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Side - 184 - 3 - けんじゃのおじさん さん -
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Side - 184 - 3 - けんじゃのおじさん さん -
俺の名前はベネット・ブライアス 39歳独身だ。
待ってくれ!俺をそんな目で見るな!。
そりゃこの前までの話だと裸で腰にシーツを巻いただけのおっさんが幼女が入ろうとしてる風呂に扉を蹴破って乱入し、泣かせた上に失禁させた事になってるが俺は悪くない!。
何やっても状況が悪化するって事を察した俺は、上も下もぐしょぐしょになってるガキに向かって、「済まねぇ、ちょっと着替えてくるわ」と言って寝かされてた部屋に戻って服を着た。
隣の風呂でまだあのガキが、「えぐえぐ」泣いてる声がするんだが聞かなかった事にする、俺が扉蹴破ったから風呂の音が俺の居る部屋までよく聞こえるんだよ悪かったな畜生!。
暫く水の音がしてたから風呂に入ってるんだろうな、いや待て!、俺が扉蹴破ったせいであいつ今扉全開全裸で風呂入ってんじゃねぇのか?、知らねぇ男がすぐ隣に居るのに危機感無ぇなおい!。
もうどうにでもなれって思った俺はベッドに横になって寝たふりをした。
身体が疲れてたんだろうな、いや絶対精神的にも疲れてたよな、迂闊にも熟睡しちまったんだが、ふと目を覚ますと俺が寝てる部屋の前で気配がする、あいつが入って来るのかと思って待ってたがいくら待っても入って来ねぇ。
目を開けて扉の方見たらあのガキが扉の隙間からこっちじっと見てやがった!、なんなんだよお前は!、怖ぇえよ!。
俺と目が合うとガキは慌てて扉を閉めた。
また寝たフリをして薄目を開けてると扉が開いて俺をじっと見てる。
俺が目を開けるとまたガキが慌てて扉を閉める。
それを10回は繰り返しただろうな。
・・・分かった俺の負けだ。
俺はベッドの上で起き上がってガキとは目を合わせず今俺ができる全力の良い笑顔と優しい声を作って言った。
「おじさんとおはなしをしましょう」
ガキがまた扉を閉めた後どれくらい待ったかな?、めっちゃ待ったぞ!、扉の外で気配がするから居るのは分かってんだ。
俺が待ちきれずにベッドから立ち上がろうとした時扉が少しだけ開いて、手だけ出して俺を手招きしやがった。
だから何なんだよ怖ぇえんだよ、こっち来いって事なのか?。
俺が部屋から出ると奴がいない。
周りを見渡すと廊下の曲がり角の所から手だけ出してまた手招きしてやがる!。
そっち行くとまた奴が居ねぇ!、俺の目の前には部屋があった、ここに入れって事か?、上等じゃねぇか、お前なんざ怖かねぇ!、入ってやらぁ!。
俺が部屋に入るとまた奴が居ねぇ!、かわりにテーブルの上にうまそうな飯が置いてあった。
奴はどこだ!、そういえば俺は腹が減ってたんだ、食っていいのか!。
部屋を見回すと今俺の入ってきた入り口の扉が少し開いて奴が俺をじっと見てた!、待て、お前いつの間にそこに移動したんだよ!、廊下に隠れるとこなんてなかったじゃねぇか!。
だがそれどころじゃない、俺は今腹が減っているんだ。
「・・・食っていいのか?」、返事がない。
扉の隙間から奴が頷いたのが見えた。
料理を見る、凄くうまそうだ。
「・・・食うぞ」、返事がない。
また奴が頷いた。
どうやら食っていいらしい。
飯・・・いやこれは料理って言うんだろうな。
皿の上にパンが3つ。
香ばしい香りがする、茶色の表面は何か塗ってあるのか艶がある、2つに割ると中は白くてフワフワだ。
もう一つの皿はスープか、透明でサラサラしたスープだ。
何かの肉、臭みが全然ないな、ニンジン、芋、豆、大根、緑色の葉っぱみたいなのも入ってるぞ、どれも柔らかくて口の中で溶けるようだ、えらく高そうなハーブの香りがする。
最後の皿は鶏肉のようだ。
ニンニクと香辛料の良い香りがする、俺が食いやすいように小さく切ってあるのか?、フォークを刺したら肉汁が溢れてきた。
これは何の飲み物だ?、ハーブ水みたいなやつに柑橘系の風味がする、酸味が爽やかだ。
少し冷めてるがまだほんのり温かいな、いや待て!、これは俺と奴があの部屋であれこれ心理戦やってなきゃ熱々だったんじゃねぇのかよ!。
俺は夢中で食った、旨すぎて泣きながら食った。
久しぶりにこんなうまい飯を食った、満足だ、ある残念な一点を除いてな。
飯を食ってる時ずっと扉の隙間から奴が俺を見ていた・・・。
