 力でねじ伏せてやるっ!
感想やお気に入り、しおり等々頂けると幸甚です!
モチベーション上がりますので是非よろしくお願い致します♪
また、本作品は小説家になろう、エブリスタ、カクヨムで公開している作品となります。
小説家になろうの閲覧数は170万。
エブリスタの閲覧数は240万。また、毎日トレンドランキング、ファンタジーランキング30位以内に入っております!
カクヨムの閲覧数は45万。
日頃から読んでくださる方に感謝です!
『特別』を願った僕の転生先は放置された第7皇子!?
mio
ファンタジー
特別になることを望む『平凡』な大学生・弥登陽斗はある日突然亡くなる。
神様に『特別』になりたい願いを叶えてやると言われ、生まれ変わった先は異世界の第7皇子!? しかも母親はなんだかさびれた離宮に追いやられているし、騎士団に入っている兄はなかなか会うことができない。それでも穏やかな日々。
そんな生活も母の死を境に変わっていく。なぜか絡んでくる異母兄弟をあしらいつつ、兄の元で剣に魔法に、いろいろと学んでいくことに。兄と兄の部下との新たな日常に、以前とはまた違った幸せを感じていた。
日常を壊し、強制的に終わらせたとある不幸が起こるまでは。
神様、一つ言わせてください。僕が言っていた特別はこういうことではないと思うんですけど!?
他サイトでも投稿しております。
平民として生まれた男、努力でスキルと魔法が使える様になる。〜イージーな世界に生まれ変わった。
モンド
ファンタジー
1人の男が異世界に転生した。
日本に住んでいた頃の記憶を持ったまま、男は前世でサラリーマンとして長年働いてきた経験から。
今度生まれ変われるなら、自由に旅をしながら生きてみたいと思い描いていたのだ。
そんな彼が、15歳の成人の儀式の際に過去の記憶を思い出して旅立つことにした。
特に使命や野心のない男は、好きなように生きることにした。
異世界で魔法使いとなった俺はネットでお買い物して世界を救う
馬宿
ファンタジー
30歳働き盛り、独身、そろそろ身を固めたいものだが相手もいない
そんな俺が電車の中で疲れすぎて死んじゃった!?
そしてらとある世界の守護者になる為に第2の人生を歩まなくてはいけなくなった!?
農家育ちの素人童貞の俺が世界を守る為に選ばれた!?
10個も願いがかなえられるらしい!
だったら異世界でもネットサーフィンして、お買い物して、農業やって、のんびり暮らしたいものだ
異世界なら何でもありでしょ?
ならのんびり生きたいな
小説家になろう!にも掲載しています
何分、書きなれていないので、ご指摘あれば是非ご意見お願いいたします
加護とスキルでチートな異世界生活
どど
ファンタジー
高校1年生の新崎 玲緒(にいざき れお)が学校からの帰宅中にトラックに跳ねられる!?
目を覚ますと真っ白い世界にいた!
そこにやってきた神様に転生か消滅するかの2択に迫られ転生する!
そんな玲緒のチートな異世界生活が始まる
初めての作品なので誤字脱字、ストーリーぐだぐだが多々あると思いますが気に入って頂けると幸いです
ノベルバ様にも公開しております。
※キャラの名前や街の名前は基本的に私が思いついたやつなので特に意味はありません
退屈な人生を歩んでいたおっさんが異世界に飛ばされるも無自覚チートで無双しながらネットショッピングしたり奴隷を買ったりする話
菊池 快晴
ファンタジー
無難に生きて、真面目に勉強して、最悪なブラック企業に就職した男、君内志賀(45歳)。
そんな人生を歩んできたおっさんだったが、異世界に転生してチートを授かる。
超成熟、四大魔法、召喚術、剣術、魔力、どれをとっても異世界最高峰。
極めつけは異世界にいながら元の世界の『ネットショッピング』まで。
生真面目で不器用、そんなおっさんが、奴隷幼女を即購入!?
これは、無自覚チートで無双する真面目なおっさんが、元の世界のネットショッピングを楽しみつつ、奴隷少女と異世界をマイペースに旅するほんわか物語です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる