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Side - 15 - 64 - ごす -
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「フフフーン・・・フフーン・・・」
「お、コナンザくん、それストーンズの曲だな」
夕食の時にコナンザが鼻歌を歌ってたらお母さんが反応したのです、ちなみに今日はコナンザの歓迎会として、お父さんが買ってきたステーキと骨付鳥、それからポテトサラダにスパゲティ、とっても油ギッシュで高カロリーなのです!。
「そうなの?、お昼にお爺ちゃんのジャズ喫茶で流れてたやつだ、コナンザってこんな感じの曲好きなのか・・・知らなかった」
「今度親父に頼んで店の2階にあるレコードコレクション見せてもらいな、凄いから、あの店は元々木造だったが2階のレコードの重さで床が抜けそうになってな、後で鉄骨で補強したんだ」
「お母さん、あの魔窟にコナンザを入れろと・・・それで語り出したら止まらないお爺ちゃんのロック魂にに火をつけろと・・・ダメなのです!、コナンザの心にまた傷が!、コナンザもそこで興味ありそうな顔しないで欲しいのです!」
「お、コナンザくん興味あるのかぁ、これは教育のし甲斐があるな!」
「お母さん、コナンザはシェルダン家の大事な跡取りなんだから、変な事教えないでね、13歳っていう多感な時期だし」
「大丈夫だよ!、ロックは国境を越えるんだ、異世界の壁も余裕で越えるだろ」
何の根拠もない事を言い出したのです、お爺ちゃんといい、この父娘は音楽の話になると止まらないのです。
「じゃぁまずは私のCDコレクションをだな・・・」
「待って!、私も一緒に行って監視する、変なことは教えないで欲しいの、向こうの両親が温室栽培みたいにして大切に育てた箱入り息子なんだからとっても心が繊細なの」
「分かってるよ、私もいい大人なんだからその辺の配慮はするよ」
「本当に困るの、自分の息子が急に「ベイベェ・フ⚪︎ックユー!」なんて中指立てたら向こうのお母様が泣くから!」
「・・・アニメソングには興味ござらんか・・・」
お父さんがとても寂しそうにしているのです、後で私がアニメを一緒に見てあげるのです。
「あぁぁぁ・・・・お姉ぢゃん!・・・ぐすっ・・・えぐえぐ・・・」
今コナンザは涙と鼻水を垂らして私のぺったんこな胸に顔を埋めて泣いているのです。
「いやぁすまん、これくらいなら大丈夫だと思ったんだが・・・」
お母さんのお部屋の大画面TVに映ってるのはマリリン・マンソン、曲は「The Beautiful People」そのMVが怖いと言ってコナンザが泣き出したのです・・・コナンザ、これくらいで泣いちゃダメなのです、生きてるともっと辛いことがいっぱいあるのです・・・。
「だが、ラットやボン・ジョヴィは喜んで聴いてたな・・・なるほど・・・じゃぁ次はアレがいいかもな」
「いや今日のところはこれくらいにするの、これ以上続けたらまたコナンザの心に傷が増えるの!」
「そうかぁ・・・残念」
「そういえばお母さん、アメリカのメタルの人って何で歳を取ったらカントリーやサザンロックをやり始めるのです?」
「理世・・・それ以上いけない」
「あ、はい・・・」
「ところでコナンザくんはどれが気に入ったんだ」
私はお母さんに通訳します。
「これと、これと・・・それからこれなのです、・・・あ、これも好きかもって言ってるのです」
「ボン・ジョヴィとホワイトスネイク、グレイト・ホワイトか・・・それからエアロスミス、少しブルージーな要素が入ってるのが好みと見たぞ、逆にハロウィンやブラインド・ガーディアンみたいなコテコテのジャーマンメタルは苦手なのかぁ、残念だ・・・リアルで剣と魔法の世界に生きてるのに謎だな」
「お母さん、私も本物のドラゴンやワイバーンが出るような世界に住んでるけど、日本に来てまでドラゴンの話は聞きたくないのです」
「そんなもんか?」
「そんなものなのです!」
「メタルじゃないけどこんなのはどうかな」
「え・・・」
「$&”+@=>ω<**!!?」
コナンザがすっごい食い付いたのです!、心に刺さったのかな、まずい!、これはダメなのです!。
「おっ、こういうの好きかぁ(ニヤリ)」
「ゴシック・ロック・・・」
そうなのです、無垢な子供を厨二病にする癖の強い音楽・・・ゴシック・ロック・・・通称ゴス!。
清楚で真面目な子だったのに急にフリル付きの黒い服を着て、目の周りを真っ黒に・・・黒いリップ、死体みたいなメイク、ピアス、タトゥー・・・私の可愛いコナンザが!ゴスロリに!。
「わー、お母さんダメ!、これは教育に悪いの!、コナンザが「ククク・・・我は闇の帝王」なんて言い出したらどうするの!」
「すまん、手遅れだと思う」
「え・・・」
コナンザの方を見ると、黒いフリル付きの衣装を着て踊る金髪女性をキラキラした目で見てるのです。
「いやぁぁぁ!、コナンザ戻ってきて!」
お人形みたいに整った顔に綺麗な銀髪だからそりゃコナンザもゴスロリな衣装似合うだろうなって思うけど・・・、私のお部屋にあるビジュアル系の雑誌も隠さなきゃ、あれもゴスっぽいバンドいるからハマると大惨事になるの・・・。
「明日はお爺ちゃんのところで音楽聴かせてもらうんでしょ、もう寝よう」
あれからコナンザはゴシック・ロックにハマり、BouTubeで曲を聴き漁っています。
バウハウス、シスターズ・オヴ・マーシー、ミッション・・・それからお母さんが勧めて来たゴシックメタルのバンド達・・・パラダイス・ロストが特に気に入ったみたい・・・私にはよく分かんないけど・・・。
「お姉ちゃん、音楽聴くの楽しい!」
「そっか・・・それで辛いこと忘れてくれるならまぁいいかな、向こうのお屋敷にいよいよ電気を通さないといけないかなぁ・・・ソーラーパネル・・・あれ見栄え悪いからレトロなうちのお屋敷に合わないんだよ・・・どうしよう」
「じゃぁ電気消すね」
「お姉ちゃん・・・今日もぎゅってして・・・」
ぎゅー
「これでいい?」
「うん、こうしてもらうとね・・・怖い夢見ないの・・・それにお姉ちゃん良い匂い」
「そっか・・・」
「・・・お姉ちゃん、昨日の明け方、痛そうにしてたけど・・・傷が痛むの?」
「見られてたんだ・・・、うん・・・でも大丈夫だよ」
「僕が大きくなったら・・・絶対お姉ちゃんを守るから・・・」
「ふふ・・・期待してるよ、それならまずは泣き虫なのを何とかしないとね」
「むぅ・・・昔よりは泣かなくなったもん・・・」
「スー・・・スー・・・」
「リィンちゃんと違って寝付きも寝相もいいなこの子、ずっと同じ姿勢だ・・・よく見たらまつ毛長いし、本当に美少年だ・・・って私も同じ顔だけどね、傷あるし目つきは悪いけど・・・」
「・・・んぅ・・・キティちゃん・・・ぐすっ・・・」
「・・・もう処刑されたんじゃないかな・・・可哀想な気もするけど、私はコナンザに刃物を向けた事、まだ許せそうにないよ」
「フフフーン・・・フフーン・・・」
「お、コナンザくん、それストーンズの曲だな」
夕食の時にコナンザが鼻歌を歌ってたらお母さんが反応したのです、ちなみに今日はコナンザの歓迎会として、お父さんが買ってきたステーキと骨付鳥、それからポテトサラダにスパゲティ、とっても油ギッシュで高カロリーなのです!。
「そうなの?、お昼にお爺ちゃんのジャズ喫茶で流れてたやつだ、コナンザってこんな感じの曲好きなのか・・・知らなかった」
「今度親父に頼んで店の2階にあるレコードコレクション見せてもらいな、凄いから、あの店は元々木造だったが2階のレコードの重さで床が抜けそうになってな、後で鉄骨で補強したんだ」
「お母さん、あの魔窟にコナンザを入れろと・・・それで語り出したら止まらないお爺ちゃんのロック魂にに火をつけろと・・・ダメなのです!、コナンザの心にまた傷が!、コナンザもそこで興味ありそうな顔しないで欲しいのです!」
「お、コナンザくん興味あるのかぁ、これは教育のし甲斐があるな!」
「お母さん、コナンザはシェルダン家の大事な跡取りなんだから、変な事教えないでね、13歳っていう多感な時期だし」
「大丈夫だよ!、ロックは国境を越えるんだ、異世界の壁も余裕で越えるだろ」
何の根拠もない事を言い出したのです、お爺ちゃんといい、この父娘は音楽の話になると止まらないのです。
「じゃぁまずは私のCDコレクションをだな・・・」
「待って!、私も一緒に行って監視する、変なことは教えないで欲しいの、向こうの両親が温室栽培みたいにして大切に育てた箱入り息子なんだからとっても心が繊細なの」
「分かってるよ、私もいい大人なんだからその辺の配慮はするよ」
「本当に困るの、自分の息子が急に「ベイベェ・フ⚪︎ックユー!」なんて中指立てたら向こうのお母様が泣くから!」
「・・・アニメソングには興味ござらんか・・・」
お父さんがとても寂しそうにしているのです、後で私がアニメを一緒に見てあげるのです。
「あぁぁぁ・・・・お姉ぢゃん!・・・ぐすっ・・・えぐえぐ・・・」
今コナンザは涙と鼻水を垂らして私のぺったんこな胸に顔を埋めて泣いているのです。
「いやぁすまん、これくらいなら大丈夫だと思ったんだが・・・」
お母さんのお部屋の大画面TVに映ってるのはマリリン・マンソン、曲は「The Beautiful People」そのMVが怖いと言ってコナンザが泣き出したのです・・・コナンザ、これくらいで泣いちゃダメなのです、生きてるともっと辛いことがいっぱいあるのです・・・。
「だが、ラットやボン・ジョヴィは喜んで聴いてたな・・・なるほど・・・じゃぁ次はアレがいいかもな」
「いや今日のところはこれくらいにするの、これ以上続けたらまたコナンザの心に傷が増えるの!」
「そうかぁ・・・残念」
「そういえばお母さん、アメリカのメタルの人って何で歳を取ったらカントリーやサザンロックをやり始めるのです?」
「理世・・・それ以上いけない」
「あ、はい・・・」
「ところでコナンザくんはどれが気に入ったんだ」
私はお母さんに通訳します。
「これと、これと・・・それからこれなのです、・・・あ、これも好きかもって言ってるのです」
「ボン・ジョヴィとホワイトスネイク、グレイト・ホワイトか・・・それからエアロスミス、少しブルージーな要素が入ってるのが好みと見たぞ、逆にハロウィンやブラインド・ガーディアンみたいなコテコテのジャーマンメタルは苦手なのかぁ、残念だ・・・リアルで剣と魔法の世界に生きてるのに謎だな」
「お母さん、私も本物のドラゴンやワイバーンが出るような世界に住んでるけど、日本に来てまでドラゴンの話は聞きたくないのです」
「そんなもんか?」
「そんなものなのです!」
「メタルじゃないけどこんなのはどうかな」
「え・・・」
「$&”+@=>ω<**!!?」
コナンザがすっごい食い付いたのです!、心に刺さったのかな、まずい!、これはダメなのです!。
「おっ、こういうの好きかぁ(ニヤリ)」
「ゴシック・ロック・・・」
そうなのです、無垢な子供を厨二病にする癖の強い音楽・・・ゴシック・ロック・・・通称ゴス!。
清楚で真面目な子だったのに急にフリル付きの黒い服を着て、目の周りを真っ黒に・・・黒いリップ、死体みたいなメイク、ピアス、タトゥー・・・私の可愛いコナンザが!ゴスロリに!。
「わー、お母さんダメ!、これは教育に悪いの!、コナンザが「ククク・・・我は闇の帝王」なんて言い出したらどうするの!」
「すまん、手遅れだと思う」
「え・・・」
コナンザの方を見ると、黒いフリル付きの衣装を着て踊る金髪女性をキラキラした目で見てるのです。
「いやぁぁぁ!、コナンザ戻ってきて!」
お人形みたいに整った顔に綺麗な銀髪だからそりゃコナンザもゴスロリな衣装似合うだろうなって思うけど・・・、私のお部屋にあるビジュアル系の雑誌も隠さなきゃ、あれもゴスっぽいバンドいるからハマると大惨事になるの・・・。
「明日はお爺ちゃんのところで音楽聴かせてもらうんでしょ、もう寝よう」
あれからコナンザはゴシック・ロックにハマり、BouTubeで曲を聴き漁っています。
バウハウス、シスターズ・オヴ・マーシー、ミッション・・・それからお母さんが勧めて来たゴシックメタルのバンド達・・・パラダイス・ロストが特に気に入ったみたい・・・私にはよく分かんないけど・・・。
「お姉ちゃん、音楽聴くの楽しい!」
「そっか・・・それで辛いこと忘れてくれるならまぁいいかな、向こうのお屋敷にいよいよ電気を通さないといけないかなぁ・・・ソーラーパネル・・・あれ見栄え悪いからレトロなうちのお屋敷に合わないんだよ・・・どうしよう」
「じゃぁ電気消すね」
「お姉ちゃん・・・今日もぎゅってして・・・」
ぎゅー
「これでいい?」
「うん、こうしてもらうとね・・・怖い夢見ないの・・・それにお姉ちゃん良い匂い」
「そっか・・・」
「・・・お姉ちゃん、昨日の明け方、痛そうにしてたけど・・・傷が痛むの?」
「見られてたんだ・・・、うん・・・でも大丈夫だよ」
「僕が大きくなったら・・・絶対お姉ちゃんを守るから・・・」
「ふふ・・・期待してるよ、それならまずは泣き虫なのを何とかしないとね」
「むぅ・・・昔よりは泣かなくなったもん・・・」
「スー・・・スー・・・」
「リィンちゃんと違って寝付きも寝相もいいなこの子、ずっと同じ姿勢だ・・・よく見たらまつ毛長いし、本当に美少年だ・・・って私も同じ顔だけどね、傷あるし目つきは悪いけど・・・」
「・・・んぅ・・・キティちゃん・・・ぐすっ・・・」
「・・・もう処刑されたんじゃないかな・・・可哀想な気もするけど、私はコナンザに刃物を向けた事、まだ許せそうにないよ」
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