上 下
167 / 208

Side - 16 - 1 - たおれたのです! -(挿絵あり)

しおりを挟む
Side - 16 - 1 - たおれたのです! -


ガチャ・・・カラン!・・・

「・・・いらっしゃいませ」

ドン!

「ひぅっ・・・にゃ・・・何をお求め・・・ですか・・・ふひっ」

「何をお求めでしゅか・・・って言ってましゅ!」

「あぁ、2日前から熱っぽくてな、医者のジジィのところに行ったらここで薬を出してもらえだとよ」

「い・・・医者の・・・し・・・しょほ・・・」

「お医者しゃまの処方はありましゅか?・・・って言ってましゅ、多分」

「もらって来てるぜ、そういえばこれを見せろって言われてたな」

ぱらっ・・・

よみよみ・・・

てきぱき

ささっ・・・

「・・・これ・・・ど・・・どう・・・」

「こちらでしゅどうぞ、って言ってましゅ、・・・えーとね、5日分で、お値段は800ギルなの」

「おぉ、安いな、隣町で買って来てもらってた時の半額か、それに取りに行った奴に謝礼まで渡してたから高くついてたんだ、ありがとよ!」

カラン・・・バタン・・・






ガチャ・・・カラン!

「・・・いらっしゃいませ」

「リゼルちゃん、いつものやつ頼むわね」

「はい・・・腰痛の塗り薬・・・ですね」

「えぇ、リゼルちゃんのお薬とてもよく効くわ、おかげでお買い物が楽になったの」

「この街は坂が多いでしゅからねー」

「あらあら、キャディちゃんはお手伝い?」

「うん、リゼルお兄ちゃん、男の人とまともに喋れないから私が通訳してるのでしゅ」

てきぱき

ささっ・・・

「5日分です・・・どうぞ・・・500ギルです・・・これで肌に問題なければ・・・次から20日分まとめて渡せます」

「はいお金、近くに薬屋さんが出来てありがたいわぁ、それに隣町で買うより良く効いて安いんだもの、そいういえば隣の街からここまで買いに来てる人も居るみたいね」

「うん!、この辺りの街で評判になってるみたいでしゅ、でもリゼルお兄ちゃんってば1日おきの午前中だけしかお店開けないの勿体無いのでしゅ」

「あらあら、リゼルちゃんは他のお仕事もしてるんでしょ、忙しそうだもの、仕方ないわよ」

「むぅ・・・だからキャディがお店番しゅるって言ってるのに、リゼルお兄ちゃんダメだって・・・」

こんにちは!、私の名前はリーゼロッテ・シェルダン、16歳になりましたぁ!。

いろいろなお仕事が重なって相変わらず忙しいけれどコルトのお店は当初の予定通り1日おきに開けています。

カルロ町長さんにも期待されているし街の人達にはクックさんが話を広めてくれています、今更忙しいから営業日を変更する訳にはいかないのです。

たまたまトシの兄貴に連れられて遊びに来ていた妹のキャディちゃんが私の接客を見かねてお手伝いを申し出てくれたのが15日前。

お店番をやりたそうにしているけど、ここは薬屋、人の命に関わる事もあるので簡単に任せる訳にはいかないのです、それにお手伝いしてくれるならお給金払わなきゃ、後で父親のリックさんに相談しないと・・・。

「はぁ・・・」

「リゼルお兄ちゃん、ため息をつくと幸せが逃げるのでしゅ」

「そんな事誰に聞いたの・・・キャディちゃん」

「トシローお兄しゃんでしゅ!」

「トシの兄貴かぁ・・・妹に何教えてるの・・・」

ガチャ!、カラン!