俺はまた全力の笑顔と優しい声色で奴に言った。
「こっちに来て座ってくれないかな、おじさんとお話をしよう、大丈夫おじさん何もしないよ」
俺の名前はベネット・ブライアス 39歳独身だ。
待ってくれ!俺をそんな目で見るな!。
そりゃこの前までの話だと裸で腰にシーツを巻いただけのおっさんが幼女が入ろうとしてる風呂に扉を蹴破って乱入し、泣かせた上に失禁させた事になってるが俺は悪くない!。
何やっても状況が悪化するって事を察した俺は、上も下もぐしょぐしょになってるガキに向かって、「済まねぇ、ちょっと着替えてくるわ」と言って寝かされてた部屋に戻って服を着た。
隣の風呂でまだあのガキが、「えぐえぐ」泣いてる声がするんだが聞かなかった事にする、俺が扉蹴破ったから風呂の音が俺の居る部屋までよく聞こえるんだよ悪かったな畜生!。
暫く水の音がしてたから風呂に入ってるんだろうな、いや待て!、俺が扉蹴破ったせいであいつ今扉全開全裸で風呂入ってんじゃねぇのか?、知らねぇ男がすぐ隣に居るのに危機感無ぇなおい!。
もうどうにでもなれって思った俺はベッドに横になって寝たふりをした。
身体が疲れてたんだろうな、いや絶対精神的にも疲れてたよな、迂闊にも熟睡しちまったんだが、ふと目を覚ますと俺が寝てる部屋の前で気配がする、あいつが入って来るのかと思って待ってたがいくら待っても入って来ねぇ。
目を開けて扉の方見たらあのガキが扉の隙間からこっちじっと見てやがった!、なんなんだよお前は!、怖ぇえよ!。
俺と目が合うとガキは慌てて扉を閉めた。
また寝たフリをして薄目を開けてると扉が開いて俺をじっと見てる。
俺が目を開けるとまたガキが慌てて扉を閉める。
それを10回は繰り返しただろうな。
・・・分かった俺の負けだ。
俺はベッドの上で起き上がってガキとは目を合わせず今俺ができる全力の良い笑顔と優しい声を作って言った。
「おじさんとおはなしをしましょう」
ガキがまた扉を閉めた後どれくらい待ったかな?、めっちゃ待ったぞ!、扉の外で気配がするから居るのは分かってんだ。
俺が待ちきれずにベッドから立ち上がろうとした時扉が少しだけ開いて、手だけ出して俺を手招きしやがった。
だから何なんだよ怖ぇえんだよ、こっち来いって事なのか?。
俺が部屋から出ると奴がいない。
周りを見渡すと廊下の曲がり角の所から手だけ出してまた手招きしてやがる!。
そっち行くとまた奴が居ねぇ!、俺の目の前には部屋があった、ここに入れって事か?、上等じゃねぇか、お前なんざ怖かねぇ!、入ってやらぁ!。
俺が部屋に入るとまた奴が居ねぇ!、かわりにテーブルの上にうまそうな飯が置いてあった。
奴はどこだ!、そういえば俺は腹が減ってたんだ、食っていいのか!。
部屋を見回すと今俺の入ってきた入り口の扉が少し開いて奴が俺をじっと見てた!、待て、お前いつの間にそこに移動したんだよ!、廊下に隠れるとこなんてなかったじゃねぇか!。
だがそれどころじゃない、俺は今腹が減っているんだ。
「・・・食っていいのか?」、返事がない。
扉の隙間から奴が頷いたのが見えた。
料理を見る、凄くうまそうだ。
「・・・食うぞ」、返事がない。
また奴が頷いた。
どうやら食っていいらしい。
飯・・・いやこれは料理って言うんだろうな。
皿の上にパンが3つ。
香ばしい香りがする、茶色の表面は何か塗ってあるのか艶がある、2つに割ると中は白くてフワフワだ。
もう一つの皿はスープか、透明でサラサラしたスープだ。
何かの肉、臭みが全然ないな、ニンジン、芋、豆、大根、緑色の葉っぱみたいなのも入ってるぞ、どれも柔らかくて口の中で溶けるようだ、えらく高そうなハーブの香りがする。
最後の皿は鶏肉のようだ。
ニンニクと香辛料の良い香りがする、俺が食いやすいように小さく切ってあるのか?、フォークを刺したら肉汁が溢れてきた。
これは何の飲み物だ?、ハーブ水みたいなやつに柑橘系の風味がする、酸味が爽やかだ。
少し冷めてるがまだほんのり温かいな、いや待て!、これは俺と奴があの部屋であれこれ心理戦やってなきゃ熱々だったんじゃねぇのかよ!。
俺は夢中で食った、旨すぎて泣きながら食った。
久しぶりにこんなうまい飯を食った、満足だ、ある残念な一点を除いてな。
飯を食ってる時ずっと扉の隙間から奴が俺を見ていた・・・。
俺はまた全力の笑顔と優しい声色で奴に言った。
「こっちに来て座ってくれないかな、おじさんとお話をしよう、大丈夫おじさん何もしないよ」
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