「よぉリゼル!、俺が何だって?、遊びに・・・は行けないかぁ、お前忙しそうだもんな」

「ごめん、今度時間作るから遊びに行くのです」

「無理すんなよ、お前顔色悪いぞ」

「・・・」

「キャディ、親父が呼んでるぜ」

「はいなの・・・でもリゼルお兄ちゃん、男の人と話せないからキャディが付いてないとダメダメなのでしゅ」

「筆談で対応するから大丈夫なのです!」

「自慢する事じゃねぇだろ、何でそんなに男が怖いんだか・・・」

「あのね、昔、大勢の男の人に囲まれて凄く痛い事いっぱいしゃれたって・・・」

「わぁぁ!、キャディちゃん内緒だって言ったのに!」

「あ・・・リゼルお兄ちゃんごめんなしゃい・・・」

「・・・す・・・すまんリゼル、悪いこと聞いちまったな・・・」

あぅ、トシの兄貴に気を遣われてしまいましたぁ!。

「それじゃぁまた明日・・・はお店が休みだから明後日来るでしゅ」

「うん・・・ありがとうキャディちゃん」

バタン・・・

「行っちゃった・・・、さて、もうお昼かぁ、お店を閉めたら騎士様達をギャラン大陸からこっちに転移させて、それから・・・アメリア様がうちの屋敷にセシルちゃん連れて来るの・・・今日だった、あ、・・・リィンちゃんがカリーナ王国を出てオースター帝国に入るから夜に宿まで来てって言ってたなぁ・・・あれ・・・明日だっけ?」

ガチャ・・・

「リゼル君、旦那様から連絡っす、今晩リゼル君のお誕生日会だったっすよね、いつお屋敷に戻るのかって・・・」

「あ、シャルロットさん、お誕生日会?・・・わぁぁ!忘れてたぁ!」

「えー、忘れてたんっすかぁ、旦那様や奥様が泣きますよ」

「そんな事言われても・・・お仕事が僕を追いかけて来て終わらないの・・・」

「そういえば今朝オーニィ商会の社長さんが魔法陣の仕様で聞きたい事あるから連絡くれって、手紙の魔法陣にメッセージの紙が届いてましたよー」

「あぅ・・・後でするの・・・時間だから騎士様を転移させて来るね」

「はい・・・それはいいんっすけどリゼル君大丈夫っすか?、顔色悪いっすよ」

「うん・・・大丈夫・・・シャルロットさん、悪いけどお店の戸締りお願いできるかな?」

「はい、やっておくっす」

「・・・転移!」

しゅっ・・・

「・・・リゼル君、そのうち過労で倒れたりしないっすかね、黙ってるように言われたけど、もう限界っぽいから昨日旦那様に報告したっす・・・」





ぱぁっ!

「うわ眩しっ!」

「こんにちは・・・」

「お疲れ様です、リーゼロッテ様」

「今日の荷物はこれでいいの?」

「はい、それからそこの8人をお願いします」

「うん、じゃぁそこに集まって・・・ほい、転移!」

しゅっ・・・

「10日ぶりのローゼリアだ!、向こうは不衛生だから早く風呂入りてぇな」

「ふふふ、俺は明日から休暇で彼女とデートだ、どうだ羨ましいだろ!」

「今お前に足の小指を家具の角にぶつける呪いをかけた」

「やめてくれー」

あれ?、騎士様の声が遠くなって・・・

「あ、リーゼロッテ嬢、これからお時間ありますか、陛下がお会いしたいと・・・」

ぽてっ・・・

「リーゼロッテ嬢!」

「おい!、倒れたぞ!、救護室に・・・」








「無理だと言ってるだろう、リゼたんが倒れたらどうするんだ」

「この前リゼちゃんからも相談があったのだが・・・私・・・いや王国としてはどうしても呪いの被害者への対応に協力して欲しいんだ、元々は王家主催の夜会で起きた事件だからな、下手に隠して後で公になると被害者達は王家へ怒りの矛先を向けるだろう」

「他に対応できる者が居ない、先生・・・ドック氏にも出来るだろうがリゼたんより時間がかかると言われた、どちらにしても2人だけで被害者全員分は無理だぞ」

「だがなぁ・・・今まで全く手の施しようが無かった呪いの軽減、被害者達の耳に入ったらどんな事をしても手に入れたいだろう、今生き残っている被害者がおよそ180人、その全てが善良な貴族ではない」

「俺としては秘匿して欲しい、少なくとも今公表できる状況ではないぞ、護衛に付けた騎士によるとリゼたんと他4人分の作業だけでも3日おきに徹夜している状態だ、制作時間を減らせるように試作品の改善をしているようだが・・・多忙であまり進んでいない」





コンコン!

「入れ」

ガチャ・・・

「失礼します、陛下に緊急の報告です!、ギャラン大陸から騎士を転移させた直後、リーゼロッテ様が騎士団本部で倒れられました!、今救護室で診察を・・・」

「なん・・・だと・・・」

「リゼたんが倒れただとぉ!」








あぅ・・・身体がだるいのです・・・それに頭がふわふわする・・・。

この感じ懐かしいな・・・。

理世だった時に・・・残業で疲れてるのに・・・客先クレームの不具合対応で徹夜して・・・。

誰?・・・私、頭を撫でられてる・・・。

なでなで・・・

誰か居るのです・・・騎士服の女の子?・・・あれ、この娘の顔どこかで・・・。

「アメリア様?」

「気が付いたようだね理世ちゃん、ちなみに私の名前はリベラ・ロリータだよ」

「何でそんなえっちな格好してるのです?」

「なっ!・・・理世ちゃんがデザインした騎士服だろぉ!」

「いや、何でアメ・・・じゃなくて何とかロリータ様がローゼリアの特注騎士服を着て私の頭を撫でているのです?」

「まず、この騎士服はこの前会ったトリエラちゃんだっけ?、その娘が着ているのを見てかっこいいと思ったから私も真似してみたのだ、私が幻術でそれっぽく見せているのだがよく再現できているだろう、それから私がここにいる理由は・・・」

「理由は?」

「正式にローゼリアの騎士団に就職したから」

「は?」

「デボネア帝国語が堪能で膨大な魔力量を持った16歳の美少女魔法騎士リベラちゃん・・・という設定なのだ」

「今設定って言ったぁ!」

「しかも中途採用の筆記試験と実技試験も満点だったのだ!」

「・・・わぁ」

「素性については怪しまれないように面接官に幻術を使って履歴書類は捏ぞ・・・」

「それ以上聞きたくないのです!」

「予想通り騎士団員の中からデボネア帝国語が堪能な人間を探していたようでね、ちょうどいいから向こうで通訳も頼むと言われたのだ!」

「・・・」

「ふふふ、これで堂々とリーシャちゃんとお話しができるぞ」

「・・・」

「どうしたのだ?」

「それは分かったの、でも何で美少女魔法騎士リベラちゃんが私の頭を撫でていたのです?、それに・・・ここはどこなの?」

「騎士団の救護室だよ、理世ちゃん騎士団本部で倒れたでしょ、ちょうど私は本部を案内してもらっていてね、騒ぎを聞いて様子を見に来たのだ・・・部屋に居た医師は隣のベッドで少し眠って貰っている」

「・・・」

「眠らせるついでに疲労が溜まっていたようだから私特製の疲労回復魔法をかけてあげたのだ」

「・・・」

「私を案内してくれていた上官も仲良く隣のベッドで眠っているよ」

「・・・」

「理世ちゃん相当疲労が溜まっていたようだね、今から疲労回復魔法をかけてあげるから目を瞑ってくれるかな」

「そんな魔法あるのです?」

「あぁ、古代魔法陣を改造した私のオリジナルだ、昔・・・私が630歳くらいの頃だったか・・・当時の陛下にこき使われてね、20日程徹夜する事が何度もあったのだ、流石に死にそうになったから疲労回復魔法陣を開発した」

「わぁ・・・」

「これを使うと人間の限界を越えられるし副作用もほとんど無い、私の自信作だ」

「・・・」

「では始めよう、目を瞑ってね」

ぱあぁぁ・・・

「わぁ・・・身体が軽くなって気持ちいいのです、それに眠っても取れなかった疲れが全部無くなって・・・」

「気分はどうだい?」

「美少女魔法騎士リベラちゃん凄いのです!、身体がとても軽いのです!」

「私はこれで20日徹夜した後、更に50日徹夜できたのだ」

「・・・」

「まぁ、こき使われ過ぎて限界を超えたから・・・ある日全てが嫌になってね、失踪して日本に逃げたのだけれど・・・」



リベラ・ロリータさん(騎士服)
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

〜マリアンヌさんは凶悪令息のお気に入り〜

柚亜紫翼
恋愛
裕福な貴族令嬢マリアンヌ・ボッチさんはお裁縫が趣味の16歳。 上級貴族の令息と政略によって半ば強制的に婚約者にさせられていました、見た目麗しい婚約者様だけど性格がとても悪く、いつも泣かされています。 本当はこんな奴と結婚なんて嫌だけど、相手は権力のある上級貴族、断れない・・・。 マリアンヌさんを溺愛する家族は婚約を解消させようと頑張るのですが・・・お金目当ての相手のお家は簡単に婚約を破棄してくれません。 憂鬱な毎日を送るマリアンヌさんの前に凶悪なお顔の男性が現れて・・・。 投稿中の 〜隻眼の令嬢、リーゼロッテさんはひきこもりたい!〜 https://www.alphapolis.co.jp/novel/652357507/282796475 に登場するリーゼロッテさんのお母様、マリアンヌさんの過去話です。 本編にも同じお話を掲載しますが独立したお話として楽しんでもらえると嬉しいです。

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!

よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です! 僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。 つねやま  じゅんぺいと読む。 何処にでもいる普通のサラリーマン。 仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・ 突然気分が悪くなり、倒れそうになる。 周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。 何が起こったか分からないまま、気を失う。 気が付けば電車ではなく、どこかの建物。 周りにも人が倒れている。 僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。 気が付けば誰かがしゃべってる。 どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。 そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。 想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。 どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。 一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・ ですが、ここで問題が。 スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・ より良いスキルは早い者勝ち。 我も我もと群がる人々。 そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。 僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。 気が付けば2人だけになっていて・・・・ スキルも2つしか残っていない。 一つは鑑定。 もう一つは家事全般。 両方とも微妙だ・・・・ 彼女の名は才村 友郁 さいむら ゆか。 23歳。 今年社会人になりたて。 取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。

美幼女に転生したら地獄のような逆ハーレム状態になりました

市森 唯
恋愛
極々普通の学生だった私は……目が覚めたら美幼女になっていました。 私は侯爵令嬢らしく多分異世界転生してるし、そして何故か婚約者が2人?! しかも婚約者達との関係も最悪で…… まぁ転生しちゃったのでなんとか上手く生きていけるよう頑張ります!

スペースシエルさんReboot 〜宇宙生物に寄生されましたぁ!〜

柚亜紫翼
SF
真っ暗な宇宙を一人で旅するシエルさんはお父さんの遺してくれた小型宇宙船に乗ってハンターというお仕事をして暮らしています。 ステーションに住んでいるお友達のリンちゃんとの遠距離通話を楽しみにしている長命種の145歳、趣味は読書、夢は自然豊かな惑星で市民権とお家を手に入れのんびり暮らす事!。 「宇宙船にずっと引きこもっていたいけど、僕の船はボロボロ、修理代や食費、お薬代・・・生きる為にはお金が要るの、だから・・・嫌だけど、怖いけど、人と関わってお仕事をして・・・今日もお金を稼がなきゃ・・・」 これは「小説家になろう」「カクヨム」「アルファポリス」に投稿している「〜隻眼の令嬢、リーゼロッテさんはひきこもりたい!〜」の元になったお話のリメイクです、なので内容や登場人物が「リーゼロッテさん」とよく似ています。 時々鬱展開やスプラッタな要素が混ざりますが、シエルさんが優雅な引きこもり生活を夢見てのんびりまったり宇宙を旅するお話です。 遥か昔に書いたオリジナルを元にリメイクし、新しい要素を混ぜて最初から書き直していますので宇宙版の「リーゼロッテさん」として楽しんでもらえたら嬉しいです。 〜隻眼の令嬢、リーゼロッテさんはひきこもりたい!〜 https://www.alphapolis.co.jp/novel/652357507/282796475

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

スマートシステムで異世界革命

小川悟
ファンタジー
/// 毎日19時に投稿する予定です。 /// ★☆★ システム開発の天才!異世界転移して魔法陣構築で生産チート! ★☆★ 新道亘《シンドウアタル》は、自分でも気が付かないうちにボッチ人生を歩み始めていた。 それならボッチ卒業の為に、現実世界のしがらみを全て捨て、新たな人生を歩もうとしたら、異世界女神と事故で現実世界のすべてを捨て、やり直すことになってしまった。 異世界に行くために、新たなスキルを神々と作ったら、とんでもなく生産チートなスキルが出来上がる。 スマフォのような便利なスキルで異世界に生産革命を起こします! 序章(全5話)異世界転移までの神々とのお話しです 第1章(全12話+1話)転生した場所での検証と訓練 第2章(全13話+1話)滞在先の街と出会い 第3章(全44話+4話)遺産活用と結婚 第4章(全17話)ダンジョン探索 第5章(執筆中)公的ギルド? ※第3章以降は少し内容が過激になってきます。 上記はあくまで予定です。 カクヨムでも投稿しています。

処理中です...